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2008年12月 3日 (水)

珠玉の星たち

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やっとRAW現像を終えたので、12月1日に撮った写真から幾つかアップします。
まずは星野写真から。時刻はこの頃23時。天頂付近はかなりの暗さでいい感じ。
昼間飯豊連峰がくっきりと見えたので、大気の状態はいいはず。
確かにコンポジットしていないにもかかわらず、クリアな写真が撮れました。
冬のシンボル、オリオン座とシリウス。縦に天の川が走っています。最高です。

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何枚か星野写真を撮り終えるとレンズを200mmの望遠レンズに切り替え、いよいよ初物となる対象にトライ。
シンチレーションがいいので、双眼鏡で見るとはっきり光のシミのような、雲のような塊があちこちに見えます。そこにレンズを向けると星団や星雲が写るのです。
レンズは人間の瞳の何十倍も集光力があるので、肉眼で見えない世界が現出します。
それがたまらなく興味深くてやめられないのです。
上の写真はM41。シリウスのすぐ下にあるので簡単に見つけることができました。
キャノンのEF200mm F2.8L USMは若干赤ハロが目立ちますが、逆にそれが宝石のような色合いを演出し、それはそれでいい感じ。

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深夜を回ると、星座のガイドブックでは春の星座として紹介されている蟹座や獅子座が見えてきます。
この辺にはたくさんの散開星団や銀河があり、興味をそそられます。
その中で最も容易にわかるのが、蟹座のプレセペ星団(M44)でしょう(上の写真)。
肉眼でもぼんやり輝くのが確認でき、双眼鏡を向けるとたくさんの星が宝石のように青白く輝いているのがわかります。ため息が自然に出てしまいます。

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さて、今年の秋からポータブル赤道儀を買っていろいろ撮り始め、ずっと撮りたくても撮れなかった天体があります。M33がそれ。
アンドロメダの近くにあるのですが非常に淡く、よほど空が暗いときでないと双眼鏡でも探すのに一苦労です。ほんと、毎回毎回探し出すのにどれだけ苦労したことか。
10~11月は天頂付近にあることが多く、レンズを向けにくかったためずっと撮れないでいました。
ところが今の時期になると、深夜になれば西の空の手頃な高さの位置に降りてくるので撮りやすくなります。
でも新潟県内は一般に西側の空が明るく、光害の影響を受けてしまいます。
この写真もそう。もっと露出をかけたいのだけど、光害用のフィルターを使わないと淡い銀河の腕が光に埋もれてしまうのです。
M33はやはり天体望遠鏡向きの銀河ですね。でも、曲がりなりにも渦を巻く様子がかすかに捉えられてとても嬉しいです!
その点、アンドロメダ(M31)はカメラの望遠レンズでも良く写ってくれます。
これもコンポジットなし、ダーク減算なしの1枚ものなんですが、秋以降撮った中ではもっともきれいに写りました(ややトリミングしています)。嬉しいな。

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最後にオリオンを撮って終了。オリオンが輝く方角は常に全天で一番暗かったので、こちらも今季もっともきれいに写ってくれました。
あれもこれもとこの日は欲張りすぎて、一つの星につき2枚ずつぐらいしか撮っていません。ダーク画像も2枚撮っただけ。
この写真もダーク減算なしの1枚ものなんですが、ここまで写れば大満足。
天体写真用のフィルター換装をしていないノーマル機なのですが(EOS40D)、馬頭星雲とその上のN2024が予想以上に発色してくれたのでこちらも大感動。
今度はノーマル機でバラ星雲がどこまで写るか試してみたいですね。
以上、胎内市高坪山付近から撮った写真たちでした。

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