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2011年11月25日 (金)

スターゲート (2)

会津から赤谷経由で帰る途中、オリオンに呼ばれた気がして加治川治水ダムへと車を走らせました。
夜中にこんな山奥へ入るのは怖かったし、既に東赤谷から奥の道路は冬期通行止めになっているかもしれないと一瞬思ったけど、構わず奥へ奥へと・・・
幸い道路はまだ通行止めにはなっておらず、加治川治水ダムまで行くことができました。
ところが、ダムサイト及び隣接する駐車場は明るくライトアップされているのです。
水銀灯がなかったら素晴らしい星見スポットたりうるのですが。
仕方ないのでダムサイト手前の橋の上に車を停め、再びオリオンとご対面。

_mg_3852dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 80秒

時刻は既に23時を回っています。対岸の尾根の上からオリオンがぼくを見下ろしていました。
その視線、いや、その光はとてつもなく透明でかつ強く、思わず身震いしたほど。
間違いなく空は今年イチバンの透明度。
といっても反対側の方角は曇っていたので、オリオン座の付近だけだったのです、晴れていたのは。
ノーフィルターの短時間露出でこれだけ写るのだから、自分でいうのも何だけどスゴイです。

_mg_3858p3

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒

カメラを少し右手に振って撮影した一枚。
深い谷間ゆえ、足下も定かではない壮絶な暗さです。
背後の山も、紅葉なんだか既に落葉しているのか全くわかりません。

_mg_3861dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1250, F3.2, 240秒

最初の2枚はトーストによる追尾撮影ですが、これは固定撮影。
撮って出しの画像は、4分の露出でも山は真っ黒でした。
しかし、強引に画像処理してみると・・・山肌が浮き出てきました。
やはり、もう紅葉はとっくに終わっているようで。
このあと、"スターゲート"が閉じたことを直感、帰宅したのですが、新発田へ着いたら雨が降り出しました。
ところで、写真ではわかりにくいですが、対岸の視線と同じ高さの斜面に踏み跡が残っています。
昔このあたりは赤谷鉱山として栄えていました。
そのトロッコの線路跡や坑道跡などが林の中に埋もれています。
沢までは断崖絶壁となっており、このあたりからダム下まで、イワナの聖域として知られています。
ぼくが最初に加治川治水ダムを訪れたのは高校時代。
当時とちっとも変わっていない自然がここには残されています。人智を寄せ付けない厳しい自然が。

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コメント

よくあの天気で晴れ間を見つけましたね。
佐藤さんにも怖いところがあるとは意外です。
確か廃線になった赤谷の奥でしたっけ。
途中に鉱山の廃墟があったような記憶があります。
まだあるのでしょうか。

まるひさん、こんにちは。赤谷鉱山は規模がとても大きく、もちろん廃墟はたくさん残っていますよ。
この辺には水晶の鉱脈もあり、今でも丹念に山腹を探せば水晶のクラスターを見つけることも可能だそうです。怖いと言っても、ここのはネガティブな怖さではなく、ポジティブな怖さなんです。次元が違うみたいな。

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