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2009年9月12日 (土)

鉱物ウォーキング

実家には昔から大きな石が幾つも玄関などに飾ってあり、子供の頃から親しみを持っていた。大人になってからも自然とパワーストーンには惹かれ続け、水晶やらラピスラズリやらを買ったこともある。
狭い意味のパワーストーンでなく、広い意味での鉱物への関心がふつふつと湧きだしたのは1ヶ月前からのこと。つい数日前には「鉱物ウォーキングガイド」(松原聡著)という貴重な本を手に入れ、一気にそれは加速した。
この本では24箇所の鉱物採集スポットが紹介されているが、そのうち新潟県内の場所は6箇所を占める。うち2箇所は家から近い。
天気は良くなかったけど、いても立ってもいられず旧三川鉱山跡を探検?してきた。

Img_6385

写真左の空き地のように見えるところが三川鉱山の施設があった場所。
鉱山の閉山は昭和36年にさかのぼる。新谷集落からそこへ至る沢沿いの道は途中の橋も落ち、完全に自然に還っているようだ。

Img_6389

鉱石を捨てたズリと呼ばれる場所が今回の目的地。
2-3箇所林道沿いにあり、そこには流紋岩や安山岩、凝灰岩の小片がごろごろしている。三川鉱山では金・銀・銅・鉛・亜鉛などいろいろなものが採掘されていたらしい。

Img_6394

昨日ネットで調べて知ったのだが、戦前日本有数の大きく美しい紫水晶のクラスターが土地の古老によって発見されたという。その写真を見たが、海外産のものとは違う、和的な光といおうか、見たことも感じたこともないような不思議な輝きを放っていた。
そのため、当時は紫水晶の産地として全国的に知れ渡っていたそうである。
今回の探検の目的の一つは紫水晶を見つけること。目的は現場へ着いてすぐ達成された(3枚目の写真)。
きっと鉱物マニアの中では結構有名な場所なのかもしれない。2枚目のガレ場の入り口で、路肩に紫水晶の破片が散乱しているのを見つけたのだ。
きっと誰かが原石をハンマーで割り、おいしいところだけを持ち去ったのであろう。
夕方近く、ほんの30分ほど歩き回っただけなので特に収穫はなかったが、それでも前出の本で紹介されているような藍銅鉱のような結晶片を見つけたりした。

Img_6396

この写真は2箇所目のズリ。こちらがメインらしく、腐った木の階段の一部が草に埋もれてまだ残っていた。今度、ピックアップハンマー持参で来てみたい。

Img_6402

新発田への帰り、旧赤谷鉱山跡地にも立ち寄ってみた。
我々新発田市民にはこの鉱山の華やかなりし頃の記憶はまだ新しい。
渓流釣りを趣味としていたぼくは、10代から30代まで数十回も鉱山周辺の渓流で釣りをしてきた。そのため赤谷鉱山についても地形的に詳しいのだ。
鉱山の営業縮小に伴い、東赤谷集落がなくなってしまった。それにつれて赤谷線の利用者も激減し、赤谷線が廃止されたのは昭和59年のこと。
東赤谷駅裏にあった当時の集落跡地に立ち寄ってみたが、ほぼ自然に還っていた。
道は深いヤブに覆われ、入って行くにはそれなりの装備と覚悟が必要。
誰が植えたのか、或いは自然と生えたのか、道路際にコスモスがたくさん風に揺れていた。

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