200mmで撮ったプレアデス
なんと、午後から曇るという天気予報に反して今日も快晴です。これは行くしかないでしょう。
ということで近くの胎内スキー場周辺のポイントへ。
ここも今日が初めてとなる場所。でも、新発田市の町明かりがもろに目に飛び込んできます。東から南にかけては暗いはずなんだけど、昨日より月が大きくなってきているので、思いの外全体的に明るい。でも、今夜はあまり遅くまで滞在できません。
現地へ着くとすぐ曇ってきたのでいくらも撮れませんでした(帰る頃になって再び晴れてきたのですが)。なので、200mmF2.8の望遠レンズでプレアデスを撮ったのみ。
昨日アップした写真はキャノンのEF300mm F4Lで撮ったものです。どちらの写真もトリミングはしていません。200mmではちょっと迫力不足ですね。かといって、300mmのも、もう一回り大きく写ってくれるといいのですが。
となると、400mmか。噂の真偽はわからないけど、キャノンはDOレンズでない400mmのF4の単焦点レンズを開発中とか。これが発売されれば最高なのですが。
昨夜より空は明るかったけど、写りは昨日のよりいいです。
絞り開放からシャープですし、F2.8が使えればシャッタースピードはISO800の場合で2-3分で済みます。俄然歩留まりも向上します。
しかしながら一つ課題が見えてきました。
天体写真はノイズを減らすためにコンポジットという技法を用います。
同じアングルで撮った写真を複数枚合成するのです。理論的には8枚でノイズが半減します。
しかしながら、ここに大きな壁が立ちはだかります。どのコマもきっちり同じでなければいけません。でないと星の像が肥大してしまいます。
実は昨日の写真も今日の写真も微妙にズレがあったため、コンポジットは行っていません。1枚ものなんです。
それでも200mmで撮った方は何とかなるレベルだったのですが、300mmで撮った写真は思った以上にズレ幅が大きかったです。この辺、しっかりした赤道儀で撮った写真に比べ、ポー赤の弱みというか、セッティングの精度の高さが要求されてきます。
多分、三脚が強度不足なのでしょう。でも、重さが4-5kgもある三脚を使いたくはありません。それじゃ、ポー赤を使う意味が半減してしまう。悩ましいところです。
今日は天体ではないんだけど、もうひとつ面白い被写体を撮りました。
こっちの方が断然感動ものでした。これも近日中に紹介します。
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