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2010年7月 5日 (月)

読書案内「生き方は星空が教えてくれる」

最近2週間、怒濤のように本を読みました。しかも読んだ本が全てアタリ。インパクト特大。
4~5年に一度、たまにこのような本との出会いがあります。
さて、この本の著者の木内鶴彦さんは、今までに4個の彗星を発見した、世界的にも有名な彗星探索家です。
また、臨死体験者としても知られ、評論家の故立花隆さんと対談をしたりもしています。
22歳の時の臨死体験で垣間見た世界はその後の木内さんの人生を根底から覆し、以来スピリチュアルな視点からをも捉えた環境問題の大切さを、国内外で説くことに精力を傾けています。
木内さんの活動はそれだけにとどまらず、地球の生態系のバランスを取り戻すための具体的な方策を示し、太陽エネルギーを利用した、一切の有毒な二次物質を出さないゴミ処理システムを考案するなど、実践面でも特筆すべきものがあります。
さて、臨死体験では彼なりに客観的に状況を判断し、元々天文少年だった木内さんがずっと抱いていた疑問を解くべく、肉体を離れた純粋意識の状態で過去へ未来へ、そして時空の始まりへと旅します。
そこで彼が悟ったことは、宇宙は膨大なる意識の集合体であり、全ての人間はその一部であること。死も無に帰するのではなく、膨大な意識の世界に取り込まれるのが本質であること。
面白いエピソードがあり、彼が6歳のとき姉と川遊びにいったときのこと。川縁を歩いていたら、上の方から誰かの「危ない」という声が耳に響いたそうです。その瞬間大きな石が姉めがけて落ちてきて、すんでのところで直撃は免れたそうです。
臨死体験でエネルギー体となり、思うだけで瞬時にして時空を超えどこえでも行けるようになった木内さんは、そのとき聞いた「危ない!」という声の主が誰だったか確かめようと考えました。苦もなくあの夏の日に瞬間移動し、木内さんの意識は幼い自分と姉の姿を上から見下ろします。
その頃の記憶を頼りに声のした方へいってみるのですが、そこには誰もいません。
そのうち、あの瞬間が近づいてきました。石が転げ落ち、姉がまさにその場所に差しかかろうとしたとき、木内さんは思わず叫んでしまったのです「危ない!」と。
あのときの声の主は自分だったのです。このエピソードは非常に深い何かを含蓄しています。
それにしても、彗星探索はその下地としてまず星空のエキスパートでなければなりません。
大きな星座を基準に、その周りのどこにはどんな星があるか、ひとつひとつ細かく暗記していくそうです。最終的には、13等星までの暗い星の並びまでをすべて覚えるとのこと。
これがどれほど気の遠くなるような作業であるか、駆け出しの天文ファンである私にはよくわかります。超人でないとできません。
実際、木内さんが観測に注いできた時間はまさに莫大なもの。晴れてさえいればほぼ毎日、睡眠時間4時間でひたすら年柄年中観測を続けたそうです。
そうそう、もうひとつ面白いエピソードがありました。
このように長時間山中で過ごしていると、野生動物からも仲間だと認識され、熊とさえ仲良くなれたそうです。
現在、木内さんは国内各地で観望会を行う傍ら、精力的に講演活動をこなしています。
この本にも「夜空の明るさが人類を破滅に追い込む」という章が設けられていますが、特に光害が具体的にどのように環境や人間の意識にマイナスに作用するのかを講演で強調しているようです。
木内さんの価値観や実践されていることのベクトルは、ぼく自身のそれと重複しているところが大なので、とても親近感を持つとともに心から尊敬の念を覚えました。
新聞の書評のようには上手くまとめることができませんでしたが、この本は縁あってこのブログを訪れた全ての方々にお勧めしたいと思います。

生き方は星空が教えてくれる Book 生き方は星空が教えてくれる

著者:木内 鶴彦
販売元:サンマーク出版
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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
りょうすけと申します。

>以来スピリチュアルな視点からも捉えた環境問題の大切さを、国内外で説くことに精力を傾けています。

確かに、スピリチュアルな視点から「の」話も全くないわけではないことは僕も知ってますが、木内さんはそれ(スピリチュアルな視点)を軸に、環境問題の大切さを語り伝えているわけではないと僕には映りますし、語り伝えることよりも、ゴミの問題、水や土壌の汚染、エネルギー問題など、地球の生態系に大きなインパクトを与えている事柄にたいして、その生態系を取り戻して行くことを目的とした具体的な解決策を提示するだけでなく、それを実現させるために、子や孫の世代に少しでもいい状態でこの地球を渡すために、膨大な時間と苦労を積み重ね、本当にいのちを懸けてるとしか思えない、ある意味で無茶な生き方を見せられています。

以下のリンクで、2005年12月に録音された、インタビュー番組が聴けます(2007年に僕が用意しました)。

http://touchanhp.web.fc2.com/

これは前後編に分かれています。

そして、その後編(約43分あります)の31分あたりからの話を参考にしてください。

僕から見た彼は、一貫して「この地球の生態系の中でしか生きていけない体の世界があるということを忘れちゃいけない」ということを主張していると思っています。

りょうすけさん、こんにちは。りょうすけさんがリンクさせてくれたビデオと同一のものかまだ確認していませんが、ぼくも既にYoutubeで木内さんの講演の動画を見ています。何かと言葉足らずの部分もあり、上手く咀嚼できていない点があるのも自覚しています。上手く紹介できなくても、取りあえずこんな人がいるよと情報発信したかったので、ブログに書いてみたのです。どうぞご理解ください。ありがとうございました。

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