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2008年11月 2日 (日)

今年最高の星空

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R113に入ったら一気にガスって来ました。てことは、標高の高い山の上は雲海の上。ということは最高の星空が見られるって事(雲海が出ると街明かりが雲でブロックするので、最高の暗さが訪れるからです)。
さて、ほうほうていで辿り着いた樽口峠(標高490m)は過去5年間で見たなかで最高の星空が出迎えてくれました。
霧は200~250mあたりに発生しているようで、そこから上はまさにシャンデリア状態。
しびれました。興奮しました。
やはり天体写真を撮っている先客がひとりいたので静かにしていましたが、誰もいなかったらうぉ~とかオオカミのような雄叫びを上げていたかもしれません。
アンドロメダはもちろんのこと、それ以外の系外銀河、例えばM33なんかもなんとなくその存在がわかります。
こないだ撮ったM37やあれやこれや、星の地図帳である星座アトラス片手に双眼鏡で眺めると一発でその存在が明確にわかるのです。
これは面白いと思いました。自動導入の設備がなくてもある程度大きめの星雲や銀河なら望遠レンズをマニュアル?で向けることができるのです。
ひとしきり星野写真を撮ったあとは、お待ちかね300mm望遠レンズでMナンバーの銀河の撮影です。
先月から本来の性能をどう引き出したらよいか苦闘しているポータブル赤道儀TOASTですが、今回もやっつけられました。
どうも三脚に取り付けている雲台の強度に不足があるようで、斜め方向に流れがちになるのです。極軸合わせは慣れてきたせいもあり、割とスムーズにできたのですが。
あと、やはりドイツ式赤道儀でないとレンズを向けられる方向に制限が生じます。
TOASTで使うのは200mmのレンズまでとし、その広い視野を活かして星雲メインに撮影するのが無難かもしれません。
つい最近、ケンコーのスカイメモとボーグ60EDの組み合わせで素晴らしい星雲写真を多数ものにしている方のサイトを知り、その方は隣町の胎内市に住んでいらっしゃるのですが、TOASTよりビリオディックモーションの劣るスカイメモでも5分くらいだったらノータッチガイドできるらしいので、やはりぼくはまだTOASTを全然使いこなせていないのです。
夢の時間はあっという間に過ぎ、いつの間にか目の前の谷間に大きな黒い雲の塊が現れたのを合図に撮影を終了しました。
流れ星もいつになくたくさん見ました。もう流れまくっていました。これが本来の宇宙空間なのでしょうね。
そのうちのひとつは最後にものすごく明るい閃光を発して消滅したりして。
特大の、まるで爆弾のような流れ星も見ました。
あと、双眼鏡の威力を再認識した日でもありました。
ぼくのは8x42のかなり明るいやつなのですが、この準高級機で見ると開放値F2.8の明るい望遠レンズの倍以上星が見えるんです。
撮影はタイマー付きリモコンに任せ、あとは双眼鏡で眼視に精を出すのが天体マニアのこれからのカタチかもしれません。

最後に写真の説明です。最初の写真はのぼってきたオリオン座を捉えました。
右下に最も明るく輝くのはシリウス。オリオンの一角でオレンジ色に輝くペテルギウスの左の方には、たくさんの星雲や星団がひしめいています。
わりとでれも見つけやすいので、冬に来ることがあったら撮ってみたいと思っています。
2枚目の写真右上方にはカシオペアが写っています。中央にはアンドロメダがあるのが容易にわかると思います。
アンドロメダの左斜め上に輝くオレンジ色の星を挟んで同じくらいの距離をいったところに、小さな光のシミがありますがこれがM33。
この日300mmの望遠レンズで撮ってみたのですが、流れはしたものの渦を巻く構造がはっきりとわかりました。500mmの焦点距離があれば赤い筋も見えてくるでしょう。
次の写真は同じ方角を縦アングルで撮ったもの。やはりカシオペアとアンドロメダが確認できます。
この3枚の写真は星野写真には定番の拡散系フィルターを使っているのですが、ラストのはフィルターをはずして撮ってみました。
方角はやはり同じ。中央やや右にアンドロメダがその優美な姿を見せています。M33もやはり写っているのですが、わかるかな?
フィルターを付けないと恒星が強調されないので、星座がわかりにくくなります。その代わりびしっと無数の星がシャープに写るので、これはこれでぼくは好きです。
左上に密集している青白い光の群れはプレアデス星団。
ぼくたち地球人にはいろいろな意味で縁のある星です。

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