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2011年5月27日 (金)

3時間の祝祭 (後編)

先日、もっちゃんに教えてもらったのだが、ブログ「深夜道楽」のびんたんさんが、町からの距離で光害の量を測定するソフトを公開している。
http://blogs.yahoo.co.jp/toshiyaarai/12491696.html
山の地形や標高は考慮されていないのだけど、これによると天蓋高原は全国的に見ても非常に優秀な数値となる。
参考: 天蓋高原1.6、樽口峠2.3、西会津高陽根2.9
いろいろ試してみるとわかるのだが、本州で車で行ける範囲で1点台のところは極めて少ない。2点台でも優秀な方だ。
登山の対象となる山のてっぺんを測定しても、朝日連峰の以東岳で1.5とか、まあ標高が考慮されていないので仕方ないのだけど、極端に優秀な値とはならない。
ちなみに、本州で1点以下の所はなく、父島(小笠原諸島)の夜明山で0.5だった。
粟島の北端で1.1となるけれど、漁り火があるから実際にはもっと明るく感じられるだろう。
樽口より天蓋のほうがやや明るい気がするのだが、これはそれこそ地形によるものだと考えている。樽口峠は四方八方高い山に囲まれているのだから。

Img_2109p

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1250, F2.8, 40秒

24日はポー赤2台体制で撮影したが、EOS60D改の方ではもっぱら星景写真を撮った。
これは一番最初に写したショット。いきなり流れ星が写り込み、ぼくの訪問を歓迎してくれた。
時刻は20時40分。まだ天の川は昇ってきていない。

Img_2115dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO500, F3.2, 120秒

次に天蓋山の右側、南の方向にカメラを向けてみた。
全体に空は霞がかっていて明るく、早い時間帯は村上の光害も相変わらず強烈だ。
それでも、かろうじてオメガ星団は写ってくれた(上の写真にも写っています)。
取りあえず、目的の一つは達成。

Img_2118dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F2.8, 50秒

さらにカメラを右に振り、あえて村上市街の街明かりを入れて写してみた。

Img_2124dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F3.2, 135秒

21時40分、ようやく天の川の中心部が天蓋山に這うように昇ってきた。
上空に筋状の薄雲があり、色むらが激しいのが残念。
天の川のコントラストも上がらない。

Img_2120p_4

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 75秒

ロード・オブ・ザ・天蓋山

Img_2135dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO400, F3.5, 360秒

22時20分、地上風景を入れずに撮ってみた。
相変わらず霞がかっている空で、色むらが激しい。

Img_2139p

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1000, F3.2, 120秒

さらに30分後の空。横一直線だった天の川が、やや傾きかけてきた。

Img_2145dp

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO800, F2.8, 140秒

23時20分、ようやく上空のコントラストが上がってきたけれど、もうすぐ月が出る時間帯。
この頃には村上市街の街明かりもかなり暗くなってきた。
23時40分、最後に昨日のブログ記事の最後にアップした天の川の写真を撮って、この日の撮影を終えた。

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星景写真(下越)」カテゴリの記事

コメント

これはなかなかおもしろいソフトですね。
私がいつも行く早出ダム周辺は3.6。思ったよりよくないでした。真っ暗だと思っていた南も意外と東京の影響がある。まさかねー。
さすがに天蓋高原は暗いのですね。本当に村上の灯りがなければとつくづく思います。

ω星団よく写っていますね。天蓋高原からでも双眼鏡では見えなかったのですか。私は双眼鏡で見えなかった時点であきらめたのですが、今度は見えずともカメラを向けてみようと思います。

天蓋山、暗いですね。
私もぴんたんさんが掲載直後に今まで行ったことがある所をみんな調べてみました。結構暗かったです。
ソフトを修正された後は少しだけ明るく表示されましたが、いずれも「ああ、やっぱりね」というくらい合っていますね。
芋鞘で3.7でした。

まるひさん、けんちゃさん、毎度です。村上は国道の照明が明るいのです。3月の震災後、注意深く各地の道路の外灯や商業施設の照明の節電具合をチェックしてきましたが、国土交通省村上事務所管内は下越では最もきんきらきんですね。高速道路の照明一つ取ってみても、神林インターから終点までの、建設されたばかりの高速の照明は軒並み新潟市界隈のそれより明るく、本数も多いのです。こういうのは地域差が結構ありますね。福島県田村市なんて、街中はもちろん郊外もやったら明るいですから。話がそれましたが、天蓋は奥の駐車場へ行くと一段暗くなります。また、葡萄スキー場前の葡萄集落から東に直線距離で1.2kmの所にある池ノ平地区の水田は穴場です。200m四方のフラットな水田地帯で、多分人家も外灯もないと思います。標高も300mあります。今度夜に行ってみます。

私もあちこち調べました。青森に居たころ、スズキ釣りに行っていた岩崎村大間越周辺は、4方向が海なので0.7でした。実際は、もっと明るいと思いますが。
東京から200km以内は数値に反映されていて、この値が裏磐梯周辺の南側の最大値になっているくらいです。
新月期なのに、雨模様でガッカリです・・・。

もっちゃん、最近思うのですが、やはり標高も大切ですね。標高と光害の少なさのバランスで場所を選定してきたいと思います。(今年は山登りします!)最近、ぶどうスキー場手前の新保岳(852m)の7合目まで立派な林道が開通していることを知りました。この辺は天蓋同様の暗さのはず、いや、天蓋より暗いかも。今から下見に行ってきま~す。

標高は透明度に影響すると思うので大事だと思いますよ。下界を直視できない浄土平1570m、グランデコ1000m、レイクラインレストハウス830mが今年のメインになりそうです。

新保岳、登ってきました。標高408m地点まで立派な林道ができており、新登山道入り口手前でにいい展望地を見つけました。残念ながら山頂は展望があまり利きませんでしたが、空気の透明感、やはり1000m近い山となるとひと味違いますね。今年はポー赤かついで登山します!

びんたんさんのソフト面白いですね。
私もさっそく、行ったことのある撮影地の計算をしてみました。
旧上川村の三階原が3.1、ネズモチ平が3.3、枝折峠は3.7(ここはもう少し暗いと思う)でした。目安にはなります。
あと私のよく行く福島潟は7.4で直焦派の方には用事がないかな。

skameさん、標高という要素はとても大切だと思います。確かに枝折峠はかなり暗いですから。標高500m上がる毎に-0.5とか、補数を入れて計算すると実際のそれに近くなるのではないでしょうか。

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