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2011年9月の15件の記事

2011年9月30日 (金)

秋の天の川を愛でる

天蓋高原では、なぜか今まで望遠レンズで撮ったことのなかったカリフォルニア星雲を写してみました。
広角レンズでもくっきり写るほどなので、それほど露出をかけなくてもそこそこ写ってくれるようです。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with IPS-P2 filter)
ISO1250, F2.8, 210秒 (トリミングあり)

そのあとは35mmの広角レンズで、カシオペアから昇ってきたばかりのオリオンにかけての天の川を数枚撮ったりしました。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC (with IPS-P2 filter)
ISO800, F3.2, 270秒

上部の星が密集しているところがペルセウス座、画面下半分はぎょしゃ座です。
右上の赤い星雲はカリフォルニア星雲、下の方にうっすらと勾玉星雲が見えています。
一番大きな恒星はぎょしゃ座のカペラ。双眼鏡で見ると、もう少しオレンジ色っぽく見えます。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC (with IPS-P2 filter)
ISO640, F2.8, 240秒

右にペルセウス座、左にカシオペア座。
中央に二重星団とハート星雲が写っています。光害の影響は全くないのですが、この日は透明度がイマイチだったため、それほど色が乗ってきませんでした。

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EOS60D改 + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE HSM
ISO800, F2.8, 130秒

時刻は既に1時半、シリウスが昇ってきました!
一番明るい星は木星、中央にプレアデス星団。
秋の天の川は色彩的には淡いですが、宝石のような美しい輝きを持つ、個性豊かな星たちの宝庫です。
この日の流星観測回数、8-9回。割と多く見ました。
天蓋高原は、個人的になぜか他の場所より流れ星を頻繁に見ることができるのです。不思議ですね。

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2011年9月29日 (木)

散光星雲 NGC7822 & Ced214

今回の新月期は晴天が続きます。おそらく新潟県では今年初めてではないでしょうか。
この機会を逃してはなるものかと、27日の夜も下越の山間部へ繰り出しました。
最初、ぶどうスキー場近くの棚田地帯へ行ったのですが、夜露がすごく空も全体にかすみがかかったようになっており、抜けるような青空だった昼間の天気に比べたらイマイチです。
ひょっとしたら、広大な水田地帯の真ん中だから湿気が他の場所より高いのかも。
稲刈りが終わったら、少しは湿度が下がるのでは?
その疑問を解消すべく、ここと同じ標高の天蓋高原へ移動してみることにしました。
いったんR7を北上、大毎経由で岩船北部広域農道へ入り、天蓋高原へ。現地着22時30分。
ところが、かすみの度合いはほぼ同じようなものでした。とはいえ、雲が出ているわけではないので一応満天の星空です。
いつ来ても天蓋高原は気持ちのいい場所ですね。
村上の街明かりの入らない奥の駐車場に陣取り、さらに1時間半ほど撮影&星空ウォッチングを続けたのでした。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with LPS-P2 filter)
ISO2500, F2.8, 120秒 (4枚コンポ)

こちらは棚田で知られる池ノ平で撮ったもの。時刻はまだ20時台です。
前回のブログで、広角レンズで写したケフェウス座付近の写真を掲載しましたが、その1枚目を見ると、中央やや右側に左隅のIC1396と同じくらいの面積で写っている赤い散光星雲があるのがわかります。
調べてみると、濃い塊のような部分はCed214という名称が付けられており、左側のもやっとした波打ったような部分をNGC7822と呼ぶらしいです。
あとで知ったのですが、9月に入ってから同じ対象を写している方が何人かいるみたいですね。
まさに今日、ブログで発見しました。なにかある種の繋がりを感じます。
さて、この日はトーストでなく、より小型のトーストプロを使用。ベンロのB3自由雲台との組み合わせですが、こちらも調子が悪い。
もっとも、今までトーストプロは標準~広角レンズ専用で使ってきたので、キャノンの1.5kgもある望遠ズームを使ったことがありません。
ベンロの雲台、割と個体差が大きく、精度はイマイチと感じています。ひょっとして、雲台に問題があるかもしれません。
ということで、3分の露出でもうまくいかなかったためISOを2500まで上げ、2分という短い露出時間で撮っています。
ISO1600で写したそれと比べると、あまりカラーノイズの量に違いはありませんでした。
高ISO、短時間露出、多めのコンポ枚数、この組み合わせでも結構イケルかもしれません。
今回の画像処理から導入したNik Software社のノイズ低減ソフト・Dfine2.0もよい仕事をしてくれました。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with LPS-P2 filter)
ISO800, F3.2, 120秒 (トリミングあり)

毎年プレアデス星団やオリオン座大星雲を撮るという人は多いですが、毎年決まった恒星を撮るという人はあまりいないと思います。
これは流星群で有名なペルセウス座を代表する恒星・ミルファク。
生で見るのが一番なのはもちろんですが、こうして写真で眺めてみても言葉で表現できないある感覚が呼び覚まされます。
さて、このあと天蓋高原へ移動したのですが、続きはまた明日。

2011年9月27日 (火)

珠玉のケフェウス座

今年6月、パソコン買い換えと同時にステラナビゲーターも最新バージョンに買い換えましたが、それでも名称が表示されていない星雲が多くあります。
例えば、洞窟星雲やクワガタ星雲。
天体歴の浅いぼくとしては、毎回場所探しに苦労します。
ケフェウス座周辺は美しい散光星雲の宝庫ですが、トーストではレンズをそちら方向に向けるのが難しいため、あまり撮ったことがありませんでした。
ですが、最近そういった死角にもレンズを向けることができるよう工夫したので、まずは標準ズームの40mm域で、カラフルな領域を一網打尽に。
場所は、胎内スキー場風倉ゲレンデの駐車場です。
自宅から25分で来ることができ、なおかつレストハウス前まで入っていけば胎内平よりさらに暗くなるので、ちょっとしたテスト撮影のときなどよく利用しています。
26日も霞がかった空でしたが、期せずして23時30分を過ぎたらそこそこいい空になりました。(22時から翌1時まで滞在)

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EOS60D改 + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (with LPS-P2)
ISO800, F4.0, 480秒 (焦点距離40mmにて)

現地へ着いてすぐ、17mm側で絞りをF5.6とF7.1に思い切り絞り、周辺画像のチェックを行いました。
でも、違いはあまり感じられませんでした。F7.1まで絞っても周辺の星はやや伸びます。
その伸び方がF5.6とほとんど変わらないのです。シャープさは確かに増していくのですが、絞り込んでも意味はないようですね。
さて上の写真、左右の周辺の星像が伸びています。
これはP2フィルターのせいなのですが(普通は100mm以上の焦点距離で使用します)、そういったマイナス面も覚悟した上で使いたいケースもあるものです。
ノーフィルターでも写しましたが、かなり違いが出たので、光害カットフィルターを広角レンズで使うのもありかな?

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L IS MACRO USM (with LPS-P2)
ISO1250, F3.2, 300秒

この日はコンパクトなトーストプロでのお気軽撮影。
メインディッシュはキャノンの100mm マクロです。
40mmの写真でどこに何があるかおおよその位置がわかったので、M52とNGC7380付近に狙いを定めシャッターを押しました。
予想はしていたけど、100mmの焦点距離ではバブル星雲の泡はわかりませんね。
300mmだったら、さらにこの領域は楽しめそうです。

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EOS60D改 + EF100mm F2.8L IS MACRO USM (with LPS-P2)
ISO800, F2.8, 300秒 (2枚コンポ)

ケフェウス座を代表する散光星雲IC1396とガーネットスターです。
100mmで撮ったのは初めてですが、過去200mmや300mmで写した作品より上品な仕上がりになりました。
この日の流れ星の目撃回数7~8回也。自分のハートに呼応して流れるような、そんな感覚が最近芽生えてきました。

2011年9月26日 (月)

スターパーティー (後編)

土曜日は18時半頃現場へ着き、帰途についたのが翌3時頃。
そのうち6時間くらいをモバイル赤道儀の不調の原因究明に費やしてしまいました。
200mmと300mmではノータッチガイドの難易度が大きく異なるので、これからは無理をせず200mmまでにとどめることにします(テレコンは使わず)。
おそらくオートガイドのシステムが数年内に劇的に進化すると思われるので、そうなったら改めて400mm以上の長焦点の世界へ足を踏み込むかもしれないけど、それまでは星景写真メインがストレスフリーでいいですね。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with 1.4倍テレコン)
ISO1250, F4.0, 210秒 (2枚コンポ)

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EOS60D改 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (with IDAS P2フィルター)
ISO1250, F3.5, 420秒 (2枚コンポ、45mmにて)

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with 1.4倍テレコン)
ISO1600, F4.0, 180秒 (2枚コンポ)

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with 1.4倍テレコン)
ISO1250, F4.0, 190秒 (4枚コンポ)

3分の露出でも歩留まりが悪く、結局2枚コンポするのが精一杯でした(本当は6-7分露出をかけるつもりでした)。
網状星雲はなんとか4枚コンポしていますが、トータルの撮影枚数は18枚です。そのほとんどが流れてしまいました。
空の良さのおかげで、このような短時間露出でもそこそこあぶり出せましたが、まだまだイメージにはほど遠い。
プレアデスは十字の光芒を加えるなどしてちょっと加工しています。
憧れのタカハシのイプシロンで撮るとこのような光芒が入りますが、それを真似てみたのです。自分のイメージではプレアデスは階調が破綻するほど青白い光に包まれているので、そのようなイメージに近づけるべく画像処理を工夫しています。
今回はじめて馬頭星雲とM78星雲を入れて写してみたのですが、オリオン本体に比べると画像処理が楽でいいですね(^_^;)
標準ズームで写したオリオンのバーナードループのみ光害カットフィルターを装着して撮りましたが、山際に顔を出したばかりのときに写したので、下半分が被ってしまいました。
もっと高い位置にあるときにこの倍くらい露出をかけると、もっとバーナードループがくっきりしてくるでしょう。
福島のもっちゃんは年代物の600mmの反射でいろいろ写していましたが、さすがに600mmともなるとすごい迫力。
オリオンもアンドロメダもいい感じでカメラの液晶に映し出されていたので、仕上がりが楽しみです。
尚、この日も流れ星を10個以上見ました。大きなやつも2~3個。
今回初めて、低いところから高いところに向かって空を駆け上がる流星を目撃しました。
このとき興奮は最高潮に達しました。宇宙って素晴らしい!

2011年9月25日 (日)

スターパーティー (前編)

とうとう新月期に快晴が重なりました!新潟では今年初めてのような気がします。
今年は2時間以上撮影したことがないのです。
こんな日は(土曜日)とっておきの場所へ行くに限る。というわけで、福島市の友人もっちゃんと現地で待ち合わせして、山形県の樽口峠へ行ってきました。この場所へ行くのも今年初めて。例年なら、すでに2-3回は足を運んでいるはずなのに。
現地へ着いてみると、車が既に6台。
もしやと思ったのですが、いつぞやもここで出会ったことのある一番星さんも、自身が所属するクラブの会長さんと一緒に来ていました。
これは賑やかな夜になりそう。
湿度はまだやや高めでしたが、透明度は良く、久しぶりに満天の星空を深夜まで堪能することができました。

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EOS7D + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 40秒 (固定撮影)

時刻は薄明終了直後の19時25分。
みなさん準備万端で、いそいそと機材の最終調整に専念しています。
いつもは一人なので、なんだかとってもワクワクします。
夜のとばりが降りると同時に、垂直に立ち上がった天の川が正面に出現。
低空まで被りがなく、感嘆の声を禁じ得ません。
こんな空は6月の浄土平以来。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with 1.4倍テレコン)
ISO800, F4.0, 240秒 (2枚コンポ)

先日、入手したばかりのキャノンの新型1.4倍テレコンをこの望遠ズームに取り付け、300mm F4L ISとの画質比較を昼間の風景写真でテストしてみました。
そしたら、予想通り前者の組み合わせの方がよく(特に色収差で大きな差が出ました)、今日はほとんど280mmとなるこの組み合わせで通しました。
最初にレンズを向けた先は、初物となるみなみのかんむり座のR星。
沼澤茂美さんの著書「星座の事典」(ナツメ社)127pに載っている星で、南の低空の透明度がよかったので狙ってみたのです。
本には「付近には暗黒星雲、反射星雲、輝線星雲が入り乱れている」とありますが、確かに賑やかな領域です。
R星は誕生したばかりの若い星で、この周辺は星生成領域として知られているようです。
いかんせん35mm換算で448mmとなる焦点距離では役不足ですが、他人のブログや雑誌でもお目にかかったことのない被写体を撮るのはどきどきしますね。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with 1.4倍テレコン)
ISO1000, F4.0, 210秒 (2枚コンポ)

続いて、ヘビ座とたて座付近にあるM16とM17です。
画質の話になりますが、明らかにサンヨンで撮るより、200mm+新型1.4倍テレコンの方がシャープでかつ色収差が少ないです。
しかしながら、明るい恒星でのゴーストはちょっと出やすくなり、光芒の形もテレコンなしの70-200mm F2.8L IIとはやや異なります。光芒の形はサンヨンと限りなく似ているような。
この日はモバイル赤道儀TOASTを使ったのですが、昨年後半からノータッチガイドの成功率が低くなりだし、この日も絶不調でした。
上の2枚を撮ってからは3分でも流れるようになり、撮影計画は途中で変更せざるを得ませんでした。オーバーホールが必要なのかな?回数にしたらもう100回以上使っていますからねえ・・・
でも思い出に残る一夜でした。
21時過ぎにはさらに2台の車が加わり、和やかな雰囲気のまま夜は更けてゆくのでした。

2011年9月18日 (日)

生まれ変わりつつある地球

8月29日、胎内平で撮った射手座付近の天の川の写真で処理してない写真を見つけたので、処理してみました。
光害カットフィルターを装着すると、シアン系の色被りが発生します。それを完全に除去するのは困難なので、逆にそれを活かす方向でイマジネーションを広げてみました。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC
ISO800, F2.8, 180秒 (IDAS P2フィルター使用、2枚コンポ)

ぼくは昨年12月末から新潟市のスポーツクラブ・コナミの会員になり、特に春以降は週5回ペースで足繁く通っています。
ヨガ系のクラスが一番好きですが、基礎体力が付いてきてからはボディコンバットという、空手、ムエタイ、ボクシングなどをミックスさせたクラスにはまっています。
先週は初めてバレトンという、バレエのエクササイズをベースに、ヨガの動きを取り入れたニューヨーク生まれの最新エクササイズを体験し、これにも目から鱗の思いがしました。
最近は身体の感性?が著しく向上してきたように思います。
どういうことかというと、エネルギーの流れを身体の内と外両方に感じるようになってきたのです。
よく”気の流れ”という言葉を耳にすることがありますが、その概念に近いです。
やはり今年から並行して行っている、古代トルテック由来のエネルギーワークの効果と相まって、肉体を包み込むエネルギー体が確かにあるんだなと実感するようになりました。
その見えないエネルギーは、星や月の光とも相互作用をすることができます。
ある科学者が地球のシューマンレゾナンスの波長が上がりつつあると言っていますが、ぼくもそれを実感します。
それにしても、最近の大手のスポーツクラブは実に多様なプログラムがあるのですね。
これはひとえに新しい肉体感覚の芽生えを、無意識のうちに多くの人が感じているからなのでしょう。生まれ変わりつつある地球の新たな波長に同調するように。

2011年9月17日 (土)

月光とのフュージョン (後編)

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE HSM
ISO400, F3.2, 13秒 (固定撮影)

20時45分、月が東の空に昇ってきました。
あたりの空気感ががらりと変わります。刻一刻と光は表情を変え、そして新しい時空が毎瞬毎瞬再生されていきます。

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE HSM
ISO800, F3.2, 15秒 (固定撮影)

夜目にはわかりませんでしたが、こうしてRAW画像を現像してみると、稲穂が黄金色にたわわに実っているのがわかります。
正面のぶどうスキー場のすぐ上にはアークトゥルスが今まさに没しようとしています。
その上にはかんむり座、ヘルクレス座、りゅう座などが見られます。

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EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM OS
ISO800, F3.2, 15秒 (17mm側にて、プロソフトンA使用、固定撮影)

新たに見つけた、棚田を見下ろす高台から撮ってみました。

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EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM OS
ISO800, F3.2, 13秒 (17mm側にて、プロソフトンA使用、固定撮影)

ぶどうスキー場と向き合っていると、今までのパウダーシーンが思い出されます。
ここは知る人ぞ知る、オフピステ天国。
今年はどんなドラマを見せてくれるのだろうか。今年もシーズン券買わなきゃ。

2011年9月16日 (金)

月光とのフュージョン (前編)

村上市における9月16日の日没は17時54分、月の出は18時48分。
12日が満月だったため月はまだまだ大きく、一般的には天体写真を撮るにはまだ今週は時期尚早です。
しかし今年の春から、満月の時期でもいい天気であるのなら積極的にフィールドへ出かけていくことが多くなりました。
ひとつには満月のパワーを取り入れるエネルギーワークをするためと、ひとつは月明かりの元での写真を撮るためです。
広角レンズで地上風景と星とを一緒に写す、いわゆる星景写真では、月が出ている方が速いシャッタースピードで切れるため、赤道儀を使わない固定撮影でも星を点に写すことができるようになります。
もちろんその明るさ故に、映り込む星の絶対数は減りますが、地上風景もよく写るし、それはそれで独自の映像表現ができるのです。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1000, F3.2, 30秒 (追尾撮影)

撮影時刻19時16分。もう月は出ているはずですが、肉眼ではまだまだ真っ暗です。
場所は県北部、蒲萄スキー場のある集落から東へ2kmほど入った山中に突如として展開する美しい棚田地帯。
ここまで来ると西方向でも光害は感じなくなるし、視野もそこそこ広く、全方位オーケーの素晴らしい場所なのです。
行く夏を惜しんで、南の地平線へ沈みゆく、射手座を中心とする天の川を撮ってみました。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC
ISO640, F2.8, 30秒 (追尾撮影)

時刻は20時5分。
この日は22時に引き上げるまで、撮りも撮ったり70数枚。
パノラマ雲台を使ってモザイク撮影も試みたのですが、こちらはうまく行かず。
それはそうと、明るい月明かりの元でないとこのような色は出ません。
月光と宇宙空間、地球の大気と天の川中心部の濃密な雲とのせめぎあいがよくわかります。
一見おどろおどろしい色に見えますが、文字通り一期一会の光景です。

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EOS60D改 + Samyang 35mm F1.4 AS UMC
ISO400, F2.8, 30秒 (追尾撮影)

同じレンズで、サソリ座のアンタレスと地上の山並みを入れて撮ってみました。
(右の稜線の上に浮かぶ明るい星がアンタレス。)

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE
ISO1250, F3.2, 20秒 (固定撮影)

この日はカメラ2台、三脚2本体制(うち1本はポータブル赤道儀付き)でびしばし撮りました。上の魚眼レンズでのカットも、やはり20時に写したもの。
見渡す限り雲はなく、湿気が多いながらも稀に見る快晴となりました。

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EOS60D改 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM OS (17mm側使用)
ISO400, F3.5, 30秒 (追尾撮影、3枚コンポ、プロソフトンA使用)

大好きな白鳥座にもレンズを向けてみました。
東側からどっと月明かりがなだれ込んでいるのが妙にリアル。
デネブにベガ、アルタイルといった夏を代表する恒星をはじめ、しっかり新潟アルビレックスゆかりのアルビレオも写っています。
ちなみに、左下のオレンジ色っぽい星は、ペガサス座のエニフです。

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L II USM (200mm側を使用)
ISO800, F3.5, 0.5秒 (固定撮影)

まあるいお月様が稜線の上に顔を出したのが20時12分。
上の写真がそれです。
5分くらい前に、この山の頂でちらちらと白く強く光るなにかがあることに気がつきました。
双眼鏡を取り出して見てみても、発光体がなんなのかよくわかりません。
すわUFOかと真剣に疑いました。
急いで望遠レンズに付けかえ、三脚にセットすると・・・な~んだ、月か。
お月様には失礼ですが、ちょっとがっかり。
でも、この日の月はいつになく神秘的な光を放っていました。(明日に続く)

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2011年9月11日 (日)

Stargazer Observatory

最近、素敵な天体写真のサイトを見つけました。
それが表題のStargazer Observatoryです。NASAのAstronomy Picture Of The Dayに紹介されていた方のHPです。
情報量は多くはないのですが、Galleryに紹介されている写真の素晴らしいことと言ったら・・・
カメラはSBIG STL 11000 CCD Camera。
もうひとつこのHPのワンダホーな点は、写真が3~4通りの解像度でアップされていること。
任意の写真をクリックすると、まず(多くの場合長辺1200pixel)初期設定の解像度の写真が表示されます。そこで右上を見てください。解像度を調整できるボックスがあるはずです。
どの写真もフル解像度の写真を表示できるようになっています。迫力満点です。

さて、去る9月7日の夜、ぶらりと二王子山の麓にある二王子神社へ行ってきました。
月明かりに照らされた境内は異次元の世界です。
体が自然に動き出して、覚えたてのヨガをやりはじめました。これは戦士のポーズ。

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星景写真を撮るのが第一の目的だったのですが、山奥の境内でやるヨガがあまりに心地よく、写真なんてどうでもよくなってしまいました。
この写真で露出時間20秒。おそらく普段コナミのヨガのクラスで練習するときも、ひとつのポーズを保持する時間はそのくらいだと思います。
外気温は結構低かったけど、予想以上に身体が心からぽかぽかしてきたので、上半身裸になってヨガを続けました。

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真上に見えているのは白鳥座。
なぜ白鳥座や射手座に惹かれる人が多いのだろうか(自分も含めて)。
それはきっと、これらの天体から照射されている強い電磁波に意識が感応しているからだと思います。
ぼくは目を閉じていても、白鳥座の中心部の方角がわかるのです。

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2011年9月10日 (土)

光るチューリップ

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ここは惑星ナワール。
国土のほとんどはお花畑となっており、綿密にデザインされています。
上空1万メートルから眺めると、花の惑星の異名をとるこの惑星の真の姿を垣間見ることができます。
チューリップは銀河の星々で広く見られる花で、この星でも春を代表する花として人々に愛されています。
明け方近くには銀河の中心部がかなりの高さまで上ってくるのですが、その明るさ故にお花畑は満月の光に照らされているかのごとく、影ができます。
星明かりは私たちの意識をハートセンターに集約する働きを有しています。
他にも、射手座や白鳥座をはじめとする特定の方向からやってくる強い電磁波や、宇宙のあちこちからやってくる様々な波長の電磁波がそこには含まれており、それをこの惑星の住人たちはエネルギー源として活用しています。
地球のアイルランドという所にはラウンドタワーという高い塔が多数存在していますが、あれらの塔はこの目的で設計されたもの。
すなわち、宇宙からのエネルギー、雷や大気などに偏在する自然エネルギーを増幅し、変換する役割を担っているのです。
アイルランドでは周辺の大地にそのエネルギーは今でも流れ続けており、周りの植物はとても元気。
ところで、Nakajyo Town郊外、Japan Seaに近い砂丘地帯のこのチューリップ畑は、天の川の輝きと呼応するかのように、深夜になるとほのかに発光します。
写真には写っていませんが、やはりこの惑星には同種の塔が多数あり、植物に恵みを与えています。チューリップの発光もその豊かなエネルギーゆえなのです。
その美しさは、この星の住人たちの自慢の種です。

(合成写真)

2011年9月 9日 (金)

オリオンも楽しそう

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ここは惑星ナワール。
北の大陸の中心部にあるStuttgartの街では、11月下旬からクリスマス市が旧市街に立ちます。
クリスマス市の趣向は街ごとに異なっており、なかでもStuttgartのそれは、露店の飾り付けが最も華やかなことで知られています。
この国のクリスマス市の素晴らしさは銀河中に知れ渡っており、期間中はあちこちの星系から大勢のツアー客がやってきます。
12月上旬のあたり、丁度市場が活気を呈する21時頃、オリオン座がこの位置に来るのですが、オリオン座の星々もいかにも楽しそう。
気のせいか、他の季節より輝きが強いと感じます。
きっと、祝福の光を投げかけてくれているのでしょう。

(合成写真)

2011年9月 8日 (木)

ドラゴンの涙

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ここは銀河のなかの辺境の惑星ナワール。
地球人にはまだ知られていませんが、よく似た文明が発達しています。
標高2000mの高原地帯にあるここKurokawa Villageでは、毎年7月、銀河の中心部が薄明終了直後に昇ってくる頃、年に一度の祭りが開かれます。
地球では考えられないほど極端に空気が澄んでいるため、祭りの照明を消しても人の顔が識別できるほど、星明かりで周囲がほんのりと照らし出されます。
踊られる曲は3曲。Dragon's Tears、Jagar Series、Lotus Seriesと名付けられた、空手の型の動きに似た踊りが披露されます。
これらのムーブメントは日常生活にも取り入れられており、これらの動きに熟達することによって肉体の周波数は物理的に高められ、身体は半透明となります。
こうして高められた意識は個を離れ、未知の世界へと飛翔することが可能となるのです。
踊り手たちはエネルギー体で近隣の宇宙をつかのま旅をし、無数の星たちと交流するのです。

(合成写真)

2011年9月 7日 (水)

M33と雲との対話

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肉眼では見えませんが、青いスペクトラム光線がM33から雲に向かって照射されています。
雲は雲で、我々には推し量ることのできないある種の意識を持っています。
星は自然界の万物と交流することができるのです。
もちろん、人間とも。

(合成写真)

2011年9月 6日 (火)

銀河への憧憬

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1888年、磐梯山は大規模な水蒸気爆発を起こし、未曾有の大災害を巻き起こしました。
その旧噴火口は、今もあちこちから水蒸気が吹き出しています。
瞑想の中で、当時の時空へタイムスリップ、目を開けると素晴らしい天の川がこちらを見下ろしていました。
光害の全くない、空気の透明度が高いときには、一帯が天の川の星明かりでほのかに照らし出されます。
心からの畏怖と、ある種の憧憬のまなざしで無心に対峙するぼくは、一瞬にして宇宙空間の中へ飛ばされ、小さな光となってひらひらと漂っているのでした。

(合成写真)

2011年9月 5日 (月)

リアルな宇宙へ

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この惑星の生気を喜びに満ち溢れさせよう。
子宮を出るときは今。
アーチの向こうに、真にリアルな宇宙が待っている。

(東沢バラ公園と天の川銀河との合成写真)

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