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2009年3月の2件の記事

2009年3月25日 (水)

ヤッターマンを見終えて

のちヤッターマン、オタスケマン、ヤットデタマンなどのいわゆるタイムボカンシリーズが放映開始されたのが、ぼくが高校生だったときです。冬、教室のだるまストーブを囲んで昨日見たタイムボカンのくだらなさについて熱く語りあうことが一週間で一番の楽しみでした。
それだけに、実写版のヤッターマンを見ることにはちょっとした勇気が必要でした。
で、思い切って見に行ってきたのですが・・・う~ん、微妙。ストーリーはいいのですが、演出がイマイチですね。
ヤッターマン1号・2号役の櫻井翔、福田沙紀はとてもよかったです。原作のイメージそのものと言ってよいでしょう。その点はパーフェクト。
でも、肝心の悪役軍団の出来がイマイチ。特にドロンジョ役の深田恭子。
演技もビジュアルも幼すぎるのです。初々しすぎるのです。監督さん、何か勘違いしていません?
演技について言えば、悪役軍団のそれがちょっとコミカルすぎ。もっとシリアスに、強面にいくべきで、それだからこそずっこけたときのコミカルさが生きてくるし、哀愁が生まれるのです。シリアスさとコミカルさの配分において、後者が優勢になりすぎ。
そしてドロンジョ。
ぼくが監督だったら20代後半から30代前半の、危ない大人の色気を感じさせる人を選ぶでしょう。若い頃かなり遊んだなあと、たくさん大恋愛してきたなあと人生経験の豊富さを感じさせる、熟女手前のきれいな女性。イメージ的には、ルパン三世の不二子がかなり近いかな。
実写版の場合、一番面白さを感じさせるのは生身の人間と人間の交錯が醸し出す存在の妙にあるわけで、ドロンジョは初々しすぎてはならないのです。本当の意味でのセクシーさは、ルックスから以上にオーラから発散されるもの。
過去の男性遍歴を少しも感じさせない深田恭子演じるところのドロンジョはその点少しもインパクトがないし、ゆえに善玉達との絡みにおいて心の底からの可笑しさを感じさせることに失敗しています。
善と悪、コミカルさとシリアスさ、清純さとセクシーさ、そういった2元的要素の配合のさじ加減がこの漫画の全て。そういう意味で、監督は役者に、特にドロンジョ役の女優に対して優しすぎました。ドロンジョがピリッとしたイケてる大人の女性であってこそ、これらの配合は意味をなしてくるのです。
エンディングを見ていたら次回作の予告がありましたが、個人的にはこの続きを見るより、一部配役を変えて「オタスケマン」や「ヤットデタマン」のリニューアル実写版~1作完結版~を見てみたいかな。

2009年3月14日 (土)

スキー技術戦準決勝を観戦

Sanyo002

新発田から片道250kmを日帰りで、八方尾根スキー場へ全日本スキー技術戦を見るために行ってきました。気温が高く10時には雪がゆるゆるになり、それほどスピードは出ない状況。
生まれて初めての技術戦観戦でしたが、小回り種目は非常に迫力を感じたものの、大回り系種目はやや期待はずれだったかな。コースが短く、ほんの6ターンぐらいで滑り終えてしまうんですから。せめてあと20m、ゴール地点を伸ばしてもらいたかった。
それにしてもメディアを通して知っている有名人を何十人見かけたでしょうか。既にギセンを引退しているスキーヤーやコーチ、そしてもちろん有名デモやレーサー達。
まるで生まれて初めて憧れの東京に地方から出てきた田舎者のように浮かれまくり。いやあ、あの雰囲気たまりませんね。よかったなあ。また来年も是非来ようっと!

ところで、最も印象に残った滑りはというと・・・前走者として滑ったリッチーベルガーの大回り!
彼はアルペン大国オーストリアのトップデモ。この日最後の種目であるリーゼンコース上部での大回りは一番じっくりと観戦したのですが、上位陣の誰より上手くて早かったですね。ついでながら言うと、ぼくがこの日の朝リフトで上がり、初めて陣取ったこの場所で最初に気づいた有名人がリッチーベルガーだったのです。
彼はとくに上背があるわけではないけれど、オーラの強さでわかりました。どんな分野でも、一芸を極めた人というのはオーラでわかります。
彼は小回りの名手として知られているため、日本で発売されているリッチーのハウツーもののDVDはコブや小回りの滑りだけが収録されています。なので、ぼく自身彼の大回りを見たのはこれが初めて。
う~ん、底力が違いますね。競技のみならず基礎スキーの分野においても、日本人スキーヤーはまだ彼ら欧米のトップスキーヤーに追いついていないのではと思いました。
ところで、今日観戦で活躍したのは、昨年天体観測用に買ったペンタックスの双眼鏡。
持ってきてよかった!スタートからつぶさに選手の滑りを観察することができました。
多少スピード感がなくても、余力を残し丁寧に滑っている選手に点数が出ていました。
丁寧に滑っているだけではだめで、余力を感じさせる・・・ここが肝です。
それが上手いのは丸山貴雄と片山秀斗選手。
絶対スピードや板の走りという要素を重視したいぼくの視点からは彼らの滑りはかなり遅めなので、ゆえに点数が甘すぎるのではないかと思いましたが。
決勝はさらに人数が絞り込まれ数十人程度に減るので、総合滑降の代わりにGSをやってほしいですね。GSとジャンプ台での急斜面小回りの組み合わせは理想的かと。
カナダや欧州の一部の国では、技術戦にあたる大会でGS種目が取り入れられています。
唯一の客観的数値であるタイムが表示される、そしてスキーに関して恐らく最も多くの人が巧さの重要な要素として認めているであろう"早さ"を公正に比較できるジャイアントスラロームを是非導入して欲しいです。

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