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2011年7月の7件の記事

2011年7月11日 (月)

ホタル日記 (7) そして白鳥座が現れた

日曜日、往生際が悪い僕は、かねてから気になっていた姫田川上流部へ行ってきました。
二王子神社のすぐ近くに妹背滝がありますが、そこから北に平行して流れている川はずいぶん奥まで舗装された林道が延びています。
丁度標高200m地点まで20時前後に行ってみたのですが、ホタルはまばら。
でも、蒲萄や田貝周辺のどこより広大な湿原が標高170m付近に広がっており、ひょっとしたらひょっとするかもという期待を抱かせてくれる風景に出会いました。
久々によく晴れ上がり、頭上には白鳥座がくっきり見えています。
今年もっとも通い詰めた南俣 集落外れの、登山道入り口林道下部の湿原へ立ち寄り、半月より大きな明るい月のもと、ポータブル赤道儀を使って数枚記念写真?を撮影。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F2.8, 60秒, 追尾撮影 (LEE社 SOFT3フィルター使用)

時刻はすでに21時半を回っているので、さすがにホタルは数匹しか飛んでいません。
運良く画面左に入ってくれましたが。
やっぱりこの場所が一番ですね、ホタルと星を一緒に写し込むホタル星景用の場所としては。
これだけ明るい月が出ていても結構天の川のディテールは写るので、闇夜で快晴だったらすごいでしょうね。
来年も多くのホタルに再会できますよう。

2011年7月10日 (日)

ホタル日記 (6) また来年・・・

9日の夕方、再び蒲萄へ。
わずかな夕立があり、気温・湿度ともに昨日より高め。条件としては最高です。
なのに昨日に比べると、ホタルの数は2~3割減といったところでした。

Img_2457

昨日の記事に書いた、作業小屋横から見たホタルの生息地の全景です。正面に蒲萄スキー場が見えます。
ちなみに、国道7号線蒲萄トンネルを抜け、国土交通省除雪ステーションを右折、2軒目の作業小屋になります。すぐ1軒目のそれがやはり左手に現れますが、そこではありません。
2軒目の作業小屋から50~70m先に橋があり(池ノ平への分岐)、その手前の道路の両側に広い路肩があります。車はここに駐車することもできます。

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EOS60D改 + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM (LEE SOFT3 フィルター使用、総露出時間約15分)

やっと思い通りの作品が撮れました。通い詰めた甲斐があったというものです。
この木の周辺には、昨夜も遅い時間になっても多くのホタルが飛び交っていました。
ただし、昨日よりはホタルが少なかったので、より多くの枚数をコンポしています。

Img_2560_90p_2

このあたりが最も密にホタルがいました。昨日も同様だったので、間違いないでしょう。
レンズはEF14mmにスイッチしています。

Img_2591_2620p_2

再びFISHEYEレンズに付け替えて、橋の周辺へ移動。
時刻はすでに21時を回っており、ホタルもまばらです。20時半にチェックしたときはこの倍くらい飛んでいたのですが。
この橋、実は川面から8mくらいの高さがあります。
それでもホタルは橋のずっと上空にまで舞い上がってきます。

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最後にレンズをシグマの標準ズームに付け替え、焦点距離30mm域で空が入らないようにややクローズアップさせて撮ってみました。
時刻は21時半。
21時を過ぎてからのホタルの減り方は昨日以上。
蒲萄界隈でもホタルのピークは7月の頭だったのでしょう。
もし1週間早かったら、この場所でどんなホタルの乱舞が見られたのだろう?
昨日のそれも十分乱舞といえるのですが、期待は膨らみます。

2011年7月 9日 (土)

ホタル日記 (5) やはり蒲萄は凄かった

7月8日、満を持して蒲萄集落へ行ってきました。
目的地は棚田で有名な池ノ平だったんだけど(先日ジュンク堂で立ち読みした、越後の棚田を集めた大型写真集に、池ノ平で撮られたカットが何枚か載っていました)、ほとんどいませんでした。
もう初夏だから畦道とか草ぼうぼうになっていると思っていたのだけど、以外とすっきり整然としています。
つまり、かなり除草剤を使っていることが想像され、即座に池ノ平をあきらめ、次の場所へ移動しました。
実は葡萄から池ノ平へ来る途中、暗い杉林の中をたくさんのホタルが飛んでいました。
それはそれは幻想的で、心はすでに蒲萄集落はずれの水田、および沢沿いの林に飛んでいたのです。

Img_2319_2419

EOS60D改 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM
ISO1250, F2.8, 30秒X20枚 (比較明で合成)

少し場所探しに手間取り、撮り始めの時刻は20時30分。
今回紹介する4枚の写真はすべて共通で、総露出時間は10分となっています。
このあたりの標高は国土地理院発行1/25,000地形図によると、約180m。
なにせ初めての場所なので断定はできないのですが、丁度このくらいの標高の場所はまだピークが続いているように感じました。
新発田市田貝集落周辺の複数のポイントを凝縮したような感じで、水田の端っこ、2mくらいの幅の沢沿いに文字通りホタルが群れています。

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ポイントは大きく2カ所に分けることができます。
国道7号線蒲萄トンネルを抜けるとすぐ右手に除雪センターの広い敷地が現れますので、そこを右折して池ノ平へ続く林道へと入ります。200mくらいで左手に作業小屋が現れますが、その下が上の2枚の写真を写した場所です。
ここから100mで池ノ平への細い林道が橋を渡った直後に右手から合流します。
池ノ平へ行く場合はここで右折するのですが、もう1カ所のポイント、次の2枚の写真を写した場所はこの橋の左下になります。

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実は上の写真、2枚目に写っているホタルが群れている林の向こう側から撮っているのです。
間に幅2mの水量の多い沢が流れており、橋がなかったのでいったん林道まで戻り、ぐるりと迂回して水田伝いに降りたのでした。
ここから池ノ平分岐の橋までの区間がホタルの聖地でした。

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これがその橋です。3枚目の写真の撮影開始時刻は21時10分、この写真は21時30分すぎから写しています。さすがにこの頃になるとホタルもまばらになりますが、地形が変化に富んでおり、いろいろな構図が頭に浮かんできました。
(次の写真、黒丸の部分が今回のポイントです)

Budou


それにしても、ホタルって探せばまだまだたくさんいるものですね。
実は来るときに、1/25,000地形図(塩野町)で目をつけたポイント、高根集落の中心部から南へ直線距離で約500m、赤田川沿いの棚田地帯に立ち寄ってみたのですが、ここもなかなかいい感じでした。(次の写真参照)

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標高が110mしかないので、すでにホタルのピークは終わっていますが、来年は是非来てみたいと思っています。

2011年7月 6日 (水)

ホタル日記 (4)

火曜日は前日の予報だと晴れということになっていたので、念のためポー赤を持って田貝集落へ行ってきました。
新しい場所も下見したけど、そもそもこの日はとても涼しく大雨の後だったので条件としてはよくありません。そのせいか、どこへ行ってもホタルはまばら。
結局登山道入り口ポイントへ行ったのだけど、おとといの1/5くらいしか飛んでいなかった。

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これは去る6月30日に撮った写真です。
場所は田貝集落への坂を下る途中の田んぼ。道路を挟んで反対側が昨年一番多くホタルがいた湿原です。
去年も今年もこの場所は飛び抜けてホタルが多くいるわけではないけど、どんな条件のときでもコンスタントにホタルの飛翔をみることができます。
今日も帰りに立ち寄ってみたら、他のどの場所より多くいました。

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これは7月1日に、登山道入り口林道の二つ目の区画で撮ったもの。
一時的に星が見えていたので、星の軌跡が映り込んでいます。
しかしながら霞がひどく、追尾撮影をする気にはなれませんでした。ちょうど上に送電線があり、それが入ってしまうのも気に入らなかったし(一番奥の区画へ行けば入りませんけど)。
時刻もすでに21時半を回っており、ホタルもあまり飛んでいないので(それでも、今日よりは飛んでいますが)、当初ボツにする予定でした。
今年の地元でのホタル鑑賞会はこれにて終了。
晴れて蒸し暑い日に、もう少し標高のある場所へ行ってみたいと考えています。
旧朝日村はまだ未知の領域なので、そちら方面を狙っています。

2011年7月 5日 (火)

ホタル日記 (3)

7月2日は、前日の夜最後に行った場所へ直行。
早めに現地へ着き、周辺のインスペクションを済ませてから20時ジャスト、撮影開始。

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EOS7D + EF14mm F2.8L II USM (総露出時間 約4分20秒)

ここは昨夜の森のちょっと奥の部分です。
手前に小さな沢が流れており、その沢を渡って対岸の岩場から写しています。
この4日間で最も幻想的な乱舞が見られました。
ところがこの日撮った写真は、8割方ピンぼけ。
岩場を歩いているうちに、ピントリングが動いてしまったようで・・・
でも、脳裏には完全に乱舞の一部始終の映像が保存されているのでよしとしましょう。

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EOS7D + EF14mm F2.8L II USM (総露出時間 約7分50秒)

ここは上の場所と一続きになっている林。昨夜ラストに写した場所の後方側から撮りました。(やはりピンぼけです。悲しい・・・)
なぜかここの、幅50mほどの区間の林一帯にホタルが集中しています。
小沢の流れはほかにもあるのですが。
二王子山麓には、まだまだホタルが群れているところがたくさんあると思います。
自分だけの場所探しは本当に楽しい。
みなさんも梅雨の時期の楽しみの一つとして、ホタル探しに出かけてみてはどうですか?

2011年7月 4日 (月)

ホタル日記 (2)

7月1日は昨年通い詰めた湿原をあきらめ、登山道入り口の林道へ直行しました。
ここは非常に暗いので、できれば開放値F1.4の明るいレンズを使いたいところ。
しかし、フルサイズ機ならともかく、APS-C機の場合、広角でそのような明るいスペックのレンズは存在しません。
なので、あえて焦点距離85mmの中望遠レンズを使い、ホタルが最も多くいる場所を林道入り口から写したのが次の写真です。

Img_7917_69p

EOS7D + SIGMA 85mm F1.4 EX DC HSM (総露出時間 約9分)

撮影開始時刻は20時18分、すぐ近所の親子連れも来て、奥の方へと消えていきました。
ひたすら幻想的でした。ものすごい乱舞でした。
この日は21時半近くまでこの場所にいましたが、その間3台の車が林道へ進入してきました。

Img_7958

この場所は林道を100mほど進んだところ、道路左側に車1台分のスペースがあり、その少し奥に2台くらい停められる広い路肩がやはり左側にあります。
ほとんどの車は奥の広い路肩でUターンしてすぐ出て行きます。
上の写真は、奥まで行った車が引き返してくるところ。
車のヘッドライトのなんと明るいことか。右側に3人の親子連れが佇んでいるのが見えます。
この方たちはマナーをわきまえており、歩行時だけ懐中電灯や赤いLEDライトをつけ、観測場所に着いたらライトを消して静かに鑑賞していました。
このブログを読んで、この場所へ今度行ってみたいと考えられている方にお願いです。
多くのホタル観賞スポットでは車の乗り入れが禁じられており、それによって生息環境が守られています。
ところが田貝集落周辺のポイントは観光化されていないため、まだ何の決まりもありません。
特にこの場所は、二王子山登山道入り口へ通じる林道がホタルの生息地のど真ん中を走っているため、できるだけ車の乗り入れは避けたいものです。
上の写真を見ておわかりのように、ホタルにとって車のヘッドライトはほとんど凶器に近いのです。
集落内にはいくらでも車を停めるところがありますので、どうか徒歩での鑑賞をお願いします。

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EOS7D + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC HSM (総露出時間 約20分)

二王子山への登山道入り口への林道に入らずさらに100mほど進むと、南俣集落を抜けます。抜けたところ、道路の左側に車を停められますし、さらに数十メートル進むと左手に農道が合流しますからそこにも駐車できます。
この日は後者に車を停め、帰りにこの農道の奥へ下見に行ってみました。
元々この場所は10年以上前に山菜採りに来たことのある場所で、やはりホタルが多くいるのではないかとずっと想像してきた場所なのです。
上の写真は撮り始めが21時40分です。
とうにホタルの乱舞のピークは過ぎているはずなのですが、まだかなり飛んでいました。
ここも登山道入り口林道ポイント同様、完全に山の中なので非常に暗いです。
おそらく地元の人でもこの場所にこれほど多くのホタルが生息していることは知らないのでは?
新たな聖地発見です。

2011年7月 3日 (日)

ホタル日記 (1)

6月29日から7月2日まで、4夜連続で新発田市の田貝集落へ行ってきました。
昨年は田貝集落周辺だけで10カ所は下見しましたが、そのなかで最も多くホタルが見られた場所はここでした。(6月29日20時10分頃撮影)

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EOS7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM (焦点距離17mm、総露出時間 約6分)

田貝集落ふれあいセンターのすぐ近くにある湿原地帯なのですが、今年は昨年の半分以下しか飛翔していませんでした。
2週間前の下見で懸念していたのですが、左手に水田があり、その土手に使われている除草剤が例年より多く、湿地帯の左半分まで草が枯れており、その影響が現れているのはないかと思いました。
写真中央によく見ると車が写っていますが、この道路の向こう側の水田の方が今年は多くいるようでした。

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EOS7D + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC HSM (焦点距離35mm、総露出時間約14分)

日付は変わって翌30日、今度は昨年No2だったポイントへ駆けつけました。
そこは二王子山の登山道入り口の林道なのですが、ここは大きく三つの区画に分けることができます。
昨年は一番集落側に近い区画にホタルがたくさん見られたのですが、今年はなぜかほとんど飛んでいません。その上の区画にはその代わり、昨年以上に飛んでいました
上の写真はその一番奥の区画で撮ったものですが、ここまで来ると周囲の木立のせいもあって非常に暗く、雰囲気も抜群です。
今年は個人的にこの場所が一番のお気に入りとなりました。


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