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2009年6月の14件の記事

2009年6月30日 (火)

新しいノイズ処理ソフトを試す

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Digital Photography Review の掲示板に、ノイズ処理ソフト Noiseninja / Noiseware / Topaz Denoise / Dfine / Neat Image の比較サンプル画像が投稿されました。
Neat Imageは持っていますが、あとのは持っていません。天体写真ファンの間ではNoiseninjaが人気ですが、こちらもまだ試用したことすらありません。
さて、このサイトでのテストではTopaz Denoiseが最も優秀な成績を残しました。
ぼくも早速Trial版をダウンロードし、使ってみたのですが・・・ナルホド、これはいいですね。ただし、処理速度が非常に遅い。
Neat Imageやフォトショップの有料アクションツールで提供されているノイズ処理ソフトはいずれも爆速の処理速度を誇っています。
でも、ピクセル等倍で見てもその差はわずかだし、であるなら処理速度の速いタイプの方がいいですね。
ポー赤で星野写真を撮るときはそれほど高いISO値は使わないので、通常ノイズが目立つことはありません。
もともとノイズが少なめの画像にTopaz Deniseを施してみたのがこの写真。おととい奥只見で撮ったものです。つるんとして、まるで冷却改造デジタルカメラで撮ったような画質。
コンポジットなしでここまで撮れることを、多くの人に知って欲しいです。

2009年6月29日 (月)

奥只見の空

かつての秘境、奥只見の空が抜群に暗いらしいと知ったのは、わが尊敬する沼澤茂美さんの著書「にいがた星紀行」ででした。
その本の中で全周魚眼レンズで撮った天の川の写真が、ハワイ・マウナケア山頂で撮ったそれと並んで紹介されているのですが、ほとんど遜色ないくらい素晴らしい夜空でした。
その写真が撮られたのは標高約1000mの枝折峠。
昔は本当に悪路で、午前と午後それぞれ反対側方向のみに一方通行なのでした。道路の整備に伴いその規制が解除されたのは2006年。
28日、念願の枝折峠行きを果たしてきました。思ったより峠道は立派なもので、舗装の状態なんかシルバーラインのそれよりはるかにいいです。ちょっとオーバースペック?じゃないかと思えるくらい。
峠には広い駐車場が整備されており、南側を除けば視界も悪くありません。トイレもあります。
季節柄水蒸気を多く含んだ大気が低空に漂っているので、街明かりがそれに反射し空はそれほど暗くはありません。村上の天蓋高原と同じくらいかな(写真右の建物がトイレ棟です)。

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さて、この日は実はここが最終目的地ではありません。ここから越後駒ヶ岳方面への登山道に入り、徒歩40分、標高役1200mの明神峠が真の目的地。
できるだけ視界の広い場所を探しながらヘッドライトの光を頼りに歩き出しました。
結果、くだんの明神峠は見晴らしはいいものの2mの高さの灌木にぐるりと覆われており、三脚を全開に伸ばさなければなりません。
天体写真では三脚はできるだけ低い位置で使うのが常識。全てはブレを最小限に抑えるためです。
この日は風が強いせいもあり、翌日帰宅してこの場所で撮った写真をPCで見てみてがっかり。周辺が流れているのです。三脚を伸ばして使う場合は、ストーンバッグを使って重しを載せなければなりませんね。

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23時頃、明神峠で撮った天の川。20分前に月が沈んだばかりで、まだ低空がもやっていました。画面下の色がおかしいのは大気の影響です。
西の空は小出や湯沢方面の光害の影響でやや明るいですが、それ以外の方角は真っ暗。深夜0時を回ったらかなり暗くなりました。でも、足元が見えないほどではありません。初冬の天蓋高原と同じくらいかなあ・・・

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明神峠には長居はせず、すぐ枝折峠へリターン。
この頃には、星の明かりがこの時期にしてはコントラストの強い光に変わり、静かなる歓喜の波が打ち寄せ・・・
上の写真は白鳥座からケフェウス座にかけての天の川ですが、黄色っぽく左側が色被りしているので、まだもやが残っていることがわかります。

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それでも1時を過ぎると闇は艶のある黒に変わり、完璧な天の川が現れました。
上の2枚はやはり白鳥座からケフェウス座にかけての天の川。
バッテリーが弱lってきたのと、この日使った広角ズームレンズの光学性能のしょぼさ(EF16-35mm F2.8L USM IIを使用。画面周辺の画質はいただけません)ゆえ、周辺の星は点になっていません。今回あえて拡散系フィルターを使わないショットも多く撮ったのですが、レンズのあらが見えてくるのでやっぱり使うべきですね。
今日は広角ズーム1本しか持ってこなかったのですが、次回は望遠レンズでケフェウス座付近を撮ってみたいです。

2009年6月27日 (土)

白鳥座の雄姿

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ポータブル赤道儀を使ったシステムでは、通常300mm(実用的には200mmまで)までの望遠レンズが精一杯の焦点距離です。この範囲だと、球状星団は大きめのそれでしたら捉えることはできるものの、そもそもほとんどの球状星団は小さいため、本格的な天体望遠鏡でないとその美しさを堪能することは難しいです。
見つけるのも一苦労。双眼鏡で見ても星と変わらないため、星雲なんかと比べると10倍はレンズで捉えるのに苦労します。
写真はM5。ピクセル等倍近くにトリミングしています。
でも、ぼくは球状星団にとても惹かれます。ある種の求心力があるんですよね。形状的にもそうであるように。

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ほんと、梅雨の時期は星を見るのには難しい時期なんですね。切に思います。
25日夜も山形県小国町の山奥まで出かけていったんですが、本曇りに近くなり1枚も撮影できず(その代わり、水田もなにもない山奥の草原に蛍が舞っていたのには感動しました)。
26日夜は村上市の天蓋高原へ行ったのですが、ずっと薄雲がかかった状態。
でも、この高原はいつ来ても気持ちがいいです。気がとてもいいので、気持ちが明るくなるよう。
取りあえず雲の少ない北の方角にある球状星団などを狙っていたのですが、すぐそちら方面も見えにくくなってきました。
帰り支度をしていた23時45分、奇跡は起きました。
急に全天晴れ上がったのです。相変わらずシンチレーションは良くないものの、久し振りに見る満天の星空。
写真は白鳥座付近の天の川。前回はレンズテストを兼ねていたので拡散系のフィルターは付けませんでしたが、今回は星野写真の常として拡散系フィルターを装着。
中央にデネブ、その下には赤い北アメリカ星雲が、左には宝石をちりばめたようなケフェウス座、右上には新潟アルビレックスのシンボルでもあるアルビレオが写っています。
この1枚で満足したので、このあとすぐ撤収したのでした。

2009年6月25日 (木)

究極の天の川を目指して

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24日の夜は、23時半を回ったあたりから雲が取れてきました。
連日の星見活動で身体がボロボロのため、1時20分に撤退。透明度は決して良くなかったものの、久し振りに満天の星空を満喫。
ポー赤を三脚に雲台を介さずに取り付けるようになってから一気に精度が増したので、以後露出倍数が倍近くかかる(つまりシャッタースピードが倍近く遅くなるということ)光害防止フィルターP2を40Dに付けっぱなしにしています。
どんな山奥に行っても多かれ少なかれ光害を免れない日本の空では、このフィルターを常用した方がいい、と複数のベテラン天体写真家の人たちが言明していますが、なるほど、確かにそうかもしれない。
発色が断然違います。色のバランスがいいので、画像処理がとても楽になりました。
天の川もご覧の通り。実際の空はそれほどでもなかったのですが。
最も、肉眼で100%満足できる、しびれる完璧な天の川を見るのが夢なので、天の川へのチャレンジはまだまだ続きます。早く、もう一度マウナケアへ行ってみたいなあ・・・

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この日使ったレンズはEF24mm F1.4L USM。昨年までフルサイズ機の5Dを所有していた時期、お世話になったレンズです。APS-C機で使うのは今回が初めて(かもしれない)。
F2.0~F2.2で使いましたが、画面周辺でのコマ収差の発生も少なく、星が楕円に歪むこともなく、EF16-35mm F2.8L USMの同焦点距離を使ったときよりきれいに写ります。
ちょっと感動しました。やはり、天体写真家の間で評価の高いレンズは素晴らしいですね。
F2が使えるとなるとシャッタースピードに余裕が出てくるので、ISO400或いはそれより低いISO値が使えます。
ここではISO320ですが、さすがにノイズの発生が少なく、この点でも大感激。
写真はケフェウス座周辺。胎内市の天体写真家・田辺義浩さんが自身のブログの中で、この次撮ってみたい対象はケフェウス座である、とコメントしていたのが頭にあったからです。
左側に薄雲がかかっており必ずしも写りは万全ではありませんが、なるほど色々映り込んでいます。確かにこれは面白そう。今度、200mmで狙ってみようかな。

2009年6月22日 (月)

カメラを冷やさないと・・・

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今夜も晴れたので、次なるテストをすべく胎内へ。ただし、今日行った場所は初めて撮影する場所です。既に下見済みで、場所は持倉集落近郊の農道。
周りを水田に囲まれており、なんと蛍が舞っていました。う~ん、幻想的。
この場所は視界が胎内平よりうんと広く、空もほんの少し胎内平より暗いです。
村上の山奥の天蓋高原は別として、新発田から車で30分前後で行ける場所としてはピンポイントでベストの場所と言えるでしょう。
晴れたとはいえ筋雲が空の半分を覆っており、しかも今年一番の蒸し暑さで湿気はものすごいものがあります。レンズも曇る曇る。
23時を過ぎたら一瞬雲が切れたので、その合間を縫って10枚ほど撮りました。
昨日200mmの望遠レンズの追尾が上手くいったので、今日は同じシステムで究極の目標である300mmの望遠レンズにトライ。
ポー赤に取り付けているカメラ用の雲台にかすかにたわみが生じるようで、200mmに比べると1mmほどレンズがお辞儀しますが、それでも3分の追尾に成功。しめしめ。
でも昨日や今日みたいに条件の悪いときだと、光害防止フィルターを付けなければまとも色は出ません。このフィルターがくせ者で、露出をノーフィルターの時に比べて倍かけなければならないので、ISOを1600に上げても3分では足りないのです。
なので、実践で使えるチャンスは多くはなさそう。やや星像も肥大しがちなので、三脚もやっぱりよりごついヤツにしないとなりません。300mmの壁は厚いですね。
RAWを現像してみると思っていた以上にコントラストが悪く、しかも湿度と高温のためノイズがいつもの倍以上出ています。
アップしたのは広角レンズによるものでISOは800ですが、無数のカラーノイズが浮いているのには正直がっかりしました。
デジカメは温度が上がれば上がるほどノイズが増えるので、夏場の撮影では特に冷却改造したカメラを使う人が多いです。もっとも、もっと本格的な人はオールシーズン冷却CCDカメラ(一眼レフカメラではありません。高いものは100万近くします)を使っていますが。
初めてその必要性を認識した次第。
しかしながら冷却改造はどの機種でもできるわけではなく、近年モデルチェンジのスパンが短くなってきているので、天体ショップでも改造に及び腰になってきております。
現在入手可能なのはキャノンのEOS50Dしかなく、その下位機種のX3は、X2のときはできたのに動画機能が加わることによって実装部品が増えたため、冷却板を差し込むスペースがなくなったとかで改造不可能になったと某ショップの店主が話していました。
あまりしたくはないのですが、夏場はコンポジットの枚数を増やしてお茶を濁すしかないようです。

写真1枚目:天の川は何度撮っても飽きることがありません。究極の天の川を撮ることが目下の夢。どんな山奥でも光害の影響を受ける日本では難しいかも。
写真2枚目:白鳥座付近の天の川。肉眼ではこのとき雲は見えなかったのですが、異常に湿り気を帯びた大気が低空を覆っていたようで、被りが生じています。お手上げです。
(左下に秋~冬を代表する銀河、アンドロメダが写っています。)

2009年6月21日 (日)

ICI石井スポーツ主催のスキー展示会

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ぼくが1年で最も楽しみにしているイベント、スキー用品の展示会が金曜日から新潟市のビッグスワン2階のホールで始まりました。
3日連続で会場に出没した人間はあまり多くはないのではないでしょうか。ぼくはその中の酔狂な人間の一人です。
迷いに迷った挙げ句、今年はスイスのメーカー、ストックリーのSL板を履いてみることに決めました。
恐らく選手用(FIS仕様)スラ板では最も優しいのではないでしょうか。
トーション、フレックスとも適度に柔らかく、軽量なのでゲレンデユースにはぴったり。
板の質感も高く、爽やかなデザインも好感度大です。
来期は今年にもましてアトミックの板が人気のようですが、ぼくは大人なので(単にあまのじゃくなだけかも)スイスの職人が丹誠込めて手作りしている、そんな雰囲気がビンビン伝わってくる板を選びます。
日曜日には憧れの吉岡大輔さんと話すことができ、舞い上がってしまいました。
いやあ、誠実な人ですね。ますますファンになりました。聞きたかった海外のスキー事情を聞き出し、大満足。
近年怪我続きだったので今年の夏はオフトレを真剣に始めていますが、ますますオフトレへの意欲が湧いてきました。やるぞー。
また、毎年日曜日にはぼくのホームゲレンデ、村上市のぶどうスキー場を根城にするスキーヤー達が大挙して押し寄せてくるのですが、今年も彼らと会うことができ、つかの間気分は冬モードに突入。
今度の冬こそぶどうの30度の急斜面をストックリーで華麗に誰よりも早く舞い降りてみせます!

2009年6月20日 (土)

瓢湖のアヤメは真っ盛り

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阿賀市(旧水原町)にある瓢湖のアヤメ園は、今が見頃。
県内にある他の植物園、例えば長岡の越後丘陵公園などでもそうですが、車いすに乗ったお年寄り達が団体で花を観賞している光景によく遭遇します。とてもある意味荘厳で美しい風景です。
ぼくも歩けなくなったら(毎年ぎっくり腰になっているので気持ちはわかる)、車いすに乗って花たちを見ることが一番の楽しみになるだろうなあ。
ここのアヤメ園で一番好きなのが黄色のアヤメたち。原種に近い品種だと思います。
気品と野性味を兼備。見ている人の心をぱっと明るくする、不思議な陽気さがあるのです。

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実に平和な瓢湖アヤメ園でした。今日も素敵なひとときをありがとう。

2009年6月19日 (金)

200mm、6分追尾成功

ポータブル赤道儀の雄、TOASTでなんとか200mmの望遠レンズをメーカーのテスト撮影同様かそれ以上の追尾精度に高めるべく、三脚とTOASTの間の雲台をはずしてポー赤を直接三脚に取り付け、テスト撮影。(場所:胎内スキー場近辺の某所)
なにせぼくの雲台は5kgまでの負荷しか耐えられないので、そもそもぎりぎりだったのです。
懸念の極軸合わせも慣れてきたのでスムーズに行うことができ、レンズを対象に向けクランプを締めてみると、おお、レンズがほとんどお辞儀しません。
本当は三脚も一回り頑丈なヤツにすればベストなんでしょうけど、まずはできるところからトライ。
結果は200mm(35mm換算320mm)のレンズで最大6分の追尾がまずまず無難にこなせました。8分だと流れたけど、6分20秒まではなんとかいけました。
となると、撮影の自由度も飛躍的に高まります。
空がもやっているときで星雲を撮るときは、星雲のコントラストを上げるため光害防止フィルターIDASのP2を使うのですが、今まではこれを使うとシャッタースピードが遅くなるためISOを1250-1600に上げざるを得ず、ノイジーになるのでだめだったのです。
広角レンズだと追尾精度がぐんと上がるので、低ISOで撮ることができ、画質の向上が期待できます。
この日はシグマの150mm F2.8 MACROレンズ一本槍で撮りまくり、そちらが楽しかったので広角レンズは月が上がる頃になってあわててチェンジし、ほんの4枚撮っただけ。

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梅雨まっただなかなので湿気が多く、空の透明度は良くなかったので、全ての撮影でP2フィルターを使いました。
追尾が安定したので画面周辺での画質もよくなり、夏を代表する星雲、いて座のM8とM20も今までで一番きれいに撮れました。全てコンポなしの一枚撮り、カメラは天体用改造をしていないEOS 40Dです。
このフィルターを使うと星雲の色が出るので、ノーマル機でもカラフルに撮れます。

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気分が乗ってきたので、双眼鏡を見ながら宇宙からの語りかけ?に耳を澄まし、直感で心惹かれる方向にレンズを向けてみると・・・なんとあれい状星雲が写りました(トリミングあり)。
たまにこういう嬉しいハプニングがあるから天体写真はやめられません。

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白鳥座のHα領域、サドル付近です。双眼鏡で見ると色は付いては見えませんが、なんかおもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかさがあり、見ていると時間のたつのを忘れます。

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本来は縦の構図なのですが、見やすくするため横にしました。レンズはシグマの50mm標準レンズ。いて座付近の天の川です。
右端にM8も見えています。銀河を横切る暗黒帯に宇宙の神秘を感じます。

2009年6月16日 (火)

夜の天蓋山山頂から

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快晴となったので、昨日下見したばかりの天蓋山(村上市)へ夜8時半に登頂開始。
10kgに及ぶザックを背負って急坂を登るのは予想以上にきつかったです。30分で山頂に立てたけど、全身汗だく。
で、登ってみて気づいたのですが、200m下の天蓋高原と暗さは同じか、むしろ明るかったです。なぜなら村上市と最寄りの集落である高根の街明かりがダイレクトに飛び込んでくるから。
標高が1500m以上あるなら空気の透明度が上がるのでメリットが上回るかもしれませんが、標高1000m以内の低山では必ずしも山頂に立てばより暗いとは言えないわけで。
それでも、360度の展望の良さはさすがです。
そしてまたネガティブな感想になりますが、粟島方面の空がとても明るいことに驚きました。漁船の漁り火の影響です。それに引き替え、鶴岡市側の光害はほとんどなきに等しかったです。
そんなこんなでがっかりした部分もあったのだけど、シンチレーションはかなり良く、星雲の写りは今年一番でした。
写真は上からデネブと北アメリカ星雲、同じく白鳥座のサドル付近、そしていて座のM16&M17です。(SIGMA 150mm F2.8 MACRO &CANON EOS50Dノーマル機、1枚撮り)
画像処理もいろいろなソフトで実験してきましたが、PHOTOSHOPで全て済ますのが一番いいですね。或いはDPPで現像してそれをPHOTOSHOPで調整するか。フォトショでの調整は天体用アクションツールを使います。
ステライメージでダーク補正したときに比べ、ノイズが多く出るということもありません(最近は面倒なのでダーク補正は一切していません)。ステライメージは冷却CCDで撮った画像をフラット画像、ダーク画像と共に複数枚をコンポするのにはいいのかもしれませんが。でも、この場合でも色合いの調整は思うようにならないことが多く、難しいです。

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天蓋山山頂から見た高根集落です。街灯の照度は普通かむしろ暗めなのですが、それでもこれだけ数がまとまるとかなり空を明るくしているのです。
それ以上に異常に明るさが目立ったのは、村上市から北へ伸びる国道7号線沿いの街灯。実際そこを走ってみてもヘッドライトを付ける必要がないほど明るいです。
同じ国道7号線でも、新発田から中条にかけての区間はそれほどでもないのですが。
星を撮っている間、ずっとこんなことを考えていました。なぜこんなに街灯を立てなければならないのか、こんなに明るくしないといけないのか・・・
店舗の看板の明るさもすさまじいです。夜間の電力の無駄遣いに気づいている人はどれだけいるのでしょうか。

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この日の月の出は23時30分。久し振りの素晴らしい星空だったのでひたすら150mmの望遠レンズばかり使っていたら、あっという間に東の空がかすかに白んできました。
あわてて広角ズームレンズに付け替え、天の川を撮影。
東の空に限らずどの方角の空も低空には薄雲があったので、ややかぶりが生じています。
ぼくの目下の目標は究極の天の川を写すことなのですが、標高の高い山へ行かないと大気の影響を受けるので、このような低山では難しいですね。
あと、レンズの問題もあります。広角レンズはどれも周辺部になると歪みが生じてしまい、丸いものが楕円に写ってしまいます。
ここではトキナーのF2.8通しの広角ズームを使っていますが、このレンズは特にその傾向が強く、F4に絞ってもだめです。キャノン純正10-22mmがもう少し明るかったらいいのですが。
ニコンのF2.8通しの最新広角ズームが現時点では最も高画質が得られますが、レンズの重さが1kgもあるし価格的にも高いのが玉に瑕です。
間もなく発売されるであろうシグマのF3.5通しの広角ズーム(10-20mm)が、フィルター径82mmなので周辺部画質に期待大。
帰り、天蓋高原に立ち寄ってみると、あれ、やっぱり山頂と暗さが変わらないじゃん?
それどころか、村上の街明かりが入らない公園のトイレ棟のある側に行くと、月が出てても全然暗いんですけど。
広大な天蓋高原での恐らくベストスポットを見つけた次第。芝生広場を横切る歩道は舗装されているので、そこに店を広げられます。次回の撮影が待ち遠しいです。

2009年6月15日 (月)

久し振りの登山

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先週はひたすら地図を買いあさり、1時間以内で登れる天体観測適地を探していました。
車で行けるところは既に調べ尽くしましたが、よりパーフェクトな星空を求めると山に登った方がいい場所が多い。しかし8-10kgになる機材を背負わなければならないので、1時間以内で登れるところが望ましい。
それで目を付けたのが、朝日スーパー林道の県境近く、鳴海金山近くの駒ヶ岳です。
暗さを求めると、飯豊や朝日連峰の中核部がベストなのです。本当は朝日連峰主陵に上がりたいところですが・・・
駒ヶ岳は標高は800mに満たないものの、取りあえず50分くらいで登れるらしいです。
だけど、あの登山記事を書いた人は罪な人です。完全にエキスパート向きですね、この山は。まず、登山道入り口からしてわかりにくい。ぼくは最初違う踏み跡に入ってしまい、40分以上藪の中で右往左往してしまいました。いったん踏み跡からはずれるとすごい藪です。
正規ルートはひたすら最短距離を一直線に突き上げています。最初は美しいブナの原生林の中を行くのですが(写真1枚目)、すぐに足元が悪くなり、時折岩礁地帯が現れます。固定ロープはありません。これでは夜の登山は無理と判断、頂上を前にして途中で引き返してきました(写真2枚目は引き返した地点から頂上を臨む。3枚目は反対方向、朝日スーパー林道方面)。
案の定、帰りは本当に冷や冷やものでした。夜は登れっこありません。

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次に向かった先は天蓋山。よく行く天蓋高原のすぐ近くに聳える標高634mの秀峰です。
登山道入り口から30分で登ることができるので、以前から狙っていました。
実際登ってみると、展望が素晴らしいです。
天蓋高原から村上市、その向こうには日本海が指呼の元(写真2枚目)。朝日連峰方面に目を移すと、さきほどやっつけられたばかりの駒ヶ岳がその美しい形状のピークを雲の中に突き上げています(写真3枚目)。
この日は雲が多く遠景は見えませんでしたが、ハイキングには絶好の山だと思いました。
もちろん天体観測にも。期待が持てます。

2009年6月13日 (土)

冬鳥越スキーガーデン バラ園

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前回行ったときは1分咲きにも満たなかったけど、今回は満開。
ていうか、盛りを過ぎていたっぽい。もう4-5日早かったらベストだったかもしれません。
それほど大きなバラ園ではないけれど、わりと他では見かけない品種があったりして、結構楽しめます。
ぼくは3枚目と4枚目のバラに特に惹かれました。

2009年6月 5日 (金)

頑張れ、カーブドッチのバラたち

新潟のバラ名所の一つである旧巻町のカーブドッチ。
最近、日帰り温泉と宿泊施設が新たにオープンし、果たしてバラとにゃんこ達は大丈夫なんだろうかと心配していました。
取りあえず心配は杞憂に終わりました。50匹いるというにゃんこ達も健在でしたし、バラたちも相変わらず喜びに満ちた光を放っていました。
でも交通量が倍増したため、車が行き来するたびに巻上がる土埃が凄い。
せめて敷地内の道路だけでも舗装すべきです。道路に面した赤いツルバラたちだけは不機嫌そうでした。

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ちなみに、立ち寄り湯「VINESPA」の入館料は、早朝と夜間が割引になっています。
6時~9時 500円、10時~22時 1000円(ただし、平日夜間17時~22時は600円)
今度入ってみよう。

2009年6月 3日 (水)

いて座は面白いね

この日の月の入りは0時17分、2時間はそれから天体観測が楽しめるはず。
と思って胎内のいつもの場所へ夜中に出撃したけれど、月は既に半月の大きさになっていたので思っていたより月明かりが明るく、本当に暗くなったのは1時頃でした。
そして、今は1年で一番夜の短い時期であることを思い知らされました。というのも、2時50分には東の空が白みだしてきたからです。
丁度金星がのぼってきたときで、方角的に金星の所と重なっていたので、一瞬あれ金星ってこんなに明るかったっけ?と思ったほどです。数分後には、その明るさが太陽によるものであることを知ったのですが。だから、1時間40分くらいでしょうか、撮影していたのは。

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この日も基本的にいて座周辺を撮ったのだけど、双眼鏡を覗いてすごく惹かれた散光星雲・M7をまずは撮影。
他の方の写真を見ると星雲が茶色なのに星がプレアデスのように青白く輝いており、本当なのかな?とずっと疑問に思っていました。
でも、やっぱりあの色は本当だったのです。自分で撮ってみてびっくり。
惚れ惚れするほど美しい散光星雲です。双眼鏡で見ている分には色はわからないのですが、モノクロなのになぜか惹かれたのです。
この星系には高度な意識体が存在しているのでしょう。

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次に、双眼鏡でいて座の上の方を覗き、心を惹かれる対象を探しました。
そうです、この日は撮り対象を予め決めていたわけではなく、双眼鏡で覗いていいなと思ったものにカメラを向ける、そういうスタイルを取ったのです。
ここはいて座のスタークラウド。中央に明るく輝く球状星団はM11です。
この星域からは明るさが伝わってきます。陽気さというか、ポジティブななにか。
天体写真にはこのような楽しみ方もあるのです。すなわち、写真リーディング。
これについて話すと長くなるので、以下省略。次行きましょう。

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今日もやっぱり撮ってしまったお気に入りの領域、三裂星雲と干潟星雲(いずれもいて座)。レンズも135mmと200mmでそれぞれ撮り比べしました(ノートリミング、光害防止フィルター使用)。
思うに、キャノンの中望遠~望遠レンズ群で一番の銘玉はこのEF135mm F2.0L USMではないでしょうか。赤ハロが盛大に出るのが難点だけど、色合い、解像力は最高です。
昨年新たに出た200mmでF2.0の100万円近くする単焦点の望遠レンズ、価格をいとわなければこいつが最高なのですが、2.5kgあるのでポー赤では重量オーバーになります。
ですから、やっぱり135mmF2.0か200mmF2.8が手放せません。
上の写真、同じ画像処理を施しているのですが、135mmで撮った絵の方が繊細な感じを受けますね。
それにしても、いて座周辺はいくら撮っても飽きません。

2009年6月 1日 (月)

スキーフォーラム2009

スキー業界の一大イベント、池袋のサンシャイン文化会館で行われたスキーフォーラム2009を見学してきました。
ゲストの顔ぶれが凄い。ICI石井スポーツ主催の展示会よりさらに豪華です。
ゲスト達によるトークショーも、レーサーの部、デモの部(男性・女性それぞれ)、モーグルの部など部門別に行われ、彼ら彼女らの素顔の一部を垣間見ることができました。
スキー板の展示を見ることも楽しみにしていたのですが、残念ながら全メーカーが参集していたわけではなく、テクニカ・マーカー傘下のメーカーの板の展示はありませんでした。

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会場へ行く途中、大阪は難波の有名ラーメンショップ「かむくら」の看板を見つけ、思わず懐かしくて入ってしまいました。ご覧のように白菜がたくさん入っていて、ヘルシーです。
十年ぶりに食べたけど、昔ほどの感激はなかったかな。当時よりは舌が肥えましたから。

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男子アルペンの精鋭達、(左から)佐々木明、湯浅直樹、皆川賢太郎を生で見るのは初めて。みんな存在感があります。来てよかった・・・
普段のオフトレの内容を聞いてびっくり。さすがトップに立つ人たちのトレーニング内容は違いますね。大いに感化されました。
今回実は湯浅直樹さんのファンになったのですが(しっかりサインももらいました)、彼のオーラが一番明るかったかな。次点で上村愛子さん。
体脂肪率が一番低いのも彼だと思いました。シャツの下には鋼のような肉体が隠されているはずです。
スキーの調子もここ1-2年で急激に伸びてきており、次のシーズンではブレークするのではないでしょうか。バンクーバー・オリンピックで最も期待できる選手です、アルペン部門では。

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写真は任天堂willのスキーゲームに興じる湯浅選手。同じハートチームでナショナルチーム先輩の岡田利修選手が後ろで冷やかしています。
ハートの板も触りまくってきましたが、やはりいい板でした。試乗での良い感触は本物でした。

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ワールドカップ・モーグルで総合優勝した上村愛子選手。これがどれほどすごいことか。
彼女の締まった身体を見るにつけ、その豊富で質の高いトレーニング内容を窺い知ることができます。
印象的だったのは姿勢の良さ。これは湯浅選手もそうだったのですが、常に背筋がピンと伸びていて、一流アスリートであることを如実に物語っていました。

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基礎スキー男子の部のメンバーも豪華です。きっとこの中から来年の技術戦の覇者が生まれることでしょう。個人的には新潟アルビレックス所属の吉岡大輔さんに頑張ってもらいたいですね。
あと、中央で白いガウンを羽織っているアントニオ生田氏にも頑張ってもらいたい。
ジャッジの視点に迎合するのではなく、藤井守之さんのように自分の理想とするスタイルを追求し、自信を持ってのびのびと滑って欲しいものです。

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基礎スキー女子のメンバーでの個人的注目株はこの人、石打丸山スキースクール所属の小野塚真代さんです。
技術戦のDVDで見る限り滑り自体はまだまだ発展途上ですが、なんか華があるのです、その存在感に。ルックスのみならず、そのオーラもとても清澄かつパワフルなので、個人的に応援したくなりました。
この人も来年は順位がぐんと上がりますよ、きっと。がんばれ~。

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