冬鳥越スキーガーデンのバラ (1)
加茂市の山中にとっておきのバラ園があります。
かなり交通不便な場所に立地するせいもあり、県外の園芸ファンにはあまり知られていないように思います。
しかし、全国のバラ園を渡り歩いてきたぼくから見て、間違いなくこのバラ園は”秘密の花園度120%”の楽園なのです。
市のHPによると、約150種、2600本のバラが植栽されているとありますから、規模的にも立派なバラ園です。
このバラ園が優れているのは、なにより写真を撮りやすいこと。適度な間隔を置いて畝があるので、どの花にも無理なく近づくことができます。そのため、非常に写真が撮りやすい。
中にはカメラマンにとって、非常に撮りにくいレイアウトの植物園もありますから。
手入れも非常に良く行き届いており、いかにこのバラ園を市民の人々が大切に思っているかがひしひしと伝わってきます。
これで入園料無料なのが信じられないくらい。本当に素晴らしい。
外灯がないのも好感度大。
そのため、新月期にツルバラを借景にした星景写真を撮りたいと一昨年から狙っているのですが、なかなか見頃の時期に晴天に恵まれません。
ひとつだけ、ブヨや蚊、蜂などの虫が多いのが難点。見学する際は、防虫スプレーを肌に塗りつけてからの方がいいと思います。
バラといったら誰でも深紅のバラを思い浮かべると思いますが、そんなイメージに最も近いバラがここにはあります。
それがこのシュワルツマドンナ。割と丈夫な花で、花の径も大きめ。
深みを帯びた光沢感のある暗めの赤は他に類を見ません。
こちらはプリンセスアイコ。
国内外の皇族の名前をいただいたバラはたくさんあるのですが、冬鳥越スキーガーデンのバラ園にも、かなりその手のバラがコレクションされています。
最後の写真のバラもシュワルツマドンナ。
明日から雨になるということなので、ぎりぎり夕方に駆けつけてきました。
作業員のおじさんから、本当に今日来てラッキーだったねえ、と言われました。
今回は広角レンズの作品ばかりアップしましたが、明日以降順次クローズアップの写真を掲載します。
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