ドラゴンの涙
ここは銀河のなかの辺境の惑星ナワール。
地球人にはまだ知られていませんが、よく似た文明が発達しています。
標高2000mの高原地帯にあるここKurokawa Villageでは、毎年7月、銀河の中心部が薄明終了直後に昇ってくる頃、年に一度の祭りが開かれます。
地球では考えられないほど極端に空気が澄んでいるため、祭りの照明を消しても人の顔が識別できるほど、星明かりで周囲がほんのりと照らし出されます。
踊られる曲は3曲。Dragon's Tears、Jagar Series、Lotus Seriesと名付けられた、空手の型の動きに似た踊りが披露されます。
これらのムーブメントは日常生活にも取り入れられており、これらの動きに熟達することによって肉体の周波数は物理的に高められ、身体は半透明となります。
こうして高められた意識は個を離れ、未知の世界へと飛翔することが可能となるのです。
踊り手たちはエネルギー体で近隣の宇宙をつかのま旅をし、無数の星たちと交流するのです。
(合成写真)
« M33と雲との対話 | トップページ | オリオンも楽しそう »
コメント