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2012年5月の18件の記事

2012年5月30日 (水)

星景写真の写し方

最近いろいろな方から「どうしたらああいうふうに写せるんですか?」と聞かれるので、僕なりのノウハウをまとめてみました(初心者向けです)。

(1)カメラのボディー
 デジタル一眼レフカメラが必須です。ミラーレス一眼でも撮れますが、画質的には前者に及びません。ただし、オリンパスのOM-D EM-5は著しく高感度特性が改善されており、充分使えます。メーカーはキャノンがお勧め。星を写すと、カメラやレンズのあらが非常によくわかります。究極の光学テストをしているようなものですから。天体写真をやる人のほとんどがキャノンユーザーですが、そこにはそれなりの理由があるのです。
高いフルサイズ機を買う必要はなく、Kiss X5で構いません。ただし、世代が古くなるごとにノイズ量が増えます。個人的には、X5や40D以降からのカメラをお勧めします。

(2)レンズ
 開放F値が2.8のもの、もしくはそれより明るいものが必須。できれば単焦点が望ましい。
広角レンズはどんなレンズでも周辺部の星は大なり小なり楕円形や線状に写ってしまいます。特にズームレンズではそう。ただし、明るい単焦点広角レンズは高いです。そこがネック。
地上風景と星を一緒に絡め撮る星景写真では、カメラを三脚に固定してバルブモードでたっぷり露出をかけるやり方(これだと、星は点にはならず、放射線状に写ります)、赤道儀を使ってカメラを自動的に動かすやり方(これだと逆に地上風景が流れてしまうので、星が点に写る代わりに地上風景はぼんやりとしてしまいます)があります。
難しいのは後者。ここ数年のデジタルカメラのノイズ特性の進歩のおかげで、やっと地上風景と点としての星を同じ構図に収めることができるようになりました。
1分までの露出時間でしたら、赤道儀で追尾させても地上風景の流れがほとんど気にならないレベルに収まります(もっとも、感じ方には個人差がありますが)。2分だと個人的にはNGです。
ISO1600でF2.8で1分。これが暗い空でのぼくの基準というか、スタンダードです。
(絞りがF4のレンズだと、露出時間を2分に延ばすか、ISOを3200に上げるかしなければなりません。しかし、APS-C機ではISO1600以上はノイズがひどくなり、画質のクオリティーは大幅に下がります。マイナス面を覚悟すれば撮れないことはないのですが。)
地上風景を含めずに、空だけを視野に入れて天の川を撮るのであれば、開放F値が2.8より暗いものでも構いません。ズームレンズでもオーケー。赤道儀を使うという前提であれば、地上風景の流れを考慮する必要がないので何分でもたっぷりと露出をかけてあげることができるからです。

(3)赤道儀
 例えば10mmの超広角レンズを使うなら、赤道儀を使わなくとも15秒程度でしたら星が点に写ってくれます。しかし、50mmの標準レンズを使うなら、5秒でも流れが目立ってしまいます。
どんな焦点距離にせよ、星を点として写すことにこだわるなら、やはり赤道儀は必要です。その場合、大きく高価なものは必要なく、ポータブル赤道儀と呼ばれる安価なもので結構です。昨年秋にビクセンから発売されたポラリエや、アイベルのCD-1などが最も安く、3~4万で買えます。
 繰り返しますが、星がある程度流れてもいいのなら、赤道儀は用意する必要はありません。しかし、その場合でもバルブモードで1分以上露出をかけることがあるので、リモコンは必要。闇夜でないとき、街明かりの影響がある程度ある場合は20-30秒程度で適正露出になることもあり、その場合はマニュアルモードで撮れるのでリモコンは必要ありません(多くのカメラでは30秒がシャッタースピードの上限となっています。それ以上はBモードに設定します。コンデジはBモードを備えていないので、星空を写すには不適当です。ISOが同じ1600でも、ノイズ量が決定的に違います。なので画質的にも著しく劣りますから星を写す用途には使えません。)

(4)三脚
 ポータブル赤道儀を使う場合は最低限パイプ径が28mmのもの、固定撮影の場合は25mmのものが必要。カーボンでなくとも構いません。耐荷重はあまり関係ありません。
逆に、カーボン三脚は軽量であるが故に、地面がコンクリートでなくベアグランドであったりする場合には不安定になることがあるので、重しをのせたりして使うあことがあります。風が吹いていれば、軽ければ軽いほど風の影響を受けやすくもなりますし。

(4)画像処理
 天体写真や星景写真を美しく魅せるには、フォトレタッチソフトの習熟が欠かせません。
どんなに高価な機材を使っても、撮影直後の画像は、それはそれは地味なのです。
しかし、一見モノクロに近い地味な画像には多くの情報が隠されています。
Photoshopや、カメラを買ったときに付いてきた純正のRAW現像ソフトによる調整をへて、初めて色やディテールが現れるのです。
 フォトレタッチソフトを使う前に、カメラ側での画質のセッティングは必ずRAWにしてください。JPEGでも撮れないことはありませんが、極端にコントラストを上げることの多いこの分野の画像処理には耐えられないことが多く、階調が破綻するためです。
JPEGは8ビット、RAWは14ビット(オリンパスや一部の入門機種は12ビット)、コアな天体写真家が使う冷却CCDは16ビット。
ビット数が多ければ多いほどひとつひとつの画素に含まれる情報量は増え、強めの強調処理を施しても絵が破綻しにくくなります。また、星の色に深みが出るようになります。
処理の詳細については本当にケースバイケースで、長くなるのでここでは省きますが、カメラ側の設定でもうひとつ注記します。
コントラスや彩度、シャープネスを調整する項目がありますが、これらは全てマイナス側(最低レベル)にしておいてください。これも、少しでも多くの情報を記録させるためです。
例えば晴天時の昼間、公園でバラの写真を撮ったとします。強い反射を受けて白く飛んでしまった部分は、あとで画像処理を加えても失われた情報を復元することができないのです。逆に露出不足でとても暗く写った場合、それはオーケー。画像処理で適正な色彩、明度に戻してあげることが可能です。
星景写真でも、基本的には同じ考え方。好みの色合いや明るさ、輪郭の線の太さは全て最終処理時、つまりフォトレタッチをするときに行います。
Photoshopは高価なソフトですが、利点はたくさんあります。
例えばマスク処理ができること。
田んぼや林をバックに天の川を撮ったぼくの写真では、地上風景部分と星空部分を分けて画像処理しています。
Photoshopを使うと林の複雑な輪郭でも正確に選択することができるので、画像処理の際の自由度が飛躍的に増します。
あと、撮影時に地上風景の一部にLEDライトやストロボを照射する人がいますが、技術的に非常に難しくはあるものの、それだと複雑な処理をしなくても印象的な絵を作ることができます。
個人的にはその場の光だけで写したいのでそのようなテクニックは今は用いていませんが、そういうやり方もあるのだということは覚えておいて下さい。

(5)下準備
 天体写真を趣味とする人は、ステラナビゲーター(他のブランドもありますが)という天体シュミレーションソフトも持っています。ここには地形データも収録されているので、任意の場所の緯度と経度を入力してやると、その場所の地形が眼前に現れます。
例えば、天の川を主役にして撮りたい場合は、このソフトを使うことにより、その場所でも天の川の見え方を計算できるのです。
場所の緯度や経度は、手っ取り早いところではグーグルアースで調べることができます。
こういったソフトを駆使し、予め撮りたい構図を決めてから現場へ向かうことが多いです。
もちろん何の準備もせずに、行き当たりばったりで現場を訪れることもありますが、天の川を絡めた絵を撮るときは、ほとんどの場合、事前のシュミレーションを行うようにしています。
また、最近はスマホやiPhoneのアプリで、天文シュミレーションソフトがあります。
それらも充分使えますので、試してみるとよいでしょう(ぼくはドコモなので使ったことはないですが)。

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EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 1分 (追尾撮影)

これは先日、二王子神社境内で撮った一コマですが、天の川の中心部が茶色っぽく写っていますよね。これについて補足します。
使用したカメラ名をみてください、EOS60D改となっていますよね。
この改は改造の改。天文ショップでフィルター換装をしていることを意味します。
普通のデジカメは赤外線の波長をカットするフィルターが撮影素子の前に付いています。
一方、星はこの波長の電磁波を発しているものが多く、それらの天体の本来の色を引き出すには赤外線カットフィルターをはずしてあげることが必要になってくるのです。
以上、思い切り簡単にはしょって説明しましたが、こういうことなのです。
ただし、星景写真の場合には必ずしも改造する必要はありません。
白鳥座の真ん中のあたりと、射手座を中心とする天の川の一番幅のあるあたりで、わずかに赤っぽく写る部分の面積と赤の彩度が上がるだけです。(天の川そのものも、やや暖色系に写ります。)
逆に、改造機の場合はカラーバランスを取ることが難しくなるので、画像処理の難易度が倍増します。ですから、望遠レンズを使って、散光星雲をカラフルに写したいというのでなければ、特に改造する必要はありません。

2012年5月29日 (火)

異次元の境内

27日の深夜、車で25分の二王子山神社へ行ってきました。
23~1時まで晴れ間が見込まれたためで、新発田市内は曇っていたけど、確信があったので迷わずGO。
おそらくここは類い希なるパワースポットです。
深夜に行くとよくわかるのだけど、境内の30m四方がまるで空気感が違い、すっぽりと円筒状にそこだけ独立しているというか・・・
それはともかく、ここは周囲を高い杉林に囲まれているので、天の川が出ていないときは足下が見えないほど暗いです。
光害も上空には全く感じられず、この日も先日行った村上市北部の棚田で見た星空と同等のコントラストがありました。
着いたときは丁度白鳥座が林の切れ目に顔を出したところで、それからの1時間、あれこれアングルを変えながら撮影にいそしみました。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 55秒 (追尾撮影)

時刻は23時50分、最初のカットです。
今まさに天の川が昇ってこようとしています。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

0時8分、天の川がいよいよ姿を現しました。
肉眼でもはっきりと白っぽいもやもやがわかりました。
透明度はどんどんよくなっているようです。北の低空にあった薄雲もなくなりました。
林や神社の建物は、1分程度の露出では実際には真っ黒にしか写ってないのですが、露光を1.5EVほどPhotoshopで持ち上げてやるとディテールと色彩が現れました。
地上風景は黒いシルエットとして表現するのが一般的かもしれませんが、今回はあえてある程度地上風景のディテールも出してみました。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

縦アングルの二王子神社です。
標高は約200m、登山道の入り口に立っています。
すぐ脇の谷間を渓流が流れており、せせらぎの音が涼しげに聞こえてきます。
大屋根の後ろにサソリ座のアンタレスと三つ星が見えています。
透明度は抜群で、天の川の核心部が明るく浮き出ました。
(一見合成写真っぽいですが、ワンショット撮影です。)

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EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 70秒 (追尾撮影)

今回も使用したレンズは2本。
シグマのフィッシュアイ10mm F2.8と、キャノンの14mm F2.8です。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 70秒 (追尾撮影)

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 70秒 (追尾撮影)

最後のカットを撮ったのが1時ジャスト。
直後に、魔法が解けたような脱力感があり、神社を後にしたのでした。
麓の田貝に着いてから空を見上げてみると、今までの満天の星空が幻であったかのように薄雲で覆われていました。

2012年5月28日 (月)

棚田と天の川 (2)

最近、星景写真を撮るのに使うレンズは二つ。
シグマの魚眼レンズ10mm F2.8と、キャノンのEF14mm F2.8L IIです。
前者は若干ですが、絞り開放での倍率色収差がキャノンのそれより少なく、ピントの許容範囲が広いです。
キャノンの単焦点は、価格がとても高いですが、現時点ではキャノンマウントのレンズで画面の隅まで星がびしっと点に写る広角レンズはありません。
しかし、ピント合わせが非常にシビアです。また、絞り開放では特に周辺部で色ズレが見られます。
画角としては35mm換算で22.4mm、とても汎用性の高い焦点距離で、最も出番の多いレンズとなっています。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F4.0, 4分 (TOAST PROによる追尾撮影、以下同じ)

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EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO800, F4.0, 4分

同じ絞りと露出で、くだんの2本のレンズで天の川全体を捉えてみました。
35mm換算で16mmとなる魚眼レンズは、どうしても地上風景が隅に入りやすいので、構図を決める際には注意しなければなりません。
標高の低いところで撮影する場合は低空に色被りが発生することがほとんどなので、その辺も考慮する必要があります。
しかしながら、射手座から白鳥座までの天の川を収めようと思ったら、キャノンの14mmでははみ出てしまうのです。ですから、目的に応じて使い分けるようにしています。
14mmで撮った方の天の川は、そのとき透明度が上がっていたせいもあり、とても満足のいく写りになりました。
織り姫(ベガ)と彦星(アルタイル)に意識を向けながら構図を決め、シャッターを押しました。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO2000, F2.8, 50秒

ISOを2000まで上げると、一気にノイズが増えます。
その代わり、水田に写り込む天の川、このカットが最もクッキリと写ってくれました。 

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒

松の木平は南の方が低くなっています。
ですから、奥行き感のある構図が得られます。
高根集落のもやっとした蛍光灯の灯りがなければ最高なのですが・・・

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO2000, F2.8, 45秒 

水田に写り込む星が、灯籠のように印象的に写ってくれました。
狙って撮ったものではありませんので、再現性はありません(^^;)

2012年5月27日 (日)

棚田と天の川 (1)

日本には、まだまだ美しい里山の自然環境が残されています。
新潟県北部はその典型で、おととしあたりから棚田と光害のない夜空を求めて彷徨い歩いています。
先週の土曜に引き続き快晴に恵まれた26日、高根集落からほど近い松の木平の水田地帯を訪れてみました。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO2000, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

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EOS60D改 + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8L DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒

地形的にはこないだの池ノ平以上に好みなのだけど、高根集落の街明かりが思いの外明るく、しかも丁度天の川の根元に向かって伸びています。
先週より空気の透明度は高かったのだけれど、村上市街の光害と相まって、色彩的にはどうしても思うような色で仕上げることができませんでした。ノイズも気温が高いせいか、多く出たし。
それにしても、ここは美しい棚田が拡がっていますね。
ただし、道路はやや複雑で一部迷路状になっているので、下見せずに行くのは絶対にやめてください。
何度か来たはずのぼくでさえ、恥ずかしながら今回は道に迷い、1時間以上も停めていた車の所へ戻れなくなるというアクシデントに見舞われたくらいです。
さて、次回は横アングル、及び天の川全景の写真をアップする予定です。

2012年5月24日 (木)

里山の宝もの

ホタルの季節まで、残すところ約1ヶ月となりました。
今年はホタルが多く発生する予感。
まだ早いですが、個人的に気分はもうホタルのヒカリです。
おととしからホタルの写真を撮り始めたばかりなのですが、毎年新しい場所を自分で開拓しています、探検家気取りで。
天体写真適地探しもそうだけど、地図を見ながら想像力をかきたて、自分だけの場所探しをするのが面白いんです。
探せばまだまだあるんですよ、ホタルの聖地。
皆さんも里山へ足を運んでみませんか?

(このビデオもフルハイビジョン画質で作成していますので、フルスクリーンで1080pもしくは720pでお楽しみ下さい。)

2012年5月22日 (火)

星空の聖地 (おまけ)

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EOS7D + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒(追尾撮影・2枚モザイク)

白鳥座方面の天の川です。
フィルター換装していないノーマル機での撮影なので、ちょっと地味な白鳥座ですね。
今回はじめて縦位置で2枚ずらしながら撮り、それをPhotoshopのphotomerge機能で横につなげました。
当方、現場ではPCを使っているわけではないので、移動は目分量。
だけど、神様仏様フォトショップ様のおかげで、違和感なく合体させることができました。
こうした、なんちゃってモザイク、これからも積極的にやってみようと思います。

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EOS7D + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1250, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

この構図では、微妙にカメラの位置を調整しながら7~8枚撮りました。
やっと、これはと思うカットの画像処理を全部し終えたのだけど、このカットが一番写りもよかったし、色調もしっくり来るなあ。
ということで、再掲です。

2012年5月21日 (月)

星空の聖地

19日(土曜)は朝から初夏の日差しでしたね。
今夜はイケルと直感、月曜の日食に全く興味のないぼくは徹夜覚悟で迷わず県北の天体聖地へ出撃しました。

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この写真は今年の冬、旧朝日村の蒲萄スキー場から撮ったもの。
上の盆地がぼくが昨年から通い詰めている場所です。
そもそもこの場所へ行こうと思い立ったのも、ここでスキーをやってて「ああ、面白そうな地形があるなあ」と発見したからでした。
そうでなければこの場所がいかに魅力的な棚田地帯か、地図を見ただけでは想像できないでしょうから。
天蓋高原より村上市の光害の影響が薄まるのも利点。
この日は土曜の夜とあって、いつもよりそっち方面が明るかったような気がしましたが、それは贅沢というもの。
透明度は深夜に入って逆に落ちては来たものの、一晩中満天の星空を堪能できました。
もちろん、今年初めてです、夜明け直前までいたのは。
新月期の夜の快晴は、おそらくこの日が下越では今年初めてなのでした。
しびれた~!

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (TOAST PROによる追尾撮影~以下同じ)

翌日画像処理をして気づいたのですが、思ったより低空に雲が湧いていたんですね。
上空も微妙に湿度の異なる大気が混ざり合っているようで、色むらがどのコマにも生じました。

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

時刻は0時15分、カメラを西へ向けて撮ってみました。
正面に蒲萄スキー場があります。天の川は逆方向ですが、棚田の奥行きがわかるのでこの構図も好きです。

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO1600, F2.8, 50秒 (追尾撮影)

正面が村上市街方向です。
飛行機雲がいつまでも残っており(30分以上)、低空の薄雲と相まってクオリティ的にはイマイチです。
しかし、田植えが終わったばかりの田んぼはまるで鏡のように星の輝きを反射しており、それはそれは幻想的でした。
この地球上で目撃できる、もっともロマンティックな光景のひとつでしょう。

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EOS7D + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

この日はトーストでアンタレスをひたすら撮り(目標2時間)、もう1台のポータブル赤道儀トーストプロで星景写真・・・天の川と棚田のコラボ・・・を撮るという計画でした。
ロケハンに40分を費やしたせいで、思い通りの構図で撮ることができました。
カメラを縦位置にしたり、あっちの棚田、こっちの棚田と場所を変えたり、3時間の間ひたすら立ち続けながら撮りまくり。
なにせ低空の一部をのぞけば快晴のままなのです。やめられません。

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EOS7D + SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
ISO800, F3.5, 150秒 (17mmにて、追尾撮影、ワンショット)

この日は、購入したばかりのレンズのテストも兼ねていました。
天体用途以外ではシグマの17-50mm F2.8 OSを1年間使ってきましたが、もう少し望遠側が欲しいところ。
キャノンの15-85mm ISはズームのトルクが一定でなく、すぐ動くため既にドナドナ済み。
Lensetip.comなどでの光学テストを見ると、17mmの絞り開放でもそれほど周辺部の流れがみられないので、天体写真にもある程度は使えるのではないかと。
結果、これはいいです。使えます。17-50mm F2.8 OS、ドナドナ決定です。
周辺部での流れはやはり見られますが、主要メーカーの大口径標準ズームの中では一番マシな方ではないでしょうか。コマ収差の実写画像は、ほぼLensetip.comのテスト結果通りとなったのでした。
キャノンの17-55mm F2.8 ISよりヌケがいいし、かなり気に入りました。
ということで、本日のメインディッシュ、サソリ座のアンタレスなのだけど・・・

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
ISO800, F3.5, 5分 (18枚コンポ)

総露出90分は自己最長記録です。
しかしながら、すぐにアンタレス方面の透明度が悪化してきたせいか、過去3年間で写してきた30分前後の露出の画像より色は出ませんでした。画像処理の仕方を忘れてしまったというのもありますが^^;
アンタレスを撮るには、標高1000m以上の高地へ行きたいところですね。

場所のデータ:38°23'04.57 N 139°34'26.52 E

2012年5月20日 (日)

母なる光

先日アップしたビデオ「父なる宇宙」の姉妹編です。
ぼくが花を好きになったのは、生け花の先生をやっていた母が亡くなってからでした。
それから約10年、もっとも足繁く通い詰めたのが胎内市宮川地区のチューリップ畑。
主としてチューリップの写真で構成していますが、やはり大好きな睡蓮と蓮の写真も何枚か用いています。

やはりフルハイビジョン画質で作成していますので、是非フルスクリーンにしてご鑑賞下さい。
*光回線で、かつそこそこのスペックのパソコンじゃないとまともに再生できないかもしれません。その場合は、You Tubeの当該ページで”チャンネルの品質”を落としてみて下さい。画質は悪化しますが、再生できるようになる場合があります。

2012年5月19日 (土)

父なる宇宙

最近、動画を作ることに目覚めてしまったワタシ・・・
写真単体で見せることに限界を感じてきていたのですが、ビデオという形式に出会い、そこに無限の可能性を見いだしました。
写真のフォトレタッチ作業以上に学ばなければいけないことが多く、揃えたい機材もあります。
技術的には初歩の初歩のレベルだけど、昨年から暖めてきたイメージの作品をやっとカタチにできました。
写真は過去4年間に撮影した中から厳選しました。
横幅1920ピクセルのフルハイビジョン画質で作成しましたので、是非フルスクリーンモードにし、かつチャンネルの品質を1080pまたは720pにしてお楽しみ下さい。

2012年5月17日 (木)

霞に煙る天の川

16日の夜、GPV気象予報のご託宣に従い、西会津町高陽根の山中へ行ってきました。
下越地方よりはマシに思えたので足を運んでみたのですが、GPVでも雲の量はそれなりにあります。
案の定、全天薄雲に覆われ、そのためか足下も見えないくらい真っ暗です。
これはこれで、暗闇フェチのぼくとしては感動しましたが。
すぐ帰るのもなんなので、しばらく周辺の農道を下見を兼ねて散歩。
なんか年々放棄される田んぼが増えているみたいで、今年は道路沿いの田んぼのほんの一部しか水が入っていません。
過疎のためとはいえ、なんか寂しいですね。
小高い丘の上に上がると、そこは絶好の展望地。
でも、周囲の田んぼはおそらくあと数年で荒れ地となる予感。
一時的に雲が切れたので取りあえず数枚撮りましたが、夏の天の川はかすかに存在がわかる程度。もちろん画像処理で浮き上がらせたもので、肉眼では全く見えませんでした。

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EOS60D改 + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO1600, F3.2, 60秒 (20%歪曲補正・追尾撮影)

昨年は新月期と晴天が重ならずやきもきしましたが、今年はそれを上回る天気の悪さ。
日中は晴れても、夜になると曇るパターンばかりです。
星の光が新潟県からあまり見えなくなりました。

2012年5月15日 (火)

牡丹族を訪問

五泉市の郊外に、牡丹族の暮らす村があります。
非常になれなれしく、人の心の機微が全くわかっていない。
妖怪人間ベムみたいに、もし人間に変身することに成功したら、吉本興業に大量就職するでしょう。
まあとにかく人間族のおばちゃん達と同じで、ウルトラ話し好きでおせっかい。
喋るたびに口からツバならぬ花粉をまき散らす困ったちゃんです。
なので、記念写真を撮るときは、ちょっと距離を置いて撮った方が身のためです。

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「ども~。どもどもども。でへへへ」

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「ブッハ~~!」

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「私ってきれい?」

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最後に、美人三姉妹が熱い視線を送ってきました。
う~ん、そろそろおいとましないと・・・。
今日(5月14日月曜日)は5時50分から英会話のレッスンがあるから、新潟へ移動しないといけない。
「悪いんだだけどぉ、オジサンは遊んでいくわけにはいかないんだよね。」
心を鬼にして車に乗り込むワタシでした。
でも、次女のあの子、きれいだったなあ・・・

2012年5月11日 (金)

トーラス瞑想 (2) トーラスの流れを生む

近年、マヤ歴やスピリチュアルブームの影響もあってか、アセンションという言葉を耳にする機会が増えました。
一部では地球が一瞬でテレポートして他の次元に現れるとか、人間の波動が上がって非物質世界へ移行するとかいう人もいますが、もちろんそういう世界もあることを否定はしませんが、しかし、そういう解釈をしている人の言葉の裏にはどこか不健全な意図を感じます。
この言葉の意味することは単純に、人間の意識が向上することを指しており、それがますます加速しつつあるというふうに私は捉えています。
今の地球のエネルギーの流れで行くと、2025年あたりに向かって螺旋の階段を上るように、ゆるやかに、しかし着実に私たちの振動数は上昇していくものと思われます。
次元とは何か、振動速度が上がるとはどういうことか、それらの、左脳が納得できるような定義は別の機会に語ろうと思っています。
ここでは、静的な瞑想と動的な瞑想を紹介しましょう。
前者にはそれこそ無数の流儀がありますよね。
しかし、トーラス(円環体)の流れを活発にさせるという効果を持つと思われる瞑想法はごく限られています。
私はそれほど多様な瞑想を体験してきたわけではありませんが、ここではトム・ケニオン(アセンションのホロン)、ドランヴァロ・メルキゼデク(マカバ瞑想及びユニティーブレス)の流儀をベースに、簡単にアレンジしたものを紹介します。

Siryo1

図2をご覧下さい。これが人間の物理的な身体をはじめ、星や銀河全体など、万物に見られるエネルギーの流れです。
この中心に人間を配置すると、そのとき図1のようになります。
瞑想中の呼吸は、自分でも聞こえないような静かな深い呼吸(ルハン・マトゥス言うところのDragon's Breath)を続けます。
座り方は何でもいいです。実際問題、結跏趺坐をできる人は少ないので、楽な方の足を前にしたあぐらで結構です。椅子に腰掛けても構いません。
ただし、腰が深く沈み込むようなソファは避けた方がいいでしょう。
指の組み方には特にルールはありません。手のひらを開いてもよし、親指と人差し指をくっつけてリングを作ってもよし。座禅のように両手を重ねてもよし。
そのときの気分で選んで頂いて構いません。
目は軽く閉じて。
重要なのは瞑想を開始する前に、一切のネガティブな感情を捨て去ること。
対象や内容はなんでもいいので、ありったけの感謝の念を思い浮かべ、それをハートで感じてみること。
両親への感謝でもいいし、生かしてもらっていることへの感謝でもいいです。
そもそも、この時代の地球で肉体を持って生きるということはすごい偉業なのです。
銀河系全体に地球のユニークさは知れ渡っており、地球の時空間に入ってみたいという高次の意識体はたくさんいるのです。すごい競争率を勝ち抜いて、今あなたはこうして地球で喜怒哀楽を噛みしめているわけです。そのことをお忘れなく・・・
話が逸れました。

<レベル1>
背骨に沿って身体の中心をまっすぐ貫くパイプ(太さは親指と中指で丸を作ったときの直径)をイメージします。
長さは、上端は腕を一杯に真上へ伸ばした地点、下端は立っているときは足裏から肘ひとつ分、あぐらをかいて座っているときは尾てい骨から同様に肘の長さのぶん下方に設定します。
それぞれの出口は漏斗状になっていると想像して下さい。
息を吸い込むごとに、パイプの両端から神々しくキラキラと輝く光の粒子が流入するのをイメージします。
吐く息と共に、上から吸入した光の粒子はパイプの下端から、下から吸入した粒子はパイプの上端から噴水のようにきれいな放物線を描いて放射されます(図1)。
しばらくすると自動的に光の粒子はトーラス状に循環するようになります(図2)。
あなたが意識するのは自分の中心線を貫く光の管と、自分を円筒状に包み込む光のシャワーの表面部分(リンゴの芯があなただとすると、芯と皮の部分を意識)。
時間について特に定めはありませんが、トムケニオンの流儀も、ドランヴァロのやり方も、実は結構短く、5~10分でワンセットなのです。
語学学習と同じで、できるだけ毎日行い習慣化づけることが大切。
時間に余裕があるとき、気分が心地よいと感じるときは30~40分くらい続けても差し支えありません。

*バリエーション
第一チャクラ(丹田のあたり)に炎をイメージし、その回りに蓮の花が咲いている様子を思い浮かべます。下腹部が熱くなってきたら意識をパイプに移し、通常のルーティーンで続けます。気をより多く取り込める方法です。

<レベル2>
ハートで充分に感じた感謝の念や愛の気持ちを小さな球に込め、パイプの上端(a)に送ります。
この部分はBA(バー)すなわち宇宙エネルギー(別な観点でいえば、時空間の外側に存在しているあなた自身の高次意識の一側面)の流入口。
ト-ラスモデルを地球に当てはめると、北極点の上空100kmの地点にそのポイント(グリッド)があると考えられています。
しばらくすると、何らかの反応が宇宙空間からあなたに返ってきます。何かのイメージかもしれないし、かすかな音かもしれない。とにかく非常に繊細な感覚を伴いますから、意識が荒いときは気づきません。
その何かを受け取ったら、それをパイプの下端(b)に送ります。
瞑想を続けます(瞑想時間はこの場合、レベル1より長くなります。30~40分がひとつの目安です)。

*バリエーション1
父親に対する感謝の念をまずパイプ上端に送ります。
反応が返ってきたら、次は母親に対する感謝の念を思い起こし、それをパイプの下端に送ります。反応を確かめ、瞑想を続けます。

*バリエーション2
瞑想の当初から、パイプの上端からは星の光を、下端からは地球のマントルの赤い光を吸い込みます。イメージする星は何でも構いません。天の川を思い浮かべてもいいし、特定の天体~例えばイメージしやすいサソリ座の全体像やプレアデス星団、シリウスやアークトゥルスなどの明るい恒星~でも構いません。
マントルのイメージは、火山の噴火の際に見られる溶岩やマグマのイメージに置き換えてもオーケー。
これはとてもパワフルな瞑想です。ぼくはいつもこのやり方で行っています。

<レベル3>
トーラスの大きさを、高さは変えずに横幅を半径3~4mくらいに引き延ばします。
そのときのあなたのエネルギー・フィールドは、正面から見るとこうなります(図3)。
私たちの太陽系が属する銀河系も、もっと遠くにある系外銀河も、真横から見ると図4のソンブレロ銀河の写真のように見えるはずです。
これがそのまま私たちのライトボディ~エネルギー体の全体像です。
図5は参考として載せました。
ドランヴァロの本にあった図を模写したものですが、さらに視点を拡大するとこのような構造になっています。
よりダイナミックなエネルギーの流れがそこにはあります。
図6はS106という天体の写真です。星のゆりかごとの愛称を持ち、この空間ではどんどん新しい星が誕生しています。
図5と共通した構造が見られますよね。やはり、これは人間のエネルギー・フィールドとも相似形であることがわかります。

Siryo2

Siryo3_2

ドランヴァロのマカバ瞑想では、外見がリンゴ状のエネルギーフィールドを円盤状に引き延ばすとき、そのときだけ「ハァー」と音を出しながら一気に息を吐き出します。
そのようにやってもいいでしょう。
なんとなく円盤の全体が感じられるようになってきたら、円盤を回転させてみましょう。
どちらの方向でもいいです。スピードも自由です。
マカバ瞑想みたいに、光速の10分の9で!と命令して、あとはイメージできてもできなくてもほっといても構いません。
このとき、あなたは独立した銀河そのものになっています。
次の写真のように、実際の銀河であるがごとく、銀河の腕の部分をイメージし、それらの回転のイメージを追ってもいいでしょう。
瞑想を行う時間に決まりはありませんが、レベル2の場合の2割増し程度に留めておいた方がいいと思います。30分でも構いません。
量より質が大切です。

*バリエーション
ハートセンター(ハートチャクラ)に、イメージの中で降りていきます。
どういうことかというと、まず松果体に自分の知覚の中心点があると仮定し、1cmほどの大きさの球をイメージします。
そこに意識を全面的に移し、その球に乗り込んだらエレベーターのようにハートセンターまで降りていきます。その場所へ着いたら居心地のよい場所を見つけ、好きなだけくつろぎます。

瞑想のやり方の紹介は以上です。
最後に、太陽から地球へのプラズマ流入は、実は人間にとっては贈り物であるのです。
私たちのライトボディは非常に太陽のプラズマに敏感で、影響を受けやすい性質があります。
太陽の黒点活動が活発になったときなどにこの瞑想を行うと、より効率よくライトボディを強化することができるのです。

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天体写真:Hubble Heritage Gallery of Imagesより

2012年5月10日 (木)

トーラス瞑想 (1) 活力を取り戻すために

先に紹介した映画THRIVEで的確にまとめられているように、宇宙はトーラス(円環体)の生育工場であり、トーラスとベクトル平行体に代表されるある種の幾何学図形は宇宙の基本形なのです。
宇宙全体のマクロの構造から人体のミクロ構造に至るまで、そこには共通のエレメントが見られます。
私はこれから数回に渡り、ライトボディを強化するための方法~瞑想やボディワークなど~を詳しく紹介します。

信じてもらわなくとも構わないので、物語としてお聞き下さい。
約14~15,000年前、アトランティスとして語り継がれている文明がありました。
当時の人々の呼吸のシステムは現代人のそれとやや異なっていたのです。
現代人は鼻と口を使って呼吸しますが、アトランティスの人たちは人間の身体を背骨に沿って縦に伸びる、直径4~5cmくらいの管(これは不可視です)の両端から、ヒンズー教でいうところのプラーナ、つまり宇宙エネルギーを取り込んでいたのです。
この管は、内部に神聖幾何学的構造を有する松果体を通過します。
しかし、肺呼吸に変わったことにより、松果体上をプラーナが通過しなくなり、長い年月の間に松果体の大きさは、ピンポン玉大から8mmにまで縮小していきました。
この変化は私たちのリアリティーの認識の仕方に強い影響を及ぼし、二極性を認知するよう、二項対立して物事を捉えるように作用しました。
地球には地球独自の磁場があるように、人間にも人間固有の磁場があります。
その流れの基本形がトーラスなのですが、トーラスへの調和も崩れ、人間はますます狭い意味での”個”に埋没していったのです。
私たちの身体の周りに存在している磁場~幾何学的エネルギー領域~は、アトランティスの時代は光速に近い早さで身体の周りを回転していたのです。
それをマカバと呼ぶのですが、現代人のマカバは回転をしておらず、その大きさも極めて小さなものになってしまっています。
さて、ここ数年世界は激動しています。
個々人のレベルにおいても、精神的にも肉体的にも、なんだか知らないけど変化がどんどん早くなっていくと感じている人は多いのではないでしょうか。
THRIVEでは後半、世の中の仕組みが明かされていきますが、この手の情報はここ20年ばかりの間にどんどん噴出してきています(私個人の経験でいうと、広瀬隆の「赤い盾」が最初に衝撃を受けた本でした)。
あらゆる種類の不正や偽りの多さに辟易とし、無気力さや不活発さにさいなむ人の数は増える一方です。
こういった人たちが再び人生への活力を言葉の真の意味において取り戻すには、それらの事実を直視するだけでは不十分なのです。
こういったネガティブな情報との接触は、どれだけ私たちの生命エネルギーを消費することか。
新しい価値観の元で、本当に生き生きとした人生を送るには、より振動速度の上がった新しいエネルギーが必要なのです。
近年、ヨガやピラティスは大人気です。スポーツクラブへ行けば、実に多様なプラグラム~ダンスから格闘技系、エアロビ系に至るまで~が用意されていることに驚かされます。
みんな無意識のうちに気づいているのです。あるパターンのもとで身体を動かすと、理屈では説明できない元気が湧いてくると。

*宇宙エネルギー(プラーナ或いは気)を効率よく取り込むこと。
*ライトボディ(或いはエネルギー体、エーテル体、分身)を活性化させ、トーラス状の電磁場を強化すること

私たちが取り組むべきことは、私なりにまとめると上記のようなものになります。
先日、次回は月見のテクニックを紹介します、と書きましたが、もっと根本から体系的に解説してみたいと思い、趣向を変えました。
明日は、表題のトーラス瞑想(私の造語です)のやり方について、具体的に書きます。

2012年5月 8日 (火)

フラワー・オブ・ライフ

スーパームーンを見に行った日のこと。
帰宅後、須藤元気さんのブログからTHRIVEという非常に興味深い映画と巡り会いました。

132分の長編ですが、三部構成からなる最初のパートが個人的に最も面白く感じました。
最初の「法則」と名付けられたパートは、次の項目から構成されます。
*トーラス
  トーラスは様々な文化で、何千年にもわたって記号化されてきた  
*ベクトル平行体
  何千年前の人々がどうやって宇宙の生命の図形に関する高度な知識を得たのか
*地球外知的生命
  世界中に出現するミステリーサークル
  ミステリーサークルと古代の模様の一致
*ニューエネルギー技術

ふんだんに用いられているCGが、電撃のようにぼくの頭の中で幾つかの大きな断片を立体的に、有機的に再構成したのでした。
トーラスとベクトル平行体については、ドランヴァロ・メルキゼデクの「フラワー・オブ・ライフ第1巻、第2巻」にさらに詳説されています。
この映画でも採用されている写真や図形がやはりここでも掲載されているのですが、内容が非常に高度なため、想像力を駆使してもそれを立体的に視覚化することは完全にはできなかったのです。

Img_3549

そのため、こんなグッズをネットから購入し、視覚化の助けにしたりしていました。
これはクリスタルの直径4cmくらいの球の中に幾何学図形が描かれているもので、台座の上に載せるとゆっくりと回転しながら色が7色に変化する、いわば癒やしグッズです。
スイッチをオンにすると同時に、部屋の空気感が変わるのがわかります。

Img_3553
そして、これが知る人ぞ知るフラワー・オブ・ライフの図形。
数年前にやはりネットから購入したものです。
この図形はエジプトのオシリス神殿をはじめ、世界各地で見つかっており、この構造の中を流れるエネルギーの基本形がトーラスなのである、と映画では説明します。
背景で流れる、2次元の図形が回転をはじめ、立体的にトーラス形状へと変化していく映像はぼくの中でプチ爆発を起こしました。
特に、ミステリーサークルの映像はこの上なく美しかった。
平面の画像がCGにより立体的に動き出します。
言葉にならない感情がこみ上げ、ハートが熱を帯びてきました。
そして、自然と涙が流れてくるのを止められませんでした。
高度な知性の存在を感じました。ぼくたちは見守られているのです。
この宇宙のどこかで、高い次元のかなたからぼくたちに無償の愛を注ぎ続けている存在たちがいるのです。

 ドランヴァロ・メルキゼデクが教えるマカバ瞑想、トム・ケニオンが教えるホロンのアセンションという瞑想法、そしてルハン・マトゥス氏が教える龍の涙というシャーマニック・ムーブメント・・・ぼくはこれらを過去数年の間に習得してきました(ただし、龍の涙についてはそれそのものでなく、その入門版のムーブメントなのですが)。
前2者については外見上も共通点が多く、トーラスの流れを意識的に作り出すことをその本質としていると感じてきましたが、ここにきて龍の涙もその例外ではなく、自然とトーラスに共鳴する、さらに効果的かつ高度な体系であることを悟ったのです。

さらに映画は続けます。
オシリス神殿をはじめ、古代エジプト文明を牽引したのは太陽神ラーをはじめとするハトホル、オシリスなどの神々でしたが、映画ではそれら古代の神々は銀河系の高度文明から来た存在たちではなかったかと、豊富な資料を元に新たな世界観を提起します。
映画ではそこまでですが、ドランヴァロやトム・ケニオンはさらに詳細な情報を開示してきました。
そして、かのルハン氏も幼少の頃ETとコンタクトし、彼らからヒエログラフを授かったと述懐しています。
彼はある特殊な夢見の中で、20年以上にも渡り、かつてはカルロス・カスタネダが教えを受けたナワ-ルの一団から教えを受け続けてきました。
彼らは未知の存在形態を取る意識体として、現在も物理次元を超越した世界で存在しているのですが、彼らもルハンがコンタクトした地球外知的生命体に強い関心を示し、宇宙がいかに深遠で、既知のものがいかに狭い世界観に基づいているかをルハンに説きます。
ルハン氏の最初の著作は、そのかなりのページをヒエログリフの解明に割いているのですが、つい最近その図形のフリーダウンロードを始めました。
その的確な説明をできるほど、ぼくもまだ理解はできていませんが、これらの図形をじっと見つめていると何かがシフトを始めるのを感じることができます。
最初のヒエログリフが人類が現在置かれている状況、次のヒエログリフが人類が本来あるべき姿の象徴、最後のそれが人類の目指すゴールを示唆するものと位置づけられています。
ちなみに、3枚目の”完了のヒエログリフ”と名付けられた図形は、須藤元気さんが自分の率いるWorld Orderのロゴマークに使っています。

Hieroglyphsa3_haunted

Hieroglyphsa3_innerlight

Hieroglyphsa3_completion

THRIVEは、日本語のHPを持っています。
わかりやすくまとめられているので、映画を見る前にこちらをご覧になると、理解の一助となることと思います。

2012年5月 7日 (月)

スーパームーン

GW最終日の新潟は、夕方からそこそこ晴れてくれました。
6日はスーパームーン、お気に入りの天蓋高原でお月見としゃれ込みました。

Img_3478_2

約1週間ぶりの天蓋高原ですが、その間大雨が降ったせいで一気に雪解けは進み、あらかたこないだ撮った桜の木も葉桜となっていました。
それにしても満月の光は明るい・・・
こないだはよくわからなかったのだけど、途中から道の両側に桜が一定の間隔で植樹されているんですね。
それらはまだ背が低く、だいたい上の写真の桜がその平均と言ったところ。
こちらは丁度満開の木も見られ、何枚か写真を撮りました。
これらの桜の若木は結構本数が多いので、近い将来桜の名所のひとつとして評判を呼ぶかもしれませんね。

Img_3482

さて、駐車場へ着いてみると、案の定雪は全てなくなっていました。
こないだはまだ5分咲きくらいだった斜面の桜は、全て散ってしまっていたのが残念と言えば残念。障害物がなく、村上市街をそこからダイレクトに見ることができます。ということは風当たりが強いわけで、それで最近の悪天候で一気に散ってしまったのでしょう。
標高約600mの天蓋山も、よく見ると新緑に包まれ始めています。

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今日もこのパノラマビューを独り占め。
高根集落のあたりにプチ雲海ができていました。村上市街もその多くを霧が遮ってくれ、人工的な明かりがほとんど見えません。
これは気持ちがいい。
写真撮影もほどほどに切り上げ、お月様との交流開始。
いやあ、気持ちがいい。
次回は、ルハン・マトゥス氏が2冊目の著書(日本では未刊行)で述べているMoon Gazingのテクニックについて説明したいと思います。

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2012年5月 3日 (木)

夢の花園

ぼくはチューリップが好きです。ブログのカテゴリー欄にも、チューリップの花という項目を設けているほど。
おそらく今年は、この写真でチューリップを撮るのは最後になると思います。

Img_3296

5月2日は、とても風が強い一日でした。
とはいえ、昼間でしたら曇っていてもそれほど絞り込まなければぶれることはありません。
ここでは強風の条件を活かし、光量を3段分減少させるND8フィルターを使い、かつF20まで絞り込み、2.5秒でシャッターを切っています。
撮影場所は、胎内市宮川地区。知る人ぞ知る、ここが日本一の規模を誇るチューリップ畑です。

Img_3311

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Img_3350p

これら3枚は、いずれも長池公園での撮影。
ほぼ満開になっており、楽しめました。
いつもはあまり絞らずに撮るのですが、今年はレンズに入るどの花もシャキーンと写したかったので、思い切り絞って写しています。
画像処理では、立体感が出るよう、発色とコントラスト調整に気を遣いました。

Img_3396

Img_3400

そして、長池公園で見かけたチューリップの中で、ぼくの好きなベスト2のチューリップ。
名前は興味ないのでメモっていません。
北米一と言われるカナダのブッチャートガーデンでは、創設者の夫妻の意思を汲み、園内に品種名を表す表示板が一切ありません。
ぼくもその姿勢というか気持ちに、とても深く共感できます。
純粋に、そこから発せられる光だけを楽しむ。
レッテルを頭の隅に追いやると、花の精の囁きがかすかに聞こえてくるのです。

2012年5月 2日 (水)

明日への架け橋

4月30日、夕方から絶好の好天になることが見込まれたので、チューリップフェスティバルの会場で知られる、胎内市長池公園へ夜中に行ってきました。
月が没するのは日付が変わって翌日1時17分頃。
完全に没すると花の色が出ないので、0~1時ぐらいが撮り頃と思われます。
1週間前に下見したときは全く咲いておらずどうなることかと懸念されましたが、8分咲きぐらいにはなっていて一安心。
チューリップはぼくの大好きな花です。結構、気合いが入りました。

Img_3242

EOS7D + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F4.0, 60秒(追尾撮影)

撮影時刻は0時10分。まだ明るく、天の川は視認できません。
写真に写して強調処理しても浮かび上がってきません。しかし、花はきれいに写りました。

Img_3243

EOS7D + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F3.2, 30秒(追尾撮影)

続いて、白鳥座をロックオン。やはり明るい恒星がかろうじてわかるのみで、星雲のディテールは写りませんでした。

Img_3250

EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 OS EX DC HSM (35mm換算23mm)
ISO1000, F3.2, 40秒(追尾撮影・プロソフトンA使用)

丁度サソリ座が全容を現したので、縦位置でサソリ座を入れてみました。

Img_3285

EOS7D + SIGMA FISHEYE F2.8 EX DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒(追尾撮影)

さて、撮り頃と思われた1時~1時半の間はレンズを10mmフィッシュアイに変え、ひたすらこの構図で撮り続けました。
この構図のイメージは、現地へ着いてから、このレンズでこういう構図でと決めていたものです。
新発田市と胎内市の光害はそれなりにありますが、思ったより暗く、また当日の空がおそらく今年一番の抜けの良さが感じられたため、撮っていて手が震えました。
タイトルの「明日への架け橋」も、この1枚を念頭に選んだものです。
先日の天蓋高原でも、思いもよらぬ神秘的な絵が撮れましたが、桃源郷は時と場所をピンポイントで選ぶけれど、まだまだ身近にあるものですね。
地球って本当に美しい。
一期一会に感謝です。

2012年5月 1日 (火)

天蓋高原の春 (3)

Img_4216dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F3.2, 120秒

時刻は0時32分。月が沈み、天の川が見えてきました。
しかし、コントラストはそれほどでもなく、なんとなく春特有の眠い空。
でも半年以上ぶりの天の川なので感動します。
天蓋山から右手へ伸びる山並みが美しいラインを描き、いい感じ。
天蓋高原から撮る天の川は絵になります。

Img_4237_40

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 30秒 (4枚コンポ)

続いてカメラを縦位置に変え、天蓋山の上空へさしかかった白鳥座を撮ってみました。
この日はリモコンが調子悪く、業を煮やしてマニュアルモードに切り替え、30秒で4枚。
露出時間が短いのでそれほど散光星雲は赤く染まりませんでしたが、桜色?の色合いは、これはこれで気に入っています。

Img_4252_55_2

EOS60D改 + SIGMA 17-50mm F2.8 OS EX DC HSM(焦点距離35mm換算40mm)
ISO800, F4.0, 4分(4枚コンポ)

桜星景でかなりの枚数を撮ったので、気力体力共に限界です。
リモコンはなんとか復活したけれど、アンタレス付近のカラフルタウン撮影は次回にお預け。
その代わり、最後にサソリ座の全体像を撮ってみました。
ROKINON(SAMYANG)35mmに比べたら、シグマの標準ズームの性能、特に解像力はかなり劣る印象。次回からはやっぱりROKINONだなあ。
どんな焦点距離でも、サソリ座付近は撮っても撮っても飽きることがありません。
ビバ、サソリ座!

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