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2010年5月22日 (土)

彼岸花と出目金

5月21日の月の入りは、日付変わって0時15分頃でした。日没後見た月が非常にコントラストが高く、ひょっとすると深夜からいい空に変わるかもしれないと思い、天蓋高原へ。
湿った空気があたりを支配しており、標高350mの天蓋高原もうっすらともやに包まれています。標高1000m以上の高い山だったら雲海が見えていたかもしれません。
従って透明度は非常に悪かったのですが、さそり座のしっぽのあたりにある二つの散光星雲、NGC6334(出目金)とNGC6357(彼岸花)を撮ってみました。

Img_1446_47dpp

今回アップする写真のデータは全て共通です。カメラは天体仕様のEOS 40D、レンズはEF300mm F4L IS USM、2枚コンポジット、光害カットフィルターP2使用(M7を除く)。
ステラナビゲーターでは上記の天体が別称で出ているので、よく聞く出目金と彼岸花が
どこに位置するのかが初めてわかりました。
300mmだと丁度並んで収まるのでいい感じ。わずか5分の露出でも結構色が乗ってくれたので、ポー赤向きですね。気に入りました。
それにしても、このニックネーム、言い得て妙です。

Img_1440_41dp
次に、これも念願のH12です。双眼鏡でもすぐに存在がわかります。
この下にさいだん座のNGC6188と6193があるはずなのだけど、全然曇っていて見えない。
それでも興味半分に撮影してみました。
時刻は既に1時28分。透明度の悪さは相変わらず。こんな日もあります。

Img_1451p

ステラやフィールド版星図(西条善弘著、誠文堂親光社)を見てみても、全くどこかわかりません。ここはどこ、あなたは誰?
よく見ると、それでも左側に星が凝集している部分があり、その斜め右下には赤い星雲らしきものが写っています。ここかなあ?でも判然としません。

Img_1455_56dp

次にP2フィルターを外して、M7を撮影。昨年200mmで撮ったとき青い輝きが写ったのですが、今回は透明度が悪いためか全く青い星の輝きが写りませんでした。
この領域は双眼鏡で見ると、本当に美しいです。透明度のいいときにまたトライしてみたいです。

Img_1465_66dp

いつものように北斗七星方面は比較的透明度がよかったので、最後におおぐま座のM101、通称回転花火を撮りました(トリミングあり)。
やはり300mmで撮るのは初めてでしたが、M83よりやや大きいでしょうか。
両側にもよく見ると小さな銀河が写っています。思ったよりもディテールが出たので感動しました。人気のほども頷けます。
今回の新月期はたくさんの天体を撮ることができ、大満足です。
宇宙って素晴らしい!

Img_1459_61dp

ひとつ忘れていました、アンドロメダ銀河も撮ったのでした。
こちらは一番透明度が悪かったのですが、東に昇ってくれば撮らずにはいられません。
こちらもこれからの季節、透明度のよいときを選んでじっくり撮ってみたいです。

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

佐藤さん、おはようございます。
行動範囲が広く、アクティブですね。

みんな素晴らしい出来です! 彼岸花、猫の手はまだ撮ったことは有りませんが、300mmで両方入れるのもきれいです。前にも書きましたがTOASTでこの星像は素晴らしいです。NJPで下手なガイドより綺麗です。

今日、ドライブしてきます、高陽根。可能なら帰り道に駒止峠の方まで足を伸ばしてきます。トンネルが出来ているので峠は多分雪があって行けないのでは無いかと思いますが。

けんちゃさん、ありがとうございます。いやあ、でもこの程度のサイズだからシャープに見えますけど、実際はピクセル等倍にすると、結構星像が伸びているコマも多いんですよ。収穫多いドライブになりましたか?

こんばんは、佐藤さん。
春、南中高度が低くて時刻の早い天体を撮るためには良い場所だと思いました。撮影場所の広さでは天蓋高原の方が圧倒的に良いですが、低空まで開けていて天蓋高原よりも緯度が低いので有望です。光害については自分でも経験しないと優劣は点けられないかな、自宅から撮影地までの道程は時間的にはほとんど同じ、以外と早く着いたな!っと言う感じでした。安田から津川まで高速を利用し、一般道は流れに沿って比較的ゆっくり走りました。南天低空以外は入広瀬方面が私は近いので使い分けをすると非常に便利です。特に雪解けの早さに期待したいです。

国道252の道路情報(4月28日開通済み)を確認しないまま出かけたので、帰りが遅くなると思い駒止峠には回りませんでした。

今年は撮影地を巡って楽しいシーズンの幕開けです。いつか撮影地でお会いしましょう。
ありがとうございました。

お疲れ様でした。無事たどり着けて何よりです。撮ろうとしている天体の方角に応じて、何カ所かそれぞれにバリエーションを持っておくといいですね。新潟県はどこへ行っても西が明るいので、南~西スペシャルとしてあの場所を利用していきたいです。集落があるので除雪も期待できますし、春先は特に貴重かもしれません。北東スペシャルはやはり天蓋でしょうか。ひたすら透明度を求めたいときは樽口とか。

そうですね、仰るとおりです。
又、新しい場所が出ましたね。暫くは星空から遠ざからざるを得ないでしょうから、駒止峠も含めてドライブの目標にしたいです。

こんばんは。
彼岸花と出目金きれいに収まっています。
こうして見ると300mmでの撮影対象がまだまだありそうですね。

skameさん、こんばんは。
200~300mmだと、結構いろいろな組み合わせで同一視野に入ってくるので、これはこれで興趣がありますね。確かに、たくさんの魅力的な対象がありそうです。次の新月期が楽しみです。

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