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2011年6月の21件の記事

2011年6月24日 (金)

東沢バラ公園より愛を込めて (5)

ようやく東根市の東沢バラ公園で撮ったバラの写真の紹介も最終回を迎えた。
バラではないけれど、山形県にはユリ園、ダリア園、アヤメ園など、一見の価値のある花の園が多くある。
もちろん新潟県にもいろいろとあるが、その数は決して多いとは思わない。
1市にひとつとは言わないが、せめて今の3倍くらいあったらどんなにぼくたちの心に潤いが生じるだろう。
他県のことはいざ知らず、新潟県は昔も今も公共工事天国である。
これでもかこれでもかと道路や林道は増え続け、治山治水を合い言葉に砂防堰堤も沢という沢に作られている。
その何分の一かを植物園や花の園の建設や維持に回したら、と思うのはぼくだけではないだろう。
働く人にとっても、コンクリートをこねるよりは土や植物に触れる方が気持ちいいに決まっている。
古い話になるが、大阪の鶴見緑地公園で花博が開かれたことがある。
その後も鶴見緑地公園は花と緑の公園として優れた景観を保ち続け(ぼくはこの公園の近くに3年間住んだことがある)、近隣の人々に親しまれている。
一方、新潟市のビッグスワンのある公園でも花博は開かれた。
しかしイベントが終わってからは年々花の咲くエリアは減り続け、今ではほとんど全域が芝生広場に代わってしまった。
福島原発の事件は、文明とはなにかという根源的な問いに、もう一度真剣に向き合うことを我々に突きつけている。
コンクリートよりは花と緑を。人工的なけばけばしい光よりは、満天の星のシャンデリアを。
ぼくは毎日意識して、そんな地球の夢を夢見ている。

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この屋根の下にはベンチが置かれている。ひとたび腰を下ろすと、最低10分間は立ち上がれない。
この広大なバラ園でも1,2を競う癒しスポットだ。

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上の2枚のバラは、ジュビレ・ドュ・プリンス・ドゥ・モナコ。
高貴だけど、飾りっ気のない雰囲気が二重丸。

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この煉瓦色のバラは浪漫。和洋折衷の素敵な色合いが心を和ませる。
このバラはメイドインジャパン。2006年、京成バラ園芸が作ったバラだ。

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最後のバラは、その名もアロマテラピー。
名前に惹かれて香りを嗅いでみたが、う~ん、素晴らしい。
脳みそからエンドルフィンが垂れ流し状態になった。

2011年6月23日 (木)

東沢バラ公園より愛を込めて (4)

今日アップする写真は、全て16日の午前中に撮ったもの。
全精力を昨夜の月光写真?(6月17日の記事参照)で使い果たしてしまったので、起床は8時半過ぎ。
このバラ園へ来るときはいつも6時前後に起床し(宿泊はいつもバラ園に最も近い立地のパークホテル)、観光客が来る前に撮り終えてしまうのが常なのだが、たまには炎天下のバラ園見学もいいだろう。
ただ、開演時間になると鳴り出すBGMがやけに大音量で、それだけは不快だったけど。

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最後の3枚は、園内の奥の斜面で撮ったもの。
このバラ園は山の斜面に沿って展開しており、奥へ行けば行くほど傾斜はきつくなり、観光客もまばらとなる。
そして、この北半分のエリアこそがこのバラ園の宝であり、ぼくの最も好きな場所なのだ。
耳障りなBGMも、ここまでは届かないし。
実はこの奥、最も標高の高いところに秘密の花園があるのだが、残念ながらそこはまだ3分咲きくらいだった。

2011年6月22日 (水)

夢のひととき

19日、GPVにお伺いを立てたら、北へ行けば行くほど快晴が続くと出た。
GPVのサイトを見る前から夜のハイキング病?が発症し、先日行ったばかりの浄土平で鎌沼へ登るか、それともぼくのホームグラウンドとも言える天蓋高原の雄・天蓋山へ登るか、どちらかにしようと腹は決まっていた。
結局、GPVのお告げに忠実に県北地域へ向かうことにしたのだった。
天蓋山(634m)は40分で登ることができ、夜間に登るのはこれが2度目。
登山道入り口は高い木立に囲まれ真っ暗闇なので、怖いけれどワクワクもする。
意を決して真っ暗な杉林の中へ踏み込む。
いきなり急登が続き、眠気はたちまち吹き飛んでしまう。一歩杉林の中へ踏み込むと、そこはもう異界の一部なのだ。
今年に入ってからのコナミ効果?のせいで、今回は20分で山頂に立つことができた。
やはり、山頂からのパノラマには息を飲むばかり。素晴らしい。
村上方面に雲の一団が早くも迫ってきていたが、360度見渡す限り遠くの方まで視界が効いている。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM (共通・固定撮影)

時刻は20時ちょうど。1枚目の写真は南の方角を写した2枚の写真をフォトショップでパノラマにつなぎ合わせた画像、2枚目は東の方角を、3枚目は北西の方角を写したものだ。
1枚目の写真に写し出されたいる特異な形の雲は、まるで意識を持っているかのごとく、こちらを凝視しているかのようだった。
隙あらば、そっちに侵攻して行くぞといわんばかり。
この日は22時頃月が出ることになっていたが、それまで結局この雲の一団は同じ位置に居座り続けたのだった。

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中央に山頂を示す柱が立っている。その横に観音像を安置した祠があったのだが、3月11日の地震によるものなのか、祠は崩壊し、観音像も台座の所から二つに折れていた。
このときの時刻は20時15分。なかなか薄明が終わらなくてやきもきする。

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EOS60D改 + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE HSM
ISO800, F3.2, 80秒, 追尾撮影

本当の暗闇が訪れたのは20時40分近くなってからだった。
上の写真は21時20分に写したものだが、20時50分から21時30分にかけて、短い間だったけど満天の星空を満喫することができた。
透明度はしかしながらイマイチ。下の天蓋高原がかなりかすんで見えたので、山に登らなかったらまともに写せなかったかもしれない。
例の雲の一団が、天の川の核心部を覆い隠すようにバリケード?を張っているのがなんかおかしい。

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この日は星景写真を撮るのが目的だったので、レンズは広角レンズと魚眼レンズしか持ってきていない。
一通り撮り終えると、あとは下山するのみである。
帰る準備をし始めたら、胸の中心部から圧倒的な喜びと開放感が湧き出てきた。
身体を動かしたい衝動に駆られ、ハートの命ずるままに後ろを振り返って思い切り両手を突き上げ、胸を広げた。
ハートのあたりからエネルギーが迸り、それは北極星のあたりへ向かっていった。
これら一連の観察と想念を自覚した瞬間、それに呼応するように視線の端を明るい流れ星が横切った。
流れ星もその他の星も、生きて呼吸をしているのがわかった。
そのリズムに脳波が同調すると、容易に流れ星が見られるのだった。

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しばらく放心したように、北から東にかけての星空を無心に眺めていた。
特に白鳥座のあたりから強いエネルギーがこちらに向かって来ているようだった。
指先を伸ばすと、先端部からぴりぴりしたエネルギーが流れ込んできて、思わず畏怖の念に満たされた。
最後に感謝の気持ちを声に出して現し(絶叫とかはしていないよ)、帰途についたのだった。

2011年6月21日 (火)

東沢バラ公園より愛を込めて (3)

15日の夕方に撮影したバラの写真は、今回が最終回。
16日の午前中にももちろん撮ったのだけど、それらの写真はおいおいアップするとして、明日からは昨日(19日)撮った星景写真を紹介したいと思う。
先日、福島県の双葉バラ園のオーナーの息子さんが、オーナーに代わって近況を報告していた記事を読んだ。
この人はこないだ震災以来初めてバラ園へ立ち寄ってみたそうなのだが、見事に、それは見事にバラたちは咲き誇っていたそうだ。
将来については未定としながらも、バラ園の土壌の汚染度がひどく、チェルノブイリの避難区域の土壌のそれと同じとのことで、再開については悲観的な見方をしている。
オーナーももう年であり、数年後もし帰宅できることになったとしても、体力的にバラ園を継続するのはむずかしいという思いに傾いているようだ。
東沢バラ公園のバラの写真を撮りながら、その記事のことが頭から離れなかった。
でも、東沢のバラたちは心配しないで、と語りかけてくれた。
「・・・確かに手入れする人がいなくなるわけだから人間の基準から言ったら荒れ放題ということになるかもしれないけれど、あの子達(双葉バラ園のバラのこと)は少しも落ち込んでなんかいないから大丈夫よ。
私たちはたくましい種だし、毎年花を咲かせることでしょう。」
そして、東沢バラ公園のバラたちも、これまで以上にやる気まんまんであるように見受けられた。
福島県や近県のバラ愛好家達で、これからこのバラ園へ毎年通うようになる人たちはかなりいるに違いない。
それらの人々に今まで以上に喜びを与えたい、とバラたちは光の言語でぼくにそう伝えるのだった。

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2011年6月20日 (月)

東沢バラ公園より愛を込めて (2)

今、20日の0時50分。1時間前に天蓋山(634m)から帰ってきたところ。
思惑通り、天蓋山山頂は月の出の頃まで晴れの天気が続き、天の川を堪能することができた。登山した甲斐があったというもの。
この時の写真は後日アップする予定。
今日は昨日に引き続き、東沢バラ公園の第2弾。
第1弾と同じく、全て日没直前に撮影したものだ。

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深紅のバラを、見た目通りに撮ることは以外と難しい。
赤系統の花を撮るときは露出を2/3段くらい下げるというのが定石だが、黒っぽいビロードのようなバラを撮るときは露出を1段下げるとよい。
この日、バラの名前をひとつ確実に覚えた。
それはフリュイテ。鮮やかなオレンジ色のバラで、3枚目のバラがそれにあたる。
先日、加茂市の冬鳥越スキーガーデンバラ園で一番気に入ったバラなのだが、やはりこの日もいいなと思ったそれの名札を見るとフリュイテだった。
残念ながら、この花本来の色合いを再現できたとは言い難い。
ひょっとしたらこの花、気むずかしい性格なのかな?

2011年6月19日 (日)

東沢バラ公園より愛を込めて (1)

先日行った東沢バラ公園(東根市)で撮影したバラの写真を、これから毎日6枚前後ほどアップしていこうと思う。多分、1週間くらい続くだろう。
花を撮るとき、ぼくが感じる感情は”喜び”だ。
おそらく人間は、喜びを肉体を持って体感するために、宇宙を創造し、この地球でゲームを始めたのに違いない。
縁あってこのブログを訪問された方々が、これらバラの写真から喜びという言葉で表現できる以上の何かを、それぞれに感じ取って頂けたら幸いである。

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これらの写真の撮影時刻は、全て17時30分以降。
昼間の喧噪がすぎ、バラたちはとてもリラックスしている風だった。
最後のバラは、ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ。
そう、イギリスの故ダイアナ妃の名前を冠したバラだ。
ぼくの好きなバラの一つで、いつどこで見てもうっとりとしてしまう。香りも素晴らしい。
バラの名前には、イギリスだけでなくフランスや日本の皇室の名前を冠したバラがかなりあるけど、そのどれもがひときわ存在感を放っている。
なぜだろう?
ダイアナ妃についてはマスコミがあれやこれやとゴシップを書き上げてきたが、きっとこの花の印象そのものの人柄だったに違いない。

2011年6月18日 (土)

双松バラ園と熊野大社

大好きな東沢バラ公園(東根市)へ行く際、必ず立ち寄るバラ園がある。
南陽市の双松バラ園がそれ。
隣接する熊野大社は桜の名所としても知られ、ここにも必ず参拝するのがぼくのパターン。
バラ園は山の斜面に造成されており、市街地を眺めながらの散策は実に気持ちがよい。
新潟県を含めた東北地方のバラ園では、個人的に東沢バラ公園、福島県の双葉バラ園と並んで、ベストスリーに入るバラの園だ。

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もう、言葉は不要だと思う。
ここではあなたにバラが語りかけてくれる。
視線をやれば、バラが見つめ返してくれる。
今回は4年ぶりの訪問であるが、相変わらずフレンドリーなバラたちだった。
さて、隣接する熊野大社だが、本殿も素晴らしいのだけれど、ぼくの一番のお気に入りの場所は、参道入り口に鎮座する古峯神社。
小さな祠が建っているだけど、ここ一帯の気はとてもいい。
別に手を合わせる必要はないけど、祠の前に是非たたずんでみて欲しい。

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2011年6月17日 (金)

バラの園でお月見

15-16日と、山形県内のバラ園へ4年ぶりに行ってきた。
15日の夜はきれいに晴れ上がり、空の透明度も申し分ない。
疲れてはいたけれど、それ以上に月夜の東沢バラ公園(東根市)を散歩したくなった。
(キャノンEOS7D + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC HSM、プロソフトンA使用、固定撮影)

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21時10分、月はまだ低い位置にあり、東沢バラ公園の奥の傾斜地へ行くと、まだ月の光が届いていない。

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正面に見える明るい星は、白鳥座のデネブ。
20時頃は公園の道路脇の外灯が付いていたけど、いつの間にか外灯は全て消えていた。21時を境に消灯したのかもしれない。

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22時、満月(正確には翌日が満月だけど)が右の稜線から顔を出した。
一気にバラ園の明るさも増し、別世界が現れた。

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やはり、この恒星はデネブ。
天の川の中心部は方角的に入らないようだ。
満月の明るさは偉大。画像処理をしたら白鳥座の赤い散光星雲が少しは現れるかなと思ったが、それは不可能。

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この位置がベストかな?
新月期に撮ってみるのも面白いかも。そのときこそは白鳥座の本来の姿が見られるだろう。

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22時20分、撮影終了。
東沢バラ公園へ来るときのぼくの定宿は、500m手前にあるパークホテル。
10km離れたところには温泉街もあるが、フットワークの良さを重視する向きにはお勧めできる。ちなみに、素泊まり4000円。
日中撮ったバラの写真も、順次アップしていきたい。

2011年6月16日 (木)

二宮家でティーブレーク

6月14日、再び二宮家を訪問。オープンガーデンを堪能する。
既に盛りは過ぎていたけど、癒された。
ホットコーヒーを注文し、庭のチェアに腰掛けながら、”今”にくつろぐのだった。

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2011年6月14日 (火)

火山と天の川(後編)

日が変わって12日のAM1時、月が没すると天の川はその全容をおしげもなく見せてくれた。
素晴らしい空だった。さすが標高1570m。
新発田の二王子山より高いところにいるのだからそれだけで感激ものなのに、宇宙はつかの間の訪問者のぼくともっちゃんに飛びっきりのメインディッシュを用意してくれた。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1000, F3.2, 60秒 (追尾撮影)

この写真を撮った頃(1時14分)には、薄雲はごく低空を除き、胡散霧消していた。
浄土平は福島市から20kmと近いけれど、23時を回ったあたりから気にならなくなっていた。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO640, F4.0, 240秒 (追尾撮影)

このレンズを使う場合F3.5以上に絞ることはないのだけれど、1年に1度の素晴らしい透明度になってきたので、F4に絞って撮ってみた。
RAWを現像する過程で、いかに当日の空が良い空だったかを思い知った。
画像処理が非常にラクなのである。ほとんどホワイトバランスをいじることなく、最初からディープ宇宙のイメージそのものの色合いをしている。黒のしまりが違う。
コントラストだけはややいじっているが、基本的には撮って出しの状態に近い。
(尚、この写真と次の写真のみ、長辺1400pixelで掲載している)

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EOS7D + SIGMA F2.8 FISHEYE 10mm HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

夜空の暗さがピークに達した1時40分頃、レンズを10mm魚眼レンズに付け替え、それから30分間、毎ショットごとに場所を移動しながら天の川を脳裏に焼き付けた。
サソリの目玉ことアンタレスが、右の噴火口からの光と対峙しあっている。
互いにガンを飛ばしあっているかのようだ。

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EOS7D + SIGMA F2.8 FISHEYE 10mm HSM
ISO640, F3.5, 240秒 (追尾撮影)

時刻は2時4分、天の川がほぼ垂直に立ってきたところを縦アングルで写した。
これが最も撮りたかった構図。
本来なら鎌沼のほとりで撮るつもりだったが、それは梅雨明け後の楽しみにとっておこう。
アンタレスが地平線すれすれに沈もうとしているのが、なんかドラマティック。
左上ぎりぎりにアンドロメダ銀河も写ってくれた。

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EOS7D + SIGMA F2.8 FISHEYE 10mm HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (25%歪曲補正・追尾撮影)

2時13分、最後のショットは浄土平天文台を入れてフレーミング。
北半分の天の川は、南半分に比べるとやはり淡い。
シャッターが降りる数秒前、かなり明るい流れ星が頭上を(画面上を)横切り、ぼくたちに別れのあいさつをしてくれた。
ありがとう、福島の空よ。


2011年6月13日 (月)

火山と天の川(前編)

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EOS7D + SIGMA17-50mm F2.8 EX DC HSM
ISO800, F3.2, 15秒

6月11日、福島の友人もっちゃんが浄土平へ行くというので遊びに行ってきた。
夜間、浄土平を訪れるのは初めて。19時以降は磐梯吾妻スカイラインは無料で通行できるのだ。
現地着22時。半月よりやや大きいお月さんが煌々と輝き、一切経山の噴気孔が炎を発している。
思わず、すごいと心の中で歓声をあげる。これが大自然だ。地球は生きている!
スカイラインを上るとき、途中深い霧を抜けた。
標高1570m の浄土平は霧の上。下界は曇っていることだろう。
空はまだ薄雲がところどころ漂っていたが、月が沈む頃には雲がなくなると、二人の直感は一致した。

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EOS7D + EF100mm F2.8L IS MACRO USM
ISO400, F3.5, 13秒

確か2-3年くらい前にも200mの高さに噴煙を噴き上げ、一切経山は新聞紙上を賑わしたことがある。
昨年秋には登山しに訪れたばかりだが、そのときよりは噴気の量は少なくなっていた。
なにせ夜間に来たのは初めてなので比較はできないのだけど、到着してすぐ噴気孔がほんのりオレンジ色に染まっていることに気づいた。
ぼくは釜沼まで登山し、そこで星景写真を撮るつもりだったが予定変更、月が昇る1時までひたすら様々な焦点距離、絞りとシャッタースピードの組み合わせで火の神様・ペレの舞を撮り続けたのだった。

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EOS7D + EF200mm F2.8L USM
ISO800, F3.2, 8秒

この日は風がかなり強く、しかも火山ガスが丁度駐車場の方へ時折吹き付けてくる状況。
目がちくちくし、頭痛がしてくる。
風向きを考えながら、あちこち場所を変えながら撮影した。
レンズは100mmのマクロしか持っていなかったので、もっちゃんに200mmの望遠レンズを借りて撮ったのが上の写真。
風の影響で微妙にぶれているのが悔やまれる。
登山用の小型の三脚に装着しているので、仕方ないか。
それにしても凄い迫力だ。
常時あたりを地鳴りのような音が鳴り響き、まるでキラウエア火山にいるようだ。

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EOS7D + EF100mm F2.8L IS MACRO USM
ISO500, F4.0, 20秒

0時近くなってくると薄雲はほとんど消え、月が出ているというのに暗闇のコントラストは一段と上がった。
噴気孔の炎の色もオレンジから白っぽい色に変化していった。

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EOS60D + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.2, 30秒 (追尾撮影)

1時10分、ようやく月が沈み、標高1570mの本来の暗闇がぼくたちを包み込んだ。
北斗七星が一切経山に覆い被さるように横たわっている。
拡散系フィルターを付けたかったが、忘れてきたのでしょうがない。
薄明開始の2時半まで、今度はひたすら天の川を撮り続けた。
明日は天の川の写真をアップする予定。

2011年6月12日 (日)

二宮家のバラ

2006年、聖籠町のかつての大庄屋・二宮家の母屋などが国の登録有形文化財となった。
古い日本家屋を撮ることが好きだったぼくはそのニュースを聞き、いつかはと思っていてが、実現するまで5年もかかってしまった。
きっかけは、複数の人から聞いた二宮家のバラ園と日本庭園の見事さ。
事実、訪れてみてそのどちらも言葉の本当の意味において、人間が作りうる極上の空間であることを瞬時に悟った。
金曜日は平日にも関わらず、家の正面の空き地に作られた臨時駐車場はほぼ満杯。
人気のほども頷けようというもの。
庭に足を一歩踏み入れて、空気感が変わったのを実感した。
このような感覚は、たまに神社などで体験する。
鳥居を一歩くぐると、大気の密度が変化するのだ。
そのいい例が伊勢神宮。
あれだけ多くの参拝客を毎日集めながら、鳥居の内側はいつでも別世界。パワースポットといわれるゆえんだろう。
約300坪のバラ園に咲くのは350種類400本以上。20年前から9代目当主・正光さん(73)の妻葉子さん(70)が趣味で育ててきたものだ。
バラ以外に多くの草花が混植されており、和風イングリッシュガーデンといった趣がある。
どの区画からも、その草花を選び、植え付けた人の愛情が充満している。
ぼくはこれほど多くの種類の植物が互いに共鳴し、リラックスし、生を謳歌している強いオーラを感じたことは数えるくらいしかない。
本当に素晴らしい庭だった。
マクロレンズも持って行ったのだったが、ついぞ一度も取り出すことはなく、標準ズームでいろいろな角度から切り取ることばかりやっていた。絵画に例えればデッサンである。
冬には白鳥が飛来する大きな池に面した日本庭園にも、是非立ち寄りたい。
さぞかし紅葉の時期はきれいだろうなと思う。
県内の豪商の館はすべて見て来たけど、二宮家の庭は別格だなと感じる。
長岡の越後丘陵公園しか行ったことがないバラ愛好家の人には、是非訪れてみることをお勧めしたい。

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2011年6月11日 (土)

初夏のぶどうスキー場

この宇宙で一番見ていて飽きないもの~それは天の川だ。
少しでも暗く、透明度のいい空で天の川の写真を撮りたくて、おととしから地図やグーグルアースの衛星写真からこれは思う場所を選定し、下見を重ねてきた。
もちろん車でアプローチできる場所がベストだが、登り2時間以内だったらオーケー。
最近は登山を伴う山にまで対象を広げ、あれやこれやと想像をたくましくしてきた。
冬の間よくスキーに行く旧朝日村・ぶどうスキー場のてっぺんは、標高約650m。天蓋山(45分で登れる)より100m高い。
天蓋山は麓の天蓋高原同様、村上市街の街明かりがダイレクトに届くけれど、こちらは新保岳の稜線が立ちはだかってくれているので、おそらくは超1級の暗さが得られることが予想される。
先日、近くの池ノ平の棚田地帯へ夜間足を運び、その暗さに感動したのは記憶に新しいところ。
さて、葡萄山(795m)は日本海側から林道が山頂まで付いているが、実際には車で入っていけるのは新しい堰堤までで、そこからは徒歩となる。傾斜がゆるやかなので体力的にはラクだけど、所要時間はおそらく2時間以上かかる。
スキー場からだと、第2リフトを降りた地点(標高650m)まで1時間15分で登ることができた。
コースは、第1リフトを降りた地点まではグレープロードの林間コースを歩く。
そこから先は斜面左の、やはり元林道コースを直登する。
総じて歩きやすく、ピッチは上がった。

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これは、第1リフトを降りたあたりからの展望。
真っ正面に先日行った池ノ平の田んぼが見える。
ここの標高はほぼ池ノ平と同じくらいのようだ。
池ノ平から見たぶどうスキー場はある意味異様な風景だったが、スキー場から見る池ノ平も不思議な感じを受ける。
なんていうか、大きなクレーターみたい。山また山の朝日連峰のはずれで、ぽつんとそこだけフラットな地形が拡がる。やっぱり不思議だ。

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この建物はくらしたロッジ。
第1リフトを降りたところにある。ちなみに、ここの食堂は極めてユニーク。
ホットコーヒーは無料でくれるし、数種類ある漬け物は食べ放題。
普通のメニューよりつまみ系のメニューの方が多い。まるで居酒屋だ。

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こんな看板が立っていることは知らなかった。
ここから林道は草に覆われ、草付きの薄いところを歩いて行く。
コース内は2m前後の雑草に覆われ、歩くことはまず不可能。

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ここがぶどうスキー場自慢のパノラマゲレンデ。
最大斜度30度、平均斜度20度、全長1200mを誇る。
初心者は林間コースを迂回して降りてくるが、今回はその林間コースを歩いた。

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第2リフトを降りた地点から見た池ノ平。
一段と高みに来たことがわかる。
よく見るとさらに上の方に林道が作られているのが見える。
多分、この林道は松ノ木平へ通じているのだろう。
ここからの展望は本当に素晴らしい。
晴れていれば月山や朝日連峰、飯豊連峰、鷲が巣山に光兎岳が指呼の間。
次の写真が2枚の写真を組み合わせたパノラマだ。(方角的には東になる)

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1/25000地形図を見ると、ここから葡萄山の頂上まで登山道があるはずなのだが、踏み跡はすぐに消え、頂上までの登山はあきらめた。
ハイキングの対象としてもいい場所だと思った。

2011年6月10日 (金)

とっておきのバラ園へ

県内でぼくの最も好きなバラ園は、加茂市にある冬鳥越スキーガーデンのバラ園。
山の中にあるため平野部のそれより開花が遅く、長岡の越後丘陵公園は7日に満開になったというのに、ここは8日現在、まだ咲き始め(一分咲き)といったところだった。
水田が隣接しており、もう少ししたらホタルも舞う。
土があっているのか、バラたちは本当に生き生きしている。
昨年は6月下旬に、天の川とバラとのコラボレーションを初めて撮った。
でも、新月期だと暗すぎてバラの色乗りが悪くなる。
今年は半月くらいの時に撮りたいと思っているが、どうかなあ?

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真っ先に目に付いたのがこのバラ。美しいのひと言につきる。

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このバラ園には、比較的白いバラが多い。
純白のバラを撮るときは、こちらも襟元をたださないとうまく写せない。

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この日見た中で、最も高貴さが感じられたバラ。

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毎年ここへ来ると撮っているぼくのトモダチ。マチルダという。

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これも必ず撮る、大好きなバラ。名前はフリュイテ。

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2011年6月 9日 (木)

哀愁の天の川

6月6日、前日よりもやっていたので遠出はせず、近場の胎内スキー場風倉ゲレンデ駐車場へ行ってきた。
現地へ着いたら”勘”が働いたので、鹿ノ俣川沿いの林道へ行ってみるとゲートが完全に開いていた。
日中は伐採作業をしていることが多く、ゲートは昼間閉まっている。
10年ぶりに林道終点の砂防堰堤にたどり着くと、宝石をちりばめたような星々が頭上に輝いていた。
まずまずの空だ。
期待していなかったので一部の機材しか持参していなかったが、ポータブル赤道儀と広角レンズの組み合わせで星景写真を撮り始めた。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F3.2, 120秒(追尾撮影)

両側に急峻な山が迫っていたので、北極星は入らない。
なので、コンパスが示す北の方向に適当に極軸を合わせ、撮り始める。
時刻は22時30分。
丁度天の川が昇り始めたところ。アンタレスがいい目印だ。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 90秒(追尾撮影)

左手に橋が見えるが、この小沢の上流はかつて岩魚の宝庫だった。
中学2年の時、ある日父が20匹ぐらい、数匹の尺岩魚を含め釣ってきた。
あのときの父の満面の笑みは忘れられない。
父が見つけたその沢へ、2週間後連れて行ってもらった。
今はおそらく見る影もないだろうが、それでもゼンマイは無数に生えているはず。
ここは、ぼくの大切な思い出が眠っている聖地なのだ。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1000, F2.8, 100秒(追尾撮影)

堰堤の下に移動したら、天の川がいい感じで頭上に横たわってきた。
このレンズは魚眼レンズではない。この空の狭さは見た目通りなのである。
父はもう20年以上前に亡くなってしまったが、父の視線を天の川の中心部に感じた。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1250, F2.8, 80秒(追尾撮影)

同じ場所から後ろを振り向いて1枚。
右側に北斗七星が立っているのがおわかり頂けるだろうか。
左の明るい星はアークトゥルス。画面中央やや左にごちゃごちゃと小さな星が密集しているが、これはかみのけ座の銀河団。
谷間から立ち上るもやが、いいアクセントとなった。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 100秒(追尾撮影)

画面中央に赤い散光星雲が見えるが、ここが白鳥座の中心部。
その上の明るい恒星はこと座のベガ。
時刻は23時30分。
最近の例に漏れず、この直後に曇ってきて撮影終了。
地形的に新発田の街明かりが入ってこないので、奥胎内と同等の暗さがあると感じた。
狭い谷間から見る天の川は、どこか哀愁に満ちていた。

2011年6月 8日 (水)

至高の田園風景(続編)

葡萄集落郊外の高原状田園地帯ではもっぱら星景写真のみを撮った。
星景写真とは、星と地上の風景を一緒に写し込むことが定義。
広角レンズを使っても、どんどん地球は自転しているため、おおむね15秒を過ぎると星は線状に伸びて写ってしまう。
ぼくは星を点として写すことにこだわりを持っているため、ポータブル赤道儀(TOAST使用)を使って追尾するのだ。
この場合は星は点に写るが、今度は地上風景が流れてぼやけてしまう。
そこで、できるだけISO感度を上げて写す。(上げれば上げるほどノイズまみれになるジレンマがある)
その場所の地形や明るさにもよるが、ぼくの場合1-2分に収まるように露出を調整することが多い。
さて、この日はいつものEF14mm F2.8L II USMに加えて、シグマの魚眼レンズ・FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSMを初めて使ってみた。
以下はそのファーストライトだ。

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO1250, F3.2, 90秒 (23時40分)

35mm換算で16mmとなるこのレンズを購入した動機はただひとつ。
天の川をアンタレスからケフェウス座のあたりまで1枚に収めたいからである。
今までも10mmスタートの各社の広角ズームを使ってきたけど、どうしても周辺部の星が流れて写ってしまい、光学性能的に満足できるものはなかった。
ところが最近読んだ沼澤茂美氏の著作の中で、シグマの魚眼レンズがいかに写りがいいか、また、魚眼特有の歪曲はソフトで完全に補正できる旨の文を読み、それならと唯一の選択肢であるシグマのそれを購入した次第。
確かにこのレンズ、MTFチャートも優秀だし、LensTip.comのテストでも、絞り開放でも周辺部できちんと点に写ることが証明されている。
さて、実戦で使って見た結果であるが、キャノンのEF14mmと比べると半段くらい暗めに写るが、光学性能そのものは、解像度やパープルフリンジの出具合、コマ収差の大きさなど、EF14mmとほとんど同等であることがわかった。
もうひとつ感激したのは、シグマ社はアドビ社にレンズのプロファイルを提供しているため、歪曲もこのレンズの光学特性に沿った補正がボタン一発でできること。
もちろん縮んでいるものを伸ばすわけだから周辺部の星像はやや伸びるが、歪曲率を調整すればほとんど気にならない程度に補正可能だ。
個人的には、35mm換算で20mmよりワイドな画角になると、ある程度歪曲があった方が自然なパースペクティブに感じる。20mmより長い焦点距離だったら、建築写真のようにびしっと直線が伸び、水平もきちんと出ている絵の方が好みだけど。
そういうわけで歪曲率をCS5でいろいろ試してみた結果、50~80%が実用域であると感じた。
以下の写真は全て歪曲を補正してある(歪曲率を明記)。

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歪曲率80%。
この写真は1枚目のそれを歪曲率を変えてみたものだ。
70~80%くらいが一番自然なパースペクティブになると感じた。
尚、1枚目と2枚目、及びラストの写真はいつもよりやや大きなサイズ(横幅1400pixel)でアップしている。

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この日は22時台を除けば、ひっきりなしにかなりのスピードで薄雲が通り過ぎるコンディションだった。
これは上の写真の6分後のショット。歪曲率は同じ80%。
絞りを開放に変えただけで、露出時間は一緒だ。
F2.8とF3.2の違いはよくわからなかった。安心して絞り開放が使える。

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この写真は、歪曲率を90%に上げて調整。
1分以上露光しているから、葡萄集落の外灯の影響、並びに画面左の雲に反射する村上市街の街明かりの影響が現れてきている。
しかしながら、23時を過ぎると本当に360度、人工的な光は肉眼では全く感じなくなった。

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EOS7D + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO640, F3.2, 180秒 (歪曲率50%、0時20分)

雲の晴れ間を縫い、5分ほどのチャンスを逃さず撮影した貴重なカット(自画自賛)。
被りのないきれいな天の川を久しぶりに目にした。
それにしても、この辺り一帯は県立公園に指定したいほど、星空を含めて貴重な自然が残っている。
いつかは高速道路は鶴岡市まで伸びると思うけど、その際は周辺の自然環境に配慮した上でどこに道路を作るのかを決めて欲しいものだ。(その点、カナダは十分配慮して高速道路を建設している。日本も見習って欲しい・・・)

2011年6月 7日 (火)

至高の田園風景

ようやくGPVで晴れの予報が出た5日、夕方から先日下見を済ませたばかりの、葡萄集落郊外の棚田地帯へ行ってきた。
ぼくがよく行くぶどうスキー場上部から初めて特殊な地形を発見して以来、いつかは訪れてみたいと思っていた場所だ。
21時頃は薄雲が多かったせいもあり、村上方面の低空はかすかに光害が感じられた。
しかし、22時半を回ると四方八方肉眼で見る限りは光害の感じられない本当の真っ暗闇となり、興奮を禁じ得なかった。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F2.8, 120秒, TOASTによる追尾撮影(22時44分)

低空に昇ってきた天の川を撮る場合、この棚田地区の入り口付近から撮った方が奥行き感が出るかもしれない。
実は現地で、天蓋高原でお会いしたばかりのhoshioさんと遭遇し、hoshioさんがカメラを構えている奥の方へ移動、天体談義をしながらそこでずっと撮っていた。
東の地形は天蓋高原と非常によく似ており、この三角形の山は天蓋山に見立てることができる。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F3.2, 110秒, TOASTによる追尾撮影(22時57分)

薄雲が切れ、ようやくそこそこの透明度になったのは22時半を回ってから。
この白鳥座方面の天の川、一番透明度の高いときは逃してしまったけれど、横一直線になった瞬間を捉えてみた。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1250, F2.8, 60秒, TOASTによる追尾撮影(23時19分)

北西方面の空。
垂直に立っている北斗七星と水田を1枚に収めたくて、カメラを縦位置に構えた。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F2.8, 80秒, TOASTによる追尾撮影(0時40分)

hoshioさんが帰った後、棚田地帯の一番奥へ移動してみた。
できれば天の川が垂直に立ち上がったとき、天の川の中心部が水田に写るさまを撮りたかったが、西の方から一気に雲が流れてきた。(1時すぎには本曇りとなり、1時10分撤収)
左の山は、1枚目の写真に写っている天蓋山もどきの山と同一である。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO200, F3.2, 480秒, 固定撮影(1時8分)

さらに最奥部へと移動し、固定撮影で棚田の奥行きを写してみた。
右に見えているため池の右横が、前の写真を撮影した場所。
ここまで上がってくると、葡萄集落の外灯の影響もほとんどなくなる。
それでも、画像処理で強調処理してみると、葡萄トンネルを抜けたところに立っている2本のナトリウム灯、及び集落を抜けたところにあるナトリウム灯の明かりが、集落中心部を照らす蛍光灯の明かりと共に浮かび上がってきた。

それにしても、この夜は本当に頻繁に空が光る現象を見た。
hosioさんと二人で仲良く並んで立ち、ぶどうスキー場方面を眺めながら「何だろうね」と不思議に思っていた。
帰り際、ようやくその原因がわかった。
どうやら笹川流れから村上にかけて、かなり遠くの方で遠雷が発生しているらしかった。
事実ぼくが新発田に帰ってくる頃は平野部でも本曇りとなり、小雨がぱらついたりした。
しかし重要なのは、物理的なメカニズムではないのだ。
ぼくは節目となるときに、よくレアな自然現象に遭遇する。
この場合は、この地域へ来たことがスピリットに歓迎されているのだ思った。
頻繁な発光現象は、いわば自然霊たちの歓迎の花火なのだ。
古代トルテックのシャーマニズム研究家を自認するぼくは、そう受け取るのだった。

2011年6月 4日 (土)

お杉ばら園

岩室温泉の立ち寄り湯として有名な”だいろの湯”の近くにある、お杉ばら園へ初めて行ってきた。
岩室観光協会のHPによると、660種、1350株が植栽されているとある。
実際に訪れてみると、データよりはこじんまりとした印象を受ける。
ひとつ残念だったのは、痛んでいる花が多かったこと。
どうも土壌の水はけが悪いようで(粘土質の土だった)、それが影響していると感じた。
一方、道路をはさんで山側の段になっているところの花は、まるで別物のように生き生きと咲いていた。
広い芝生広場にベンチがあり、吹き抜ける風が心地よい。
周囲にはかの有名な?ジェラテリア・レガーロがあり、併せて訪れるといいだろう。

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最後の写真は、巻のカーブドッチのバラ。
近くに2~3軒、ワイナリーが建設中。完成が楽しみだ。

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2011年6月 3日 (金)

新発田ローズガーデン

地元ということもあり、毎年訪れるバラ園がある。
JR佐々木駅前にあるローズガーデンがそれ。
1500㎡の敷地に、150種400株のバラが植栽されている。
喫茶店が併設されており、コーヒーを飲みながらオーナーの田中さんとのバラ談義が楽しい。
バラとバラとの間隔がほどよく空いているので、それぞれのバラをクローズアップで狙えるのがいい。(バラ園によっては、カメラマンのことが考慮されていない設計の所もあるから)
ここもまだ五分咲きくらいだったが、6月に入り、いよいよバラシーズン突入だ。
ワクワクするね!

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2011年6月 2日 (木)

濁川ふれあい農園

濁川公園バラ園へ行くと、必ず立ち寄るところがある。
そこは、バラ園の奥にある市民農園。
高台に造成されている濁川公園の下、一段低いところにも農園はあり(面積的にはこちらがより広い)、高台の上は花や山野草のみ、下は野菜主体といった棲み分けがなされている。
バラ園の奥のお花畑を、ぼくは勝手に新潟のイングリッシュガーデンと呼んでいるが、ここはまさに草花の迷宮(ラビリンス)だ。
そして、ここは妖精のすみかでもある。
この意味するところ、行けばわかります。
本当に素晴らしい場所です。

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2011年6月 1日 (水)

沼澤茂美さんの新作

先日、今年2月28日に誠文堂新光社から発売された「星座写真の写し方」を買ってきた。
デジタルデバイスの進歩はここ10年著しいものがあり、天体写真は数ある写真のジャンルの中でも一番影響を受けてきたもののひとつだろう。
数年前から天体写真を始めたぼくであるが、この手の入門書は片っ端から読んではみたものの、どれも初心者用のものばかり。
この本も基本的には初心者を対象にしているが、デジタルカメラでいかに写すかという軸において、どの本よりかゆいところに手の届く仕上がりになっている。
これから天体写真を始めようと考えている人にはもちろん、始めたんだけど、イマイチ体系だった知識が得られていないと悩んでいる人にはお勧めだ。
中級者?のぼくでもとても勉強になることばかり。
一例を挙げれば、77pで取り上げられている”夜光”のことは初めて知った。
特に秋頃、光害の無いはずの天蓋高原での東の空で、低空がかすかにオレンジ色に被ることがあったが、どうやらこれは夜光の仕業であるらしい。

さて、新潟へ行く途中、国道7号線濁川インターの近くにある濁川公園へ立ち寄った。
目的は園内にあるバラ園。
丁度3-4分咲きぐらいか。今年初めてのバラの園の探訪。
癒された。

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