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2009年11月 6日 (金)

奥胎内の空

6日の月の入りは19時24分、再び闇夜が訪れる時期になりました。
この日は日没から1時間半、久し振りの星空を堪能しました。
向かった先は先月下見をしておいた奥胎内の某所。胎内第一ダムがすぐそこです。
胎内平より空は狭いですが、空の暗さは一級品。なにせ二王子岳の裏側ですからね。
ただし谷間に位置するので、霧が発生しやすいのが難点。この日も日没の30分後には上空がもやってきて、夜露の付くこと付くこと。
ノイズの発生もすごく、ISO400で撮ったコマでもかなりノイズが乗っていました。思うに、気温だけでなく、湿度もかなりデジカメのノイズの発生には関与しているようです。

Img_0474p

星景写真を撮るには最低限F2.8の明るさが必要。ところがAPS-C専用の広角レンズにはフィッシュアイを除き、そのような仕様のレンズがほとんどありません。
唯一トキナーが11-16mmの広角ズームを発売しているのみ。11-13mmくらいの焦点距離だと周辺がかなり流れます。5.6に絞っても。
それがいやで昨年売却したのですが、先日今使っているシグマの10-20mm F3.5と過去撮った写真を比べてみて、意外とトキナーの画質がいいことを再認識しました。色合いがとても自然なんです。解像度もいいし。
そもそも35mm換算で20mmよりワイド側の焦点距離を使う場合、どんなレンズでも周辺部は流れるものです。ニコンのあの巨大な広角ズームを除いては。
当時はそれを知らなかったもので・・・
上の写真はISO1600、F3.2、60秒の露出。1分程度だと、風景の流れもほとんど気になりません。ぼくは星を点像に写すことを最優先にしているので、ポータブル赤道儀は必須。
星景写真用に1/2減速モードもありますが、ぼくはまず使いません。

Img_0477p

Img_0485p

この日は再び買い戻したトキナーの広角ズームとシグマの広角ズームの撮り比べを兼ねていたので、天の川で実験。
上がトキナーで、ISO1000、F5.6、5分、12mm、下がシグマで、ISO400、F4.0、8分、12mm。
条件が違うので比較になっていませんが、もちろんこれ以外に複数の組み合わせで撮りました。なにせ湿気がひどく一枚一枚写りに一貫性がなかったので、写りの良いものをチョイスした次第。
画質は僅差ですが、やはりシグマの最新広角ズームに軍配が上がります。周辺部の流れも少ないようです。
ですが、トキナーの利点はレンズが明るいことに付け加えてもう一点、無限遠がどの焦点距離でもピントリングを一杯に回したところで来る点。
これは便利です。他の広角ズームは通常焦点距離ごとに無限遠の位置が変動しますから、その都度ライブビューモードでピント出しをしないといけません。この手間が省けるのは精神的にも本当にラク。
こうして見ると、初冬の天の川も乙なものです。白鳥座とケフェウス座、それにアンドロメダはいいコンビ。
それにしてもさすが奥胎内ですね。まだ18時台だというのにこれだけ写ります。
来週からいよいよ新月期に突入です!

Camera: Canon EOS40D(天体用改造) + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC、Tokina 11-16mm F2.8 DX

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