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2012年6月の14件の記事

2012年6月30日 (土)

再びアヤメ園へ

24日に今年初めて地元のアヤメ園へ行ったのだけど、天気は曇りがちでした。
翌日から快晴となり、夜間もひたすら晴れ間が続きました。
体力的にはボロボロだったけど、どうしてもアヤメと天の川のコラボの絵を撮りたく、26日もう一度深夜に五十公野へ向かいました。

Img_0019p

EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.2, 45秒 (追尾撮影)

残念ながら、最近まで低温傾向が続いていたのと降雨の少なさから例年よりアヤメたちの生育は大幅に遅れており、この日もまだ5分咲き程度。
従って、花の群生を入れようと思ったら構図はごくごく限られてしまいます。

Img_0023

EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 35秒 (追尾撮影)

空気が乾燥しているので、市心に近いロケーションの割には低空部までクリアな天の川を撮ることができました。
駐車場入り口やトイレ手前に立つ、無意味に明るい水銀灯(及び立ち並ぶ自動販売機の照明)がなければ、湖(ますがた)に写る天の川の姿でさえ撮ることが可能でしょう。

※60Daインプレッション : この日がファーストライトとなった60Daについて、簡単に感想を述べます。まず、ホットピクセルが皆無であることに驚きました。ISO3200でも撮りましたが、輝度ノイズは増えるものの、カラーノイズは1600とほぼ同じレベル。色調に変化もありません。何より画像処理でのカラーバランスの取りやすさは特筆もの。
ほとんど、Photoshopの自動トーン補正一発でこの色になるんです。
人工光源の入り交じった夜景を除き、自然光のみで構成される風景でしたら、一般撮影でも十分このカメラは使えると踏んでいます。

2012年6月29日 (金)

村松浜から星を見る (2)

村松浜から直線距離で約1km内陸部へ移動すると、チューリップの栽培で有名な宮川のチューリップ畑があります。
チューリップの季節が終わると野菜やたばこが栽培されているのだけど、ここは一切外灯がないのでかなりクリアに天の川が見えるのではないかと思っていました。
で、村松浜から移動してきたのだけど、想像通りなかなかの星空を拝むことができました。

Img_4667

EOS60D改 + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 DC HSM
ISO1250, F2.8, 35秒 (追尾撮影)

とはいえ、舗装されている農道沿いには電柱が立ち並んでおり、場所探しにちょっとだけ苦労しました。まあ、なんとか電柱のない道を見つけ、そこで撮影開始。

Img_4669p_2

EOS60D改 + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 DC HSM
ISO800, F4.0, 190秒 (追尾撮影)

お決まりの天の川全景です。
こういった超広角だと四隅は新発田市や東港、胎内市の光害で明るくなりますが、空気が乾燥しているせいで漆黒に近いバックグラウンドを簡単にあぶり出すことができました。
眼視においても天頂付近は胎内平の良いときの空と何ら変わりのないザラツキ度で、身体に震えが来ました。
折しも天の川は垂直に立ち上がり、視界が広いため、なかなかの迫力です。
空が広いと気持ちも大きくなります。

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EOS60D改 + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 20秒 (追尾撮影)

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EOS60D改 + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 25秒 (追尾撮影)

いつぞや県北の大毎の山中で撮った同様の構図の天の川に比べたら(短時間露出でもあるし)おとなしい写りですが、これでいいんです。
我々の銀河系の中心は射手座にあるのですが、今まさにぼくの視線の先にあるのが射手座、つまり銀河の中心部。
銀河からある種のエネルギーが流れ込んでくるのがわかります。
素敵な、そして不思議な夜でした。
ちなみにこの日の夜は流れ星がバンバン流れました。
中火球2個、小火球4個、小さめの流れ星6~7個は見たなあ。
途中からこちらの意識と同調して現れるような感覚に陥り、流れ星が自分の細胞の一部であるかのような気持ちになりました。
ぼくたち一人一人がきっと小宇宙なのでしょう。

2012年6月28日 (木)

村松浜から星を見る (1)

新潟平野の海岸部から天の川を見たら、どんな感じになるのでしょう。
好天続きで空気の透明度が良いので、案外くっきり見えるかも。
ということで、月の沈む頃を見計らい、自宅出発22時20分。
向かった先は胎内市塩の湯温泉裏手の村松浜(25日撮影)。
ちなみに、今回も赤道儀はスカイバードのPanhead EQです。

Img_4640

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1000, F2.8, 45秒 (追尾撮影)

Img_4646

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.5, 20秒 (追尾撮影)

東港方面です。さすがに明るいですね。
でも、負けず劣らずアークトゥルスも明るい。
その下にもやもやっと小さな星が密集して見えますが、この辺が髪の毛座や乙女座。
無数の系外銀河が密集していることで知られています。

Img_4643

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.5, 20秒 (追尾撮影)

こちらは村上市の方角。漁船の漁り火が明るい。
真っ正面に北極星、左に北斗七星の下半分、右にカシオペアの一部が写っています。

Img_4641p

Img_4642

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F3.5, 190秒 (追尾撮影)

この場所から、天の川を撮ってみました。
参考までに、画像処理を施す前の画像を掲げておきます(上の白っぽい写真)。
天の川の下の方は、新発田市の光害の影響をかなり受けています(グラデーションツールで補正してはいますが)。

Img_4660

EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO800, F3.5, 180秒 (追尾撮影)

時刻は0時19分。
天頂付近の透明度は抜群です。深夜に入っても光害の強さはほとんど変わりませんが、天の川の輪郭は肉眼ではっきりわかります。
レンズを魚眼レンズに付け替え(35mm換算16mm)、天の川全体を捉えてみました。
やっぱり天頂付近はなかなかの写りです。変な色被りもない。
潮風が心地よかったです。

2012年6月27日 (水)

EOS 60Daのダークフレームテスト

どうやら60DaのCMOSは厳選されたそれが使われていることが明らかになってきたので、60D改から乗り換えるべく購入しました。
ここ数日、X6iも含めいろいろテスト撮影してきましたが、ダークを撮ると確かに60D改に比べて違いが認められました(X6iのダークは大きく劣るので、ここでは結果をします)。

Hikaku_iso1600

室温23度、ISO1600、露出5分のダークです。
RAWで撮影、DPPで現像しています(+1EV)。ピクチャースタイルは忠実。
ぼくの60Dは誠報社での改造。
ここでの改造機は、ホワイトバランスオートのポジションに、あらかじめ今回の60Daのごとく普通の撮影でも使えるよう、ホワイトバランスを整えた設定が記憶されています。
ちなみに、ハワイとバランスを太陽光にすると、ちまたの改造機同様、色調はピンク褐色になります。
なので、ホワイトバランスはどちらもオートの設定です。それにしても、色味が違いますが、このレベルではノイズの質や量に、大きな違いは見られません。

Hikaku_iso3200

ISOを3200に上げ、現像時+2EVとしてさらにノイズを強調してみました。
60Daの方がノイズが滑らかで、赤いつぶつぶが少ないことがわかります。
ここではピクセル等倍画像ですが、全体像を見ると違いはもっと直感的にわかります。
とはいえ、もともとぼくの60Dは非常に優秀な個体で、違いは巷で騒がれているほど大きくはありませんが。

60d_60da_photoshop

ISO1600、5分で撮ったダークをフォトショップで現像してみました(各パラメーターは初期設定のまま。露光+1EV)。
予想はしていましたが、DPPよりはるかに黒っぽくなりました(ただし、こちらはピクセル等倍ではありません)。
ここにおいて、60Daは明らかなアドバンテッジを示しています。
ひたすら真っ黒。
ぼくは天体写真や星景写真ではほぼ100%Photoshop CS5で一環処理していますので、これは期待できます。

Daytime_comparison

ついでに、一般風景をX6iも交えて撮ってみました。
(レンズは共通で、シグマの17-70mm F2.8/4 DC OS HSMの70mm側を使用。)
この風景はぼくの部屋から見えるもの。つまり、撮ってその場でパソコンモニターに映し出される実際の色合いを比較することができます。
意外や、もっとも現物の色に近かったのは、ホワイトバランス太陽で撮ったときの60Daでした。
誠報社改造の60Dのオートも悪くありませんが、色の階調がやや単調かなという感じ。
60Daの方が立体感があります。
実は昨年マウイ島を旅したとき、この60D改1台で通したのです。
思ったより昼間の風景でもまともな色調で撮れましたが、問題だったのはAFの精度。
60Daもメーカーサイドでは300mm以上の望遠レンズを使った撮影においてはマニュアルフォーカスするようにとコメントしていますが、60D改は通常の焦点距離においてもピントを微妙にはずことが多かったです。
60Daはホワイトバランスオートでも太陽でも結果が予想できる色合いになるので、これは一般撮影においても使いやすそうです。

※おとといの夜、60Daで初めて星を撮ってみましたが、画像処理がとてもラクだったことを書き添えておきます。人工光が混じり合った難しい状況下でも、ナチュラルな色合いに写ってくれました。

※X6iと60D改で、室内をISO6400で撮って比較したところ、こちらはわずかですがX6iの方が色ノイズが少なく、シャープ感がありました。天体写真など、長秒露光には向かないと思いますが、2~3秒以内の撮影でしたら素晴らしい絵を吐き出してくれます。
ちなみに、Imaging Resourse というサイトで、客観的に主なメーカーのDSLRの高感度画質を比較することができます。
二つの絵柄で各メーカーの主力機種をISO12800もしくはISO6400で比較したところ、キャノンの5D3が一番良かったです。X6iも悪くない。60Dと同等か、わずかに上だと感じました。
G1Xもなかなか。7Dはわずかに60Dに劣るでしょうか(この辺も、両機種所有しているぼくの感想と同じです)。
他のメーカーでは、大ヒットしたオリンパスのEM-5が検討していましたね。
一方、ニコン機は??でした。特に、APS-C機でありながら、画素数を一気に上げてきたD3200の絵はかなりノイズまみれ。D800でさえ・・・あとはみなさんがご自分の目で確かめてみてください。

2012年6月26日 (火)

アヤメの園に昇る天の川

新発田市郊外の丘に、60万本が咲き誇るアヤメ園ががあります。
そこは丘の真ん中の窪地にあるため、市街地や公園の人工光が遮られてかなりの暗さとなります。
とはいえ最近の流行にのっとり夜間は無粋なライトアップがされるのですが、それも21時まで。
24日の夜はほぼ曇っていましたが、日付の変わる頃になって雲が取れてきました。
自宅から車で6分、22時半にいそいそと出撃です。

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EOS 60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO3200, F2.8, 30秒 (追尾撮影)

残念ながら満開どころか、35-40%くらいしか咲いていませんでした。
なので、構図はかなり限定されてしまいます。
この日から、スカイバードの新しいポー赤”Panhead EQ”を投入してみました。
使い勝手、120%満足です。バックラッシュがほとんど問題にならないのがいい。
価格的にはビクセンのポラリスと同等だけど、中身は300%上をいっています。

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EOS 60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 30秒 (追尾撮影)

できればきれいな天の川を撮りたいですが、どの瞬間も一期一会。

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EOS 60D改 + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 25秒 (追尾撮影)

真ん中の明るい恒星は、うしかい座(Bootes)のアークトゥルス。
なにか、強い意志を感じる光です。

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EOS 60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.2, 30秒 (追尾撮影)

桝潟とアヤメ園の間にかなり広い湿原があるため、周辺はホタルにとっては絶好の生息環境。
市の側ではまったくホタルを保護しようとか増やそうとする気はないようですが、本気になってホタルの増殖に取り組めば、このアヤメ園はホタルの乱舞が同時に楽しめる、全国でも希有な花の園となるでしょう。
23~0時の間、特に園の一番奥のあたりでホタルをかなり見かけました。
たまに園の中央まで遠征してくる個体がいて、たまたまそんな気まぐれ蛍が映り込んでくれました。

2012年6月25日 (月)

加治川上流の渓谷美

24日に加治川で撮ったビデオです。
X6iのテストを兼ねています。
この機種から動画でズーミングを行っている最中にもAFが効くようになり、内蔵マイクがステレオになるなど、動画機能が進展しました。
もっとも、マイクはオーディオテクニカの外付けマイクを使っていますが。
これを使うと、特にキャノンの同時発売されたレンズを使わなくとも、ズーム音が入ることはありません。
18時を過ぎているし、深い渓谷の底にいるので、さすがにAFは迷いまくりでしたが、画質は文句なしです。

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X6iでのファーストライトです。
それぞれ、2枚ずつモザイクしています。
天体写真でモザイク撮影は珍しくありませんが、風景写真でもこのワザを用いると、より精細感のある絵が撮れますね。
6月は1年で渓流がもっとも美しい季節。
加治川上流はひたすら断崖絶壁が続くので、昔も今も訪れる人はわずか。
15年ぶりの沢歩き、結構冷や汗ものでしたが、水の清澄さは期待以上のものでした。

2012年6月16日 (土)

天の川と戯れる

6月14日、2日連続で県北へ遠征です。
今日はより完璧な暗い空を求めて、岩船北部広域農道を天蓋からさらに北へ行ったところの棚田地帯上部です。
この場所では前回星景写真を撮りましたが、その場所よりさらに奥まったところへ行ってみました。新規の場所です。そして、ここは地形的にもより魅力溢れる場所でした。

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EOS60D改 + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE DC HSM
ISO1250, F2.8, 1分

時刻は22時。残念ながら、空がよくありません。霞がかった空で、星の光が弱い。
この頃になっても空がもや~として明るいので、ISOをいつもの1600からやや下げて撮影しました。
幸いかなり大きな流れ星が写ってくれました。
この日は流れ星が多く、5~6枚のカットに写っていました。こういうことも珍しい。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC(24mmにて)
ISO640, F3.5, 4分 (3枚コンポ)

レンズテストを兼ね、タムロンの新型標準ズームで天の川をたくさん撮りました。
F3.5から周辺部の星像もよくなってくるようです。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC(24mmにて)
ISO800, F3.5, 4分 

このままカメラを横にずらしてモザイクするつもりが、直後に曇ってしまい、念願ならず。
23時を回ると空気が湿り気を帯びてきて、レンズが曇るようになりました。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC(24mmにて)
ISO2000, F2.8, 35秒 

この構図、NASAのAstronomy Picture of the Dayの過去の写真のパクリです。
これも追尾撮影しています。星を点に写したかったので。
一時的に透明度が上がった瞬間を狙いました。
もっと垂直に天の川が立ったときに写したいのですが、あと30分もすると月が昇ってきます。この次の新月期の課題ですね。
NASAのそれは立っている人間の背後に天の川の輝きで影ができていますが、日本の天の川ではそこまではいきません。
もっとも、最高度に透明度の高い夜ならかすかな影は生じるかも。
その辺も検証してみたいです。

2012年6月15日 (金)

天蓋で星遊び

昨日の記事の続きです。
天気もよく、月が昇る予定の0時まで、薄明終了から3時間満天の星空を独り占め。
特に撮りたい対象があったわけではないので、その場の気分でホイホイとレンズをあちこちに向けていました。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (170mmにて)
ISO1600, F3.2, 4分 (ワンショット)

まずは、真っ先に磁石のように吸い寄せられた白鳥座の散光星雲から。
この前に光害カットフィルター(IDAS P2)を付けて8枚ほど撮影したのですが、ガイドがイマイチ不調で、周辺部の星がかなり流れてしまいました。
一応画像処理はしましたが、フィルターのおかげで赤い星雲部の濃度は3倍くらいに上がるものの、微妙な色合い、階調は逆に狭まるのです。
このフィルターは、文字通り光害地で使うのが無難のような気がします。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (70mmにて)
ISO800, F3.2, 6分 (with P2 filter、ワンショット)

もちろん、昼間入手したばかりのタムロンの標準ズーム24-70mmも使ってみました。
キャノンの望遠ズームの70mmとタムロンのそれの70mmを撮り比べたのですが、キャノンの方が優れた描写を見せてくれました。
なにより、ピント合わせの段階でシャープさの違いが実感できるのです。
液晶モニターに恒星を10倍表示させ、さらにそれを手持ちの5倍のルーペで拡大するという原始的な方法を用いているのですが、キャノンの方がピントの山がつかみやすい。
タムロンも悪いわけではありません。しかしながら、広角側のみならず、望遠側でも最周辺部の星像はやや楕円気味になります。口径食の影響が感じられます。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (170mmにて)
ISO640, F3.2, 4分 (ワンショット)

白鳥の次は天の川の中心部にほど近い、たて座のスタークラウドです。
双眼鏡で南の天の川を端から端まで観察し、最も引きつけられたのがここでした。
去年も結果は同じでした。もっとピンポイントでいうと、球状星団のように星が凝縮して見えるM11(中央やや左)。
不思議ですね。
特に赤い星雲があるわけではありませんが、星の一つ一つの精細な輝きが見事です。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC (24mmにて)
ISO640, F3.5, 4分

最後に、お決まりの天の川中心部を撮って終了。
時刻は0時1分、もう少しで月が昇ってくる時間です(それほど明るくないとは思うんですが)。
丁度曇ってきたので頃合いよし。

※実は翌日も撮影に出かけ、さらにタムロンのこの新型標準ズームを使ってみました。
絞り開放だと周辺部でどうしてもコマ収差や口径食が目立ちがちになります。
F3.5からが、個人的には許容範囲。
あと、レンズが望遠側で伸びるので思い切りフロントヘビーになります。
レンズ重量がもともとあるので、バランスのことも考慮すると広角側24-35mmあたりで使うのが無難だと思います(星を写す場合)。
色収差は少なめでした。
PhotoshopではCS6からこのレンズのプロファイルが使えるようになるとのことで、CS5ユーザーは恩恵に預かれません。これはちょっと想定外でした。

2012年6月14日 (木)

銀河絵巻とバラ

タムロン24-70mm F2.8 Di VC USDの中古を買いました。
まだLenstip.comやGANREFでのテストはなされていないけど、APS-C機で使う限りにおいてはまあ問題ないだろうと。
24,35,50,70mmをそれぞれ単焦点で揃えていくと(モノにもよりますが)、今度出るキャノンの24-70mmより高くなってしまいます。
キャノンのそれは残念ながら手ぶれ補正が付いていないので、一般撮影のことを考えたらタムロンの本レンズが断然有利。

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てなわけで、せこくヤフオクで中古を(といっても発売されたばかりなので新品同様といえます)ポチった次第。
早速庭のつるバラを撮ってみたのですが、なかなかいい感じ。
ところで、キャノンから天体写真用にフィルター特性を変更したEOS60aなる機種が発売されましたが、このモデルのウリはカラーバランスがある程度一般撮影にも使えるよう調整されている点にあります。
天文ショップでの改造機で昼間の風景を撮ると赤っぽくなりますから。
ところが、誠報社さんで改造を行うと、キャノンの新製品のようにホワイトバランスを調整してくれるんです。
上の写真は誠報社で改造したEOS60Dで写したもの。ホワイトバランスはオートのまま。
ほぼ撮って出しの状態です。わずかに寒色に傾いていますが悪くない。

さて、月の出がどんどん遅くなってきました。
13日の場合、月が沈むのは(日付が変わって)0時36分。
薄明終了が21時4分なので、3時間は闇夜が楽しめます。
県北へ行けば晴れるような気がしたので、天蓋高原へ足を運びました。
(本当は朝日スーパー林道の鳴海金山あたりへ行きたかったが、高根より1km先で道路に柵がしてあり、通行止めの表示が。鳴海金山のオープンは役場のHPによると7月上旬となっているので、それまでは行けないみたい・・・)

Panorama_p

レンズはくだんのタムロン24-70mm、カメラはEOS60D改の組み合わせで撮った画像(焦点距離24mmにて)を、6枚横に繋ぎ合わせたものです。
これはPhotoshopのphotomergeという機能を使ったのですが、なにせPCを使ってモザイク撮影しているわけではないので、このくらいの枚数になるとどうしても上下を大きくカットせざるを得なくなります。
そのため、巻物のようになってしまいました(^^;)
縦位置で写せばいいのでしょうけど、面倒くさい。
この日はくっきり遠くの山が見えていた昼間とは打って変わり、夜間はもや~とした空でした。もっと完璧な透明度で、天の川がもう少し昇ってきたときに縦位置モザイクをやると面白そうです。
(*ココログではアップロードできる画像の横幅が最大1600ピクセルまでとなっているので、これが最大です。もっと大きい画像をお見せしたいのですが・・・)

2012年6月12日 (火)

冬鳥越スキーガーデンはほぼ満開

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でした。

2012年6月 7日 (木)

カーブドッチと越前浜

そろそろカーブドッチのバラが満開になっている頃だなあと思い、角田山の麓のカーブドッチへ。
カーブドッチのある集落は越前浜という名前ですが、今回はバラの他にもうひとつ目的がありました。それは西遊寺を訪ねること。

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戦国大名の朝倉氏は義景の代で絶滅したことになっていますが(傍流は除く)、この地には愛王丸伝説が残っているのです。
愛王丸は朝倉家の家臣28人と船で角田山の裏に上陸、やがてこの地へ来て集落を形成、それが越前浜集落の始まりだというのです。
愛王丸はのちに得徳し、西遊寺の初代住職となりました。
http://www.niigata-map.com/category/niigata
http://www.makiko-doso.jp/makitalian/21.html
初めて越前浜を散策しましたが、ここはいいところですね。
特に国道402から海側の家並みは時が止まったかのような静けさです。
ある種の懐かしさが押し寄せてきます。
カーブドッチへ来たなら、是非集落も散策されてみてはいかがでしょうか。

さて2年ぶりのカーブドッチ、いつのまにか新しいブティックワイナリー”フェルミエ”が建っていました。
花壇も美しく手入れされ、花たちも嬉しそう(最後の2枚がフェルミエの花壇で撮ったものです)。

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宿泊施設の建設が始まってから、バラたちは元気をなくし、他の花たちも精気をなくしていたのをぼくは感じ取っていました。エクステリアの変更で、伐採された花も少なくはなかったですし。
だからいつしか足が遠のいていたのですが、花の園は見事に復活していました。
HPで知ったのですが、4年前から専属のガーディナーを雇い、その方(肥田野さん)に任せていたようです。
特に、ロングボーダー沿いのイングリッシュガーデン風花壇が素晴らしかった。
ここができた直後に来たことがあるけど、花たちのボリュームは数倍に増え、すっかりなじんでいるようでした。

2012年6月 4日 (月)

愛はいつでもここにある

去る日曜日、金宝寺の青年僧・友人A君の檀家披露宴の写真を撮ってきました。
う~ん、これほど和気藹々とした雰囲気の中で写真を撮ったことはないかも。
かなりの数のゲストがいたのですが、酒が入っても乱れる人がいるわけではなく、その日の主人公のA君夫妻が醸し出す”愛”のバイブレーションが全員に音叉のごとく共鳴し、会場は終始適度に締まった和やかさが支配しているのでした。

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二人のオーラは、太陽のようにきらきらと輝いていました。
そして、前述したように会場にいるみんなのオーラも。
二人は奇しくも”命”に直接携わる仕事をしています。天命なのでしょうね。
その場にいることができて、ぼくはシアワセでした。
なぜなら、亡き両親や妹たちと暮らしてきて最も幸せだったときの無数のビビッドな感覚がまざまざと蘇ってきたからです。
あの感覚は過去に置き去りにされたのではなく、いつだってここにあったのです。
本当におめでとう、A君。未来永劫お幸せに!

2012年6月 2日 (土)

棚田と天の川 (4)

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EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F3.2, 60秒 (追尾撮影)

時刻は1時38分。相変わらず湿度は高いけれど、天の川のコントラストは最高潮に上がってきました。極私的、本日のベストショットです。

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EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F3.2, 60秒 (追尾撮影)

レンズを反対側へ向け、北半分の天の川を撮りました。
アンドロメダが下の方に写っています。
こちらの方角はさらに湿度が高いようで、下半分が変な色に被っています。
このあと、レンズが曇ってどうしようもなくなったので、もう1本の広角レンズに切り替えました。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

時刻は2時5分、天の川が垂直に立とうとしています。
この1枚のみ、色調を青っぽく(つまり好みの色合いに)してみました。
場所も100mほど移動しました。

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EOS60D改 + ROKINON 35m F1.4
ISO500, F3.2, 4分 (追尾撮影)

最後にレンズを再びSAMYANG(ROKINON)の35mmにチェンジし、天の川の中心部を撮影して終了。丁度、薄明も始まりました。夜は短く、あっという間でした。
本当にこのレンズはピント合わせがシビアで、このカットも微妙にずれています。
この日撮った中で、このカットのバックが最も黒く締まっています。いかにこのときの空の条件がよかったか、今更ながら写真をフォトレタッチしながら感慨にふけるのでした。

2012年6月 1日 (金)

棚田と天の川 (3)

30日夜、棚田の規模はやや劣るものの、村上市の光害の影響の少なさでは最近訪れた2箇所を上回るであろう、大毎の棚田へ行ってきました。
高根と天蓋高原を結ぶ岩船北部広域農道を天蓋を過ぎてそのまま北上すると、右手に棚田が現れます。
前2箇所同様、棚田に面して人家はありません。集落は1~2km以上離れたところにあるのです。従って外灯もなく、かなりの山中にあるため、特に今回取り上げた場所は、一般的な星見スポットとしても理想的です。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1000, F3.2, 35秒 (追尾撮影)

この日の月没は、日付が変わって31日の0時55分。
上の写真の撮影時刻が0時25分なので、まだ月が出ています。
そのため、やや青白い明るみが感じられます。
(この日の写真は、星がわずかに流れて写っているものが多いです。頻繁に構図を変え、バックラッシュが完全に解消しないうちに撮影したからです。反省・・・)

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1250, F2.8, 55秒 (追尾撮影)

撮影時刻は0時59分。やっと月が沈みました。
見るからにあたりはいっそう暗さを増し、眼前にモノクロの龍が全容を現しました。
最初の写真との微妙な色彩や明るさの違いがわかることと思います。
残念ながらこの日はとても湿度が高く、レンズがすぐ曇ってしまう状況。
確かに光害はこの場所では一切感じられないのですが、時々変な色に被ってしまいます。

Img_4433_2

EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F3.2, 60秒 (追尾撮影)

時刻は1時18分になりました。時折低空を雲が流れますが、コントラスト抜群の空です。
ところで、大毎集落上部の棚田ですが、残念ながらその半分近くは休耕田になっていました。
もっと絵になる場所が幾つもあったのですが、それらは全て田んぼに水が入っていなかったのです。先日行った西会津町高陽根の棚田といい、ちょっと残念です。

Img_4434

EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO800, F3.2, 4分 (追尾撮影)

松の木平で撮ったときの同様の構図の写真と比べると、右の天の川の付け根部分は明らかにくっきり度が強いです。

Img_4437

EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1250, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

カメラを背後、つまり北に向けて1枚撮ってみました(正確には、正面が北北西になっていますが)。
北斗七星、北極星、カシオペアが並んでいます。
右端に天の川が切れ目が写っています。北の空は地味です。

Img_4435

EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F3.2, 60秒 (追尾撮影)

1時26分、天の川がだいぶ直立してきました。
2時頃にはほぼ垂直に立ち上がるでしょう。(続く)

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