昨年は、春になって初めて天体写真を撮ったのが5月中旬でした。今年は条件さえ整えば3月中に活動を再開しようと目論んでいました。
実は数日前の夜にも胎内へ出没したことがあったのですが、たった1枚試し撮りしたところで一気に本曇りに。あれだけ短時間で全天にわかにかき曇る経験をしたのは初めて。
14日は夕方から快晴になり、満を持して風倉ゲレンデの駐車場へ。
ほどなくして珍しく同じ趣味の人が現れ、二人で仲良く写真を撮っていました。
シーイングは・・・良くなかったです。
最もマシだったのが20~21時にかけて。
でも、東西南北星空が拡がっているのを見るのは気持ちがいいです。
この4ヶ月の間にオリオンも大きく西南に移動し、春の大三角形のアークトゥルス、スピカ、デネボラが東に見えてきました。
デネボラの近くには土星が、頭上にはオレンジ色の火星が瞬いています。
こんな配置は初めて。(本格的に始めたのは昨年からなので・・・)
感動します。

Canon EOS40D+EF200mm F2.8L USM (ISO1000, F3.2, 240min, IDAS P2フィルター使用, 2枚コンポ)
昨年秋に上手く撮れなったわし星雲から撮影スタート。
シーイングは昨年より悪かったけれど、ガイドが決まったせいでシャープに撮れました。

ISO1000, F2.8, 240min, IDAS P2フィルター使用, 2枚コンポ)
東の天体に移る前に、同じレンズでオリオンにご挨拶。
200mmだと、丁度うまくオリオン星雲から馬頭星雲がひとつの構図に収まります。
下越地方はどこも西の空が明るいです。
この時期のオリオンは西にどんどん傾いていくため、光害の影響も受けるので画質は期待できません。実際、思ったより光害の影響があり、普通オリオンの撮影は使わない光害カットフィルターを使用しました。
久々の画像処理に頭の中がパニクッています。
時間もかかるし、目も疲れる。
ということで、今日は取りあえず2枚のみのアップです。
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