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2012年7月19日 (木)

たきがしら湿原のヘイケボタル (2)

今シーズンのホタル撮影は終了と宣言しましたが、舌の根も乾かぬうちに再度たきがしら湿原詣でです。
薄明途中から撮り始めると、刻一刻と明るさが変わるので、露出が本当に難しい。
それに、あそこから撮ってみたい、ここから撮ったらどうなんだろう、右手の湿原の奥はどのくらいホタルが生息しているのだろうか・・・などと疑問が生じてきて。
18日に行ってきたのですが、16日に比べて感覚的には15-20%減といった感じでした。
それでもピークの20時から20時40分にかけては、改めて異次元の世界を堪能できました。
(右手奥の湿地帯には、なぜかほとんどホタルはいませんでした。特にヘイケは皆無。たまにゲンジが沢沿いを飛んでいるだけでした。)

来る前に、湿原から5km手前にある七福温泉に立ち寄り、汗を流しました。
ここは17時以降の入館なら、料金が300円で入ることができます。
冷鉱泉ですが、硫黄が含まれているため長湯は禁物。
ぼくは休憩室で20分くらい大の字になっていました。
ロビーに素晴らしい天体写真が飾られていると聞き、それが見たくて入ったのですが、なんとその写真、沼澤茂美さんのものでした。
構図を見てびっくり。
天の川が垂直に立ち上がっています。写っているホタルはゲンジボタルですね。
これは0時~0時40分くらいの間に撮られたものです。ホタルは深夜にももう一度飛翔のピークがあると言いますが、その頃に撮影したのですね。
トータル5分の複数の写真を合成したとコメントが書いてありましたが(恐らくISO1600, F2.8, 1分X5枚といったところかな?)、深夜でもこれだけホタルが写るのですから驚きです。
たきがしら湿原の本当のピーク、来年こそはこの目で見てみたいと思います。
それにしても沼澤さんの写真は骨太です。
構図も完璧。あえて天の川がこの位置になる時間帯を選んだのでしょう。
プロのなせるワザです。
見るものの心に訴えかける圧倒的な何かがある。

Img_0781_0866p_2

EOS60Da + SAMYANG 35mm F1.4
(ISO800-1600, F2.8 & F2.5, 10-30秒で2フレームをモザイク撮影。各フレームは総露出時間約15分、比較明合成)

どうしても完成させたかったminiパノラマを、目を付けて置いた場所から撮り直し。
左右のフレームの明るさや色調を合わせることが非常に難しく、前回も前々回もボツを連発してしまいました。
沼澤さんの写真に感化され、今度はなんとかモノにすることができました。
(横幅1600pixelあるので、是非拡大してご覧下さい。)

Img_0876_0889p_2

EOS60Da + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 EX DC HSM

20時50分から57分にかけて撮った複数のコマを比較明合成したものです。
40分過ぎには一気にホタルが減ってきたのですが、期せずして薄明が終了に近づくとともに天の川が見えてきたので撮影開始。
三脚の脚は伸ばさず、低アングルから撮っています。

Img_0897_0926p_2

EOS60Da + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 EX DC HSM

21時を過ぎるとホタルは激減したのですが、15分頃にはやや復活。
ヘイケの活動は早めに終了するようで、21時15分以降はゲンジがメインだったと思います。
こちらは21時から21時15分の間に撮ったコマ(比較明合成)と、その直後にポー赤で追尾撮影した1枚を合成した写真です。
湿度が高く、薄雲が多かったので天の川は変な色になってしまいました。
このやり方だと、ホタルの活性度が高いときは空の部分にもホタルの光跡は残るわけで、それがカットされてしまうのが難点です。
帰り支度を始めるとすぐ曇ってしまいました。
こちらが空に注意を向けるといつも自然と晴れてくれるのですが、帰宅モードになると雲が湧きます。不思議です。

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コメント

お久しぶりです。
場所はどこかと思ったら、常浪川水系まで
行かれたのですね。良い川です。
素晴らしい私の理想とする蛍と天の川の写真です。APSサイズ用対角魚眼が欲しい!

Keroさん、お元気でしたか?御神楽岳周辺は山懐が深いので、手つかずの自然が残っている貴重なエリアです。室谷集落近くの大沼付近にもホタルがたくさんいるのではないかと。
シグマがAPS-C専用円周魚眼レンズを出してますよ。4.5mm F2.8 EX DC、MTF曲線も悪くない。どうです?ちょっと暗いですが、8-16mm F4.5/5.6 DC HSMも光学性能はいいみたいですね。

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