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2008年12月 1日 (月)

よし、出勤だ!

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嬉しいです、快晴です。天体写真日和です。
そろそろ初滑りにも行きたいけど、この好天を逃したら罰が当たります。そろそろ月も新月から三日月になってきたので、今日が今年最後のチャンスになるかもしれません。
今日は自分で1ヶ月前に見つけた高坪山の東斜面へ行ってきました。
車で30分~35分くらいでしょうか。胎内平と同じような暗さなので別に胎内でもいいのだけど、このポイントは東から南にかけて視界が広いのです。
前回は下見だけだったので、実際に写真を撮るのは初めてでした。
でも、所詮は新発田から20数キロ、そこそこ明るいです。
こういう時のために、EOS40D用にと光害防止フィルターを協栄産業さんに先月注文したんだけど(IDASのLPS-P2-FF)、入荷がメーカーの都合で遅れて12月下旬になるとのこと。
なんだかんだいって、日本はどこへ行っても大なり小なり光害があるので、このフィルターを常用している人は多いです。特に淡い星雲を取る場合には効果が絶大で、コントラストが上がり、背景が黒く引き締まります。
今日は2時頃まで約4時間、北東の空を主として狙いました。
9時を過ぎればオリオンが上がってきますが、オリオンの左側から下の方にかけては格好の被写体がたくさんあります。
星座アトラスと双眼鏡で見くらべっこしながらの撮影なので、なかなか遅々として進みません。なにせこちとら初心者です。どこになにがあるか、星の地図帳がないとなにもできないのです。そして、この過程が非常に楽しいんです。
自動導入付きの本格的な赤道儀を買えば楽ですが、最初からそれを使うと、カーナビばかりに頼っていると道が覚えられないのと同じでいつまでたっても星の正確な位置が覚えられないだろうと踏んでのことです。もうしばらくは、ポー赤と格闘してみます。
さて、最近画像処理に行き詰まりを感じています。
天体写真専用の画像処理ソフトは非常に高機能かつ理系?の使い勝手で、今までごく基本的な操作だけ覚えてやってきたんだけど、もうちょっと高度な使い方を学ばないと鑑賞するに足る絵はなかなか作れないことがわかってきました。
実際そうでなくても天体写真の画像処理は手間暇がかかり、即日紹介することができにくくなってきました。
なので、今日は1枚だけ。後日改めてこの日撮った写真をアップします。
この日は広角レンズによる星野写真を別とすれば、200mmの望遠レンズを主に使いました。
やはり、ポー赤には200mmまでのレンズが一番マッチします。300mmになると難易度が倍増どころか3倍くらいになる感じ。
それでも帰り際、せっかくなので300mmのレンズも少し試してみました。
200mmなら3分間問題なく追尾するけど、300mmだと2分が限度です。
極軸合わせをし直せばもっといい結果が得られたかもしれないけど、面倒なのでそのまま試しちゃいました。この写真のように、明るい星団であるプレアデスはなんとか写ってくれましたが。 
でも、写りには不満あり。200mmのF2.8の望遠レンズの方が写りはいいかもしれない。
天体望遠鏡で撮ったものに比べ、星が大きめに写ってしまいますね。
300mm以上の焦点距離は天体望遠鏡と本格的な赤道儀のセットに任せて、ポー赤は200mm専用にしちゃおうかなと考えています。

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