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2010年5月の17件の記事

2010年5月29日 (土)

ワイルドフラワーの楽園

今週はぐずついた天候続きのため、バラたちも今一歩のところで開花を踏みとどまっているよう。でも、こんな天気は案外ワイルドフラワーたちにとってはウェルカムなのかもしれません。
そんなワイルドフラワーたちの楽園が、濁川公園に隣接している市民農園。

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予想以上にいろいろな花たちが咲いていました。
この市民農園のすごいところは、その土地のエネルギーです。なにげに高いです。
だから、ここの植物たちはみんな生命力があふれています。
妖精たちも、ほらあそこに・・・

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本日のベストショットは次の2枚。

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2010年5月26日 (水)

バラが咲いた♪

とうとうバラが咲きました。新潟市の石山園芸センターのつるバラが開花したのです。
同時に、我が家のつるバラも今朝見たら咲いていました。
石山園芸センターには30分ほどしか滞在できなかったけど、しっとりと雨に濡れた園内はいい雰囲気。折しもクレマチスが満開で、雅というしかないそのあでやかな姿をたっぷり堪能。
クレマチスは和風洋風といった庭のスタイルを問わないだけでなく、晴れていようが雨が降っていようがどんな天候にも合いますね。
あいにくの天気にもかかわらず、今日もカメラ片手に写真を撮っている人が何人もいました。

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2010年5月23日 (日)

新潟県立植物園の庭で蜂と戯れる

午前中、甥っ子の運動会の写真を撮った後、県立植物園へ。
本当は近くにあるつつじ園が目的だったのだけれど、とうに盛りは過ぎているようで・・・
ここの前庭は本当に素晴らしい。蜂たちも蜜をすするのに忙しいらしく、カメラのレンズを向けようともお構いなし。
駐車場脇にある黄色と橙色のツツジが特に素晴らしかったです。

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2010年5月22日 (土)

彼岸花と出目金

5月21日の月の入りは、日付変わって0時15分頃でした。日没後見た月が非常にコントラストが高く、ひょっとすると深夜からいい空に変わるかもしれないと思い、天蓋高原へ。
湿った空気があたりを支配しており、標高350mの天蓋高原もうっすらともやに包まれています。標高1000m以上の高い山だったら雲海が見えていたかもしれません。
従って透明度は非常に悪かったのですが、さそり座のしっぽのあたりにある二つの散光星雲、NGC6334(出目金)とNGC6357(彼岸花)を撮ってみました。

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今回アップする写真のデータは全て共通です。カメラは天体仕様のEOS 40D、レンズはEF300mm F4L IS USM、2枚コンポジット、光害カットフィルターP2使用(M7を除く)。
ステラナビゲーターでは上記の天体が別称で出ているので、よく聞く出目金と彼岸花が
どこに位置するのかが初めてわかりました。
300mmだと丁度並んで収まるのでいい感じ。わずか5分の露出でも結構色が乗ってくれたので、ポー赤向きですね。気に入りました。
それにしても、このニックネーム、言い得て妙です。

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次に、これも念願のH12です。双眼鏡でもすぐに存在がわかります。
この下にさいだん座のNGC6188と6193があるはずなのだけど、全然曇っていて見えない。
それでも興味半分に撮影してみました。
時刻は既に1時28分。透明度の悪さは相変わらず。こんな日もあります。

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ステラやフィールド版星図(西条善弘著、誠文堂親光社)を見てみても、全くどこかわかりません。ここはどこ、あなたは誰?
よく見ると、それでも左側に星が凝集している部分があり、その斜め右下には赤い星雲らしきものが写っています。ここかなあ?でも判然としません。

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次にP2フィルターを外して、M7を撮影。昨年200mmで撮ったとき青い輝きが写ったのですが、今回は透明度が悪いためか全く青い星の輝きが写りませんでした。
この領域は双眼鏡で見ると、本当に美しいです。透明度のいいときにまたトライしてみたいです。

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いつものように北斗七星方面は比較的透明度がよかったので、最後におおぐま座のM101、通称回転花火を撮りました(トリミングあり)。
やはり300mmで撮るのは初めてでしたが、M83よりやや大きいでしょうか。
両側にもよく見ると小さな銀河が写っています。思ったよりもディテールが出たので感動しました。人気のほども頷けます。
今回の新月期はたくさんの天体を撮ることができ、大満足です。
宇宙って素晴らしい!

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ひとつ忘れていました、アンドロメダ銀河も撮ったのでした。
こちらは一番透明度が悪かったのですが、東に昇ってくれば撮らずにはいられません。
こちらもこれからの季節、透明度のよいときを選んでじっくり撮ってみたいです。

2010年5月20日 (木)

西会津町奥川高陽根(かやね)への行き方

今日はノーマル7Dで撮った写真を掲載します。
といっても星景写真主体に撮ったので、下のM13がこのカメラで撮った唯一の天体写真となります。

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前回撮ったときは思い切り天頂に来ていたときに写したので、ガイドが不調でした。そのためやや流れてしまいました。
この日はまだ撮りやすい位置にあるうちに写したので、カメラの望遠レンズとしては満足のいく解像度で撮ることができました(2枚コンポ、EF300mm F4L IS USM、トリミングあり)。

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谷側が美しい水田となっており、露出1分で星景写真を撮りました(追尾撮影)。
同じようなアングルですが、参考までに。レンズはEF14mm F2.8L II USM。

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星景写真を撮った場所は、上の写真の道路の右側。左に路肩が見えますが、ここは写真で見るよりもずっと広く、ワゴン車を4~5台停めることができます。
今回星の写真はこの場所から30mほど離れたところ(下の写真)で撮ったのですが、南の天体だけ狙うならこの場所の方がより幅広く見渡すことができます。
左の高い樹木のため、北極星が視界に入るのは、この広場の手前側と奥の計2カ所のみ。従って、定員は2人といった感じでしょうか。
上の写真に見える明かりは中ノ沢集落の外灯です。といっても、中ノ沢集落の中心はさらに400mほど奥にあるのですが。

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上の路肩から下手を見るとこんな感じ。
農道の入り口の小さなスペースで、今回は天体写真を撮りました。中央右に見えている車の前です。ここからでも十分オメガ星団は狙えます。
この場所へ来るのは昨年から数えて6回目です。のべ40時間程度は滞在していると思います。
その間、この車道の車の往来は1台だけでした。中ノ沢集落の中心部に住む人は、1本南側の道路を使います。そして、中ノ沢の奥にあるのは松峯集落だけで、道路はそこで行き止まりになります。ですから、通行量が極端に少ないのです。

*行き方*
JR磐越西線徳沢駅前から国道459号線を北上します。この道はそばの里で知られている旧山都町宮古へと通じています。
4kmくらい走ると道路の左側に奥川郵便局の大きな看板が現れますので、そこの手前で左折、道なりに進みます。
なお、この先はたくさんの農道が交差し非常に複雑なので、昭文社の県別マップル道路地図福島県を買われることを強くお勧めします。10万分の1程度の縮尺ではどうにもなりません。カーナビは持っていないのでわかりませんが。
この地図に沿って話を進めていくと、P52の右側下に塩というバス停が赤く印字されています。そこに奥川郵便局があります。
4cmほど上に丸山公園という地名が見えますが、ここを目指します。
途中山浦と出戸の分岐点のあたりで「おとめゆりの里 丸山公園」という小さな案内板がたっています。出戸のところで右折するのですが、前後に農道があるので間違えやすいかも。この案内板のあるところで曲がってください。
ここから5mくらいの高低差をウェーブのように乗り越えていくと、目指す丸山公園はすぐ。
昨年までは丸山公園手前の農道(上の写真で外灯が写っていますが、そのあたりに丸山公園を示す案内板が立っています)で撮っていました。
小型車しか進入できませんし南はそれほど低くないですが、全方向まんべんなく撮ることができます。
下から2番目の写真の場所は、出戸の分かれ道から中ノ沢へと続く車道の一番標高の高い地点なのです。中ノ沢の最初に出てくる民家の手前の外灯が目印になります。
いずれにせよ、昼間現地の下見を済ませておくことが必要です。でないと、行きか帰り必ず迷います。
なお、おとめゆりの自生地として貴重とされる丸山公園ですが、公園と言うにはあまりに小さく、木が密集しているため展望はありません。
また、宮古集落手前にも格好の撮影地があります。ただし、ベアグランドになります。

2010年5月19日 (水)

さんだん座は見えるかな?

ナツメ社「星座の事典」沼澤茂美+脇屋奈々代共著 がぼくのバイブル。
この手の分野の本では最もよくできていると思います。
収録されている天体写真の数も多く、どれも美しいこと美しいこと。
双眼鏡で見たらどのくらいの大きさに見えるか、その天体を見るには何センチくらいの口径の望遠鏡が必要かといった実用的な情報の充実度ではナンバーワンです。
この本の写真を見て、撮りたいものを決めているのがぼくのパターン。
さいだん座のMGC6188/6193を撮ってみたいと考えたのも、P131の写真に心を奪われたからです。
天蓋高原と同じかさらに真南の低空まで見渡せるのが、西会津町奥川の高陽根地区の農道。
昨年はそれほど南を意識していなかったので、実際にどれだけ低空まで見えるか、(ステラではシュミレーション済みですが)確認してみたくて17日の夜に訪れました。

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まずは改造機の40Dで撮った写真を掲載します。
これは300mmの望遠レンズで撮ったM83(4枚コンポ、トリミングあり)。空の透明度のいい時を見計らい、初めて300mmで写してみました。

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今年初めて、300mmで撮った白鳥座の北アメリカ星雲です(P2フィルター使用、ワンショット撮影)。
ポー赤はTOASTを使っていますが、一般に北東側の天体は追尾が不安定になりがち。一方、南西方向の天体は追尾が安定する傾向があります。
このショットも少し流れてしまいました。従って、コンポジットはせずに1枚だけで仕上げました。

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全体の透明度は前日に行った天蓋高原並みでした。つまり、あまりよくはなかったです。
南の低空はそれでも前日よりはましだったかな?双眼鏡でたくさん星が見えましたから。
オメガは撮りませんでしたが、50mmの標準レンズで南の低空の地形を把握するために何枚か撮ってみました。
そのうちの1枚に大きな流れ星が入ったのがこの写真。
一番星さんとご一緒した天蓋高原では、過去見た中で最大の流れ星(というか、大火球?)を一緒に目撃しました。
この日も大きめのやつを2個見たし、小さいやつも5~6個は見ました。最近何かと見る機会が多いです。
間違いなくN6188/6193は視界に入っていますね。さすがに薄雲に覆われているので、赤い星雲は写っていませんが。
それより、さそり座のしっぽの方にあるH12が見事です。中央やや上に赤く写っているのがそれ。
この対象も、やはり沼澤・脇屋両氏の共著になる「星座ガイドブック」誠文堂親光社刊の43Pに紹介されています。その写真と同じ形に写っているので、なにげに感激してしまいました。
もうひとつ、その斜め左上に赤い星雲が二つ連なっていますが、上の方の星雲~N6334でしょうか~をこの次撮ってみたいと思いました。
現実問題、N6188/6193が現れる超低空がクリアに晴れ上がることはこれからの季節まずないでしょうから、H12とN6334を来月は狙ってみます。(続く)

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2010年5月18日 (火)

マイカラー

16日に天蓋高原で撮影した写真より、40D(天体仕様)で撮ったものを掲載します。
この日、偶然遭遇した新潟市の天体写真家・きらり一番星さんには、明確な作風があります。一番星さんの作品だと一目でわかる色と申しましょうか。
ぼくも日夜フォトショップと格闘し、自分なりの表現や色を出そうと試行錯誤しているのですが、時々一人ほくそ笑むような色を出せることがあります。本当にたまにですが(再現性はありません)。

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これら3枚は全てSIGMAの50mm F1.4での作品です。
一番上の写真は白鳥座の核心部ですが、この1枚がこの日のベストショットというか、一番お気に入りの作品に仕上がりました。マイカラーですね。
50mmは白鳥座だけでなく、ケフェウス座やオリオン座、さそり座(3枚目)など、多くの星座が丁度収まります。開放値がF1.4と明るいのでSN比を押さえることもでき、何かとお気に入りのレンズとなっています。
絞りはF2.2にすぎないのですが、いて座の天の川(2枚目)もシャープに写せました。
この日は透明度がいまいちだったので、アンタレス周辺の、いわゆる蛇つかい座ロー星領域のカラフルな星雲はうっすらとしか写りませんでしたが。
しかし、こうして縦アングルで撮ると、満月より少し大きな領域に200個の星々が集まった大きな散開星団H12が下方に写るので、非常に興味深いです。
今度はH12をアップで狙いたいですね。

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一番星さんがわし星雲(M16)をイプシロンで撮っていたのですが、その場でパソコンモニターで拝見させていただくと素晴らしい写りでした。
それに触発されて、自分でもレンズを向けてみました。
200mmの望遠レンズでは上の写真のように下にあるM17が同じ構図に収まります。
これはこれで面白いです。
ワンショット撮影なのですが、光害カットフィルターのP2を使ったお陰か、非常にクリアに星雲が浮かび上がりました。色調を整えるのに1時間以上かかりましたが。
天の川の中心部は本当に面白い。撮るだけでなく、双眼鏡で眺めても飽きることがありません。
明日も晴れるといいなあ。

2010年5月17日 (月)

天女と妖精

15日は昨年も頼まれたバレエの団体の発表会の写真を撮ってきました。

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何百枚も撮ったので、あと処理が大変。
一枚一枚フォトショップで調整しなければなりません。
もうへとへとです。
舞台写真は疲れるけど、その瞬間に居合わせることはとても幸せなこと。
素敵なパフォーマンスを堪能しました。

2010年5月16日 (日)

やっと捉えたNGC5128

それにしても不思議です。過去2年間で、現場で”きらり一番星”さんとよく遭遇します。
これで3度目。
16日は最初奥三面ダムを目指して車を走らせていたのですが、そっち方面に大量の雲がわき出てきたので、途中で天蓋高原へ行き先を変更したのでした。
現場へ着いて2~3分後に一番星さんが到着。
残念ながら全体にもやっていて、せっかくこんな朝日村の山奥まで足を運んでくださった一番星さんにはもっといいときの空を見せてあげたかったです。
このような大ベテランの方がそばにいるだけで自分もベテランになったような気になるから不思議です。なんてお気楽な性格なんだろう。
でも、そんな”なりきり”が功を奏したのか、試写一発目でオメガ星団が200mmレンズに写ってくれました。
過去2回どうしても探せなかった特異銀河のNGC5128も、その30分後には無事見つけ出すことに成功。
この日もカメラは2台使ったのですが、取りあえずノーマル機の7Dで撮った写真のみアップします。

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天蓋高原に到着するとすぐ金星と月がランデブーしていることに気づきました。
20時30分、山裾に沈まんとしていたので大急ぎでセッティングし、ぎりぎりセーフで3枚だけなんとか撮影。
沈み始めると早いです。シャッタースピードを考慮する余裕もなく、全くのカンでリモートレリーズのボタンを押しました。
(EF200mm F2.8L USM、トリミングあり、ISO500、F2.8、13秒)

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5月に入ってからの天蓋高原でのオメガ探しもこれで3回目となります。
到着した直後はなんとか双眼鏡で視認できたオメガ星団でしたが、21時を回ると見えなくなりました。
それでも3度目の正直、どの辺に現れるか周囲の地形から把握していたので、無事一発で導入に成功。
レンズはやはり200mm。双眼鏡で見えない空では画質も何もあったものじゃないですが、写るだけで感動ものです。
タカハシのイプシロンを操る一番星さんのオメガ星団をあとで見せてもらったら、素晴らしい写りなのでさらに感動。でも、画質のあまりの違いにちょっぴりがっかりしたのも事実ですが(^_^;)

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あとでレンズを300mmに付け替えて撮影したオメガ星団です。
この頃(22時10分)はさらに低空の雲が厚くなっていたので、写りは相変わらずショボイですが。

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こちらはやっと撮ったNGC5128。このショットだけ40Dで撮影、2枚をコンポジットしています(トリミングなし)。
いざ写してみると、思ったよりも小さいのにびっくり。ポー赤の対象ではないですね。
じっくり長焦点の望遠鏡で狙ってみたい被写体です。

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最後に天の川を14mmの広角レンズで写して撮影終了。
一番星さんより一足早く帰途につきました。
40Dでは他にもいろいろ撮ったので、後日アップします。

2010年5月14日 (金)

藤の花と北方文化博物館

旧横越村にある北方文化博物館こと旧伊藤家住宅は、樹齢150年の藤の花でも知られております。
今日初めて満開の時期に訪れましたが、ついさっきまで小雨が降り続いていたという肌寒い天候にもかかわらず、園内はたいそうな人出で賑わっていました。

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藤の花と言えば、栃木県足利市のあしかがフラワーパークが有名ですね。
夏、睡蓮を見に行ったことは何度もあるのですが、今の時期に訪れたことはありません。
あそこの藤のコレクションと規模は世界一ではないでしょうか。
来年こそ、行ってみよう。

2010年5月13日 (木)

日々学習

なんかまじめくさったタイトルですが、最近フォトショップの使い方を一から学び直しています。
大変奥が深いソフトのため、自分のものにできるのは10年20年単位でかかるかもしれません。
同じ被写体を画像処理しても、毎日違う絵ができあがります。画像処理の土台がいい加減なので尚更です。
昨年8月にデジイチを天体仕様に改造して以降撮ってきた天体の中で、今までのところぼく的にはさそり座のアンタレス付近が一番画像処理が難しいです。

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いろいろな色調が混ざり合っているため、人によってはき出される絵に個性が出てくる被写体のN0.1ではないでしょうか。
もっともっとSN比を下げたいところです。

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9日にはIC1396も撮りましたが、星があまりシャープに写らなかったため、コンポするとよりぼてっとした印象になりました。
天体写真の基本は星をシャープに写すこと。広角レンズを使う星野写真では、EF14mm F2.8L IIを手に入れて以降満足のいく星像を得られるようになりました。
だけど、望遠レンズの撮影では星像のシャープさにおいて、天体望遠鏡には遠く及ばない印象です。
すこしでもシャープに写すためには、あまり欲張ってISOを低く設定しないこと。
しかしながら非冷却カメラにおいてはISO800以上とそれ以下とではノイズに結構な差があるので、その辺との兼ね合いが究極の課題です。

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これも画像処理し直したM8&M20。
毎年いて座が昇る時期になったら撮らずにはいられない、魅力的な天体です。
(使用レンズは一番上が100mm、あとの2枚は200mmです。)

2010年5月11日 (火)

星降る夜 at Tengai Highland (2)

5月9日の日中は雲が多かったのでだめかなと思いましたが、夜になると晴れ上がる予感がしたので再び天蓋高原へ足を運んでみました。
現地着20時20分。 驚くべき事に、快晴となっていました。
すごい星空です。昨日の一番いいときより更にコントラストが強いのです。
21時になったら南の低空もぼんやり星が双眼鏡で見えるようになってきたので、昨夜に引き続きオメガ星団探し。
ところが今夜もうまく導入できません。すぐ南の方角は薄雲がかかってきて、なんとか300mmの望遠レンズでオメガ星団をとらえたときは、既に1時間が経過していました。

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双眼鏡でもなにも見えなくなっていたので、写せたことは奇跡に近いです。
もっとも、昨日も併せると30枚以上試写してきましたから、1枚くらいは撮れて当然ですが。
それにしても、このようにすんなり導入できないときは自動導入装置が欲しくなります。
既にノートPCも買ったので、その気になればオートガイドも含めてシステムを構築できるのですが、もうしばらくはノータッチガイド撮影、並びにカメラのレンズでの撮影を追求してみたいので我慢我慢。
22時を回ると透明度はやや落ちてきました。
西~南以外の方角は比較的高コントラストを保っていたので、引き続き300mmの望遠レンズで今年初となる被写体にレンズを向けてみました。

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いて座のM8とM20です。
デジカメを天体用に改造し、それを使い始めたのは昨年8月中旬から。
赤い星雲が密集している白鳥座が、最初に選んだ被写体でした。
昨年は結局射手座のこれら散光星雲のアップをフィルター換装したカメラで撮っていないので、どんな写りになるか興味津々でした。
西南方面は少し村上市の光害の影響があったので、光害カットフィルターP2を装着して撮りました。
なんの画像処理をせずとも、その場でカメラのモニターで撮った画像を確認するその瞬間から「おー、すげえ」と感嘆の声を上げていました。
しかしながら、P2フィルターはどうしても色被りするので、上品な絵にはなりにくいですね。
被写体を選ばないといけません。画像処理も難しくなるし、次回からはフィルターなしで撮ります。

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今回、初めてM13を写しました。
かなり天頂近くに上がってきたときに撮ったのでガイドがうまくいかず、ピクセル等倍で見るとやや不満が残りました。
これは半分くらいの面積にトリミングしています。やはり1枚ものです。
丁度よっちゃんさんがこのM13をブログにアップしていましたが、彼のようなベテランでもその美しさに惚れ込むほど、この天体は妖しい魅力に満ちています。
ぼくも完全にべた惚れです。美しい・・・

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あとはひたすらアンタレスを撮影。レンズはEF100mm F2.8L II USM MACROです。
10枚は撮ったでしょうか。
2~3枚のコンポではどうしてもノイジーになり、普段は1枚撮り主義のぼくでもこの被写体を美しく描写するには8枚以上はコンポしないと無理かなと思っていました。
ましてや、ぼくのデジカメは冷却仕様ではありませんし。
この写真のコンポ枚数は6枚です。確かに効果は絶大、色彩をかなり自由にいじることができます。
今日のアンタレス方面は昨日ほど暗くはありませんでしたが、また今日より条件のいいときにトライしてみようと思います。毎年射手座が上ってくるたびにレンズを向けたくなる、魅惑的な領域ですね。

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最後に、EF14mm F2.8L II USMで星野写真を撮って終了。
今夜の天の川も素晴らしかったです。予想に反して昨日も今日も天蓋高原はぼく一人。
夜間、ついぞ1台の車もこの道を通過することさえありませんでした。

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ちょっと興味があったので、比較のためノーマル機の7Dでも同じ天の川を撮ってみました。(写真下)
射手座のそれこそM8とM20の彩度が違いますが、あとはそれほど違いは出ないですね。
上の2枚の写真はいずれもノーフィルターです。
(データ共通:ISO400, F2.8, 240sec.)

2010年5月10日 (月)

星降る夜 at Tengai Highland (1)

5月8日の写真です。場所は天蓋高原。
素晴らしい星空だったので再度オメガ星団並びにN5128を撮ろうと思ったのですが、双眼鏡で見えないことには導入がとても難しいです。
4月8日の時はかろうじて双眼鏡で見えてくれましたから。M33をよりはっきりさせた見え味でした。
いきなり欲張って300mmで試写し続けたのがいけなかったのか、1時間たっても全く視野に入ってきてくれません。150mmに付け替え、ようやく視野に導入できたときには南天が曇ってきてジエンド。
ぼくがオメガ探しに苦闘していた20時前後は本当に素晴らしい空でした。
21~23時までは全天かなり薄雲が広がりましたが、その後はまたざらざらした素晴らしい空になりました。
機材: EOS7D&天体用改造40D、EF14mm F2.8L II USM & EF300mm F4L IS USM

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ちょうど0時に撮った天の川。LeeのソフトフィルターNo3を使っていますが、拡散の度合いは強すぎずちょうどいい感じ。
絞りはF3.2。隅々まで星が丸く写っています。素晴らしいです。星野写真を撮るのが俄然楽しくなりました

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カメラを東に振って、白鳥座を中心とした天の川をパチリ。
一足早く、織り姫と彦星にご対面。

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時系列は前後しますが(この日はポータブル赤道儀を2台使用)、最近必ず撮る北斗七星とアークトゥルスの構図です。

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カメラを西に振って、火星を中心とした構図。左の光芒は村上市街の町明かりです。

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レンズを300mmの望遠レンズにセットして、探しやすいソンブレロ星雲から。
この日の写真もアンタレスのそれをのぞき、全て1枚撮りです。

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オメガ星団の目視での導入は非常に難しいけれど、M83はわかりやすい位置にあるので、300mmでもすぐ導入できました。
ただし、ケンタウルス座の主要な被写体を天蓋高原から撮るには、21~22時までの間に行うのがベストです。それ以降になってくると村上市の光害の影響をもろに受けることになるからです。
この写真を撮った23時57分には、村上の街明かりの真上に来ました。

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この日、天頂に近い上空は常に最高の透明度を保っていました。
特に北斗七星方面。
そのお陰か、M81&M82が今までで最高の画質で写ってくれました。
カメラはノーマルの7Dなのですが、M82の不規則な濃淡もしっかり写っています。
特にややこしい画像処理もしていません。半分くらいにトリミングしたものを掲載しています。

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0時40分、最後にやはり村上の上空に来てしまったアンタレスを2枚撮って終了。
この写真のみレンズはシグマの150mm F2.8 MACRO、2枚をコンポジットしています。
結構150mmという焦点距離は、アンタレスのカラフルな領域を撮るには絶妙かも。
次回はもう少し左上に構図を取ってみよう。

2010年5月 7日 (金)

こどもの日のチューリップ

5日は胎内市長池公園で開催中のチューリップフェスティバルの最終日。
朝寝坊したので炎天下の中、午後からの出動です。
好天続きだったので、遅咲きの品種もここ2日間で一気に開花しました。
そして、我が家の庭もチューリップが満開!

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これは今年新たに買ったエレガントレディという品種。
直径30センチほどの円形のプランターに球根が20個も植えられていました。
ちょっと多すぎるんです。そのため、花びらはちょっと不健康そう。ていうか、ほとんど病気にかかっているみたいです。こいつは唯一健康ですが。

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ジャーマンアイリスも新たに5種類ほど買い足して植えました。
全然手入れいらずでよく育ちます。いち早く開花した花があったので、記念に撮りました。

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長池公園にあるチューリップではアンジェリケが一番好きです。
1週間前に来たときはつぼみだったけど、咲いてよかった。

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公園の半分は菜の花で埋め尽くされているのですが、菜の花もちょうど満開、いい感じ。
天体写真にスキーとやることが多く、今年はあまりチューリップと対話できませんでしたが、GWの締めはやはり長池公園です。
アヒルのくす子ちゃんも健在で、子供たちに大人気。
この子、本当に意志があるんじゃないかと思わせるほど仕草が人間チックです。
くす子ちゃん、子供たちのお相手、ご苦労様でした。

2010年5月 6日 (木)

暗さだけは天下一品

5月5日、こどもの日。この日も天蓋高原へ。これでGW期間中ここへ足を運ぶのは4度目になります。ただし、夜に訪れるのはこの日が3度目。
昼間の天気は行楽に最適な天候が続きましたが、遠景は日を追うごとにもやる一方。
天体観測に適した日はついぞ1日もありませんでした。
2日の夜に来たときは全天薄曇りですぐUターン。
5日も2日のときとおなじくらいもやっとした雲がかかっていたのですが、取りあえず広角レンズ(EF24mm F1.4L USM)で1時間半粘ってみました。

Img_1048p

北斗七星です。  
かろうじてぼんやり見えていたのがこの領域とアークトゥルス付近。

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前回(1日)も撮ったアークトゥルス。
最近、何かとこの星と縁があります。
最後に春の大三角形を撮ったけど、24mmではどうしても一個だけはみ出てしまいます。
取り直すまもなく、星の光が完全に隠れてしまったので終了。

ちなみに、この日は過去2年間経験した中でもっとも暗かったです。
足下の靴が闇に紛れて見えない!
手のひらを空にかざすと指が見えるけど、地面にかざすと指が判別できません。
村上市街も新発田市街の町明かりもいつになく暗かったので、その影響もあるのでしょう。
GW最終日の夜は、きっと経済活動が最も不活発になる時間帯なのかも。
これでスカッと晴れていたら、きっと超絶的な星空が満喫できたことでしょう。
来年に期待です。

2010年5月 3日 (月)

こんな場所からでも写るんです

最近ステラナビゲーターの地形データをフルインストールしました。
また、グーグルアースで各撮影地の緯度と経度を正確に割り出し、そのデータをステラナビゲーターにインプット、オメガ星団がそれぞれの場所で見えるか見えないか、見えるとしたら何時に見えるかを調べてきました。
驚くべきことに、予想以上に多くの場所で見えることがわかりました。
しかし、その地形データがどれだけ実際の現地から見るそれに忠実なのか、やや疑問が残ります。
そこで2日は最近ヤフオクでゲットした中古のB5型ラップトップを片手に、2日連続で天蓋高原を訪れてみました。
もっとも、一番の目的は妹一家との山菜採りであり、地形のすりあわせはオマケだったにすぎないのですが。
結果は、地形はおおむね正確でした。こいつはすごいぞ。
ステラのデータを信用するなら、こんな場所でもオメガ星団を見ることができます。

*胎内天文台 立木がネックとなって駐車場からは見えないかもしれませんが、観望会の行われる2階のテラスからは見えるかもしれません。ましてやメインの望遠鏡でしたら確実にとらえることができると思われます。
*高坪山南斜面 tantanさんが開拓した場所です。ここからも確実に見えます。
*持倉集落郊外の農道 見える時間はわずか1時間程度ですが、ちゃんと見えます。
*津川の三階原 山際ほんとうにぎりぎりですが、しかも30分程度だけですが見えます。
*西会津町奥川 ぼくが開拓したピンポイントの場所なのですが、ここからも見えることが判明しました。
*旧山都町船岡郊外の農道 こないだここのブログで、ここで撮ったパノラマ写真を載せました。ここからもなんとか見えます。

オメガ星団となると見える場所はやはり少ないことは少ないのですが、NGC5128でしたら見ることのできる場所は飛躍的に増えます。ましてやM83だったら、たいていの場所から見ることができます。

ただし、大きく出ましたが、本当に見えるのかどうか、かなり不安になってきました(この文章のみ、あとで書き足しているのです)。
でも、立証あるのみ。今月はひたすら南の空の天体を追うつもりなので、また結果を報告します。

Img_1005_p

(写真は4月8日に天蓋高原で撮ったオメガ星団。前回はトリミングしたものを載せましたが、こちらはノートリ。画像処理もし直しました。)

2010年5月 2日 (日)

写るんです

5月1日、この日の村上市の月の出は21時40分。
日没が18時36分なので1時間半くらいしか闇夜を堪能できないけれど、スコーンと晴れてくれたので行ってきました、天蓋高原。
先日買ったばかりの、キャノンEF14mm F2.8L IIのテスト撮影が目的。前回は雪上撮影だったので、どのくらい雪が溶けているか一抹の不安があったけれど、それは杞憂でした。
ほぼ8割方、広場の雪は消えていました。

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湿気が非常に多く、時折透明度が下がったけれど、久々に漆黒の夜空を堪能。
中央の暖色の星が火星、その右下にプレセペ(M44)、左斜め上にレグルス、下にプロキオン、右には双子座などが写っています。
EF14mm はフィルター装着はできないけど、代わりに後玉の上にゼラチンフィルターを付けることができます。
星ナビ2008年4月号に、各フィルターのにじみ度を紹介した記事がありますが、そこでの実験結果ではリーのソフトフォーカスNo.3が最も好みでした。
このフィルター、前部に装着するとすぐ曇るので、後部装着はむしろ大歓迎。
結果はどんぴしゃりでした。この程度のにじみがぼくの好みです。

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中央やや右の明るい星はアークトゥルス。斜め左下にかんむり座、上部の青い星は北斗七星の一部です。
後部のフィルターを外すと・・・

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こうなります。天の川のカラフルな部分を撮るのでなければ、どこの領域だかわかりません。広角レンズを使う場合、拡散系フィルターは常用した方が良さそうです。
このレンズ、画質は予想通りでした。
絞り開放でしっかり周辺部の星も点に写ります。ゆがみも極小。
後部にフィルターを付けると無限遠のピント位置が違ってくるので、ピント合わせがちょっと苦労するのが玉に瑕。

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最後に、南方向にレンズを向けて星景写真を数枚撮って終了。
右下のぼやっとした光は高根集落の光害。
翌日ステラナビゲーターで分析してみてびっくりしました。
オメガ星団が写っているんです。時刻は21時半。山並みの右端から画面の4分の1位の山際にあるぼんやりとした天体がオメガ星団と思われます(skameさん、教えてくれてありがとうございました)。
22時半過ぎにならないと見えてこないという思い込みがあったので期待はしてなかったのですが、ぼくの誤解のようでした。
ここでは35mm換算で50mmとなる焦点距離で撮っていますが、この程度の焦点距離だと豆粒にしか写らないので、やはり100mm以上の中望遠レンズを最低限使いたいところです。

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写した時間は前後しますが、ぎょっしゃ座とカペラ。
広角レンズと標準レンズだけで、あっという間に1時間40分が過ぎていきました。

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