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2011年11月の18件の記事

2011年11月30日 (水)

西会津の空に乾杯 (番外編)

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EOS60D改 + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (25mm側)
ISO1250m F4.0, 6分, 1時36分撮影 (with LPS-P2 filter)

オリオンーエリダヌス・バブルを撮った後、そろそろガム星雲が撮り頃の位置に来たかなあと思い、南の空へカメラを向けてみました。
すると、このような怪しい雲が写っています。この前のカットでも同様に写っており、この飛行機雲のようなものは右下から中央上に向かってゆっくりと移動しているようでした。
早速双眼鏡を取り出して覗いてみると・・・どうも単なる雲ではなさそうです。
自然の雲ならすぐ形が変化していきますが、この雲は丁度オリオン座の大星雲のような三角形に見え、それが10分たっても変化しないのです。
左下には流れ星(たぶん)が写っているし、南の低空はいつもぼくを魅了してやみません。
ガム星雲にも未練がありましたが、好奇心が勝りました。
これは??と思い、レンズを望遠ズームに付け替え、200mm側で撮ってみたのが次の写真。

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mm側)
ISO3200, F2.8, 30秒, 1時48分撮影

なんと、2つの光跡が認められるではありませんか。人工物のようです。
でも、片方の光跡からしかガスは噴出していないし、う~ん、ようわからん。

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mm側)
ISO6400, F2.8, 10秒, 1時56分撮影

ISOを倍に上げ、より短いシャッタースピードで写してみました。
ガスの形は基本的に変わらないようです。でも、なんか美しい。
正体が何であれ、そこはかとない美しさを感じます。

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mm側)
ISO3200, F2.8, 60秒, 2時04分撮影

そうこうしているうちに、双眼鏡での見え方が淡くなってきました。
写真でもそれは見て取れますね。

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L IS II USM (70mm側)
ISO1600, F2.8, 60秒, 2時32分撮影

この頃には双眼鏡の視界から雲もどきが消え、ぼくも撮影をやめました。
上のカットにはピクセル等倍で見ると、かすかに光跡が1本写っているのですが、それは自宅でPCで拡大してみて気づいたこと。
この写真でひときわ明るく輝いている星はシリウス。その下にはM41、左端には散開星団のNGC2360とNGC2367などが写っています。
くだんの光跡はシリウスの左斜め下で消えかかっています。

UFOだったらガスなんて噴射しないだろうし、かといって二つの光跡を残す乗り物なんてこの世にあっただろうか。
それから2日間いろいろ調べて、ようやく正体を突き止めました。
きっかけはアストロアーツのHPの記事でした。
それによると、26日午前10時2分(米東部標準時。日本時間27日午前0時2分)、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が米フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられた、とあります。そして、10時45分には上段ロケットが切り離されたとのこと。
時間的にもつじつまが合うので、ほぼこれで間違いないと思っています。
二つの光跡もこれで説明がつきます。左側にガスが流れていたのはジェット気流のせいでしょう。
11~12月にかけてあわよくばカノープスをと思って機会を伺ってきましたが、結果的にカノープスは見ることができなかったものの、考えようによってはもっと貴重な瞬間に居合わせることができました。
今こうして写真を眺めていても、ハートがうずきます。
純粋な宇宙への憧れの気持ちがかきたてられるからです。
キュリオシティ(Curiosity)とは、好奇心の意。
いいネーミングですね。
好奇心・・・今この瞬間、ぼくの心の琴線に強く共鳴する響きがあります。
キュリオシティ、無事に火星に辿りつけよ!

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出典:http://marsprogram.jpl.nasa.gov/msl/news/whatsnew/index.cfm?FuseAction=ShowNews&NewsID=1189

2011年11月29日 (火)

西会津の空に乾杯 (後編)

200mmでは他に、ケフェウス座の散光星雲IC1396を撮りました。
この星雲はトーストだと構造上撮りにくい位置にあり、過去何度もチャレンジはしたもののバランスが悪いのでまともに追尾できたことがなかったのです。
今回、西の低空に傾いてきたところを写したのですが、4分という短時間露出ながら流れずに撮ることができ、満足。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (200mm側、LPS-P2使用)
ISO1600, F2.8, 4分 (4枚コンポ)

そして、オリオンを2題。まずは70mmでのバージョン。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (70mm側、LPS-P2使用)
ISO1250, F3.2, 6分 X 2枚 + 2分 X 2枚

ちょっと馬頭星雲が色飽和しているけど、バーナードループのビビッドな描写を優先して画像処理しました。

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EOS60D改 + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (25mm側、LPS-P2使用)
ISO1000, F3.5, 7分 (5枚コンポ)

これは、ほんまかさんの「オリオン-エリダヌスバブル」と名付けられた作品に触発されて撮ったもの。あちらは総露出時間9時間だけど、こちらは35分。
ISO1000なんて、ちょっとけちりすぎでした。ISO1600で総露出時間が1時間になるように撮れば、もう少しエリダヌスバブルを描写できたかもしれません。
使ったのがズームレンズなので、単焦点に比べるとLPS-P2フィルターを使ったとき、周辺部の流れが大きく出ます。なので、今回はあくまで実験のつもりでした。
12月中に発売予定とアナウンスのあったSamyangの新しい24mm F1.4単焦点レンズ(EDレンズが採用されているらしい)を狙っているのだけど、そういった性能のいい単焦点レンズでいつかまたトライしてみたいです。

2011年11月28日 (月)

西会津の空に乾杯 (前編)

土曜日はひょっとしたら今年最後になるかもしれない、新月期の快晴に恵まれました。
とはいえ、県北では天気の回復が遅れることが予想されたので、前回に引き続き西会津町(高陽根地区)へ行ってきました。
こないだより湿気がとても多く、最初から夜露防止ヒーターをセッティング。
湿度の高さ以外は何も問題はなく、今日も満天の星空です。盆地の方ではおそらく霧が出ているのでしょう、こないだ以上に暗さが感じられ、荘厳な気持ちになります。

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EOS7D + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒

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EOS7D + Samyang 35mm F1.4 AS UMC
ISO500, F2.8, 480秒

最初は新しいシステムのテストを兼ね、ノーマル機の7Dでいろいろ撮ってみました。
7Dに広角レンズを付けてオリオン座の全体像を撮ったりもしたけど、全く赤が出ず、すぐにはそこがオリオンだとわからないくらい。
でも、星夜写真や星景写真ではノーマル機がいい絵をはき出してくれます。
新しい試みとは、大型のスリーウェイ雲台を微動架台として使えるかどうかのテスト。
SLIKのSH908が店頭で触ると非常に感触がよく、これなら極軸合わせもスムーズにできるのではないかと思っていました。
価格も割と安いですし、思い切って先日購入、さてと結果は・・・
素晴らしいです!32mmのアルミ三脚に付けてトーストプロを載せ、おそるおそる極望を覗いてみると・・・自宅で実験したときと同じように、繊細な調整ができます。
ねじを締めても画角が全く変化しません。過去、最短時間で正確に極望をセットできました。楽ちん♪
レンズとボディの組み合わせがおおむね1.7kg以下ならたわみも出ないので、中望遠~広角レンズを使うときはこれからこのシステムでいこうと思います。

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE HSM
ISO800, F3.5, 240秒 (3枚コンポ)

今日の最もお気に入りの一枚です。光害のない空はいいですね。
冬の天の川は墨絵の世界です。
(この写真のみ長辺を1400pixelでアップしてあります。)

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mm側、with LPS-P2 filter)
ISO1000, F3.2, 240秒

やはりわびさびの境地を感じさせてくれるのが、ここ南の低空に現れるとも座の二重星団M46&M47。
昨年この場所で撮ったときは100mmマクロを使ったのですが、200mmだとディテールがぐっと迫ってくるので、美しさも倍増。
凝縮度の高い散開星団はどれも素晴らしいですね。
オーバーホールしてもらったTOASTも完全復活したし、早くも来年春の撮影計画が頭をよぎります。

2011年11月27日 (日)

紅葉に想ふ (2)

鳥屋野潟公園の紅葉はため息が出るほど美しい。
駅南の、ケヤキ通りの紅葉もなにげに見事。
そして、あの公園にこの公園。我が家の庭の紅葉だって捨てたものじゃない。
意識を足下に向ければ、いくらでも美は発見できる。
美はいつだって”いまここ”にある。

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以上、EOS7D + EF70-200mm F2.8L IS II USM
鳥屋野潟公園にて。

2011年11月26日 (土)

紅葉に想ふ (1)

ぼくはよく新潟市の鳥屋野潟にある県立図書館へ行くのですが、鳥屋野潟公園の紅葉が見頃を迎えています。つくづくここの紅葉は美しいなと思う。下越では一番ではないだろうか。
モミジだけじゃなくて様々な広葉樹林があり、それぞれに最後の光の乱舞を魅せてくれます。
木曜、金曜とそれぞれ夕方に撮った写真を、今日明日の2回に分けてアップします。

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以上、EOS7D + EF70-200mm IS II USM

撮影時間はそれぞれ20分前後。本当に駆け足の撮影でしたが、半日かけてじっくり撮ってみたいところです。
癒やされました♫

(補足) TOASTのHPに、ぼくのレポートが掲載されました。よろしかったらご覧下さい。

2011年11月25日 (金)

スターゲート (2)

会津から赤谷経由で帰る途中、オリオンに呼ばれた気がして加治川治水ダムへと車を走らせました。
夜中にこんな山奥へ入るのは怖かったし、既に東赤谷から奥の道路は冬期通行止めになっているかもしれないと一瞬思ったけど、構わず奥へ奥へと・・・
幸い道路はまだ通行止めにはなっておらず、加治川治水ダムまで行くことができました。
ところが、ダムサイト及び隣接する駐車場は明るくライトアップされているのです。
水銀灯がなかったら素晴らしい星見スポットたりうるのですが。
仕方ないのでダムサイト手前の橋の上に車を停め、再びオリオンとご対面。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 80秒

時刻は既に23時を回っています。対岸の尾根の上からオリオンがぼくを見下ろしていました。
その視線、いや、その光はとてつもなく透明でかつ強く、思わず身震いしたほど。
間違いなく空は今年イチバンの透明度。
といっても反対側の方角は曇っていたので、オリオン座の付近だけだったのです、晴れていたのは。
ノーフィルターの短時間露出でこれだけ写るのだから、自分でいうのも何だけどスゴイです。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒

カメラを少し右手に振って撮影した一枚。
深い谷間ゆえ、足下も定かではない壮絶な暗さです。
背後の山も、紅葉なんだか既に落葉しているのか全くわかりません。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1250, F3.2, 240秒

最初の2枚はトーストによる追尾撮影ですが、これは固定撮影。
撮って出しの画像は、4分の露出でも山は真っ黒でした。
しかし、強引に画像処理してみると・・・山肌が浮き出てきました。
やはり、もう紅葉はとっくに終わっているようで。
このあと、"スターゲート"が閉じたことを直感、帰宅したのですが、新発田へ着いたら雨が降り出しました。
ところで、写真ではわかりにくいですが、対岸の視線と同じ高さの斜面に踏み跡が残っています。
昔このあたりは赤谷鉱山として栄えていました。
そのトロッコの線路跡や坑道跡などが林の中に埋もれています。
沢までは断崖絶壁となっており、このあたりからダム下まで、イワナの聖域として知られています。
ぼくが最初に加治川治水ダムを訪れたのは高校時代。
当時とちっとも変わっていない自然がここには残されています。人智を寄せ付けない厳しい自然が。

2011年11月24日 (木)

スターゲート (1)

ぼくは新潟県の新発田市という所に住んでいますが、ぼくの両親の世代はお隣・福島県西会津町の通称”山の神神社”に深い信仰を抱いて人が多くいます。
そんなわけで母が生きていたときはよく一緒に参拝しに行きました。
神社巡りはぼくも嫌いじゃないので今でも2~3年に1回のペースで行きますが、おととしからは西会津町の新たな場所が、巡礼?の対象として加わりました。
そこは高陽根地区の山間部。
今年はまだ1度も行っていなかったので、23日夕方、新潟のコナミでボディコンバットのクラスを終えてから速攻で着替え、磐越道で一路会津地方へ。
この日はとにかく夜光がひっきりなしに飯豊山の方で光り、空の色は暗いんだけどなんか茶色のベールがかかっているような怪しい雰囲気。ねっとりした感じです。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 30秒

この道路の向こうに2年前からぼくが通い詰めた星見のスポットがあるのです。
ただし、今回はここで撮影。この手前の林道の入り口は、昨年ガム星雲を撮った場所。

現地には1時間半しかいなかったのだけど、その間流れ星もガンガン流れ、あちこちで夜光がパッパッと光り、さながら天体ショーの様相。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.2, 75秒

かなりのスピードで薄雲がひっきりなしに行き交っていましたが、だんだん雲少なくなってきました。そしてご覧の通りの冬の天の川です。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F4.0, 240秒

見上げれば、プレアデスとヒヤデス星団がにっこりと微笑みかけてくれました。
これらの星域は、いつもある種の憧憬を思い起こさせてくれます。

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最後に、2枚を繋ぎ合わせたパノラマ写真です。
方角的には東から南になります。
通常パノラマ写真を合成するときは固定撮影したコマを使いますが、今回初めての試みとして追尾撮影(40秒)したコマで合成を行ってみました。
露出時間1分以内なら地上風景もそれほど流れないし、すんなりPhotoshopのPhotomergeで合成することができました。
西会津町方面は、暖色系に染まっている方角になります。
しかし光害というほどではなく、肉眼では四方八方完全な暗闇が堪能できます。

2011年11月22日 (火)

中野邸の紅葉

かな~り盛りを過ぎていたけど、旧新津市の紅葉の名所・中野邸のもみじ園へ行ってきました。

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以上、EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

2011年11月21日 (月)

マウイ島再び

今年7月に行ったマウイ島の写真で、まだ現像していなかったものの中から何枚かピックアップしてみました。

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ハレアカラ山は既に宇宙空間の一部です。
みなさんも是非!

2011年11月20日 (日)

初冬の県立植物園 (クリスマス展示編)

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以上、EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

 

 

2011年11月19日 (土)

初冬の県立植物園 (温室編)

11月16日から毎年恒例のクリスマス展が新潟県立植物園で始まったので、早速行ってきました。
いつもこの時期は、温室内の花はあまり咲いておらず寂しい雰囲気です。
でも、花以外にも被写体はたくさんあります。なにしろ、ここは熱帯植物園。日本では見られない植物だらけです。

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上の1枚だけ、駐車場脇に生えていた植物の写真です。
名前はなんだったっけ?うちの近所にもあるなあ。
以下は、温室内の植物たち。

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以上、EOS7D + EF100mm F2.8L IS MACRO

ところで、ぼくの愛用しているフォトショップのプラグインソフト、Nik SoftwareのColor Efex Proが今月Ver.4にバージョンアップされました。
早速購入して使ってみたのですが、驚天動地、この進化は素晴らしい。
フィルターの数はそれほど増えているわけではないのだけど、今回新たに複数のフィルターを組み合わせたレシピが提供されるようになりました。
新たにダウンロードしたそれも含めると、レシピだけで40種類以上。既存のフィルターも約50種類用意されていますから、膨大な数になります。
それぞれの効果はもちろん微調整でき、Uポイントテクノロジーで部分適用できるのが便利。今回の写真は全てこれらのフィルター群を使って調整しています。
今回、キャノンの画像処理エンジンDIGIC4から5のような、大きな進化がありました。個人的に、今年出会ったソフトの中でNO1の出来。ソフト大賞2011をあげたいくらい。
興味のある方はダウンロードして試用してみてください。フォトショップに詳しくなくても、写真表現の幅が100倍に拡がります!(ただし、より高性能なPCが必要となります。)
http://www.swtoo.com/product/nik/

 

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2011年11月18日 (金)

胎内平は大賑わい

17日、曇っているのはわかっていたけど、無性に胎内平へ遊びに行きたくなってちょいとばかし立ち寄ってきました。
今日は珍しく、天文台が稼働しています。ドームがうい~んと動いています。話し声も中から聞こえます。天文台前には車が2台停まっており、その後さらに2台加わりました。
今まで数十回ここへ来たけど、平日に天文台が使われているのを見るのは初めて。いいことですね。もっともっと活用して欲しいです。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM (固定撮影)

天気はこんな感じでした。星がほとんど見えないので、赤道儀は使わず固定撮影で写しています。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM (固定撮影)

少しずつですが、雲がまばらになってきました。
久々の晴れ間ということで、平日にもかかわらず、天文台の中へ入った人たち以外に合計4台もの車が出入りしました。そのうち2台は家族連れでした。
みんな星を見るのが目的みたいで、思い思いの場所で空を見上げていました。
(ひょっとしたら、しし座流星群狙いだったのかも。レンズ交換をしているとき、手元が一瞬明るくなるほどの火球がひとつ流れました。駐車場にいた人たちは、みなさん声にならない声を上げたほどです。あれがしし座流星群の片割れだった可能性が高いです。)

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM (固定撮影)

雲が出てはいたけど、撮影していて楽しかった。こんなにわくわく感を味わったのは久しぶり。

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L IS II MACRO USM (追尾撮影)
ISO400, F2.8, 4分

北極星がどうにか現れてくれたので、速攻で極軸合わせ。
月が出る直前まで全天薄雲が漂っていましたが、構わず少しでもクリアに星が見えている方向へレンズを向けました。
普通だったら写真を撮ろうという状況じゃないけど、どんな瞬間も一期一会です。

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L IS II MACRO USM (追尾撮影)
ISO640, F3.2, 4分

ぎょしゃ座の辺りが最も雲が薄かったでしょうか。とはいえ薄いベールが被っているような状況なのでノーフィルターです。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM  (追尾撮影)
ISO800, F3.2, 2分

撮影時刻は22時30分。ぎょしゃ座の写真を撮ったのが22時10分。
その頃より北東~南東方面が晴れ上がり始めました。
今日はここまでといわんばかりに、まだまだ明るい月が登場。
他の人たちも三々五々と散っていきました。

最後に、オーロラショット?を2枚。
この光の原因はわからないのですが、オーロラみたいで気に入っています。
駐車場の出入りが結構あったので、車のヘッドライトが反射したのかな?
こんな予期せぬ写真がたまに撮れるので、天体写真はやめられません。

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L IS II MACRO USM (追尾撮影)
ISO400, F3.2, 3分

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L IS II MACRO USM (追尾撮影)
ISO500, F3.5, 3分

 

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2011年11月10日 (木)

お月見 at 天蓋高原

満月は11日だけど、晴れ間は今日しかなさそうなので月見に行ってきました。
その前に、今年二度目になる天蓋山(634m)登山。
春に行ったときは地震の影響か、山頂の観音像が倒れており、お社も壊れていたけど、きれいに修復されていました。よかった、一安心。
地元のみなさんに感謝したいと思います。

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山頂ではじっくりと双眼鏡で周囲の地形を観察しました。

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これは南の方角のパノラマ写真(2枚を合成)。日本海も見えます。
飯豊連峰はうっすらと雪化粧していました。
紅葉はもう終わりかけですね。

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山頂から見た。天蓋高原の駐車場を含む松の木平一帯です。
山古志の棚田を彷彿とさせる、美しい風景が拡がっています。

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下山したら、丁度月が稜線から顔を出しました。
こりゃきれいだわ。早く、天蓋高原へ移動しなければ。

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朝日連峰の稜線にも、かすかに白いものが見えます。
空気の透明度は素晴らしく、明日が満月の月光もいつになくキラキラしています。

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天蓋高原駐車場から、10mmの魚眼レンズでパチリ。
月の下にあるピークが天蓋山です。

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駐車場に隣接する芝生広場には、いくつか木のテーブルとベンチが置かれています。
ぼくが酒飲みだったら、一人宴会を始めていたことでしょう(ぼくは一滴も飲めないんです)。

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気分はハレアカラ山頂。

最高に美しいお月様でした。

2011年11月 9日 (水)

カノープス遊び(追記)

大事なことに気づきました。
ステライメージ(Ver9)でシュミレーションするとき、地形の表示の数値を、初期設定の15kmのままにしてあったのです。
これを50kmにすると、一気に地平線はせり上がり(-_-;)、カノープスの見えそうな場所は半減してしまいました。どのくらいの数値にしたら適当なのか、よくわかりませんが、取りあえず50-60kmで入力すると、金倉山や天蓋山頂上はアウト判定になります。
弥彦山頂上はそれでもまだぎりぎり見えますが(ぼくが先日山古志に行った日付でシュミレーションすると、カノープスの現れる時間は3時30-35分頃となりました。極めて短い間です)、見えている時間は短縮化されてしまいました。
下越では、五頭山か二王子山に登らないとだめみたいですね。厳しい・・・
平野部からは難しいと思います。他人の二番煎じになるかもしれませんが、弥彦山が最も無難のようです。

2011年11月 7日 (月)

カノープス遊び

いやあ、カノープスの写る場所探しは楽しいですね。これぞ男の遊び?
高い山へ登れば見えることは確実だけど、できれば人里に近い場所から写したいもの。
おそらくは朱鷺メッセの展望台へ上がれば見えるとは思うけど、現実的ではありません。
新潟大学五十嵐キャンパスの屋上もいいんですけどねえ。

ところで、前回の山古志でのまとめをひとこと。
改めてこないだ行った場所(当初予定の場所より100mほど離れていた)の座標で、ステラでシュミレーションしてみたところ、やはり見えているはずなのです。
実際に写した写真と時刻を合わせ、分析してみたところ、カノープスが現れたかもしれない場所は右の林の裏であることがわかりました。
ステラではその部分の尾根は右肩下がりに低くなっているので、実際には尾根の上に登ってきていた可能性も捨てきれないのです。
あの場所のすぐ西には標高679mの猿倉岳がそびえており、頂上へ至る道も付いています。
実は最初そこへ行こうと思ったのですが、あと少しのところで舗装路が悪路のダートに変わってしまい、Uターンしました。その途中にも標高480~510mのあたりで南の低空を見渡せる箇所があったので、そこも有力な候補地のひとつです。
でも、カノープス以外にもいろいろ撮りたいですし、この次行くとなれば開放感にすぐれた金倉山を選ぶと思います。

前回山古志へ行く前に立ち寄った場所があります。
そこは角田山の麓、仁箇堤知覚の柿畑(標高約40m)。ただし結構ナイター照明やらなんやらかんやらで周囲が明るく、個人的には興ざめしました。深夜になれば暗くなるんでしょうけど。(ステラによるカノープスの高度は、次に紹介する場所の図とほぼ同じです。)

Jinkatei

もっと北側でいいところないかなあと探してみましたが、ここはどうでしょう?
佐潟の近くの丘の上で、標高は約36~38mあります。
(37°490440, 138°515068)

Sagata

この場所の座標をステラで表示させてみると・・・

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ぎりぎりですね。でも、いつかは見えるかどうか確かめてみたいものです(その前に、確実に見えそうな場所から確実に見ないと・・・)。

2011年11月 6日 (日)

弥彦菊祭り

土曜日、弥彦菊まつりを見てきました。

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現場では気づかなかったのですが、これはというカットに、目の覚めるようなブルーの傘が写っていました。これはなにかの暗示かな?
雨の似合う夕方の境内でした。

 

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2011年11月 4日 (金)

イータカリーナ星雲の見える場所

まだ見ぬ南天の対象で、是非とも撮ってみたいのが、カノープスと同じりゅうこつ座に属するイータカリーナ星雲。
ネットを通じて知り合ったてげてげさんがお住まいの南九州を、しばしグーグルアースでバーチャル旅行。
どんどん南へ下っていくと、佐田岬があります。
う~ん、これはいい感じ。南はなんていったって太平洋。光害指数も低そう。
試しにステライメージでどこまで見えるかシュミレーションしてみたら・・・す、すごい、イータカリーナ星雲が半分くらいですが、見えるではありませんか。
シュミレーションした日時は12月25日。時刻は4時から5時にかけて、太平洋上を横断していきます。

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ぼくが見つけた場所は南大隅町佐多馬籠地区、標高449m。県道68号線の近くです(ピンの立っている所)。
もっとも、この駐車場のように見える場所に、一般車が停めることができるのかどうかは定かではありませんが。
すぐにでも駆けつけたい気分ですが、飛行機代が高すぎますよね。

最近知り合いの方が冷却モノクロCCDを導入し、素晴らしい色合いの写真を発表しています。
あの色こそ求めていた色なんですよね。
そんなこんなで理想に近づけるべく、今日も先月撮ったスバルを再々処理。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM
ISO800, F3.2, 180秒 (6枚コンポ)

総露出時間18分ではこれが限界でしょうか。
来年はどんな対象でも、1時間は総露出時間をかけるようにしたい思います。

2011年11月 3日 (木)

カノープスを求めて

まずはお詫びと訂正です。
昨日、カノープスの撮影に成功した旨の記事をアップしましたが、実際はカノープスは写っていなかったため、記事は削除しました。(Sさん、ありがとうございます!)
11月2日、昨年から目を付けていた山古志村の種苧原郊外の某所へ行ってみたのですが、結構高い木立があちこちにあり、当初の場所を変更しなければいけませんでした。
とはいえ、新たに探した場所もすぐ近くですし、標高490m近くあります。
ステライメージのシュミレーションだと見えるはずでした。
しかしながら実際に写った星を精査してみると、カノープスはこの場所からは見えないようです。
本当にあと少しの所で稜線に顔を出してくれません。あと100m高かったら見えるのだろうけど、かといって長岡の八方台では見えないし、本当に見える場所探しは困難です。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC (with LPS-P2 & プロソフトンA)
ISO1250, F2.8, 1分

ぼくがカノープスと勘違いした右の稜線に近い赤い星は、τPup (とも) 光度  2.94。
ステライメージでバイエル名を表示させると、カノープスのすぐ左隣にこの恒星を見つけることができます。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC (with LPS-P2)
ISO1600, F2.8, 1分15秒

カノープスと思い込んでいたτPup が見えていたのが、おおむね2時55分から3時40分頃まで。
上の写真は3時50分に写したものですが、既にτPup は沈んでしまっています。
画面中央下の稜線に近いところに輝く明るい星は、アルスハイルアルムリフ。
この星だったら、随分長いこと見えているんですけどね。
場所の確認のために装着した拡散系フィルターを外して撮ってみると、とも座付近にはいろいろと特徴的な天体が多くあることに気づかされます。
その代表格がNGC2477でしょう。真ん中よりやや下にもやもやっとした雲のようなものが写っていますが、これがそう。
かなり密集した散開星団で、今度は望遠レンズで狙ってみたい対象です。
その左には同じく散開星団のNGC2546、すぐ上にはNGC2451があります。
地平線近くなので赤い散光星雲はほとんど写っていませんが、南半球へ行けばこのあたりはかなり真っ赤に写るはず。巨大なガム星雲の一部だからです。

あと、この日撮った写真を幾つか掲載します。

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EOS60D + EF14mm F2.8L II USM (with LPS-P2)
ISO1250, F3.5, 3分 (8枚コンポ、トリミング)

光害カットフィルターを付けているのを忘れて、超広角レンズを使ってしまいました。
そのため周辺部が激しく流れているので、その部分を大幅にカットしています。
初冬らしい星座の組み合わせです。

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EOS60D + EF70-200mm F2.8L IS II USM (with LPS-P2、200mm側にて)
ISO1600, F2.8, 4分 (ワンショット)

カモメ星雲と散開星団M50の組み合わせです。

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EOS60D + Samyang 35mm F1.4 AS UMC (with LPS-P2)
ISO800, F2.8, 7分 (2枚コンポ)

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EOS60D + Samyang 35mm F1.4 AS UMC (with LPS-P2)
ISO1600, F2.8, 4分 (2枚コンポ)

カノープスが現れる予定時刻は3時。それまで間があったので、ひたすら双眼鏡で星空散歩を決め込みました。
カメラの電池切れでとも座付近のガム星雲(最後の写真)はたっぷり露出をかけられず、いつものショボい写りになってしまったのは残念。
南天のとの格闘はまだまだ続きます。

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