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2009年9月17日 (木)

光害のない空を満喫

その場所を訪れたのは、昭文社刊「県別マップル道路地図福島県」に丸山公園という記載を見つけたからです。公園というからには、展望が利くのではないか。磐越西線徳沢駅から車で約15分、奥川からさらに山側に入った高陽根地区にその公園はありました。
公園自体はイメージしていたそれとは違い、樹木に囲まれており天体観測には向きません。
しかし、その手前の農道が最高でした。視界もそこそこ広く、地図から判断して光害の全くない空が期待できます。ちなみに国土地理院の地形図で見ると、標高は350mといったところです。
いざ日没を迎えてみて、期待が裏切られることはありませんでした。

Img_0105pp

今年の夏はまともに星見ができなかったので、気持ちは高ぶりまくり。陽が落ちても雲の発生はありません。四方八方見渡す限り光害は感じられず、してやったりの心境。
上の写真の右側には黄道光も見られます。

Img_0173p2

いつも低空の空が光害や大気の影響で変色しているのですが、今回はそれがあまりありません。天の川はこうでなくっちゃ。最高です。
画面の中央下には未確認飛行物体も写っています。こんな軌跡、ありえません。
本当になんだったんでしょう?やっぱり・・・

この日は空の条件がよいので光害カットフィルター(P2)を使わなかったのですが、でも赤い星雲を撮るときはやはり常用した方が良さそうです。思ったより星雲が浮き出てきませんでした。
さて、この日は新しい対象をかなり撮りました。ひとつの対象につき2枚を原則に、5時間もの間撮りまくりました。光害カットフィルターを使っていないのでいつもより露出を短くできるし、テンポ良く撮影は進行。

Img_0114_ic1396pstr

ずっと撮りたかったケフェウス座のIC1396です。
丁度撮りにくい位置にあるので、早い時間に撮りました。日没後すぐには夏のシンボル、さそり座も見られ、心の中で「また来年よろしくね!」と別れを告げました。
これは200mmの望遠レンズですが、ちょっと200mmだと役不足ですね。300mmが丁度いいかも。

Img_0117

これはカシオペアの背後、NGC7762に隣接している散光星雲NGC7822。かなりマイナーで、ステラナビゲーターにも名前は載っていません。フォトンコンにも登場したことはないでしょう。
これも少し露出不足気味ですが、思ったより写ってくれました。今度P2フィルターを付けて撮ってみたいと思います。

Img_0137_n7293p

水瓶座にある有名ならせん状星雲NGC7293です。水瓶座生まれなので、敬意を表して。
これもレンズは200mm。トリミングなし。見つけるまで何度も試し撮りをしました。
水瓶座では他にも球状星団のM2を撮ったりもしたけど、200mmではさすがに倍率不足です。

Img_0146_0147_m33pstr

最後に、アンドロメダの近くにあるM33。
過去にも何度か撮っていますが、非常に淡い銀河なのでSN比が悪くなりがち。従って、この写真は2枚をコンポジットしています(他のは全て1枚撮り)。
レンズは300mm。かなり流れているので、星が肥大しちゃいました。でも、今までで一番銀河の腕がきれいに撮れたと思います。会津の美しい空のおかげです。

Camera: CANON EOS40D(天体用改造)+EF200mm F2.8L USM, EF300mm F4.0L IS USM, SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM

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