銀河 Love
先日、マウイ島ハレアカラ山頂で撮った天の川の写真を、半日かけて再処理してみました。
ぼくが通っている新潟駅前の英会話スクール「スピークアップ」さんのロビーに飾るためです。
オリジナル画像は下の方がかなり被っているんだけど、やはりそれを取り除くのに苦労しました。
ところで、Photoshopについて書かれたハウツーものはたくさん出版されていますが、最近これは思うものに出会ったので、それを紹介します。
本の題名は「フォトグラファーのためのPhotoshop CS5」Scott Kelby著 株式会社ボーンデジタル発行、5700円(+税)。
著者は開発サイドにも近い、Photoshop使いのプロ中のプロ。
つくづく基本を何も知らなかったんだなあと思い知らされます。
上級者向きの本はあまたありますが、この本はひと味もふた味も違います。
どの本より値段が高いですが、それだけの価値がある本です。
一例を挙げると、RAW画像をCamera Rawで開くとき、カメラキャリブレーションのタグの下にカメラプロファイルがあり、初期設定はAdobe Standardになっています。
著者はこれをCamera Standardに変えるよう勧めています。
今までここをいじったことはありませんでした。
ナルホド、Camera Standardが確かに一番いい感じになることが多いですね。
Camera FaithfulはキャノンのDPPでいうところの忠実に、Camera neutralはニュートラルに該当します。
あと、巻末に著者オリジナルのグレーカードが付いているのですが、これがとても便利。
今回マウイ島には天体用に改造した60Dを1台のみ持ち込みましたが、このグレーカードですべてホワイトバランスを合わせています。
また、グレーカードを写し込んでいない画像で、かつニュートラルグレーのものが画面に映り込んでいない場合、ニュートラルグレーの領域を発見する方法とか、実用的な情報が盛りだくさん。
カラーマネジメントにも多くのページが割かれており、ぼくは本書でやっと難解だったカラーマネジメントについて理解できたような気がします。
まだ半分しか読んでいませんが、この本に書かれてあることをマスターするのが、ぼくの夏休みの宿題です。
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フォトグラファーのためのPhotoshop CS5 : デジカメのプロ技 簡単! ビフォー・アフター 著者:Scott Kelby(スコット・ケルビー) |
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