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2010年2月 4日 (木)

雪景色アラカルト

平成18年の豪雪を彷彿とさせる今年の冬。
とりわけ昨夜からの寒波はすごかったです。朝起きてみたら口をあんぐり・・・

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いつもは車庫に車を入れるんですが、たまたま入れ忘れて寝てしまった。
一晩で60cmは積もったでしょう。(新潟県新発田市にて)
雪かきに2時間は精を出しました。

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さて、午後2時頃から晴れ間が差してきました。気持ちを入れ替え、久し振りにカメラ抱えて郊外へ。
新発田市のシンボル、二王子山(1421m)がその雄姿を雲間から現しました。
う~ん、いつ見ても美しい。吹雪のやんだあとにはこのような風景が展開します。
目を閉じると、宇宙のあらゆる方向から光の粒子が雪の大平原に降り注いでいる様子が思い浮かびます。

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近くまで来たので、ニノックス・スキー場へ立ち寄ってみました(2枚目の写真中央に見えています)。
このスキー場、リフト券代と駐車場代がべらぼうな料金設定のため、ぼくは年に1~2回しか行きません。
だけど、吹雪一過のあとの景色は下越に5ヶ所あるスキー場の中で最高でしょう。

Img_3048
次に目指した先は福島潟。
野鳥の宝庫として知られ、ビュー福島潟の名誉館長に椎名誠さんが任命されていることでも話題を呼んでいます。
途中の道から二王子山をパチリ。ますます青空の範囲が広がり、雪の平原が太陽の光で温められ、かすかにガスってきました。

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この写真を含む以下3枚は、ビュー福島潟付近で撮ったもの。

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福島潟です。中央に白鳥たちが多数羽を休めています。
夕暮れ間近になり、光は微妙に色づき始めました。
この素晴らしいグラデーションに彩られた景色をカメラに収めようと、大勢のアマチュアカメラマンの方が来ていました。

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これもビュー福島潟付近にて。

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ぼくの最終目的地は福島潟の近くにある市営温水プール。
周囲はますます霧が濃くなってきはじめ、と同時に幻想的な美しさと静けさが一帯を支配するのでした。

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冬山で見る夕焼けは、山裾をオレンジ色ではなくピンク色に染めます。
時はつかの間止まっています。
この瞬間、この場にいて良かったと心から思いました。感謝。

Camera: Canon EOS7D + Tamron SP17-50mm F2.8 Di II 

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コメント

こんにちは、
良い雪景色ですね。青空の雪山も良いですが、私は夕焼けに染まる雪山がグッと来ますね。若い頃、志賀でスキー仲間と見た夕焼けが脳裏に蘇ります。

胎内も私が着いた夕方には快晴でした。住宅の除雪をしたので日没後の出動になってしまいました。夕焼けは逃しましたが、飯豊のトワイライトを撮ることが出来ました。

沢山降って、スッキリ晴れるというのは良いですね。今回はちょっと降り過ぎのようですが。

こんにちは、tantanさん。ぼくも先ほどtantanさんのブログを拝見したところだったんです。2枚目の写真、いいですね。なんか水墨画のようです。最近たまに晴れ間があるので、車に常時カメラを積んでおいた方が良さそうですね。次の新月期には今年初の天体写真を撮る機会があるといいな。

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