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2010年9月の13件の記事

2010年9月30日 (木)

五泉市のパワースポット(その一)

最近本屋へ行くと、パワースポットについて特集した本が目立ちます。
科学的な定義はさておき、そこへ行くと頭のてっぺんがすぅーすぅーするような感じのする場所ってありますよね。
そういうところへ行くと、確かに心も体もニュートラルになります。
画家の横尾忠則氏がパワースポットを特集したある雑誌の中で、「究極的には自分が今いるこの場所、今この瞬間の自分こそがパワースポット」という卓見を示していましたが、確かにそういう視点を忘れてはいけません。
さて、旧村松町(現五泉市)には、とても気持ちのいいお寺や神社がたくさんあります。
旧市街も昔の面影をよくとどめており、丁度30年前の新発田の旧市街と同じような感じ。
特に村松高校周辺がいいですね。散策するにはもってこい。
時のたつのを忘れてしまいます。

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以上は日枝神社の写真。
まだ紅葉には早いですが、秋の深まる時期に訪れると素晴らしいもみじを見ることができます。

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境内には遊具も置いてあり、ついつい童心に返って遊びたくなります(ぼくだけ?)。

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桜で有名な村松公園は、最も高いところの標高が103m。
その丘の上には愛宕神社が建っています(上の写真)。
さらには市街地を一望する展望台もこの近くにあり、是非足を運んでみたいところです。

2010年9月26日 (日)

新しい風

全日本実業団対抗陸上競技大会の最終日、新しい風を感じました。
まずは男子100m。優勝したのは今年大学を卒業したばかりの新星、アシックスの木村さん。
コンチネンタルカップに引き続いての勝利です。塚原直貴選手を押さえての堂々の1位。
感心したのは軸がびしっと決まっていて、ぶれないこと。
ゴールを切る瞬間も、どの選手より力みがなく、颯爽と駆け抜けました。見事!
タイムは10秒31。持ちタイムは10秒21ですが、この選手、伸びますよ。
顔立ちも精悍で、すごい可能性を感じました。次期オリンピックでは活躍してくれることでしょう。
男子400mX4リレーでは、アムズデザインが初優勝。
聞いたことのない名前なので調べてみたら、なんと釣り用のルアーを作っている会社なのです。
今回の大会では、大企業のチーム以上に、こういった新進のチームの躍進が目立ちました。
特に短距離種目。女子の100mX4リレーで優勝したのは、福島のナチュリル。
これも初耳です。陸上界も面白くなってきました。
競技終了後、ビッグスワン周辺を1時間ジョギング。
これで3日連続の1時間走ですが、疲労がありません。3日間でこれだけ走ったのは8年ぶりくらい。
再び走ることの楽しさに目覚めてしまいました。取りあえず、5kmで20分を切れるだけの走力に早く戻したいと思います。

午前中は五十嵐浜でサーフィン見物。
思惑通りいい波が立っていて、こちらも最高!
今年初めのサーフィン写真ですが、常連さんとも再会して言葉を交わし、やっぱり海の男って爽やかだなあと感心。
浜辺には生まれたばかりのカモメの子供たちが波打ち際で遊んでいて、微笑ましかった。
海っていいですね。素敵な1日でした。
今日、出会った人たちと風景に感謝!

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2010年9月23日 (木)

ペルセウス座銀河団の中心部

秋から冬にかけての天体の中で最も心を惹かれる領域が、流星群で知られるペルセウス座から牡牛座のヒアデス星団にかけての一帯です。その中心に位置するのはプレアデス星団。
こないだはペルセウス座銀河団のエイベル426を探し損なったけど、ひょっとしたら微妙に場所がずれていたのかもしれない。もう一度トライしてみてみなくては。
一気に気温が下がり、冷たい雨のそぼ降る今日、ハッブル望遠鏡のサイトをネットサーフィン。
エイベル426の中で最も明るい銀河、NGC1275の写真を発見し、自分が無意識にこの領域に魅了されていた理由がわかったような気がしました。
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2008/28/image/a/

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さらに中心部を大写しした写真もあり、それを見ると中心核に渦巻き構造をもつ巨大な楕円銀河と渦巻き銀河衝突している様子がはっきりとわかります。
物理的にこの領域からは強力なX線や電波が放たれているのですが、この写真からも人智を越えた動的なエネルギーが放射されているのを感じ取ることができます。
こういった衝突銀河に最近は惹かれるんですよね。

さて、この場を借りて次回遠征(大げさか)の告知をしておきます。
10月9日土曜の夜、天気が良ければ山形県樽口峠へ行こうと思っています。
ブログで知り合った福島の坂本さんも駆けつける予定。
天体写真をやる人もやらない人も、もし良かったらどうぞ。双眼鏡を貸してあげますよ。
まあ、かなり人里離れた場所なので行きにくいとは思いますが。
9日は晴れるといいなあ。

2010年9月20日 (月)

HIP POP, HIP POP!

新潟総踊り最終日の20日、期間中最も楽しみにしていたもうひとつのイベント、HIP POP in 総踊りを見ました。
ほとんどがキッズ主体のグループだったけど、素晴らしいの一言です。
あんなに輝いている子供たち、久しぶりに見たなあ。みんな、女の子も男のも格好良かった!

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今回使ったカメラは、発売されたばかりのキャノンの新製品、EOS60D。
やがては天体用に改造し、天体専用に使うつもりなのだけれど、キャノン機で初めて採用されたバリアングル液晶がとても便利。
上の2枚はカメラを床に置き、低いアングルからライブビューで撮ったものだけれど、こんなアングルから撮れるのもバリアングル液晶なればこそ。
AFは1D系や7Dとは違う従来のシステムが採用されているので、動体撮影にはあまり向かないけど、総合的には非常に完成度の高いカメラだと思いました。大きさや重さも丁度いいです。

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新潟市の元祖ランドマーク、レインボータワーに乗ってみました。
小学生の時以来でした。
70mぐらいの高さから写した、HIPPOPの会場とその周辺。夜だったらもっときれいだったかも。

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3日間の会期中、ずっと万代シティー2Fの広場で”一人ダンス”を踊っていた謎の労働者風おじさん。
ところが上手いんです、このおじさん。HIP POPしてます。腰の使い方が柔らかく、ただ者じゃないと感じました。

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このあと途中で抜け出し、ラフォーレ原宿1Fロビーへ移動。やはり18日から、ダンスイベントが開催されているのです。
そこでの今日のトリは、プロダンサーのYachiyo a.k.a Psycheさん。
期待に違わず、素晴らしかったです。彼女の身体の周りを流れるエネルギーが見えるかのよう。身体が発光しているというか。時間は確実に止まっていました。
そして若い男性たちによるアグレッシブなブレークダンス。
全日本レベルの体操選手並の筋力とバランス能力がないとできない妙技の数々に、口をあんぐり。
かっこいい!という言葉以外、何も脳裏に浮かびません。圧巻でした。
「おれもいっちょうやってやるか」(ダンスを始めてみようという意味ではありませんよ)という、自己肯定感とチャレンジ精神がポジティブに組み合わさった底知れぬエネルギーが、お腹の底から湧いてくるのを感じました。

2010年9月19日 (日)

ラフォーレ原宿でのダンスイベント

おととしから舞台写真を撮る機会が増え、それと同時進行で様々なダンスに次第に興味を膨らませつつある今日この頃。
特にHIP POP系のモダンダンスに興味津々。先月はひょんなことから須藤元気さんの新曲「World Order」のPVを見る機会があり、瞬時にして引き込まれてしまいました。
さて、新潟市にはダンスの分野で広く影響力を持つ方がいます。
STUDIO CANDLEの代表、柳下容子さんがその人。
日本最速のアルペンスキーヤー・佐々木明さんの奥さんMiyuuさんのブログでこの人の存在を知りました。
もう現役は引退された方ですが、講演活動やテレビ・ラジオ出演などでマルチに活躍されています。人を引きつける強いオーラが持ち味です。
その柳下さんプロデュースのダンスイベントなので、絶対見たいと思っていたのです。
会場は新潟三越向かいのラフォーレ原宿1Fロビー。
パフォーマンスは1日3回行われ、毎回出演者が違います。
ぼくが見に行ったときは、新潟医療福祉大学のダンスサークルなどが熱いパフォーマンスを見せてくれました。

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モダンダンスも今や細かく細分化されていることは想像にかたくありませんが、伝統的な踊りよりも個性が何十倍何百倍も反映されるのは確か。
彼ら彼女らの自由奔放な舞には、なんていうか、人類の可能性を感じます。
ぼくたちはもっと光に近づくことができるし、光と共鳴し、光と溶け込むことができる。

さて、会場には柳下さんと並んでとりわけまぶしいオーラを発散させている小柄な女性がいました。
観客ではありませんね。
このイベント、毎回出演者が違うので、他のコマに出演されていた方のようです。
あとでパンフレットをもらって、その方が誰だかわかりました。
LAを拠点に活躍しているプロダンサー、Yachiyoさんという女性でした。
明日、彼女の出る時間帯にもう一度来てみようと思います。

2010年9月18日 (土)

RAINBOW RISE FESTIVAL

とうとうやってきました、新潟総踊りの開幕です。
9回目となる今年は、総勢300の団体が参加。月曜日まで市内各地で熱いパフォーマンスが繰り広げられます。
ぼくが昨年もっとも感動したのは、子供たちが創り上げたイベント、レインボーチルドレンプロジェクト。
場所は新潟市音楽文化会館前の広場で行われ、子供たちは全員裸足で歌い、踊ったのです。フィナーレを迎える頃には丁度夜のとばりが降り始め、ISO6400に上げても写真を撮ることはできない暗さになりました。
それだけにパフォーマンスに集中することが出来、脳裏に子供たちの神がかりしたパフォーマンスがより深く刻み込まれたのです。
"レインボーチルドレン"とは、世界が病んで動物たちが姿を消し、人々が愛し合うことを忘れたとき、それを救うために"虹の子どもたち"が現れる、というネイティブアメリカンに伝わる伝説に由来します。
ぼくの視点からいうと、彼らはインディゴチルドレンでもあるのです。
わかる人にはわかるはず。彼らのオーラは往々にして藍色なのだから。

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何人も知った顔がいました。嬉しかったです、再会できて。
今年の会場は万代シティの2階です。昨年の会場のように周辺に緑がないので、微妙に子供たちも(昨年に比べると)おとなしかったかな。

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広場では、子供たちのアイデアによるいろいろなお店が並んでいます。
中学校の学園祭を思い出しました。
面白いなと思ったのは、郵便ポスト。
手作りの郵便ポストに手紙を入れると、それが踊り子のみなさんに渡されるという仕組み。ファンレターが出せるわけですね。
(昨年も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていたあの子とこの子に、心の中でメールを送ったのでした。)

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全てのパフォーマンスが終わると、子供たちと親御さん、そして主催者やダンスの先生方との”お疲れ様会?”の儀式があります。
大人たちは決してネガティブな事をいいません。かといって、ちやほやするわけでもなく、的確にハートから湧き出る思いを言葉に変換しています。聞いていて目頭が熱くなりました。ぼくは独身なので子供はいませんが、もし子供がいたらこのグループに所属させたいです。モダンダンスを習わせてみたいですね。
バックに見えるのはレインボータワー。
レインボーチルドレンの活躍の場として、レインボータワーの立つ広場はもってこいです。

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万代シティ十字路メイン会場では、県内外から駆けつけた団体が”神々の舞”を披露していました。

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路上には、各チームの自己紹介ポスターが並んでいます。
ひとつひとつ読んでいくと、本当に面白い!
明日の夕方から夜にかけてが最も盛り上がるのですが、プレミアム桟敷席が取れなかったので、どうしようかな、どこで見ようかな。
個人的に一番楽しみにしているのは、あさって20日のHIP POP in 総踊りです。
今年は、そのあとに控えているフィナーレとしての総踊りの部で飛び入り参加するかも。

2010年9月17日 (金)

野口聡一さんと音妃さん

最近、宇宙飛行士の野口さんがスペースシャトルから撮った写真をtwitterに多数投稿していることを知りました。
今日くだんのそれらの写真を1時間ほど眺めていたのだけど、いやあ、素晴らしいです。
グーグルアースで地上を眺めるのとはまた違った味わいがあります。
なんていうか、どの写真も気持ちが写っているんですよね。光が生きているんです。踊っています。笑っています。
野口さんの、少年のような純粋さを垣間見た気がしました。
次のページに、写真の一覧表が載っています(やや重いです)。クリックすると拡大します。
http://blog.summerwind.jp/special/astro_soichi/

もうひとつ、今日感動したこと。
それはシンガーソングライター音妃(おとひめ)さんが新たに発表した、「旅人の唄」という曲のPV。
http://www.youtube.com/watch?v=Z9OvNslgjGE&feature=related

クリスタルボウルが縁で彼女の存在を知り、数日前に昨年3月に発売された最新のアルバム「スカラベ」を購入したばかり。「旅人の唄」は、このアルバムの中の1曲です。
月並みな言い方ですが、癒されます。こんなに透明で、ある意味崇高ささえ感じさせる声がこの世に存在することの不思議さよ・・・
天女という形容以外に、他に彼女を的確に表す言葉を思いつきません。
次のリンクは音妃さんのオフィシャルホームページのそれですが、背景に流れるBGMがいいです。
やはりアルバム「スカラベ」に収録されている、Moon Danceという曲なのでした。http://www.voice-alchemy.com/va01home/va09home01.html

2010年9月16日 (木)

続・わかぶな高原の空

この日、他に撮ったもの。
ペルセウス座のエイベル426(下の写真)。

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ISO800, F3.2, 160秒 (ワンショット)

中央の青白く輝く星はアルゴル。アルゴルとはアラビア語で”悪魔の星”を意味します。
この星は2.9日の周期で2.1等級から3.4等級まで明るさを変える変光星として知られ、不変と考えられていた星の明るさが変わることから、その不気味さが名称の由来になったと言われています。
エイベル426とは、アルゴルのやや下に位置する銀河の密集地帯。
地球から2億3000光年のかなたにある銀河団で、個人的にこのような銀河団のある領域には強く惹かれるので今回試写してみました。
ところが、200mmでは全く写りません。ピクセル等倍で見て、かろうじてわかるほど。
完全に長焦点の、本格的な天体望遠鏡でないと、見ることも写すこともできませんね。

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ISO1000, F3.2, 露出の異なる3枚をコンポジット。

この宇宙で最も惹かれる天体・プレアデス星団。
天体写真を始めてから最も枚数多く撮ってきた被写体であるけれど、今まで満足のいく作品に仕上がったものは皆無。
プレアデスを写すときは、他のどの天体を見るよりなんかワクワクするのだけど、同時に身が引き締まる感じもひときわ強くあります。
画像処理をしているときもその感覚は常にあり、心身ともに明晰かつパワフルなときでないと、プレアデスの素晴らしさを引き出すことはできません。
ガイドの調子が悪く、あくまで4分程度までの露出しかかけられなかったという条件の中では、非常に満足のいく仕上がりとなりました。
この日2番目の収穫でした。

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ISO800, F2.8, 露出の異なる4枚をコンポジット。

冬の星座、オリオンが深夜になると昇ってきました。
なぜかそこだけ雲がかかっていなかったので、挨拶代わりに撮影しました。
オリオンも、プレアデスとはまた違った意味で、撮るときも画像処理するときも身が引き締まります。
そして、こちらもまだ満足の行く写真は1枚もモノにできていません。
ポー赤によるノータッチガイドという制約の中では、開放絞りF4の300mmより、開放絞りF2.8の200mmで撮った方がいい画質に仕上がる気がします。
今回のそれは75点くらいの出来でしょうか。
この頃は薄雲がかかっていたので、条件の良いときにもう一度じっくり撮ってみようと思います。
来月は双子座周辺を集中的に撮ってみます。

2010年9月15日 (水)

わかぶな高原の空

14日は、どう考えても海岸に近い場所の方が湿度が低そうに思えたのですが~つまり笹川流れを一望する某展望台だとか、天蓋高原だとか~どうしてもわかぶな高原(新潟県関川村)に行きたくてたまらなかったので、21時半頃からわかぶな高原スキー場の正面駐車場で天体観測を始めました。
ここ1年半の間に7-8回は下見に来ているのだけど、撮影は今回が初めて。
丁度、天蓋高原と胎内平の中間ぐらいの暗さでしょうか。
特定の方角の空が特に低空まで見渡せるわけではないのだけど、西の空は下越の他のスポットより暗いです。全天まんべんなくそこそこ暗いのが特徴。
この日の天気は思ったより晴れ上がってくれ、悪くありません。
ただし、懸念していたとおり湿気は高く、広角レンズは20分で曇ってしまいました。

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SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSMの17mm側を使用。
ISO800, F5.0, 330秒と300秒(後者は拡散系フィルター装着)の2枚コンポ。

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上記の写真でフィルターなしのカットをDPPとフォトショップで処理したもの。(DPPで最初の処理を行うと、シックな色調に仕上がります。恒星や星雲の色彩を強調したいときはフォトショップ1本で処理した方が有利になります。1枚目の写真はフォトショップオンリーです。)

ケフェウス座からカシオペア座にかけての秋の天の川です。
最初、星野写真から撮り始めたのですが、この頃が一番透明度そのものは良かったかも。M33もくっきり写りました。

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ISO1000, F2.8, 240秒, 3枚コンポ(ノーフィルター)。

今回最も撮りたかった被写体がこれ、ぎょしゃ座の核心部です。
レンズはEF70-200mm F2.8L IS IIの200mm側を使っていますが、丁度いい具合に隣接する散開星団のM36とM38が写ってくれました。
昨年は勾玉星雲を300mmで撮ったのみでしたから。焦点距離は長ければいいってものでもなく、どんな焦点距離でもそれでしか得られない絵が生まれます。
この写真は、この日一番の成果でした。
ちなみに、70mm側でやや下にあるはずのレムナントが写るかどうか試写してみたのですが、写りませんでした。よほど淡いのですね。少なくとも、ノーフィルターでは難しそうです。

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ISO1000, F3.2, 240秒, 2枚コンポ(ノーフィルター)。

望遠ズームの方は露よけヒーターのお陰で、なんとか終了タイムの1時半まで曇らずに済みました。
ところでこのキャノンの望遠ズーム、重量が1.4kgあり、おそらくそのせいだと思うんですが、半分の重さの単焦点200mm F2.8L を使ったときと比べると歩留まりが極端に悪いのです。
自由雲台(BENROのB3)のクランプを締めても締めてもさらに締まるという感じで、もちろんぎんぎんに締めてはいるのだけど、200mmのレンズが4分でも流れることがままあります。
本当はISO800で6分くらいは露出をかけたかったのだけど、仕方ありません。
本家アルカスイスの自由雲台だと、もっとホールド力があるのかなあ?
今のシステムだと、単焦点の方の200mmを星用に使わないといけないみたいです。
最後に白鳥座の網状星雲と北アメリカ星雲を撮って終了。
0時を回ったら一気に曇ってきて、白鳥座付近しか晴れているところがなくなりました。
今回の新月期はこれでおしまいですね。
ちなみに、新発田の自宅からわかぶなスキー場まで、行きは45分、帰りは40分しかかかりませんでした。このくらいの所要時間だとラクですね。

(他にも幾つか撮りましたので、それらは明日アップします。)

2010年9月12日 (日)

ハートを開く

先日撮ったハート星雲を再処理。
ハートを開いて、のびのびと。(一部トリミングあり)

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福島在住のもっちゃんのブログで知ったばかりのサイトで学んだワザも、今回一部投入しています。
でも、やはりメインはNik SoftwareのColor Efex ProやViveza、そして天体用アクションツールですね。
この会社からは、ノイズ低減やシャープネスに専門特化したソフトも発売されており、これらを併用するとさらにグレードの高い絵を容易に作り出すことができそうです。




2010年9月10日 (金)

憧れのアンドロメダ銀河

天体写真を始めた当初から首尾一貫して、極上のプレアデスとアンドロメダを撮ってみたいというのがありました。
200mmでもそこそこ絵にはなりますが、できれば400~500mmの焦点距離が欲しいところ。
搭載積載量が4kgまでのポータブル赤道儀TOASTでは、サンヨンに1.4倍のテレコンを付けるか、もしくは100-400mm望遠ズームのテレ側を使うか、単焦点400mmF5.6Lを使うかぐらいしか選択肢がありません。
これらのレンズの共通点は開放絞りがF5.6となること。もちろんノータッチガイドなので、せいぜいISO1600で4分ガイドできたら御の字といったところです。
今回初めてキャノンのEF300mm F4L ISに1.4倍のテレコンを付けて撮ってみたのですが、画質的にはどうしてもぼてっとした写りになってしまうのは致し方ありません。
それでも、サンヨンで撮った写真をトリミングしたのとは本質的に異なる迫力が得られます。
懸念のノータッチガイドも、5分のガイドに成功しました。4分メインでやり、こちらは8割方成功。もっとも、調子よかったのはこの日は最初の1時間だけでしたが・・・

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ISO1600, F5.6, 1分x1, 3分x1, 4分x2, 計4枚コンポ

場所はいつもの天蓋高原(村上市)。
初めてアンドロメダ銀河と対峙しえた気がします。
画像処理にも時間をかけ、都合4時間ぐらいアンドロメダに費やしました。
さて、9日(木曜日)は非常にめまぐるしく変わる天気で、比較的雲のない、透明度の良い方角の天体のみ狙いました。
22時を過ぎると雲も消えとてもいい空になりましたが、23時半を回ると徐々に本曇り状態に。
こないだの土曜日同様湿度はかなり高く、今回も夜露対策を怠ってきたぼくの望遠レンズは、22時過ぎには使い物にならなくなってしまいました。

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ISO1250, F5.6, 3分x2 (計2枚コンポ)

いて座の散光星雲M17です。村上の街明かりのすぐ上に位置していたので短めの露出にしたのですが、やや露出不足のようです。解像度的には満足の1枚なのですが。
尚、全ての写真はノーフィルターです。

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ISO800, F2.8, 4分x1 (ワンショット)

本当はプレアデスも狙いたかったのですが、いかんせんそちら方面の空が曇っていたので、次なる目標物へレンズを向けました。
レンズはEF70-200mm F2.8L IS II USMにチェンジ。
去年の秋から不思議に魅了されてきた通称ハート星雲(IC1805, IC1848)です。
ところがなぜか望遠ズームにレンズを変えてからはガイドが上手くいかなくなり、ハート星雲も8枚撮って流れていないのは1枚のみという有様。
ちゃんと極軸も合わせ直したんですがね。???
従って1枚撮りですし、露出も必要最小限なのでどこまで星雲をあぶり出せるか不安でした。しかし、カシオペア付近の空は非常に透明度が高かったせいで、上手くイメージ通りに仕上げることができました。
いいですね、ハート星雲。また撮ってみたいと思います。

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さて、最近少しずつ彗星への興味が湧いてきているのですが、ハートレー彗星がカシオペアの近くを現在通過中と知りました。
tantanさんのブログにあった記事が頭にあったので、そちらへレンズを向けてみたのが上の写真。
赤いパックマンみたいな星雲はNGC281。このパックマンの口の先にハートレー彗星があるはずなのですが・・・
ありませんねえ。それもそのはず、もう一度その方のブログを読んでみたら、そこで紹介されていた図は10月1日の予想図なのでした。
それを現在の新月期の時期と思い込んでいたのです。早とちりでした。
でも、楽しみですね、ハートレー彗星。
これから急激に明るくなっていくということなので、この次の新月期にはしっかりウォッチしてみたいと思います。

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ISO800, F3.2, 4分x1 (ワンショット)

せっかくF2.8が使える望遠レンズなのでもう少し露出をかけたいところですが、すぐレンズが曇るため仕方ないのです。
0時を回ると天頂以外は曇ってしまい、最後に白鳥座の中心部、サドル付近を速攻で撮って終了。
こちらも必要最小限の露出ですが、思ったよりディテールが浮き出てくれました。もっとも、あれこれ画像処理を工夫していますが(^^;)
それにしても白鳥座の中心部、何度撮っても飽きることがありません。いろいろな意味で、白鳥座を撮ることは夏の風物詩ですね。

2010年9月 7日 (火)

長老の言葉

たまたまネットで、とてもハートに響く言葉を発見したので紹介します。
ネイティブアメリカンの長老、オライア・マウンテンドリーマーの”招待”と名付けられた詩です。

あなたが生活のために何をしているかは、どうでもいいことです。
私は、あなたが何に憧れ、
どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。

あなたが何歳かということも関係のないことです。
あなたが、愛や夢や冒険のために、
どれだけ自分を賭けることができるのか知りたいのです。

あなたがどの星座に生まれたか、ということもどうでもいいことです。
あなたが本当に深い悲しみを知っているか、
人生の裏切りにさらされたことがあるか、
それによって傷つくのが怖いばかりに、
心を閉ざしてしまっていないかを知りたいのです。

あなたが自分のものであれ、人のものであれ、
痛みを無視したり、簡単に片づけたりせずに、
それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです。

また、喜びの時には、それが私のものであれ、
あなたのものであれ、心から夢中になって踊り、
恍惚感に身をゆだねることができるかを知りたいのです。
気をつけろとか、現実的になれとか、
たいしたことはないさなどと言わずに。

私は、あなたの話すことが本当かどうかには関心がありません。
私はあなたが自分自身に正直であるためには、
他人を失望させることでさえあえてできるかどうかを知りたいのです。

たとえ裏切りだと責められても、自分自身の魂を裏切るよりは、
その非難に耐えうる方を選ぶことができるかどうかを。
たとえ不実だと言われても、そんなときにあなたが
どうするかによって、あなたという人が信頼に値するかどうかを知りたいのです。

私は、あなたが本当の美がわかるかを知りたいのです。
それが見た目に美しく見えない時でも、
毎日そこから本当に美しいものを人生に汲み上げることができるかどうかを。

私は、あなたがたとえ失敗しても、それを受け止めて
共に生きることができるかどうか、それでも湖の縁に立ち、
銀色の輝く満月に向かって、イエスと叫ぶことができるかどうかを知りたいのです。

あなたがどこに住んでいるか、どれだけお金があるかはどうでもいいことです。
それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、
どんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、
子どもたちを食べさせるためにしなければならないことを、
するかどうかを知りたいのです。

あなたが誰を知っているか、
あなたがどうしてここへ来たかは関係ありません。
私とともに決して怯まずに、炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。

あなたがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです。
私が知りたいのは、皆が見捨ててたった一人になったとき、
あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです。

私はあなたが自分自身としっかり向き合い、
その何もない時間の中にいる自分を、
心から愛しているのかどうかを知りたいと思っているのです。

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今年6月6日、天蓋高原で撮った写真を再処理しました。(コンポジットなし)
いて座とさそり座からなる銀河系の中心一帯は、さながら私たちの心臓の内部のようです。

2010年9月 5日 (日)

遙かなるクライストチャーチ

そのニュースを知ったのは、家を出ようとしていた40分前のことでした。
クライストチャーチ近郊でM7の大きな地震があり、空港は閉鎖され、非常事態宣言が出されたとのこと。
丁度ぼくは前泊をしに、東京へ発つところだったのです。翌日午前、クライストチャーチ行きのフライトに乗るために。
判断は急を要します。現地では停電が続き、旅行会社の方にも情報は入ってきていないとのこと。
ネットで配信されている写真を見ると、旧市街がかなりダメージを受けている様子。仕方ありません、旅行キャンセルです。
午後は旅行会社だけでなく、既に手配してあるホテルやレンタカーのキャンセル処理に追われました。
先月もクライストチャーチ行きのフライトをキャンセルしたばかりなのですが、どうもニュージーランドには今年は縁がなさそうです。
それにしても、天災とはいえ航空会社のキャンセル規定は厳しいですね。しっかり規定通りの50%を取られるようです。
気持ちの切り替えは決してうまくいったわけではありませんが、要はぼくは美しい星空が見たいわけです。
自分の深いところにある動機を確認したら、あとはやることはただ一つ。夕食後、迷わず天蓋高原へ向かいました。

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現地着20時30分。
車を降りてびっくりです。GPV気象予報で県北は真っ暗だったので、ある程度期待はしていたのですが。
天蓋山の精霊が、とびっきりの星空でぼくを慰めようとしているかのようでした。
間違いなく年に2~3回あるかないかの、素晴らしいコントラストのある星空です。
まずは14mmの超広角レンズで、南と北それぞれの天の川を撮影。
空の良さは如実に写真写りに現れています。変な発色をしません。
村上市の光害も、この日はあまり目立たなかったような。
ちなみに、この日は車1台通りませんでした。土曜日なのに。

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300mmの望遠レンズを扱うのは3ヶ月ぶりぐらいじゃないだろうか。
極軸合わせはばっちりなのに、なぜか4分でも流れてしまうのです。
原因は三脚座につけっぱなしのプレートのねじが緩んでいたからなのですが、それが判明する1時間半ばかしの間撮影した被写体~M33、ハート星雲、スバル~は9割方ボツでした。
原因がわかり再開したら、今度はレンズが曇り始めました。
今日はバッテリーを持ってきてないので、対策の施しようがありません。
一度曇り始めると、もうアウト。
この日は透明度は抜群ながらも、湿度は相変わらず高めなのでした。
後半はISOを高めに設定して露出を短めに、露との戦いです。
上の2枚はいずれも露出は4分程度と少なめですが、お気楽撮影の割にはよく写ってくれました。これでレンズに曇りがなく、コンポ枚数を4枚にできたら・・・構図も直さなければなりませんが。
(スバルは2枚コンポジット、網状星雲はワンショット)

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1時までいましたが、ずっと空は快晴のままでした。
この日は日本海の漁り火の影響も見られず、ひたすら暗かったです。快感!
白鳥座が天頂から西にほどよく傾いてきたところで、300mmによる網状星雲と50mmによる白鳥座全景を収めて終了。(50mmはシグマの17-50mm標準ズームのテレ側を使っているのですが、どうも左上部が片ボケするようです。個体差かな?)
テカポのマウントジョン天文台には行き損ねたけど、この素晴らしい星空を独り占めできたので不満はありません。

機材:ポータブル赤道機TOAST + EOS40D(天体用改造)、EF14mm F2.8L II USM, EF300mm F4L IS USM, SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OC HSM

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