太陽七変化
荒川河口に近い塩谷集落裏手のテトラポッドで、以前大きなスズキを2匹ルアーで釣ったことがあります。沖合のテトラへ泳いで渡り、そこからちょい投げでキスを爆釣したことも。
そんなわけで、このテトラの周辺で素潜りをしてみるのはちょっとした夢でした。
透明度はあまりよくない。
新潟市の関屋浜と同じぐらいでしょうか。外海に面したテトラ沿いの海中は内海側よりはいいです。
残念ながら魚は関屋浜よりずっと少なく、スズキはおろかクロダイでさえ1匹も見かけませんでした。50cmくらいのボラを見たのが唯一の収穫。
その代わり、イワガキは無数にありました。ただし、関屋浜にはあるサザエは見かけなかったです。
外海側でもかなり泥が付着しており、海中景観はそれほど美しくありません。
でも、地元の子供たちより沖合で潜っていると、彼らの羨望のまなざしを少しだけ感じました。
そういえば、笹川流れでもぼくが10代の頃に比べると、水中メガネやフィンを持った若者をあまり見かけなくなりました。ちょっと悲しいかも。
夕日が差し迫っていたので、キャノンのG11を水中ケースに入れたまま、手持ちで夕日を撮ってみました。
テレ側で140mmなので、夕日を撮るにはちょっと役不足。ましてや、密かにグリーンフラッシュ(もしくはグリーンセグメント)を狙っている身としては、改めて焦点距離の短さを感じます。
まずは1枚目。画像処理して気づいたのですが、太陽が縦に伸びています。三段太陽。
これはすごい。(これらの写真は全てトリミングしています。)
太陽の上部がイエローに染まっています。
5秒間隔で撮っていたのですが、他のショットも同様。しかし、イエローであって、決してグリーンではありません。
ちゃんちゃん。
よほど空気の透明度がよくないとグリーンフラッシュは現れるはずもなく。
新潟では9月が好機とのことなので、来月が楽しみです。
ちなみに、グリーンフラッシュとグリーンセグメントは違う現象。
前者の方がさらにレアです。ちまたでグリーンフラッシュとして公表されている写真の多くはグリーンセグメントの方だったりします。
どちらでもいいから早く見てみたい!
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