長い一日・・・
前日は白雲台から少し下ったところの、道路沿いの野原でキャンプした。しかしテントで寝るのは5年ぶり、もともとなかなか寝付けない体質なので、朝まで一睡もできず。
26日は佐和田でガソリン補給したあと、佐渡金山見学をへて外海府を一周した。
外海府の海はどこもきれいで、シュノーケリングの三点セットを持ってこなかったことをちょっと後悔。圧巻は写真の大野亀と二つ亀海岸。
外海府の周遊道路沿いには昔ながらの風情を感じさせるひなびた漁村が点在する。
海はあくまでも群青色。
二つ亀に来たのは、実は数十年ぶり。小学生5年か6年の時に父に連れられて海水浴にきたことがある。そのときはフェリーで直接二つ亀に新潟から乗り付けたものだ。
その頃は夏季限定でこういう航路もあったような記憶がある。
島への上陸は小さい漁船に分乗してすませた。膝までズボンをまくったっけ。意外と冷たかった海水の感触が脳裏に蘇ってきた。
佐和田地区はかなりの都会になっていたが、繁華街をちょっとはずれると佐渡の景観は40年前とちっとも変わっていない。
外海府沿いにレストランか食堂でもないものかと物色しながら車を走らせた。大野亀前のレストランで昼食を取ったのだが(ここは美味しかった!)、他にはなかったような・・・
二つ亀では父と釣りをし、ゴンズイを釣った覚えがある。その頃から泳ぎは得意だったので、水中メガネを付けて素潜りもした。中型のシマダイがたくさん泳いでいた。
高台に腰掛け、今は亡き父との思い出に浸っていると記憶がどんどん鮮明に蘇ってくる。
15時20分発のフェリーに乗り、帰途につく。
睡眠不足の頭で、ずっとなぜTOAST PROはまともに追尾してくれなかったのかを検討し続ける。いくつか実験してみたい事項が思い浮かぶ。
今日の月の入りは21時半。昨日に比べたら思い切りもやが空にはかかっているけれど、どうしても原因を今日中に究明したく、胎内へと車を走らせる。明日の月の入りはさらに1時間遅れになるし、天気予報は芳しくない。
幾つかのセッティングを試すが、だめだ、やはり流れる。昨日から全然寝てない疲れがドット押し寄せる。
それでもなぜか途中から極望がずれなくなり、その間は少しだけ精度が向上。そのときに撮ったのがこのアンドロメダの写真。200mmで195秒の露出だ。次に240秒にしたら流れが目立った。やはりどこかヘン。
どうもTOAST PRO側に問題があるのではないか。ギアがおかしいのでは?
あさってから胎内星祭りが開催されるが、昨年同様TOAST社の人も来るものと思われるので、直接社員の方に相談してみようと思う。
Canon 天体用改造EOS40D + EF200mm F2.8L USM, Sigma 18-50mm F2.8 EX DC
« 佐渡へ | トップページ | 台風一過の五十嵐浜 »
「天体写真」カテゴリの記事
- FlatAideProを試す(2017.05.06)
- 鷲のテイクオフ(2015.12.14)
- ジェミニアンの君へ(2015.12.13)
- 久しぶりの星野写真(2015.09.17)
- 流れ星3つ(2015.08.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント