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2010年11月10日 (水)

里山の聖夜

いつからだろう、里山という言葉が妙に心の襞に残るようになったのは。
飯豊連峰の南山麓、西会津町から山都町北部の標高300m前後の丘陵地帯は、そんな典型的な里山風景が拡がっています。
夜空の暗さも特筆もので、光害のない星空を堪能できます。
おそらくは今年の秋一番の快晴に恵まれた日曜日(7日)、昨年から頻繁に通い続けている西会津町中ノ沢集落手前の農道へ、天体写真を撮りに行ってきました。

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EOS7D&EF14mm F2.8L II USM  (ISO640, F3.5, 4分)

時刻は18時40分。トワイライト・タイムはそろそろ終了。
被りの全くない天の川を見るのは、実に気持ちがいいです。

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EOS7D&EF14mm F2.8L II USM  (ISO400, F3.5, 6分)

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EOS7D&EF14mm F2.8L II USM  (ISO2500, F2.8, 40秒)

2枚目と3枚目の写真は、撮影時刻は大幅に異なるものの、ほぼ同じアングルで撮っています。やはり下の写真のように、地上風景も止まって写った方が気持ちいいですね。
最近のデジタル一眼レフカメラの高感度特性向上のお陰で、ISOを3200前後に上げてもそれほど空がノイズで荒れなくなりました。

Img_3395p

EOS7D&EF14mm F2.8L II USM  (ISO2500, F2.8, 30秒)

この古墳のような丘陵は、おとめゆりの群生地。
中ノ沢集落のすぐ手前にあり(看板あり)、この丘陵の入り口がぼくのお気に入りの撮影スポットです。
実はこの日は、望遠レンズでの撮影はほぼ全滅。最近ずっとそうなのですが、ノータッチガイドがうまくいかず、露出を5分以上に伸ばせずじまい。
その代わり、星景写真は随分撮りました。もっとも、レンズテストを兼ねてですが。
上の写真は、初めてTOASTの星景モード(1/2の追尾スピード)で写してみました。

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EOS7D&EF14mm F2.8L II USM  (ISO400, F3.5, 7分)

非常に湿度の高い夜でしたが、霧が晴れた直後の天の川のコントラストの高さは今年のベストスリーに入るものでした。
やっぱり、ぼくは天の川を見ているとき、撮っているときが一番ハッピーな気分になれるようです。

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EOS7D&シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM  (ISO2500, F2.8, 40秒)

片ボケで入院していたシグマの標準ズーム、こないだ3週間ぶりにシグマから帰ってきました。修理品ではなく、新品が送付されてきました。
昨日今日とそのテスト撮影も兼ねていたのですが、結果は悪くないです。
F4まで絞っても周辺部の流れは残りますが、ぼく的には許容範囲。
絞り開放でも、この写真のように拡散系フィルターを装着して使えばそれほど気にはなりません。
時折流れてくる霧がとても幻想的で、撮影をやめてからも1時間以上、AM1時頃まで現場にいました。
帰り際、シリウスが黙って見送ってくれました、白い輝きをいっそう強めて。

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星景写真(下越)」カテゴリの記事

コメント

これは又、綺麗。こんな風景を撮りたい。明るいレンズが必要ですね。遠いなー。

シグマのレンズの写真で輝星にしっぽが付いていますがどうしてこうなるんでしょう?
私もこんな事になったものですから。

けんちゃさんのレンズもこうなるんですか?実はこのような現象が起こったのは今回が初めてです。他のショットにもこういう風に写ったのがありました。ケンコーのソフトンAを付けているときですが。ま、あまり気にはしていませんが。

7日は遠征したのですね。さぞ素晴らしい夜だったことと思います。
私は拡散系フィルターは使わないのですが、こうして見るといい感じですね。一つ欲しくなりました。あ、持っているレンズがどちらも魚眼なのでつけられません。

こんばんは。
6日の土曜日に津川へ紅葉を見に行って、高陽根にもよってみました。本当に南の低いところまで開けていますね。ここでならガム星雲を撮るにもいい所のようです。脇の道路ですが、町営なのかバスが通ってびっくりしました。

まるひさん、
対日照の素晴らしい写真、拝見しました。先日、チリのアタカマ砂漠で撮られた同種の写真を見たばかりですが、新潟県でもこれだけはっきりと写るとは。拡散系フィルター、天の川を撮るときは付けませんが。

skameさん、
ガム星雲、初めて聞きました。さっき調べてみたのですが、これまた南半球へ行きたくなりますね。こないだ自分のブログでAstronomy Picture of the Day というサイトを紹介しましたが、ここのアーカイブで2009年8月22日のそれにガム星雲の写真が載っています。素晴らしいです。でも、V3フィルターが必要かな?
いやあ、好奇心をかき立てられてしまいました。

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