オリオンの舞
胎内平での撮影の続きです。
この日は特に撮りたい対象が頭にあったわけではなく、その場の思いつきでレンズを向けていきました。
一通り、東の空の恒星を撮り終えると、オリオンが怪しく低空に舞っていました。
EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (with LPS-P2 filter)
ISO1250, F2.8, 60秒 (75mmにて撮影)
低空は透明度がよいながらもややシンチレーションが大きかったので、かなり不気味でした。オリオンの舞としか形容できないほど。
EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (with LPS-P2 filter)
ISO1250, F3.2, 300秒 (70mmにて撮影、3枚コンポ)
右の明るい恒星は、全天で7番目の明るさを持つ青色超巨星のリゲル。
今回はいつもと異なり、リゲルを引き立たせるためにオリオンの三つ星と大星雲を配置しました。(リゲルの上の魔女の横顔星雲、もっと写るかと思ったのだけど甘かった。倍の露出が必要ですね。)
EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (with LPS-P2 filter)
ISO1250, F3.2, 300秒 (200mmにて撮影、3枚コンポ・・・うち1枚は露出時間50秒)
そしてオリオン座大星雲と馬頭星雲。
かなり大きな流れ星も写ってくれて、写真に華を添えてくれました。
帰宅時間が迫っていたので3枚しか撮らなかったけれど、いつかは総露出時間を1時間にまで伸ばしてじっくり撮ってみたい。
EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (with LPS-P2 filter)
ISO1600, F3.2, 180秒 (70mmにて撮影)
最後に、ぎょしゃ座のボツ写真?を1枚。
今まで撮ったことのない超新星爆発の名残であるレムナントを、勾玉星雲の下に配して撮ろうとしたのがこの写真です。
位置が少しずれていますね。もう少し右に振らないと。
まあ、でも星の残骸よりは新しい星が続々と誕生する領域の方に何倍も惹かれます。
あちこちのサイトで作例を見ると、この程度の露出では写らないかも。
だから、リベンジはなし。次回は、双子座と一角獣座のあたりを撮ってみます。
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excelenta ssatesia mi sseinco te nsiona equistivu ssadessas. mexpro te dincia dento nos eritides o riameguis ograriam reires bien.
投稿: Tragaperras | 2011年10月11日 (火) 06時47分
Dear Tragaperras,
Thank you for your comments, but unfortunately English is the only language I can speak and write. Anyway, I'm really appreciate it. Thank you.
投稿: Toshihiko Sato | 2011年10月11日 (火) 13時10分