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2009年7月の8件の記事

2009年7月29日 (水)

ハスの楽園

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福島潟にはハスの群生地が大きく2箇所あります。
ぼくがよく行くのはマイナーな、小さな場所の方だけど(上の写真はその場所で撮ったもの)、メジャーな場所の方にも立ち寄ってみました。

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ていうか、満開の時期にこの場所へ来たことは今までなかったような・・・
あれ、こんなにすごかったっけ?
近くにオニバスの群生地もあるけど、こっちの方が100倍きれいなんですけど。
このあとオニバスの群生地にも立ち寄ってみたけど、NHKが取材に来ていましたね。
まだほとんど咲いていなかったけど。
遠くには二王子岳や五頭連峰を望み、絶景そのもの。

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庭にはいつの間にかハイブリッドタイプのユリが満開になっていました。
新潟ではまだ梅雨が明けないけど、そろそろ夏本番のようです。

Camera: Canon EOS50D + EF70-200mm F4L IS USM, EF24mm F1.4L USM & Sigma 18-50mm F2.8 EX DC

2009年7月28日 (火)

導かれて平等寺薬師堂へ

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今日は遠い親戚の葬式へ出るために喜多方市の山間部へ行ってきたのですが、そこに掲げられた写真を見て、非常に懐かしい感じがしました。
その家とは普段付き合いが全くなく、葬式の連絡を受けたときも全然名前を思い出せなかったくらいです。しかしながら葬儀の場で写真を見て、あ、この人(89歳のおばあさんです)知っている!と思いました。
子供の頃しか直には会っていないはずだけど、その後もずっと見守ってくれていたのです。多分、何度か夢の中で会っているかもしれません。
直接の血縁関係もない人なのだけれど、気にかけてくれていたことを、愛されていたことをエネルギーのレベルで知り、ハートに染み入るものがありました。
その帰り、今は光のエンジェルとなったそのおばあさんのスピリットに導かれて立ち寄ったのがここ阿賀町(新潟県)の平等寺。
日本有数の巨杉”将軍杉”と、国重要文化財指定の薬師堂を有することで知られている曹洞宗の古刹です。
薬師堂の建立は1517年。室町時代の禅寺の様式を色濃く残しています。
境内は穏やかな気に満ちあふれ、訪れる人を優しくエネルギーでマッサージしてくれるかのよう。
昔から一度は行かなくてはと思っていた場所なのですが、やっとご縁ができて訪れることができました。
薬師堂手前には3枚目の写真に見られるように石像群がずらっと並んでいるのですが、とりわけこの場所に強いエネルギーの渦を感じます。おばあさんのスピリットもここで次なる次元へと、光のグリッドへ消えていきました。

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樹高38m、目通り幹囲19.3mある将軍杉も国の天然記念物に指定されています。
中央の主幹は昭和36年の室戸台風によって折れたのですが、他の幹の樹勢は盛ん。
この木にも癒されます。
癒し系スポットとして、弥彦神社に勝るとも劣らない素晴らしい場所でした。

Camera : Panasonic TZ7

2009年7月25日 (土)

お化けの楽園

新潟県庁の近くに、金宝寺という浄土真宗のお寺があります。
毎年7月24日夜に境内で行われる肝試し大会は、18年前から続くこのお寺の恒例行事。
近年既成仏教への関心が薄れ、お寺へ定期的に足を運ぶ人は少なくなりました。そんな中、少しでも仏教へ関心を持ってもらおうという狙いで始めたのがこのイベントなのです。
この寺の住職の息子さんは同じ英会話スクールへ通っているS君。そんなご縁で写真を撮りに行ってきました。
もともと、ぼくは不思議大好き少年であり、肝試しは夏の恒例行事だったのです。
ですから、この話が来たときは二つ返事で引き受けた次第。

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肝試し大会の前に、まずは本堂へ入り住職の講話を聞きます。
講話のあとは子供向けの仏教のビデオ鑑賞。参加者の9割は子供達か親子連れ。
毎年100~120人の参加者が来るそうです。中にはカップルで来る若者もちらほら。

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時刻はもうすぐ19時30分。いい感じで日が暮れてきました。
ここがスタート地点。準備は万端です。

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十数人の学生達がボランティアでお化け役を演じています。
思い思いのコスチュームで墓地のそこかしこに散り、今か今かと子供達が来るのを待ちかまえています。
身体が二つあるなら、ぼくもお化け役をやりたいです。

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いよいよ始まりました!参加者は数人ごとに一定の間隔を空けて入場してきます。
前の組が見えなくなってから次の組をスタートさせるので、100人全員が回り終わるまで1時間近くかかります。

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参加者はこんな感じで今か今かとスタートを待っています。
ご住職がスタートを仕切っています。
日がとっぷりと暮れ、いよいよオートフォーカスは効かなくなりました。
キャノンの広角レンズのラインナップの中で最も明るいEF24mm F1.4Lを開放付近の絞りで使い、ISOを6400まで上げてもシャッタースピードは1/10以下。
被写体(人間)を止めることができないため、それこそ幽霊のように流れて写ります。
ピントは無限遠に合わせておきます。
それはそれで面白いのですが、ここまでISOを上げるとカラーノイズが凄い。
ですから、肝試し大会の写真は全てRAWからモノクロに変換してみました。
モノクロならノイズは目立たなくなるし、やはりこれはこれで雰囲気が出ます。

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お化けさんの中では、白装束に身を包み、ざんばら髪のカツラを被ったこの幽霊が一番怖かったです、個人的には。
元幽霊評論家としていわせてもらえば、ちょっとやつれた感じの生身の人間のお化けが一番恐怖感を感じます。
あとの人たちはモンスターだとかのお面を被っていたのだけど、それよりはやはりお岩さん系のメイクでしょう。
写真を撮りながら、ぼくだったらどんな風に演じるか、どんな風に怖がらせるかをずっと考えていました。考え始めるともう収拾がつきません。小学生時代に逆戻り。今でもまだ思案中です。

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現場は予想以上に阿鼻叫喚のるつぼと化していました。
周囲の街灯やビルの窓の明かりで結構明るいのに、なにがそんなに怖いのかなあ?
泣き出す子供も一人や二人ではききません。
ぼくは毎年お盆の時期に両親の実家のある会津へ遊びに行き、夜は当然のごとく怪談大会ならびに肝試しをするのが恒例でした。
当時は田舎の方へ行くと街灯が全くなく、足元さえ見えない本当の暗闇が待っていました。実際問題、幽霊の目撃者があとを絶たないその村で、その手の話をいやというほど聞かされてから夜道を歩くのは死ぬほど怖かったです。
あれに比べたら甘い甘い。
あ~、あの暗闇が懐かしいなあ。ハワイ島のマウナケアへ行かないとやっぱりだめかな。

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一通り全員が回り終えると、スイカが振る舞われます。花火も数発はじけます。
最高のイベントです。近所の子供達は幸せですね。
このようなイベントを毎年開催している関係者の皆さんには心から敬意を表します。

このあとお化け役を演じた人たちが整列し、一人一人自己紹介をしてイベントは終わるのですが、ここでまたぼくは考えました。
ぼくだったら、あえて一人ぐらいは行方不明にさせますね。
どういうことかというと、観客にサクラを一人まぎれさせ、こう言わせるのです。
「あの、白装束を着た人はここにいないみたいなんですけど・・・」
学生達「え、そんな人いなかったよ」
やりすぎかな?

子供達がみんな帰ると、お疲れさん会です。裏方さん達は二階の広間に集結、そこで寿司とお酒が振る舞われました。
ご住職の奥さんが進行役となり、マイクを全員に回し一人一人あらためて自己紹介と簡単な感想を述べるのです。
アットホームななかで時間は静かに過ぎていきます。
このとき、頭をある思い出が走馬燈のように駆け巡り、思わず目頭が熱くなりました。
福島県山都町の母の実家へ帰省すると、お盆の夜におばさんやいとこの姉が司会役となり、プチ演芸大会を催したものです。
母の実家の人たちは全員が本当に天使のような人柄で、その暖かい雰囲気に触れることは一年の最大の楽しみでもありました。
もうその家に住む人はなく、叔父さんもおばさんも、そしてぼくの両親も故人となってしまいましたが、毎年夏のお盆の思い出は、ぼくの宝箱の中に大切にしまってあります。
みんな、ありがとう。
ぼくは確かに感じることができます。そんなたくさんの天使達から、どんな瞬間も祝福と愛の光が注がれていることを。
この美しい光をハートの中でどんどん大きくしていきたいと思います。

Camera : Canon EOS50D + EF24mm F1.4L USM

2009年7月24日 (金)

昆虫の楽園

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最近全然晴れないので、新月期なのに星を見に行けません。ならばということで、クワガタ探しにトライ。
カブトムシがたくさんいるところは既に知っているのですが、クワガタムシとなるとなかなか見つからないのです。
地図と首っ引きになること2週間、満を持して向かった先は佐潟。
野鳥のサンクチュアリとして知られ、ラムサール条約の指定地にもなっています。
ここの柳林に行ってみたら、いやあ、完璧です。いい感じで蜜が出ています。
下見のつもりで行ったので時刻は真っ昼間なのですが、それでもカブトムシを10匹近く目撃。残念ながらクワガタは見なかったけど、夜間訪れたらきっといるでしょう。
あと、ゴマダラカミキリを10匹以上見かけました。いやあ、いいですね。わくわくしました。
佐潟のはじっこにはハスの群生地がありますが、今までそこの水辺へ出る道を知らなかったのだけど、くだんの柳林を抜けると、まさにそのハスの群生地へ出ることができました。
素晴らしい景色です。大自然そのもの。
これだから探検?はやめられません。

Camera : Panasonic TZ7

2009年7月21日 (火)

フラワー・オブ・ライフの象徴

ここ2ヶ月あまり、ドランヴァロ・メルキゼデクの本にはまっていました。
特に「フラワー・オブ・ライフ」1・2巻でしょうかね。もう、一生分の盆と正月が一緒に来たみたいで、読む前と読んだあとではまるで世界が違って見えます。
古代神聖幾何学について書かれた本なのですが、物の見方考え方のみならず、歴史観も変わりますね。特に古代エジプト史に興味のある方には一読をお勧めします。
思えば、物心付いたときから不思議大好き人間だったぼくが、本格的に精神世界の探求に乗り出したのは1988年頃。それからカルロス・カスタネダ、ロバート・A・モンローらに特に大きく影響を受けてきましたが、ドランヴァロの本はそれらの世界観を総括する視点を与えてくれました。
彼のウェブサイトのトップページにはハス(ロータス)が使われています。その意味は読者ならおわかりでしょう。
実はぼくの最も好きな花もハスとスイレンであり、それらの花はぼくの中で特別な存在でした。今はその意味を明確に認識できた次第。右脳と左脳の両方で。
7月も下旬にさしかかるというのに、梅雨明けの気配すらない今日この頃ですが、無性にハスが見たくなり、福島潟にある群生地へ行ってきました。
かなり本降りに近い雨の中、一人で傘を差しつつ素早く撮影。
時期的には丁度いい感じ。花たちもこの雨がよほど心地いいのか、みんな嬉しそうでした。

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2009年7月16日 (木)

サーフィン、最高

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英会話仲間のS君が、間瀬の白岩観音ビーチでサーフィンをするというので撮りに行ってきました。なんでも、ここは西風の時いい波が立つそうで・・・
水が茶色に濁っていたので絵的にはきれいとは言えないけど、2時間きっちりと楽しませてもらいました。
いつもは五十嵐浜を根城にしている人たちが今日はこぞって間瀬海岸に集結していたので、上手い人がほとんど。
実はこの日出会い?がありました。Uさんとそのお仲間に声をかけてもらい、今日撮った写真をCDRにコピーして後日渡すことを約束。
ぼくは2006年からサーフィンの写真を撮り始め、特に2006年と2007年の秋は足繁く五十嵐浜通いしたものです。
夜これまでに撮りためたそれらのサーフィン写真をチェックしていたら、Uさんグループをたくさん撮影していることを知りました。やっぱ、上手いですからね~。

なにせ今日の今日の出来事なので、まだUさんのこともよく知りません。だけど、凄い人なんだろうなあという確信はあります。新潟のジェリー・ロペスとこれから呼ぼうかな!?
(なにげに、サーフボードがいかすなあ・・・)
下の写真はぼくの友達のS君。昨年秋に比べたらだいぶ上達していました。
でも、まだワザが決して多彩とはいえないけど。下半身にもっとしなやかさが出れば、もう少しロングライドできるでしょう。

2009年7月 5日 (日)

本日の戸隠奥社

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1年に一度は必ず行っています、戸隠奥社。
ここへ来ると、本当に身も心も洗われます。

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戸隠奥社から見る、戸隠山から九頭竜山へ至る岩尾根。
とても強いエネルギーを感じます。修験道の整地として賑わったのも頷けますね。

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奥社の事務所から20m下ったところに、こんな愛らしい石像を見つけました。
なぜ今まで気づかなかったんだろう。でも、気づいたからいいか。
この場所、この石像は人を選ぶのです。

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帰りに妙高池ノ平のいもり池へ立ち寄りました。
ここは白のスイレンがたくさんあります。まだ最盛期にはほど遠かったです。
今日のお供はパナソニックのコンデジ、TZ-7でした。

2009年7月 4日 (土)

本日の護摩堂山

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4日の護摩堂山は、アジサイが満開。でも、4-5日早ければもっと花がきれいだったかもしれませんね。
今日は昨日発売されたばかりのシグマの広角ズームレンズを使ってみたのですが、歪曲がとても少ないようです。
単焦点も含め、広角レンズは星を撮るのが目的の場合、満足のいくものがありません。
F3.5通しのこのレンズは口径が82mmということで大きいため周辺画像がよいことが予測され、発売を楽しみにしていました。
さて、星を撮るとどうなんでしょうか。新月の時期までもう10日ほど待たなければ。

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