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2009年9月27日 (日)

ケフェウス座の美しさ

9月26日の月の出は約22時30分。まだイケル。天気があまりにいいので、思い切って標高の高い山へ行ってきました。
最初月山の姥沢へ行くつもりだったのですがそっち方面は曇っていたので、快晴の鳥海山へ。
ところが、こちらも日没と同時に薄雲が急速に発生。以後、濃くなることはあっても薄くなることはありませんでした。
丁度1年前の秋にも鳥海山の大平園地へ夜来ましたが、光害の激しさに絶句したものです。
でも、深夜になれば天頂付近はざらつきのある天の川が楽しめるかもしれません。
しかし天気が天気なので観測はあきらめ、少しでもいい場所を探し求めてインスペクション開始。
大平園地は酒田の街明かりがダイレクトに飛び込んでくるので天体観測には適しませんが、鉾立ビジターセンターの方にはかろうじていい場所がありました。

Img_7941

Img_7949

そこはこの写真を撮った駐車場の山側の場所。
駐車場は大きく三箇所あります。一番人気のあるのが写真左側、町に面したサイトで、次が下の一番広い駐車場。そして、一番高台にある、ぼくがいるところの駐車場は1台も停まっていませんでした。
ここの山側半分のエリアでは煌々と照っているトイレの明かりが入らないので、界隈では最も暗い空が堪能できます。とはいえ酒田方面のみならず、日本海の漁り火も猛烈に明るいので、あくまで天頂付近の観望向きといえるでしょう。
この日は結局鉾立からにかほ市側へやや下った標高600m付近で野宿したのですが、その場所も良かったです。(アプローチは非常に遠いですが、鳥海山東麓の祓川ヒュッテ及び大清水避難小屋の大駐車場は特Aクラスの観望適地です)。
すぐ本曇りとなったので4枚撮ったのだけで店じまいとなりましたが、雲の中、ぼ~と輝くプレアデスも乙なものです(苦笑)。

Img_0252p

レンズはキャノンのサンヨン(300mm F4)。ISO800、露出4分。TOAST PROによるノータッチガイドです。TOAST PROで300mmをガイドしたのは初めて。念願の4分をガイドできてほっと一安心といったところです。
フォトショップで自動コントラストを効かせただけの絵です。

Img_0244p

Img_0244pdf_2

プレアデスの前に50mmの標準レンズでケフェウスを撮りました。一時的に透明度が上がったので、結構いい感じで仕上がりました。
ところで、きらり一番星さんのブログからリンクされているサイトを閲覧していたら、デジタル・デフージョンのテクニックを紹介している記事を発見。
ぼくも常日頃ケンコーのプロソフトンの半分くらいの効果の拡散系フィルターないかなあと思っていたので、この記事は朗報でした。
上の写真の2枚目がそのテクニックを使って少しデフューズさせてみた画像です。

Img_0244dpdf
最後に、キャノン純正のソフトDPPで現像し、それをフォトショップでデジタルデフュージョンも含め、仕上げた画像を紹介します。
このソフト、カラーバランスでは最も優れています。純正だから当たり前ですが。
一般撮影でもぼくはDPPで現像(あまりパラメーターは追い込みません)、それをフォトショップで微調整という手順を踏むことが多いです。
今回久々に使ってみて、やはり色合いは一番コクがあるように感じました。レンズの色収差も、レンズがキヤノン製だったらDPPで簡単に消せます。
ケフェウスの全体像を撮ったのは実は初めてなのですが、息をのむほど美しいですね。
ノーマル機で撮ったら、この美しさはわからないでしょう。改造して良かった(^。^)

Camera: Canon EOS40D(天体用改造) + EF300mm F4L IS USM & Sigma 18-50mm F2.8 EX DC, 10-20mm F3.5 EX DC HSM

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

佐藤さん
非常に美しい写真ですね。長焦点のアップも良いのですが、星野写真も楽しいですね。空の暗いところを探したくなってしまいます。そんな時、TOASTは便利ですよね。

佐藤さん、こんにちは。
精力的に撮影されてますね。ケフェウス座本当に綺麗です。私もこういう写真が撮りたいのですが、星景、星野写真は難しいです。何回か挑戦しましたが結局満足のいく結果になりませんでした。カメラレンズのピントは本当に難しいです。特に改造してあると短気な私はライブビュー無しでは厳しいですね。

tantanさん、こんにちは。そもそもケフェウス座を撮ってみようという気になったのは、tantanさんの過去ログを読んでからです。カメラレンズのピント、APS-C機の場合、17mm以上だったらAFが効くのですが、それ以下の超広角はアウトです。過焦点距離の法則で例えば20mm,F2.8でしたら8mのところにピントを合わせれば無限遠が出ることになっていますが、このやり方だとどうしても微妙にピンぼけになるのです。実際、昼間その焦点距離で無限遠にAFさせた指標より近くになりますし。広角はストレスかかりますが、それ以外の焦点距離はAF頼みです。Canonの200mm F2.8は色収差が出やすいので、あえてライブビューモードで収差が消えるところを選んだりします。そのときだけですね、ライブビュー使うのは。
土曜は月が出てなかったら甥っ子誘って胎内天文台へ行ったのですが・・・

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