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2008年10月19日 (日)

新たな天体聖地を発見

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19日の月の出は20時18分。日の入りが17時02分なので、1時間半くらいは闇夜が楽しめそうです。
それで今日は、新たに購入した2台目のポータブル赤道儀CD-1のテストも兼ねて、地図上で目星を付けた朝日連峰のはずれの山中に行ってみました。
目論見は大的中。多分標高は500mくらいだと思うのですが、峠にかなり広い駐車場があり、展望も広いのです。空の広さも胎内天文台以上。
日没直後の空は非常に暗く、アドレナリン出まくりです。
CD-1は本体の重さが1.2kgとTOASTの半分しかなく、登山にも持って行けます。もちろん、そのために買ったのだけど。
今日はリモートケーブルを忘れるという大失態を犯したので、シャッタースピードは全て30秒をMAXとせざるをえません。そのためISOも1250と高めに設定。
なので、追尾性能を確かめるには至りませんでしたが、全体の操作性も良く、快適に撮影できました。

最初の写真は、地平線からプレアデスが顔を出したところ。その真上にはカシオペアが写っています。天の川がまっすぐ立ち上がっているのがおわかりになるかと思います。
カシオペアの真横にはM31(アンドロメダ銀河)も見えていますね。
丁度この方角から今まさに月が上がろうとしているので、空が明るくなりかけています。
次の2枚は同じアングルです。フィルターの有無の違いだけ。
星野写真を撮るときは通常拡散系フィルターを使います。それを使わないと2枚目のようにどれが恒星だか、なにがなにやらわからなくなります。
以前ハワイ島のマウナケアに行ったとき、あまりに星が多すぎて明るすぎて全く星座の判別が不可能だった経験があります。フィルターを使わないとマウナケア状態になるのです。
3枚目の写真で説明すると、中央の明るい星が白鳥座のデネブです。
そのすぐ左やや上方に見える赤い雲の塊が北アメリカ星雲。この赤い光はHα波が主体で通常のデジカメでは写りにくいのですが、彩度を上げてやると少しだけ浮かび上がってきました。
この写真は北十字の上半分を捉えたものですが、縦アングルにして北十字全体を入れた方が良かったかもしれません。
デネブの下に明るく輝く星は白鳥座γ星。その周辺に赤っぽく写っている星雲がIC1318散光星雲。そしてM29。
ほかにもNGC6960網状星雲も写っていますが、星の地図帳であるスターアトラスを自宅でじっくり眺めて初めて気づくほどで、現場ではパニクっているのでわかりません。なにせ空はあくまで広く、無数の星が瞬いているのですから。
4枚目の写真の主役はこと座のベガです。リング星雲の愛称を持つNGC6720も写っているはずですが、35mm換算80mmの焦点距離では小さすぎて判別できません。
レンズといえば、今回メインで使ったのはシグマの50mm F1.4 HSM。今年発売されたばかりの最新レンズです。
もともと開放値F1.2を念頭に設計されただけあり、キャノンのLレンズ、50mm F1.2L USMとほぼ同等の写りをしてくれます。開放からシャープで口径食の発生も少なく、天体写真には最適。
今日が初めての本格的な天体フィールドでの使用になりますが、絞りはF1.8-2.0でしか使っていないんだけど素晴らしい写りをしてくれました。大満足です。

場所:村上市天蓋高原・キャノンEOS40D(トキナーSD11-16mm F2.8DX & シグマEX50mm F1.4DG HSM)

ベガの写真を見てぴ~んと来たアナタ、あなたはもう準備ができていますね。宇宙の起源、意識の源がどこからきたか、そんなことに興味をお持ちなら下の本をご一読されることをお勧めします。面白いですよ。

プリズム・オブ・リラ―銀河系宇宙種族の起源を求めて Book プリズム・オブ・リラ―銀河系宇宙種族の起源を求めて

著者:リサ ロイヤル,キース プリースト
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