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2008年11月の11件の記事

2008年11月26日 (水)

つかの間の聖夜

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11月26日、やっと新潟県に晴れの天気予報が出ました。
10月以降新月の前後は悪天続きだったパターンが今月も続いていますが、これがひょっとしたら年内最後のチャンスかもしれません。
で、向かった先は村上市の山奥、天蓋高原。
ここを含む朝日連峰西南部は、地球の闇夜を撮った衛星画像でも極めて暗いことが確認でき、こんな貴重な場所に車で1時間15分で来れる幸せを噛みしめています。
今日は満を持して、ポータブル赤道儀の雄・TOASTで300mmの望遠レンズを扱うべく、ここ2ヶ月の経験を生かし、新たに購入したマンフロットの雲台ジュニアギアヘッドと、ケンコーのスカイメモR用の微動マウント付きアルミ三脚を用意して臨んだのでした。
夜6時半、天蓋高原はやや薄雲が流れる中、先月行った山形県樽口峠で見た星空に次ぐ素晴らしい満天の星空に恵まれました。
実は樽口峠に行こうかどうしようか迷ったのですが、もう既にあんな山奥の道は雪に覆われている可能性があります。
で、こちらに来たのだけど、こちらの広域農道も道の両脇には大きな雪のブロックがごろごろしており、山は40cmほどの雪に覆われています。
除雪車が通っていなかったらアウトでした。危ない危ない。
ところが今日は災難続きでした。
まず、30分でケンコーの三脚が壊れました。詳細は書きませんが、部品の強度に問題があるようで、もう二度とケンコー製品は使いたくありません。同じグループ企業のトキナーが最近は優秀なレンズを続々発売しているだけに、もう少し節度を持った商品開発をしてもらいたいものです。
もうひとつ、これはぼくのミスなんだけど、TOASTの切り替えスイッチがいつのまにか星景モードに入っていたのに気づかず撮影してしまい、それに気づいたときは既に雲が出始め、好機を逃したのでした。
ばっちり極軸合わせをしたはずなんだけど、どうしても星が思い切り流れて写ってしまいます。広角レンズで撮ってもやはり流れるので、さては早くもモーターがいかれたか、それとも北極星以外の星に合わせてしまったか、悩むこと40分。
時既に遅しという次第。
でも、その後開き直って晴れている間にこの素晴らしい星空を満喫しようと、こちらも天体観測用に追加購入した星見では定番の7X50ポロプリズム式双眼鏡を取りだし、しばし星空鑑賞。
なぜこの機種が定番といわれるのかよくわかりました。
この完璧な暗さのもとではひとみ径7mmの威力がいかんなく発揮され、今まで確認できなかった星雲や銀河が手に取るようにわかります。これはすごい!
アンドロメダも大迫力、やはり今まではなんとか見えるか見えないかといった感じだったM33がはっきりわかります。
買ったばかりのケンコーの三脚は壊れてしまったけれど、来て良かったと思いました。

今日は予備の三脚はジッツォの1型しか持ってきてなかったのですが、これでは強度的に不足と知りながらも星野写真撮るだけだったら大丈夫だろうと強引にセッティング、晴れ間を見て超広角ズームレンズで星野写真を撮ったのでした。
やはり三脚の強度不足は否めず、画像周辺の星像がどうしても細長くなりがちだったんですが、それでもいい感じで撮れたと思います。
今日は地上風景を入れながら撮ったのでいつもの技、複数枚コンポジットはできません。
なので、全て1枚撮り。
気温が低いのでノイズは思ったより少なく(デジカメのノイズは気温が10度を超えるとどんどん増えていきます)、結局家に帰ってからも徹夜でRAW現像をしてみたり。
マンフロットのこの雲台、トーストのHPで知ったのですが、使い勝手は抜群でした。
100~300mmの三脚座付き望遠レンズだったら、構図がぴたりと決まります。
二軸改造していますが、シロートでも簡単にできました。
ただし、広角レンズでの星野写真はやはり自由雲台の方が使いやすいので、この日はマンフロットの出番は最初の20分しかありませんでしたが。
肉眼ではわからなかったのですが、村上市や新発田市が控える南西方面は、少し地平線近く色被りが生じました。
それ以外の方角は限りなくニュートラルグレイで撮れました。

2008年11月22日 (土)

新潟県立植物園のクリスマス・デコレーション

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新潟県立植物園で11月12日からクリスマス展が始まりました。
毎年異なるテーマのもと、趣向が違うので見るのをとても楽しみにしているイベントです。
今年の見物は高さ6mのジャンボツリー(写真2枚目)。
ツリーの周辺のデコレーションがいまいちシンプルなので、見ていておおっという感動はそれほどありません。だけど、下手にこてこての飾り付けよりは好感が持てるのも事実。
いかにも職員総出でいろいろ知恵を出し合い、力を合わせてぐわんばって作り上げましたといった風情。高校の学園祭をちょっと思い出したりして。

カナダのバンクーバーやビクトリアでは、まるで映画のセットから抜け出てきたようなプロ顔負けの美しい飾り付けをしている個人宅がたくさんあり、期間中はそれらのお宅を巡るオプショナルツアーも現地で催行されています。
近年、新潟市やぼくの地元の新発田市でもそのような華麗なお宅が増えてきました。
今年はそういったChristmasyな家を探索し、写真に残したいと思っています。

2008年11月21日 (金)

欧州のクリスマス市

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いよいよ今月24日からドイツを初めとするヨーロッパ各地でクリスマス市が開かれます。
昨年12月頭に初めてドイツを含む中欧各地を訪れ、名にしおうクリスマス市を見学しました。
実は今年も行きたいなあと目論んでいるのですが、なかなか決断がつきません。
昨年撮った写真を改めて眺めていると、あのときの感動が蘇ってきます。
さて、ドイツ人はローソクが大好きです。ドイツ在住の方のエッセイを最近読む機会があったのですが、彼らは冬の間ローソクだけのほのかな明かりで夜を過ごすことが多いとか。
街を歩いても確かに街灯は必要最小限、照度も暗めです。この辺、外も室内もピッカピカに明るい日本とは正反対。
そんなローソク文化を持つお国柄だけに、露店で販売されているローソクの種類の多いことと言ったら半端でありません。香りの付いているものも多く、冬の夜は暗いなら暗いなりにロマンチックに冬の風情を楽しむというのが彼ら流の冬の過ごし方のようです。
クリスマス市で売られているものは実に多岐にわたりますが、クリスマス市がキリスト教と結びついているんだということを実感させてくれるものにクリッぺがあります(写真2枚目参照)。
これは「飼い葉桶」を意味し、キリストが馬小屋の飼い葉桶で誕生したという故事に基づいて、馬小屋の聖家族とそれを祝う東方の三賢人、羊飼い、ヒツジ、牛、ラクダなどの動物を配置したもの。
クリッペはたいていの場合クリスマス市の中心に飾られており、小さな子供の手を引いた母親が、その横で子供に聖書のお話しを語って聞かせたりしている光景を見ます。なんとも微笑ましい光景です。
クリッペは各家庭にも設置されているようですが、ドイツに知人のいないぼくはまだ見たことがありません(写真のそれは販売用。ミニチュア版です。なので、動物や聖人たちは写っていませんが)。

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昨年のツアーではドイツ、チェコ、オーストリアを回りましたが、いわゆるイルミネーションが一番派手だったのはチェコの首都、プラハでした(4枚目の写真)。
もっとも、ドイツのクリスマス市は基本的に巨大なクリスマスツリーの電飾は地味目で、その点市は立たないけれどイルミネーションがど派手なアメリカのそれとは好対照。
3枚目の写真はオーストリアのリンツ、あとの写真はドイツのニュールンベルグですが、各地それぞれに味わいがあり、見ていて本当に子供のようにワクワクしたものです。
クリスマス市の立っている広場へ行くと、とても敬虔な気持ちになり、心の奥から喜びが湧いてきます。
市に集う人々の聖なる気持ちがひしひしとこちらに伝わってくるかのようで、もし可能なら毎年でも12月はクリスマス市を訪れたいと思うのでした。

2008年11月18日 (火)

DPPをお使いの方へ

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カメラがキャノンの場合、よく使われるRAW現像ソフトベストスリーは、純正のDPP、Silkypix、Photoshop(含むエレメンツ)だと思います。
ところがDPPだと画像を拡大したまま次の画像へとめくれないので、画像の確認は他のソフト、例えばフォトの翼などで閲覧している人が多いのではないでしょうか(ぼくはZoomBrowser EXを使っていました)。
でも、ちゃんと裏技が用意されていたんですね、DPPには。
今日知りましたので、一応紹介しておきます。
まずホルダーを開いたら全ての画像を選択します。次にALT+Qを同時押しし、クイックチェックツールを起動します。これでOK。
任意の画像をダブルクリックして拡大したら、あとは左右の矢印をクリックするだけ。
画像の送りも早く、おまけに1~3までレイティングできます。いや、これは便利。
もっともデリートができないなど、不十分な点も残ってはいますが。

新潟はすっかり冬型モードに入ってしまい、毎日鉛色の空が立ちこめています。
なので、先日撮った写真より。
最初の写真は、沈みゆく夏の大三角形。なにせ満月が煌々と照っているので、このように明るい一等星ぐらいしか写ってくれません。
2枚目の写真は撮るべきものを撮り、瞑想しながら自己満足の余韻に浸っているシブイぼくでした。

2008年11月13日 (木)

磐梯山で月光浴

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先月もそうでしたが、なぜか満月の前後は好天に恵まれますね。
この天気が1週間遅れで来るといいのだけど、週間予報ではどうもそうはならないようで。
満月の今日、磐梯山旧噴火口へハイキングへ行ってきました。
東北地方で気のいい場所を三ヶ所挙げろと言われたら、迷うことなく岩木山、鳥海山、そして磐梯山を挙げます。
磐梯山でさらにピンスポットでは、写真の旧噴火口が最上です。
裏磐梯高原スキー場(1枚目の写真)がその入り口にあたり、スキー場の手前に立つ裏磐梯高原ホテルはこれまた気の良い場所に立地。
このスキー場で滑ったことはないのだけど、是非今年の冬は滑りに来てみたいです。
写真2枚目の場所は銅沼。
一帯にはマンガン、鉄などの高濃度鉱物イオンによって神秘的な色彩を見せる大小の沼が点在しており、それらのうち最大のものが銅沼。
屏風のように立ちはだかる周囲の荒々しい岩肌と共に日本離れした奇観を呈しています。
つい数日前、一切経山で300m近くも噴気が25年ぶりに上がったとの報道がありましたが、ここ旧噴火口ではいつも規模は小さいながらも火山性ガスが噴出しています(写真2-3枚目の右側にガスの噴気孔が何カ所かあります)。

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スキー場上部で銅沼への道と旧噴火口への道が分岐しますが、いったん分岐点まで戻り、旧噴火口方面へも行ってきました。
銅沼よりさらに噴火口に近く、文字通り絶景を楽しめます。
(注意:近年このコースを歩く登山者が減り、ぼくが瞑想しているこの地点より先は道が不明瞭になっているので土地勘のない人はNG。また晩秋は熊がうろちょろしているので、あくまで自己責任で。)
谷間を吹き渡る風が非常に心地よく、一番の目的だったエネルギーワークもあっという間に1時間が過ぎました。
行きも帰りもそれぞれ1回ずつ熊とおぼしき動物と100m以内に接近しましたが、それ以外にも様々な動物やら妖怪やらなんやらの気配を感じましたね。
これが本来の森の姿なのです。
正直少し怖くもありましたが、それ以上に自分自身久し振りに野性に返った気がして嬉しかったです。



2008年11月11日 (火)

紅葉三昧

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午前中、紅葉の名所、弥彦村の紅葉谷へ、午後はやはり紅葉の名所として知られる旧新津市の中野邸へ行ってきました。
今年はどんぴしゃりの時期だったようで、紅葉はまさに今が見頃。
平日にも関わらずどちらの場所もかなりの人出で賑わい、せかせかした雰囲気の中での紅葉狩りとなりました。
カメラはキャノンの50D、レンズはEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMとEF200mm F4L IS USMの2本。望遠レンズの方には偏光フィルターをセットしていますが、広角レンズの方はノーフィルターです。

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弥彦神社では24日まで菊祭りが開催中。昇殿参拝しようと思ったけど、あまりに人が多いので次の機会にそれは延期。

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県立植物園のすぐ近くにある中野邸は今までなかなかベストの時期に巡り合わせたことがなかったのだけど、今回はラッキー。
裏山全体が庭園になっていて、そぞろ歩きが楽しいです。昔はお風呂の建物や茶室、お堂などいろいろ建っていたらしく、跡地に案内板が立っています。
中の家は石油の発掘で財をなした豪商。明治時代にタイムスリップして、権勢華やかなりし頃の裏山を歩いてみたいと思いました。
最後の写真は、帰りにあまりにも夕日が異常に鮮やかだったので撮ったもの。
場所は旧安田町の役場の近くです。
なんの加工もしていません。日没直前には東側の空がピンク色に染まり、そちらもきれいでした。

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2008年11月 8日 (土)

スキーブーツを新調

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東京のブーツショップ・テラグチさんにて、フォーミングインナーを作ってきました。
ぼくは3年おきにオオイワスポーツさんの中に入っているテラグチさんのところで、スキーブーツをセミオーダーしています。
ぼくは特殊な足形をしているので、普通のシェル出しでは充分なフィット感を得ることができません。テラグチさんのところではきちんとコンピューターで足圧分布を測定し、足型をとったうえでシェルを加工してくれます。
もちろん、インナーブーツもフォーミング。インソールも入れます。これらによって完璧なフィット感を得ることができます。
有名デモを多数顧客に持っており、数日前には渡部三郎さんがお見えになったとか。
今回購入したのは前回に引き続きメーカーはサロモンで、FARCON CS RACE JP。
以前履いていたブーツに比べ片方で約300g軽量化されているので、身も心も軽い気持ちでスキーできそう。苦手なコブもいけるかも。
6年前、初めてここでブーツをチューンするまで、かれこれ20年間足の痛みに悩まされ続けてきました。スキーは確かに楽しいんだけど、ブーツを履いているときの小指横の軟骨のあたりによる痛みがそれを相殺してしまう。
6年前にやっと天敵?のその痛みから解放されたらスキーの楽しみが3倍になり、滑走日数も3倍になったのです。以来、毎年50日前後滑っています。
地方に住んでいる人にとっては東京への交通費もかかるけど、満足感はそれを考慮しても有り余るものです。
ブーツでお悩みの人は、本当のプロによるチューンを試してみて下さい。
スキーブーツだけではなく、ゴルフシューズや登山靴などほとんどのタイプの靴でその人にあったチューンアップをしてくれます。

2008年11月 6日 (木)

里の秋

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旧新津市の通称石油の里に、紅葉がきれいな山があります。
最初そこへ行ったのだけどまだ見頃には10日ほど早いか。バスで乗り付けた団体客が大勢いたので入場するのは敬遠し、近くにある県立植物園を散歩することにしました。
時は既に日暮れ間近だったので温室に入場はせず、周辺の小山をぐるりと一周。
1枚目の写真ですが、これ同じ木なんです。面白いですね。
今日は50Dを使ったのですが、全てRAW撮りです。ノイズリダクションをオフにしても、DPPで見ると輝度ノイズが-2とか色ノイズが-3とか表示されている。
RAWだとカメラ内ではこれらのリダクションはかからず、DPPで現像時にかかってきます。
つまりこの数値はJPEGに設定してあるとき、これだけ自動で処理しますよとの意思表示。
今日は上げてもISO400だったんですけどね。これってすごくないですか。
自宅でRAWを現像時、試しにメーカー推奨?のこの設定でNRをかけてみましたが、ディテールの消失並びに階調の劣化が激しく、とてもその絵は個人的に評価できませんでした。
40DだとNRがオフなら輝度ノイズは必ずオフになるので、50Dの素のCMOSのノイズ発生が増加していることを暗示しています。
今日は本当はJPEGで撮るつもりだったんですが、落胆したときのショックの大きさを思うとそんな冒険もできず。ついRAWで撮ってしまいました。だって、まだ買ったばかりですからねえ。
50Dのいい点もあります。RAWで撮ればご覧の通りきれいです。
色味も、微妙なんですが40Dより抜けが良くなっている感じ。ホールド感も50Dの方が上質で、シャッター音も若干ですが小気味いいです。

2008年11月 5日 (水)

300mm、3分いけるか

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5日の月の入りは22時15分。夜結構星が瞬いていたので、車で20分のお手軽スポット胎内平へ行ってきました。
昨夜CD-1を使ってみて、はたと気づいたことがあります。
それは、タイマー付きリモートケーブルのケーブルをたわませておくと、俄然追尾性能が上がるということなんです。
言うのも恥ずかしいのですが、ずぼらなぼくはいつもケーブルをだらりと垂らして、つまりカメラのボディーにテンションがかかる状態で撮影していたのです。
昨日、最初100mm2分でも星像が三角形気味に写り、さては口径食のせかなと思って、絞りをF4に絞って撮り直してみたのです。それでもやや流れたので真剣に悩みました。
で、はたと気づいた次第です。
過去TOASTに300mmレンズを乗っけると、5枚に4枚は斜め方向に像が肥大して移っていたのですが、原因はやはりそこにあったのです。
普通のリモートケーブルと違い、タイマー付きリモートケーブルの重さははるかにずっしりきます。
今夜はずっと雲がかかっており、わずかにオリオン方面が暗かったので、オリオンのみ撮りました。わずか1時間のテスト撮影です。連日の深夜の撮影で身体のリズムがすっかり狂ってしまい、体調最悪。今夜もメラトニンを飲まないと眠れないかもしれません。
ちょっと全体に星像が大きいようですが、これはレンズの性能のせいか(EF300mm F4L IS)、それとも三脚(ベルボン・ネオカル740)か雲台(GITZOのG2270M)にややたわみが生じているが為に起きている現象なのか、次回はそこを突き止める必要があります。
そのために、スカイメモの微動架台と、TOASTさんが勧めているマンフロット・ジュニアギア雲台を2軸改造した雲台を先日手に入れたのです。でも、次回のテストは11月20日すぎになりそうです。

さて、今日のテスト撮影ですが、見事に3分をクリアしました。めでたし、めでたし。だけど、3分がやっとです。それ以上はだめ。
馬頭星雲のようにやや淡い天体だと、5分くらいは露出をかけたいところ。スカイメモのセットでボーグの60や77ED(リデューサー付き)を7-8分ノータッチガイドさせてる人がいるので、理屈から言うと可能のはず。ビリオディックモーションはTOASTの方が倍以上性能がいいし。
今月下旬の次回の撮影までに、露対策もしなければなりません。
昨日はさほどでもなかったのだけど、今夜はひどかった。
1枚撮るごとにティッシュでレンズを拭き拭きしなければならず、そのため同じ構図で複数枚撮っても微妙に位置がずれてしまうんです。
今日はいつもの40Dを使ったのですが、上記の理由からコンポジットすると星像が肥大することが目に見えていたため、今日アップした写真も1枚ものです。
今年の冬はオリオンにお世話になりそう・・・

2008年11月 2日 (日)

今年最高の星空

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R113に入ったら一気にガスって来ました。てことは、標高の高い山の上は雲海の上。ということは最高の星空が見られるって事(雲海が出ると街明かりが雲でブロックするので、最高の暗さが訪れるからです)。
さて、ほうほうていで辿り着いた樽口峠(標高490m)は過去5年間で見たなかで最高の星空が出迎えてくれました。
霧は200~250mあたりに発生しているようで、そこから上はまさにシャンデリア状態。
しびれました。興奮しました。
やはり天体写真を撮っている先客がひとりいたので静かにしていましたが、誰もいなかったらうぉ~とかオオカミのような雄叫びを上げていたかもしれません。
アンドロメダはもちろんのこと、それ以外の系外銀河、例えばM33なんかもなんとなくその存在がわかります。
こないだ撮ったM37やあれやこれや、星の地図帳である星座アトラス片手に双眼鏡で眺めると一発でその存在が明確にわかるのです。
これは面白いと思いました。自動導入の設備がなくてもある程度大きめの星雲や銀河なら望遠レンズをマニュアル?で向けることができるのです。
ひとしきり星野写真を撮ったあとは、お待ちかね300mm望遠レンズでMナンバーの銀河の撮影です。
先月から本来の性能をどう引き出したらよいか苦闘しているポータブル赤道儀TOASTですが、今回もやっつけられました。
どうも三脚に取り付けている雲台の強度に不足があるようで、斜め方向に流れがちになるのです。極軸合わせは慣れてきたせいもあり、割とスムーズにできたのですが。
あと、やはりドイツ式赤道儀でないとレンズを向けられる方向に制限が生じます。
TOASTで使うのは200mmのレンズまでとし、その広い視野を活かして星雲メインに撮影するのが無難かもしれません。
つい最近、ケンコーのスカイメモとボーグ60EDの組み合わせで素晴らしい星雲写真を多数ものにしている方のサイトを知り、その方は隣町の胎内市に住んでいらっしゃるのですが、TOASTよりビリオディックモーションの劣るスカイメモでも5分くらいだったらノータッチガイドできるらしいので、やはりぼくはまだTOASTを全然使いこなせていないのです。
夢の時間はあっという間に過ぎ、いつの間にか目の前の谷間に大きな黒い雲の塊が現れたのを合図に撮影を終了しました。
流れ星もいつになくたくさん見ました。もう流れまくっていました。これが本来の宇宙空間なのでしょうね。
そのうちのひとつは最後にものすごく明るい閃光を発して消滅したりして。
特大の、まるで爆弾のような流れ星も見ました。
あと、双眼鏡の威力を再認識した日でもありました。
ぼくのは8x42のかなり明るいやつなのですが、この準高級機で見ると開放値F2.8の明るい望遠レンズの倍以上星が見えるんです。
撮影はタイマー付きリモコンに任せ、あとは双眼鏡で眼視に精を出すのが天体マニアのこれからのカタチかもしれません。

最後に写真の説明です。最初の写真はのぼってきたオリオン座を捉えました。
右下に最も明るく輝くのはシリウス。オリオンの一角でオレンジ色に輝くペテルギウスの左の方には、たくさんの星雲や星団がひしめいています。
わりとでれも見つけやすいので、冬に来ることがあったら撮ってみたいと思っています。
2枚目の写真右上方にはカシオペアが写っています。中央にはアンドロメダがあるのが容易にわかると思います。
アンドロメダの左斜め上に輝くオレンジ色の星を挟んで同じくらいの距離をいったところに、小さな光のシミがありますがこれがM33。
この日300mmの望遠レンズで撮ってみたのですが、流れはしたものの渦を巻く構造がはっきりとわかりました。500mmの焦点距離があれば赤い筋も見えてくるでしょう。
次の写真は同じ方角を縦アングルで撮ったもの。やはりカシオペアとアンドロメダが確認できます。
この3枚の写真は星野写真には定番の拡散系フィルターを使っているのですが、ラストのはフィルターをはずして撮ってみました。
方角はやはり同じ。中央やや右にアンドロメダがその優美な姿を見せています。M33もやはり写っているのですが、わかるかな?
フィルターを付けないと恒星が強調されないので、星座がわかりにくくなります。その代わりびしっと無数の星がシャープに写るので、これはこれでぼくは好きです。
左上に密集している青白い光の群れはプレアデス星団。
ぼくたち地球人にはいろいろな意味で縁のある星です。

2008年11月 1日 (土)

御神楽岳を目指して

11月1日、今夜は素晴らしい星空になりそうな予感。
新潟県阿賀市(旧上川村)の奥地に御神楽岳という秀峰があります。この山のことを知ったのは中学生の時。
当時ぼくは父に渓流釣りの手ほどきを受け、釣りにはまっていたのでした。
父の書棚から佐々木一男さんの名著「つりと温泉の旅」を読んだのはその頃のこと。
御神楽岳に源を発する霧来沢になぜか強く魅せられ、以来御神楽岳はぼくの中で聖なる山になったのです。
上川村から御神楽岳の南面を経て霧来沢方面へ抜ける林道があるのですが、ひたすら毎年工事をしていて、バイクならともかく車は通行できません。
でも今年の工事は10月31日で終了という看板を2ヶ月前に天体観測場所の下見に来たとき知り、ならばと工事の終わった今日、県境の峠目指して車を走らせたのでした。
ところが舗装工事はまだ全て終わっておらず、あと7kmの地点でダートに。
そのダートが悪絶無双で300mも走らないうちにUターン。
ならば次の候補地、西吾妻スカイバレーの白布峠へ行こうと気を取り直してハンドルを握りしめたのです。
もっとも、室谷川沿いにいくつかよさげなポイントも発見しました。しかし、空の暗さはそれほどでもない。特に新潟市や三条市のある西側はやや明るい感じがしました。
それでも満天の星空が垣間見られ、気分は高まります。

さて、ここから受難が続きます。
R459経由で裏磐梯に入ると、くだんのスカイバレーは10月30日から冬季通行止めとの看板が。あちゃ~。
仕方ないので桧原湖畔で店を広げようかと思い直し、よさげな展望地を見つけ、そこでコンビニで買った弁当を広げました。時間は既に8時すぎ。今夜はよほど条件が揃っているのか、桧原湖畔の上空もいい感じで星が瞬いています。
ところが弁当を食べ終えたとたん、すっかり曇ってしまいました。これは重症です。
帰りはR121で米沢方面へ抜け、米坂線沿いのR113で帰るつもりだったので、伝家の宝刀・飯豊山の懐深くに位置する樽口峠に最後の望みを賭けることにしました。
それにしても、もうくたくたです。睡魔も襲ってきます。
だけど、今夜はあきらめきれません。(続く)

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