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2011年10月19日 (水)

今年1~2番目の暗さ

最近1ヶ月、カメラ用品のリサーチに没頭、この分野においては日本が決して先進国とは言えないことを痛感しました。
世界はアルカスイス規格のプレートが主流であり、自由雲台もこの規格を採用したテンションコントロール付きのそれが爆発的に増えています。
その点、新潟のビックカメラへ行っても、ガラスのショーケースの中に鎮座しているのはマンフロットとジッツォ、ベルボンのみ。
アルカ規格のプレートに至っては皆無です。

Img_3605

つい数日前に届いたばかりのKirkのクイックリリースプレートを、FEISOLのパノラマ雲台に取り付けてみました。
この上にTOAST PROを載せるのですが、今日初めて現場で組み立ててみて、明らかにGITZOのクイックリリースプレートを使用していたときよりぐらつきが少ないことを確かめました。
もうひとつ、自由雲台の最高峰との評価が高いmade in KoreaのMarkinsQ20 もデビュー。その滑らかな操作性に舌を巻いたのでした。

Img_3580p

薄明終了から月の出までのインターバルは2時間半。充分星空を楽しめます。
新聞で、大毎集落の稲刈りを祝う行事が行われたとの記事を読み、蒲萄集落郊外の棚田地帯へ行ってきました。ひょっとしたら、はさぎが現役で、つまり稲を干すのに使われているのではないかという期待を込めて・・・
でも甘かったですね。稲刈りはすっかり終わっており、あたりに晩秋の寂しさが漂っていました。

Img_3582

西に目を転ずると、夏の名残の天の川が地平線に溶け込むように消えていきます。
ちなみに、この日の空の暗さは今年経験した中で1,2を競うものでした。
あくまで20時前後の空でそのような暗さだったので、23時過ぎの深夜になったら本当に足下が見えないくらいの暗さになったかもしれません。(この日は半月が昇ることになっていたので、それは実現しえませんでしたが)

Img_3596_98p

天頂付近の透明度は抜群で、ごらんのように白鳥座付近の天の川もくっきり(LPS-P2フィルター使用)。
Samyangの単焦点レンズ(35mm F1.4)を忘れてきたので、シグマの標準ズームの35mm域での撮影になります。そのため、周辺画像が乱れているのが残念です。

Img_3600

時刻は21時30分、既に月は地平線に顔を出しているはず。
その月明かりがプレアセス星団とぎょしゃ座のカペラをほのかに照らし出しています。
(このカットもLPS-P2フィルター使用)
蒲萄スキー場の中程にあるクラシタロッジ付近に明かりが付いているのが見えました。
いよいよスキーシーズン開幕に向けて、地元では準備が始まっているようです。

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