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2009年5月20日 (水)

天の川核心部

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とうとう待ちに待った春の天体観測シーズンがやってきました。19日の月の出は1時4分、天候晴れ。こりゃ行くしかないでしょう。
というわけで、いつもの胎内へ。当初全般に薄雲がかかっており、がっかりさせられましたが、23時を過ぎたあたりから雲がなくなってきました。
0時を過ぎると完璧に晴れ上がったのですが、そのときになって恥ずかしながら一部雲だと思いこんでいたものが、実は天の川の核心部であることに気づいたのです。
そこはいて座からたて座にかけての一帯で、この辺が天の川の一番明るい部分。
秋から冬にかけては天の川の暗めの部分しか見えないので、昨年秋から天体観測を初めてぼくにとってはいて座付近の天の川は初体験。
双眼鏡で見てもはっきりと明るい散光星雲の存在がわかります。これは写真写りが楽しみです。
この日はまずは広角レンズでいて座、白鳥座付近の天の川を撮影。
そのあと50mmの標準レンズに切り替え、白鳥座サドル付近とデネブ付近をレンズテストを兼ねて撮影。その後200mmの望遠レンズに切り替え、ベガの近くのリング星雲(M57)、ソンブレロ星雲(M104)などを撮りました。
1時半過ぎまで思う存分無数の星達と対話し、楽しかった。最高の一夜でした。

写真は1枚目が天の川核心部。もっとも明るいあたりがいて座です。その右にオレンジ色に明るく輝く恒星はさそり座のアンタレス。今の時期は23時をすぎないと天の川は登ってきません。夏になれば、日没後からこのような風景が楽しめるでしょう。
2枚目の写真はその天の川の最も明るく輝くあたりを50mmの望遠レンズでちょっとだけ拡大してみたもの。
三裂星雲(M20)、干潟星雲(M8)、オメガ星雲(M17)などの存在がわかります。
特に干潟星雲は名にしおう美しさ。今度は200mmの望遠レンズで狙ってみたい対象です。
写真3枚目は、これまた赤い星雲の宝庫、白鳥座のデネブとサドル付近の天の川です。50mmの標準レンズだと丁度いい具合に全体が収まります。(レンズはシグマのF1.4 50mm。解像度ばっちりです。)
これらの写真は全て1枚撮り、ダーク補正なしです。ただし、RAWからの現像は今回新たなソフトの組み合わせを試みました。結果は予想以上のもので、大満足。
ぼくのカメラはフィルター換装をしていないノーマル機なのですが、ノーマル機でここまで色が出せればあえて5万円払ってローパスフィルターを天体専用のそれに付け替えてもらわなくてもいいような気が。
さらなる画質、写りを求めるのであればやはり冷却CCDカメラか、冷却改造したデジイチでしょうね。
最後に、その新たなソフトの組み合わせですが、未だ試行錯誤中ではあるものの、散光星雲メインの被写体だったら、DPPで普通に現像、それをphotoshopで自動カラー補正もしくは自動コントラスト補正。次にそれをphotoshopの天体用アクションツールのLighten only DSO and dimmer starsとSpace noise reductionを実行させると、非常に手軽に質の高い絵が得られるようです。
効果の強弱は一段階戻るをクリックし、不透明度バーをスライドさせることで調整できるのがいいですね。処理時間も比較的短いし、もうステライメージには戻れません。

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