無料ブログはココログ

« 今年最高のプレアデス | トップページ | プレアデスagain »

2010年12月 4日 (土)

もう少しでカノープス

12月1日に天蓋高原で撮影した写真の続きです。
3つめの目的である、南の低空にあるはずのガム星雲ですが、かすかに存在がわかった程度でした。

_mg_1080p

撮影時刻は日付変わって、2日の0時48分。
シグマの標準ズーム17-50mmを、33mm域にて使用。ISO800で6分露出をかけました。
しかし、ご覧の通り低空に薄雲が流れており、星雲を覆い隠しています。
それでも、なんとか前回と同じ辺りに赤い星雲があるのはわかりますが。
偶然、とも座の二重星団のすぐ下に、ハートレー彗星が写っていました。緑の点がそれです。

_mg_1093p

こっちは1時58分撮影の分。山並みを入れ、拡散系フィルターを付けています。
この位置より右に振ると、高根集落の光害、並びに村上市街の光害の影響を受けてしまいます。
あとでステラナビゲーターで写った星を分析していてわかったのですが、カノープスがすぐそこまで来ているんです。
さらに、天蓋山の山頂ではどうかシュミレーションしてみたところ、ほんの一瞬ですが、カノープスが見えることが判明しました。
天蓋山は40分ほどで登れるので、雪の降る前だったらカノープスを拝める可能性がありますね。
見た人は長寿を得られると言われているカノープス。
新潟県から見ることができたら、100歳以上まで生きることができるでしょう。

_mg_1077

こちらの撮影時刻は0時38分。北斗七星が昇ってきました。
中央下にかみのけ座の星々が見えています。春の星座たちです。空はあくまで漆黒の闇に包まれています。

_mg_1098p

2時25分、最後に撮った写真です。
プレアデス星団が西に傾きはじめ、アンドロメダ銀河もうすぐ地平に没しようとしています。
終始、北西から南にかけての空は透明度が深夜からは抜群だったので、M33もくっきり写りました(焦点距離18mm)。
カシオペアの二重星団にハート星雲。なかなか賑やかです。
早い時間帯に撮るのとではまるで構図が違うので、とても新鮮に見えます。
これでようやく1年を通して、主だった全ての星雲や星座を撮り終えました。
天体の運行が、色々な意味でかすかにぼくの生活に影響を及ぼしつつあることを認識する今日この頃です。

« 今年最高のプレアデス | トップページ | プレアデスagain »

天体写真」カテゴリの記事

コメント

3つのエントリーとも、すばらしい写真ですね。
今夜は雨後の快晴が期待され、いまからワクワクしています。低空の条件が良ければ、南天低空の限界を確認してみたいと思います。

カノープスが見えるのですか?それは見てみたい。

昔、栃尾に共同観測所を建てたばかりの時、雪が積もってから撮影に行ったことがあります。横道の入り口まで何とか車で行き、後は三脚とカメラを担いで歩いて登ってきました。が、全く写りませんでした。

空の澄んでいる昼間に見たら高い山が見えていました。そんなことも調べないで行っていたんです。インターネットの無い時代でした。

天蓋の積雪状況は平年どんな様子何でしょう。

もっちゃん、いい写真は撮れましたか?今は1時40分ですが、まだあの場所にいるのかな?たくさんブログにアップして下さいね。
けんちゃさん、天蓋は今年は4月上旬に除雪車が入り、オメガ星団を撮った日に行くことができました。でも、駐車場はまだ雪に覆われていましたが。林道工事のため早めに除雪車が入ったみたいですが、来年はどうかわかりません。カノープスはあくまで標高約600mの天蓋山の山頂から見えるのみです。12月しか見えないので、降雪があったら終わり。オメガ星団よりチャンスは少ないです。

こんばんは。
新潟(県)からのカノープスの写真はまだみたことがありません。
わたしにとって星に興味をもったころからのあこがれの星です。毎年10月ころに撮影を考えるのですが、いまだに撮れていません。
間違いなく見えると思われる候補地としては妙高山、谷川岳、飯豊山大日岳などの県境の高山ですが、積雪を考えると明け方に南中する10月のわずかな期間しかチャンスはないと思います。
十年ほどまえの月刊天文(休刊中)の特集では小佐渡の海岸や金北山でも見られそうだとのことで、実際金北山で見たという話を聞きました。
佐藤さんの行動力からすると新潟でのカノープスの写真も実現できそうですね。

skameさん、ステラナビゲーターでシュミレーションしてみたら、弥彦山の山頂からみえることがわかりました。山頂へは歩きが入りますが、スカイラインを南へと下り、大きくカーブしたところにある路肩の広場からでも見えるのです。昨夜は狙っていたのですが、天気がイマイチで遠征を断念しました。ただし、もろに市街地の街明かりの影響を受けそうなので、本当に見えるかどうかはわかりませんが。それに、本当に地平線ぎりぎりですから。でも、ロマンがありますよね。いつかは撮ってみたいです。

佐藤さん、
カノープス、弥彦山から見えるのですか、ステラナビゲータのシミュレーションとは3D地図データを読み込めるのでしょうか?カシミールみたいに。
昔、カシミール、カシバードを使ったことがありましたが、ノートパソコンで能力がまだ低くてよく使えませんでした。その後それらのソフトは使ったことがありません。今はハードの性能が上がったのできっと素晴らしいのではないかと想像しています。

弥彦山、積雪前に行ってみたいですね。

けんちゃさん、そうです、地図データが読み込めるのです。ステラの最新バージョンだとさらに精細な地形が現れると思うのですが、ぼくの一つ前のバージョン(ver8)だと、かなりしょぼいです。でも、実用上充分な精度の地形を表示させることができます。天蓋山の標高は約630m、弥彦山の標高も同じです。ということは、南が低く見渡せるところであれば、おおむね標高が400m以上あれば見える可能性が高いと言うことです。弥彦スカイラインを少し下ったところの路肩の標高は約440mくらいです。ですから、佐渡の金北山からでは見えてもおかしくありません。

けんちゃさん、佐藤さん、
月刊天文のカノープスの特集では「パソコン山望」でシミュレーションされていて、カノープスの見える地域が色分けされています。
それによると弥彦山では見えないようです。
計算の条件がステラナビゲーターと違うのでしょうか。天蓋山の周辺では朝日連峰の以東岳や大朝日岳、二王子岳の頂上付近で見えるようです。
車で横付けできるとなると大佐渡スカイラインか
妙高山の東斜面の池の平あたりでしょうか。
私は国上山の駐車場から見ようとしたことがありますが、南の長岡市方面の光害が明るすぎました。弥彦山から挑戦するなら、平野部が霧に覆われた日をねらうしかないと思います。

さとうさん、skameさん
情報有り難うございます。
ステラナビゲータが欲しくなってきました。一時使ったことが有りますがTheSkyを使い慣れていて止めました。
パソコン山望もありましたね!それもフリーウェアで使ってみました。ペンティアムに128MBのメモリではなかなかでした。

グーグルアースとの組み合わせで実験しましたし、天蓋高原からの見え方はほぼステラどうりなので、見えると確信しています。だけど、光害をもろに影響受けるので、天蓋山の頂上からの方が確実かも。でも、車で横付けできるスポットをできれば探したいです。今年はもう無理っぽいので、来年のお楽しみですね。

この話題、血が騒ぎます。
昔、新潟市のど真ん中から尾瀬の燧ヶ岳が見えるのをカシミールで予言、実証した私としては是非とも見えるところを探してみたいものです。
標高もさることながら、南に山の切れ込みがあるところも重要だと思います。そんな場所ないですかね。

まるひさん、こんにちは。さっき帰宅しました。丁度快晴の夜があったようで、みなさん凄い写真をものにしていますね!素晴らしい。カノープスですが、とうとうワンダフルな場所を見つけました。そこは山古志村です。種芋原集落中心部からキャンピングビレッジに向かって200mほど上がっていくと右手にテニスコートが現れます。そこから見えるはずです。集落までは除雪されているでしょうし、歩いてもすぐです。恐らく光害の影響もほとんどないでしょう。車で横付けできる場所としては唯一ではないでしょうか。年末にかけて天気に恵まれれば撮ってみたいです。

佐藤さん、お帰りなさい。長旅お疲れさまでした。
山古志ですか。緯度的には大丈夫ですね。う~んわくわくします。私もカノープスは南の島で見た以外は見たことないのでぜひ見たいです。
この冬チャンスがないでしょうかね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 今年最高のプレアデス | トップページ | プレアデスagain »

2022年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31