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2011年9月29日 (木)

散光星雲 NGC7822 & Ced214

今回の新月期は晴天が続きます。おそらく新潟県では今年初めてではないでしょうか。
この機会を逃してはなるものかと、27日の夜も下越の山間部へ繰り出しました。
最初、ぶどうスキー場近くの棚田地帯へ行ったのですが、夜露がすごく空も全体にかすみがかかったようになっており、抜けるような青空だった昼間の天気に比べたらイマイチです。
ひょっとしたら、広大な水田地帯の真ん中だから湿気が他の場所より高いのかも。
稲刈りが終わったら、少しは湿度が下がるのでは?
その疑問を解消すべく、ここと同じ標高の天蓋高原へ移動してみることにしました。
いったんR7を北上、大毎経由で岩船北部広域農道へ入り、天蓋高原へ。現地着22時30分。
ところが、かすみの度合いはほぼ同じようなものでした。とはいえ、雲が出ているわけではないので一応満天の星空です。
いつ来ても天蓋高原は気持ちのいい場所ですね。
村上の街明かりの入らない奥の駐車場に陣取り、さらに1時間半ほど撮影&星空ウォッチングを続けたのでした。

Img_3371_74p1_ced214

EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with LPS-P2 filter)
ISO2500, F2.8, 120秒 (4枚コンポ)

こちらは棚田で知られる池ノ平で撮ったもの。時刻はまだ20時台です。
前回のブログで、広角レンズで写したケフェウス座付近の写真を掲載しましたが、その1枚目を見ると、中央やや右側に左隅のIC1396と同じくらいの面積で写っている赤い散光星雲があるのがわかります。
調べてみると、濃い塊のような部分はCed214という名称が付けられており、左側のもやっとした波打ったような部分をNGC7822と呼ぶらしいです。
あとで知ったのですが、9月に入ってから同じ対象を写している方が何人かいるみたいですね。
まさに今日、ブログで発見しました。なにかある種の繋がりを感じます。
さて、この日はトーストでなく、より小型のトーストプロを使用。ベンロのB3自由雲台との組み合わせですが、こちらも調子が悪い。
もっとも、今までトーストプロは標準~広角レンズ専用で使ってきたので、キャノンの1.5kgもある望遠ズームを使ったことがありません。
ベンロの雲台、割と個体差が大きく、精度はイマイチと感じています。ひょっとして、雲台に問題があるかもしれません。
ということで、3分の露出でもうまくいかなかったためISOを2500まで上げ、2分という短い露出時間で撮っています。
ISO1600で写したそれと比べると、あまりカラーノイズの量に違いはありませんでした。
高ISO、短時間露出、多めのコンポ枚数、この組み合わせでも結構イケルかもしれません。
今回の画像処理から導入したNik Software社のノイズ低減ソフト・Dfine2.0もよい仕事をしてくれました。

Img_3384_perseus

EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with LPS-P2 filter)
ISO800, F3.2, 120秒 (トリミングあり)

毎年プレアデス星団やオリオン座大星雲を撮るという人は多いですが、毎年決まった恒星を撮るという人はあまりいないと思います。
これは流星群で有名なペルセウス座を代表する恒星・ミルファク。
生で見るのが一番なのはもちろんですが、こうして写真で眺めてみても言葉で表現できないある感覚が呼び覚まされます。
さて、このあと天蓋高原へ移動したのですが、続きはまた明日。

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