プラネタリウムへ行こう
新潟県立自然科学館の中にあるプラネタリウムが、3月19日新しい機材でリニューアル・オープンしました。
今日、そこで30分の「星空散歩」というプラグラムを見て来たのですが、とてもよかったです。
自然科学館の屋上から撮影した新潟市内の風景が写し出され、今日(24日)21時の空が再現されました。
当然街明かりがリアルに反映されているので地平線近くは明るいのですが、いよいよプラグラムが始まると街明かりがオフになり、真っ暗な星空が現れました。
思わず館内のあちこちでどよめきが起こりました。
ぼくも思わず感動、光害がなければこのような素晴らしい星空が新潟市でも拝めるんですね。
6倍の双眼鏡を持って行ったのですが、これでオリオン座の大星雲を見てみると・・・おお、リアルだ!ちゃんと星雲のディテールが見えます。次にシリウスのやや下、M41という散開星団に双眼鏡を向けてみると、ちゃんと星粒が見えるではありませんか。
プログラム自体は初心者向けのものですが、充分楽しめました。
願わくば、もっと本格的な内容のプログラムがあってもいいと思いました。
せっかくの高性能のプラネタリウムです。
四季それぞれの代表的な星や星座をまとめて見せるものや、南半球の星空を再現したものなど、もっと多様なプログラムを作って欲しいです。
折しも、名古屋市ではやはり35mの高さを誇る最新式のプラネタリウムがお披露目されたばかり。
これを機会に、星に興味を持つ人がもっともっと増えてくれればいいなと思いました。
http://www.sciencemuseum.jp/niigata/c5_planeta0319.html
写真は、2010年4月9日0時50分撮影の天の川(場所:村上市天蓋高原)。
射手座を中心とする天の川の核心部が見られるようになるのももうすぐです。
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でも、今日の星空というのがリアルでいいですね。
夏の星座を見るためにはまた夏に行かなければならないのですね。
以前のプラネタリウムはスライドばっかり見せられて肝心の星空を見せてくれないところが多かったので、こういうプログラムは歓迎です。我々星マニアなら解説なしでただずっと星空を眺めているだけでもいいですよね。
投稿: まるひ | 2011年3月29日 (火) 17時35分
こんにちは!確かにリアルでいいです。終了間際にはそろりそりと一気に夜明けまで時間を進めてくれます。この日は深夜1時頃に満月に近い大きさの月が昇ってきたので、次いで昇ってきた夏の天の川が月の光の明るさでぼんやりとしか見えませんでした。とことんリアル。だから新月期に行かないとあまり楽しめないかも。ゆえに、1年のダイジェスト版的なプログラムを別途開発して欲しいと思うのです。
投稿: 佐藤俊彦 | 2011年3月29日 (火) 19時04分