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2009年9月21日 (月)

北の空の見所

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中国のメーカーFEISOLのパノラマ雲台と、タカハシの三脚アジャスターが届いたので早速試してきました。
場所は先日行ったばかりの、西会津の山奥。本当は村上方面へ行きたかったのだけど、下越の山間部は夕方からかなり雲が発生していたので、それを見計らって夕方、新潟市内から高速で西会津へと向かいました。
撮影に取りかかる前に飯豊山の登山口、弥平四郎とソバの里で有名な宮古集落をインスペクション。途中に展望の利く場所がないかどうか調べるためです。
後者には一箇所南の空が広い展望地が見つかりました。それにしても、宮古は変わりましたね。道路が全く別物になっていた。以前は軽でもすれ違いができないほど道路が狭かったですが。
弥平四郎も今回初めて足を運びましたが、秘境度?は相変わらず。2軒ある宿はなかなか趣のある建物なので、いつか泊まってみたいと思いました。

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奥川の撮影地前からの景色です。背後におとめゆりの群生地があり、看板が立っています。本当に美しい眺めだと思います。
この日はあいにく透明度が悪く、時間がたつごとに薄雲が発生してきました。
帰りは49号線から三川にかけて霧の中だったので、まだ視界が利いていた分だけラッキーでした。やはり福島県に来て良かった。

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先に紹介したアイテムのおかげでいつになくスムーズに極軸合わせを行うことができました。いやあ、楽です。もう手放せません。
まずは広角レンズで南北それぞれの空を撮ってみました。
南の空には、まだ早い時間だったら南斗六星、いて座の主要な散光星雲からなる天の川の核心部が見られます。たて座、わし座が上部に連なっています。
北の空(下の写真)には中央にカシオペア、その右にアンドロメダの大銀河、下にペルセウス座が見られます。
南の空に比べてやや地味目ですが、双眼鏡で覗くと珠玉の星々が目に飛び込んできます。特にペルセウス座の核心部は美しいですよ。最近、もっとも気になる天体の一つです。(これら3枚の写真はノーマル機で写しています。)

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レンズを50mmに切り替え(この画角はほぼ見た目の遠近感通りに写るので、星や天体の位置関係を把握する際にも役立ちます)、くだんのペルセウス座にカメラを向けてみました。恒星を強調するために、拡散系フィルターを装着しています。
右の下の方に赤い星雲が写っていますが、これはカリフォルニア星雲。
その右横には(下の写真)おなじみのプレアデス星団が輝いています。
もう少しすると、カペラを伴ってぎょっしゃ座がペルセウス座の下に、アルデバランを伴って牡牛座がプレアデスの下に昇ってきます。どちらの星座もやはり双眼鏡で覗くとその美しさを堪能できます。

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そしてレンズを上方に向け、白鳥座の全景をパチリ。50mmのレンズだと丁度上手く全体が収まるようです。シグマのこのレンズ、今までF2.8で使ってきましたが、F3.2に少し絞ってあげるだけでグンと解像度が向上することを発見。
過去最高の白鳥が撮れました、たぶん。

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11時を回ったら透明度がさらに悪くなってきたので、大気の揺らぎの影響もあり、シャープに写ることは少なくなってきました。
後半は300mmの望遠レンズに切り替えて主要な天体を狙ってみたのですが、ほぼ全滅。
極軸もこの頃にはずれてきていたし、いつもの事ながら自由雲台のノブを締めるとき、レンズが少しお辞儀します。200mmだとほとんどそれがないのですが。
憧れのプレアデスも微妙に流れてしまっている。露出時間は4分。画像処理の進歩?のおかげで、昨年撮ったものより色的にはいい絵に仕上げられたけど。
思うに、ベルボンの32mm径のカーボン三脚の剛性不足が一番の原因だと思います。
耐荷重が7kgと、GITZOの同じ太さの三脚に比べたら半分以下の耐荷重しかありません。
機材の合計重量は6kgに満たないのだけど(TOAST搭載の場合)、そこはやはり倍以上スペック上の余裕がある三脚でないと、小さな点光源を撮る天体写真に置いては実用域に達しないということなのでしょう。
あと、カメラを取り付ける自由雲台にも問題がありそうです。ぼくは耐荷重10kgを誇るSLIKのそれを使っているけど、クランプの締め付けがなんか弱いのです。
TOASTの製造元のスタッフの人たちは300mmを載せるときはアルカスイスとか使っているらしいけど、やはり超の字が付くほど精密に加工された製品でないとたわみの一因となるのでしょうね。
ほんと、200mmのレンズと300mmのレンズをガイドさせるのには、その難易度に雲底の差があります。ポー赤では200mmまでと割り切った方が財布にも優しいんですけどね。
でも、天体望遠鏡を持っていない身としてはなんとか300mmでの撮影をものにしたいのです。(最初からビクセンの赤道儀SXDを買った方が安かったかもしれないですね・・・)

Camera: EOS50D & EOS40D(天体用改造) + Sigma 10-22mm F3.5 EX DC HSM, 18-50mm F2.8 EX DC & Canon EF300mm F4L IS USM

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