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2009年11月 7日 (土)

奥三面の空

9月16日のブログで奥三面に下見に行ったことを書きましたが、今日はかねてから念願の奥三面で天体写真を撮ってきました。
とても大きなダム湖ゆえ、湿度の高いことが予想されますが、地図で見る限り光害の少なさは日本有数と思われます。事実、事前の予想はどちらも当たりました。
前回下見に行ったときはダム湖の中ほどにあるメモリアルパークに目を付けたのですが、ダムサイトの外灯が全部消灯されていたので、ダムサイトから200mくらい奥に入ったところにある右岸の駐車場で今回は撮影してきました。

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空の暗さは天下一品。山形県の樽口峠と同等かそれ以上です。
日没後1時間もするともやが発生してきて、対岸の山の中腹に肉眼でそれとわかるほど薄雲がかかってきました。気象条件さえよければ、またとない天体観測スポットなのですが。
ダムサイト近くのこの駐車場、メモリアルパークに比べるとやや空が狭いです。
三面ダムからここまで約13km、ひたすらうねうねした狭い道が続くので、運転はかなり疲れます。なので、ここで妥協したのでした。

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この日の透明度は決して良くはありませんでしたが、一瞬天頂付近の透明度が上がった瞬間に天の川を撮ってみました。
なんだかんだ言って、ぼくは天の川を見ること、撮ることが一番好きです。
かなり満足のいく作品が撮れました(この日の写真は全て1枚ものです)。

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この日の月の出は20時半。2時間しか撮影時間がなかったので、広角レンズの他は100mmのマクロレンズを使っただけ。余裕があれば300mmも使いたかったのですが。
今日が天体デビューとなる、キャノンの最新マクロレンズ。
MTFチャートは旧レンズのそれと同じような感じですが、間違いなくこちらの方がよりシャープで色乗りもいいです。
写真は北から東にかけての空で、ぼくが一番好きなペルセウス座。
双眼鏡で見るとその珠玉の美しさがよくわかります。これぞ宝石!といった感じです。
ここではレンズの色収差を消さず、あえて恒星の色を強調してみました。

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100mmマクロで撮った対象はもう一つ、カシオペアの二重星団とおなじみハート星雲です。光害カットフィルターを付けていないので星雲の浮きはいまひとつ。次回はP2フィルターを装着して撮ってみたいです。
焦点距離の如何を問わず、性能の良いレンズで撮った写真はやはり見ていて気持ちがいいですね。今月はこのレンズともう少しお付き合いをしてみるつもりです。

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月が昇った瞬間の東の空。プレアデスが輝いています。
月はまだ半月より大きいので明るさも相当なもの。星の輝きが一気に薄れてしまいます。
明日の月の出は21時46分。3時間は闇夜が楽しめますね。
明日も晴れるといいなあ。

Camera: Canon EOS40D(天体用改造)+Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM、Tokina11-16mm F2.8 DX

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

いい写真ですねー。
そんな天の川には暫くご無沙汰です。
さすが奥三面!空も抜群だったんでしょう。
わたしは怖がりなんで一人ではちょっと行けない所です。

今、Kiss X2買っちゃおうか迷いつつ、佐藤さんの仰るKiss Fの後継機が出るかどうかもう少し様子を見ている処です。
レンズについても大変参考になります。thx.です。

こんにちは。本文中にも書きましたが、抜群ではありませんでした。でも光害が全くないので、写真に撮ると結構コントラストが出るようです。だからそこそこの写りになるのでしょう。確かにここへ一人で来るのは怖いかも。ダムの底には三面集落が沈んでいるし、なんかミステリアスな雰囲気があります。
KISS F後継機、出ないですね。あれはあまり売れなかったので、後継機は出さないことにしたのかもしれませんね。最初の1台としては最新モデルを買う必要はなく、取りあえず安く入手できるX2あたりでいいのではないでしょうか。それこそFそのものでもいいと思うし。

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