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2018年5月18日 (金)

登山に持って行きたいレンズ

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EOS80D改 + SIGMA 18-35mm F1.8 DC (21mm)

最後の在庫です。14日撮影。
湿気が極めて多く、変な色被りをしています。
カブリの補正は苦手です。これが限界。
よほど空気の透明度が良い時でない限り、このようにある程度クローズアップして撮るのは避けた方がいいみたいです。
どぎつさが強調されてしまう。

ところで、本格的な登山でなくても、10~30分歩いて星景写真を撮ってみたい山岳地は幾つかあります。
例えば、鳥海山や月山の五合目や裏磐梯地区の山や湖です。
その場合、シグマの14-24mm F2.8を持って行くのはキツイ。
1150gというレンズの重さが負担になるだけでなく、雲台も三脚も一回りがっしりしたものを使う必要があるので、トータルの重量はかなりのものになり、体力的に厳しくなるからです。
登山の場合、6D MK2だったらシグマの24mm F1.4の1本勝負が妥当な線。
改造機の80D改だったら、以前はトキナーの14-20mm F2を使っていたのですが、そのレンズを売却してしまった今はシグマの18-35mm F1.8しか広角系がありません。
しかし、このレンズの広角側は35mm換算で約29mmとなり、画角が狭いのです。
最低でも24mm。できれば16~20mmあたりが理想。
より大気の透明度が高いであろう、ある程度標高のある山へ行くのだったら、やはり天体用に改造したカメラを使いたいものです。
となると、昔キャノンのEF14mm F2.8 L IIを使っていましたが、このような超広角レンズが欲しいところです。それでも、80D改と組み合わせると約22mmにしかなりませんが。
で、ネットをチェックしていたら、なんと発売されてまだ間もない2本の14mmの単焦点レンズを見つけました。

(1)SAMYANG AF 14mm F2.8 EF
同社にはXP 14mm F2.4がありますが、こちらはオートフォーカスレンズであり、質量も485g(本体のみ)と軽量。MTFも悪くありません。レビュー記事はまだ少ないですが、次に紹介する中国のメーカー YONGNUOのYN14mmF2.8 EFとの実写を比べた記事があり、それによるとこちらのレンズの方が線が細く、周辺部の画質も上とのことでした。
ネットでの最安値は82260円。もう1~2万安ければ即買いするのですが・・・
ただし、ピントリングに距離表示はありません。
ホタルを撮りに行った場合など、周辺に人工光がなく曇りだったらピントを無限遠に合わせることは難しくなります。
この点だけが引っかかります。

(2)YONGNUO YN14mmF2.8 EF
こちらもオートフォーカスです。質量780g。
重さはSAMYANGのハイエンド、XP14mm F2.4とほぼ同じです。
やや重めですが、シグマの18-35mm F1.8(810g)よりは軽いので許容範囲。
MTFはそれほど良くないのですが(トキナーと同じくらい?)、APS-C機で使う分には問題にならないのではないかと。
こちらのレンズはYouTubeに星の実写画像を含むレビュー記事をアップしている人がいて(英語です)、それを見る限りにおいては周辺部の星像、それほど悪くありません。
もちろん、フルサイズ機で撮った写真でした。
価格もAmazonで56860円と値頃感がありますが、このメーカーの他のレンズのテスト結果をLensTip.comで見る限りにおいてはどのレンズも安かろう悪かろうです。
なので天体用途には役不足でしょう。
個体差もSamyang以上にあるみたいだし、人柱になるのはパスですね。
それか思い切って80D改を売却し、もう一台6D MK2を買って天体用に改造するか。
来年はフルサイズ機に全面移行したいとは思っているのですが・・・

2018年5月17日 (木)

習作集

なんて、キザなタイトルを付けたけれど、要はボツ写真集です。
14,15日共に、低空を中心に薄雲が漂う眠い空でした。
昨日アップした写真を撮るまで、いろいろなレンズであーでもないこーでもないと撮った中から2枚紹介します。

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EOS80D改 + SIGMA 18-35mm DC (22mm)

14日の撮影。
二王子岳の稜線に沿って白鳥座が昇ってきました。
ケフェウス座の核心部が入るような焦点距離にセットして写したのだけど、なにせこの方角は一番透明度が悪く、写りは良くありません。
また、市街地の光害がケフェウス座の方まで及んでおり、こっち方面の星景写真は難しいと感じました。

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EOS80D改 + SIGMA14-24mm F2.8 DG (14mm)

15日の撮影。
昨日アップした写真の直前に写したもの。
天体用改造機ですが、空が悪かったため散光星雲の色は全然出ませんでした。
同じ設定、似たような画像処理を加えたつもりですが、随分昨日の写真とは色が違います。
この他、24mmのシグマの単焦点を使い、F2~2.2、ISO6400、8~13秒の組み合わせで一発撮りもしてみたのですが、じっくり地上部と星空部を分けて写す新星景写真に比べると、どうしても画質的に見劣りしてしまいます。
ISO12800がISO6400と同じ画質になればいいのですが、現状キャノンのフルサイズ機の場合、ISO6400以上は使いたくありません。
ましてや、同社の二桁Dシリーズのカメラでは一発撮りは夢のまた夢。
星景写真は高感度ノイズとの戦いです。

2018年5月16日 (水)

夢の中へ

14、15日と2夜連続で先日発見したばかりの場所へ。
両日とも薄雲が多く、満天の星空というわけにはいきませんでした。
しかし広大な土地ゆえ、考えられる構図はたくさんあります。
まだこの土地のごく一部しか知らないので、絵になる場所探しを兼ね、タイマー付きリモコン任せの撮影中、懐中電灯片手にあちこち彷徨い歩いてきました。
次の写真は15日の一番最後に撮ったもの。
なんと、菜の花畑は最上部の畑地にも展開されていたのです。
結局この大草原の一番奥から、超広角レンズで切り取る構図に辿り着きました。

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EOS6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (16mm)
固定3枚、追尾2枚

他の写真はまだ処理していないので、後日ぼちぼち。
やっと新星景の画像処理の手法がわかってきました。
そのせいもあり、空はイマイチでも画質的には過去撮った中でベストと言える仕上がりになりました。
右側の林はどうしても追尾撮影の影が出るものですが、そこは3枚の固定撮影画像を比較暗で重ね合わせた、いわゆる光害成分画像(星消し画像)を用意することにより解決。
それらのマスク処理の仕方、レイヤーの重ね方が煩雑なのですが、それがやっと理解できたということです。
それでも、やはりごちゃごちゃとした林はできるだけ画面に入れたくないですけどね、難しいことは難しいので、
追尾は6枚撮りましたが、1枚ごとに低空の薄雲が消えていくのがわかりました。
23時30分に現地を発ったのですが、その頃にはかなりよい空(よいと言っても、普通の透明度という意味で)になっていました。

2018年5月12日 (土)

お花畑を満喫

前回に引き続き、満喫シリーズ?第二弾です。
場所は同じところ。
11日の昼間は二王子山がこれ以上ないくらいくっきり見えていたので、夕方から薄曇りになるというGPVのご託宣を無視して夜出撃。
現地着22時ちょっと前。
しかし、この頃には既に東の空を主体として薄雲が拡がっていました。

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EOS6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (14mm)
固定1枚、追尾1枚

天気は残念でしたが、サプライズが待っていました。
4月29日に訪れた時はこのただっ広い草原はただの草原だと思っていましたが、これらの草は菜の花だったのです。
ちょうど見頃というか、いい感じ。
正面の杉林の向こうには集落があるし、直接は外灯は視界に入らないものの、強めにレベル補正かけるとその向こうの山肌が青白いトーンになります。
そして、左側のダムの光害は非常に残念です。
それでも総合的に見れば、4月14日の記事の場所(高坪山東麓)よりは光害は少ないと思います。
初めて14mmの焦点距離で天の川を写しましたが、ちょうどサソリの頭から白鳥座の中心部あたりまで入るんですね。
木星を入れると白鳥座がほんの少ししか入らなくなるので、今回は木星さんにお引き取り願いました。

2018年4月29日 (日)

月光浴を満喫

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EOS6D Mark II + EF16-35mm F4l IS USM

29日、満月は明日だけど、快晴が続いているうちに月光浴をしたくてとっておきの場所へ。
4月に再び新潟へ転勤になった天文ファンの知人に教えてもらった場所なのだけど、まるで北海道の原野にでもいるような気分になる素晴らしい場所でした。
ほんの一部分ではあるけど飯豊の稜線も見えるし、なにより空が広い!
これで標高が500m以上あったら鬼に金棒なのですが、まあ贅沢は言いますまい。
自宅から30分弱でこういう天国みたいな場所へ来られるのだから、幸せだと思わなければ。
ここなら長居しても退屈しないでしょう。あれもこれも撮ってみたくなりますね。
次の新月期が楽しみです。

2018年4月27日 (金)

春はこれから

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先日、知人が天蓋高原へ下見に行き、駐車場付近の桜の写真を数枚アップしていました。
それを見て、中腹の桜ならかなり咲いているかもと期待して行ったのですが、まだ一分咲きくらいな感じでした(26日現在)。
これは奇跡的に唯一満開になっていた桜。
明日から好天が続き気温も上がるので、一気に開花が進むのではないでしょうか。
今のところGW後半は悪天候の予報となっていますが、5日から天気は回復しそう。
そして、満月は4月30日。
ということは、5日か6日なら桜星景が撮れそう。
その頃どれだけ桜が咲いているか未知数ですが、行ってみる価値はありそうです。
それにしても26日は、GPVの予報通りに天気が推移していきました。
道の駅朝日に着いた時はまだ快晴だったのですが・・・残念。

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5月5~6日、もし桜があまり咲いていないようだったら、ここの池で天の川を撮るのも面白いかも。
今までなぜ思いつかなかったのだろう。
最高のロケーションです。
水面は鏡のように澄み渡っているし、天の川も理想的な角度で立ち上がってくるはず。
天蓋高原へ最後に桜星景を撮りに来たのは2012年のGW。
このブログにアップした当時の写真を見ると、同じ自分が撮ったと思えない程いい写真を撮っています、技術的には未熟なのだけれど。
4月20日の記事で撮った桜の木がどこにあったのか、簡単に探してみたけどわかりませんでした。
月明かりがあるといえ、やはり夜です。暗いです。
下見ならやはり昼間のうちに来ないといけませんね。
あの時の桜と再会したい・・・

2018年4月23日 (月)

(続) 新発田の一本桜

19日の記事で紹介した以外にも、新発田の山あいには一本桜があります。

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宮古木の丘の中腹に立つ一本桜。
丘の入り口の桜は既に盛りを終えており、やや遅れてこちらの桜が満開になりました。
ここへ来る途中墓地を通るのですが、その周囲に見事な桜並木(次の写真)があり、それらの桜も遅咲きなのでようやく満開(いや、八部咲きかな?)になっていました。

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丘の背後の水田から撮っています。
圃場整備がなされた水田なので、あぜ道の幅が狭い。てか、なきに等しい。
農道は木々の真下を通っているし、もう少し桜並木に近寄った場所から桜星景を撮るのは難しそうです。

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EOS6D Mark II + SIGMA 24mm F1.4 DG
(固定1枚、追尾1枚)

同じの夜9時半、この場所へ再訪。
三日月が出ているので、薄明が終わった後でも桜の写りがいいです。
風がかなり強く、50秒露出なのですが枝がぼやけてしまいました。
右側の明るい星は木星。
夜間この場所へ来たのはなんと7年ぶり。
以前の記憶はとっくに薄れているのですが、こんなに外灯なかったような。
正面には気になる明かりはほとんどないものの、画面から外れていますが左側は外灯だらけです。

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21日の夕方撮影。
正面のピークは二王子岳。
最初の場所を下見したあと、偶然見つけた桜です。
ここ数年で長峰原一帯はどんどん林や灌木が伐採され、来る度に新しい展望地を見つけているのですが、今回も絶好の展望地を発見しました(次の写真)。

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緯度  37 54 38.9 N 経度 139 24 43.5 E

多分、人工光は正面に限って言えば視界に入らないはず。
一本桜は谷を隔てた右手の尾根にあります。
ここも草原となっており(ただし、6月を過ぎるとやぶが深くなるでしょう)、撮影適地。
21日夜、最初に取り上げた桜の写真を撮ったあと、ここにも立ち寄ってみました。

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EOS6D Mark II + SIGMA 24mm F1.4 DG
(固定1枚、追尾1枚)

サソリの頭とアンタレスが、桜の木の斜め右上に写っています。その上に木星。
あと1時間ちょっとで天の川が昇ってきますが、月もそろそろ沈みます。
体力的にも限界に来ていたので、このあと撤収。
年によっては天の川が出てくる時間と三日月~半月が出ている時間帯とが重なる年もあると思うので、天の川バックの桜星景はまたの機会にお預けです。

2018年4月21日 (土)

おぼろ月夜のチューリップ畑

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EOS80D + EF16-35mm F4L IS (共通)

昨日発見したチューリップ畑へ、薄明終了の30分前に行ってみました。
夜の光害の程度をチェックするためです。
残念ながらLEDの外灯が何本も等間隔で農道に並んでおり、興趣をそがれました。
まあ、住宅がありますから仕方ないのですが、それにしても明るい。
おまけに新発田市街方面の光害も写真に撮ってみると一目瞭然で、ご覧のようにオレンジ色のグラデーションがきれいに出ます。
20日はPM2.5がかなり飛んでいたので、二王子山は目を凝らしてやっと見える程度。
だから余計微粒子のせいで光害が増幅されたのかもしれません。
ここから天の川を撮る気は萎えました。
胎内市宮川地区のチューリップ畑の方が、東方向の光害は少ないと思います。

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ついでに、16日に訪れた近くのチューリップ畑へ移動。
薄雲とPM2.5起因の霞のせいで星の光は弱いです。
比較的西の空の星の視認性が良かったので、この角度から何枚か撮りました。
ちょうど正面真上に三日月があります。
左手にオリオンの三つ星がかろうじて見えています。
右下の明るい星は金星です。

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地面から40cmほどの高さから撮りました。
左端にシリウスが入りました。

2018年4月20日 (金)

最後の楽園

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4月19日、胎内市宮川地区と、落堀川をはさんで対岸の旧紫雲寺町のチューリップ畑を巡回。
16日に訪れた時より開花率は一気に上がり、春爛漫という感じでした。
上の写真は旧紫雲寺町のチューリップ畑。具体的には、ノーブルウッドGCの近くです。
背後の雪山はエブリサシ岳。
宮川のチューリップ畑で感じた違和感を探ってみたら、減少した作付面積だけでなく、いつの間にか増えた電柱が主な要因であることに思い至りました。
15年前は本当に少なかった。中心部にはほとんどなかったはず。
しかし今は・・・
一部の例外的エリアを除き、フレーミングを工夫しないと電柱や送電線が画面に入ってくるので楽しくないのです。
ノーブルウッドGC近くのチューリップ畑も実は送電線がいやらしい位置に伸びており、構図には気を使います。
幸い、上の写真でエブリサシ岳を入れた構図ではセーフ。
ただし、これより右に振ると電線がどーんと山の中腹にかけて入ってしまい、二王子山を入れた構図は美しくありません。

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この日、旧紫雲寺町のチューリップ畑を撮り始めて17年目にして初めて発見した場所があります。
それが3枚目の写真の畑。
今まではこの手前、背後にある畑(2枚目の写真)しか行ったことがなかったのだけど、さらに農道を歩いて行ったらダウンスロープとなり、目の前に広いチューリップ畑が出現しました。
これはスゴイ!
天敵の送電線もなく(よく見ると、ごく低い所にあることはあるのですが)、何よりここからだと鉄塔銀座の二王子山の鉄塔がほとんど視界に入らず、昔のままの原風景を見ている気分に浸ることができます。

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右端にはヒヤシンス畑もありました。
このエリアは地形的に周辺の車道からは見えず、農道をかなり歩かなければ辿りつけません。
まさに最後の楽園、秘密の花園です。

2018年4月19日 (木)

新発田の一本桜

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4月19日、やっと満開になりました(正確に言うと、既に散りかけているけど)。
新発田の山間部、軽でしか入っていけない農道の奥、標高約170mにひっそりと咲く桜。
今年はなんとなく樹勢が衰えているような気がするけど、再会できてよかったです。

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こちらは宮古木の丘の入り口に立つ桜。
こちらもほぼ満開になりました。
正面に二王子岳。
天の川星景を意識して、やや離れたところからフレーミング。
月の巡り合わせと開花時期、そして天気がいいタイミングで揃わないと、天の川を入れた桜星景は撮れません。
薄明開始直後の天の川を入れた桜星景なら、今年はチャンス。
その場合、天の川は南に立ち上がっているので、二王子岳のピークを画面に入れるのは難しいかも、です。
かといって午前2時前後、天の川が二王子岳の稜線に昇ってきたタイミングで撮ると、月がないので桜がシルエットにしか写りません。
何を重視するかによって戦略は異なってきます。
さて、どうしましょう?

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今年3月で143年の歴史に幕を閉じた米倉小学校の近くから、臼が森山を撮りました。
小学校前を車で通りかかった時、あまりにきれいなのでパチリ。
中腹を送電線が走っているのが玉に瑕ですが。

2018年4月17日 (火)

チューリップ咲いた!

16日の夕方、落堀川左岸の桜とチューリップを下見。
ここの桜は加治川治水記念公園の桜よりやや遅れて咲くのでよもやと思っていたら、やっぱりまだ7~8割方花びらが残っていました。

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近くにあるチューリップ畑も三分咲きくらいな感じ。

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このあと胎内市宮川のチューリップ畑を視察しましたが、本当に年々作付面積が減っている感じで、特に今年は・・・がっかり。
開花率もまだ1割程度で、写真は撮らずじまい。

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EOS6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (18mm)

GPVだと夜半から雲が湧きそうなので天の川とのコラボはあきらめ、薄明終了直前に再訪し、露出10秒のお気軽固定撮影。
思い切り暗部を持ち上げていますが、やはり太陽光の残滓か月光がある程度ないと美しくないです。
正面に乙女座のスピカ。

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EOS6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (17mm)

連続して、チューリップ畑でも1枚。
新発田市街の光害が際立ちます。
中央やや上にスピカ。その右にカラス座。
スピカとカラス座の間には、ソンブレロ銀河があるはず。
左斜め上にアークトゥルス。
左下の櫛形山脈の上には木星が昇ってきました。
さっきの桜並木でオリオン座を入れたアングルでも撮りましたが、こちらは新潟市街方面の光害がさらに目立ちます。
でも、こちらのチューリップ畑のアングルなら、天の川は輪郭がわかる程度には写るのではないでしょうか。

2018年4月14日 (土)

エブリサシ岳に横たう天の川

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EOS 80D改 + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (19mm=35mm換算30mm)
地上部3枚、星空部(追尾)6枚

撮影時刻:4月12日午前2時頃
場所:高坪山山麓

天体写真の場合、いつもは薄明終了後からせいぜい0時ぐらいまでの撮影なのですが、数年ぶりに日付けが変わってからの出撃。
現地滞在は1時間弱と短かったですが、勘が当たり、極上の天の川を拝むことができました。
行き先は、3月30日の記事の場所、高坪山の山麓です。
標高約220mと、胎内天文台よりわずか20m高いだけなのに、展望が抜群なので感覚的には400m台の山にいる気分になります。
距離は短いものの、集落奥から尾根に入る林道は傾斜もかなりあり、ヘアピン続き。
さすがに夜の運転は怖かったですが、冒険した甲斐がありました。
とはいえ、思ったより光害が感じられたのも事実。
眼下に持倉と黒俣集落の外灯が目に入ります。
右には、肉眼ではあまりわからなかったものの、写真に撮ってみると、右端に謎のオレンジ色の光が天に向かって伸びているのが写ります(あの光源は何? 謎です)。
質量1150gあるシグマの超広角ズームレンズを使うことにしていたので、念のためポタ赤は2台あるうち大きい方、SWAT300を今回使いました。
さらにはクランプフリーでのバランスを取るため、自作のプレートを使ってドイツ式ライクなシステムで臨みました。
現地に着いたのが予定より遅かったので、ピント合わせをテキトーに済ませて撮影に入ったのが失敗でした。
全コマ、ピントが甘いのです。テキトーすぎた!
アンタレスや火星はよく見ると真円でなく、わずかに菱形に写っています。
フルサイズで使ってもF2.8で隅々まで星がビシっと点像に写るので、それじゃAPS-C機なら楽勝じゃね?と高をくくったのがいけなかった。
油断は禁物ですね。
ステライメージのスターシャープを少しかけたことを告白しておきます。
当初から薄雲がエブリサシ岳の山頂付近を覆っていて、それが徐々に拡がってきました。
追尾撮影では8枚撮ったのですが、このような理由で使ったのは6枚。
稜線上部が雲に覆われている場合、新星景の画像処理は俄然難易度を増します。
過去やってきた画像処理の中で最も時間を割きました。所用約3時間。
同じことをやれと言われてもできません。
どうやったのか、覚えていないのです。

星の見え具合は今年最高でした。
シャンデリアのような星空。
至福のひとときを堪能。

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※ハイコントラストを追求した画像を追加しました。


2018年4月13日 (金)

池ノ端陣屋跡の桜

新発田市内西園町で美容室を営む吉田昌弘さんのブログは、ぼくの貴重な情報源でもあります。
この方、すごいんです。
ぼくと関心の向かう方向が似ているというせいもあり、4ヶ月くらい前からちょこちょこ読ませて頂いているのですが、とにかく博識です。
うんちくが深く、本当に勉強になります。
太田川の桜もこの方のブログで知ったのです。
そして、12日に訪れた池ノ端陣屋広場。
吉田さんの最深のブログ記事で詳細されているのを読み、早速行ってきました。
北簑口の近くなのですが、池ノ端集落もン十年前の佇まいを残しており、市心部に近いのにこんな所があるとは、と目から鱗でした。

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ちょうどこの日は一斉に桜が散ったようで、市内の他の場所でも桜吹雪の舞う様子が見られました。
まさに桃源郷です。
入り口に立つ案内板によると、江戸時代、ここに陣屋が置かれていたそうです。
公園として整備したのは昭和46年。
この公園についてはネットで調べても一切情報が出てこないのですが、もったいないことです。第一級の観光資源なのに。

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そして、同じに訪れた太田川沿い(飯島地区)の桜。
やっと満開になりました。
青空だったらもっと色が映えると思うのですが、ここ1週間日参しているというのに、いつも曇りばかり。
竹藪と桜が混在しており、牧歌的な雰囲気です。
ただし、目の前を流れる太田川は流れがほとんどなく、色も冴えません。
今は草で覆われている土手ですが、実は草の下はコンクリートの護岸です。
電線も多いので、フレーミングには気を使います。

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その日の夕方、カルチャーセンターで撮った1枚。
カルチャーセンターの桜、ぼくは新発田城のそれより好きです。
二王子山が近くに見えるし、地形も意外と変化に富んでいるのでいろいろな発見があります。
カルチャーセンターを一周するウォーキングコースは都会のオアシス。
ぼくもたまに散歩しに来ます。

2018年4月12日 (木)

加治川分水の桜と星空

10日夜、加治川流域の桜で一番好きな加治川分水路へ。

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EOS6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (共通)

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北斗七星が横たわっています。

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中央に輝く恒星はアークトゥルス。
その右に乙女座が、左斜め下にはかんむり座が見えています。
やや離れた加治川治水記念公園では夜10時までライトアップが行われているけど、こちらは夜になれば訪れる人もほとんどおらず、静かなもの。
思ったより星が見えてくれて満足でした。

※そういえばフラットエイドプロというソフトに、拡散系フィルターを使った時のように明るい星を目立たせるソフトフィルター効果を付与する機能があることを思いだし、マニュアルを読みつつやってみました。
プリセットが用意されていないので、好みの効果を引き出すには幾つものパラメーターをいじり、適切な組み合わせを探さないといけません。
これがなかなか難しく、このソフトを買った当時はすぐ白旗を上げたのですが、やっとこれかなという組み合わせを見つけることができました。
これでフィルターワークのことを気にせず、撮影に専念できます。
先日アップした桜星景の写真も、本日全てこの処理を施した画像に差し替えました。

2018年4月11日 (水)

黒鳥兵衛伝説

前回アップした桜の木の根元には、「黒鳥兵衛の鬼塚」と書かれた石碑が建っています。
11日、やっと満開になったと予想されたので、昼間改めて立ち寄ってみました。

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平安貴族のような艶やかさ漂う見事な桜です。
ところで、黒鳥兵衛は平安時代の人物で、奥州の豪族・安部氏の家来。
反乱を起こした安部氏は朝廷の命を受けた源義家に滅ぼされますが、家来の兵衛は越後に逃れ、蒲原地方一帯に勢力を伸ばしました。
定説では、兵衛は悪行の限りを尽くしたが故に討伐されたことになっていますが、勝てば官軍の習い通り、本当に悪人であったかどうかはわからないと思います。
確かなのは、身長180cmの頑強な大男だったこと。
いずれにせよ、兵衛が勢力を伸ばすのを面白く思わなかった義家は弟の加茂次郎義綱を派遣し、兵衛を討伐します。
兵衛の遺体は別々に切り離され、首は西宮内、胴体は弥彦、手足は緒立(現在の新潟市西区黒崎)に埋められたといわれています。
埋葬地の上には兵衛の荒ぶる魂を鎮めるために、八幡様が祀られました。
そして、この桜の背後の杉林の中に八幡宮が確かにありました。

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境内にはある種の霊気が漂っています。
でも決しておどろおどろしいいものではなく、透徹な空気感を感じます。
そして、手足が埋葬されたと言われる緒立にも八幡宮がありました。

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亀貝インターを下りてすぐ、日帰り温泉施設の新潟市老人福祉センター・黒埼荘がありますが、その近くです。
敷地は結構広く、遠くから眺めるとやはりマウント状になっているのですが、この場所は緒立八幡宮古墳が発掘された場所でもあり、新潟県の指定史跡になっています。
遺跡そのものは1600~1700年前の古墳時代前期のものなのですが、ここにも黒鳥兵衛伝説が語り継がれているのです。
緒立温泉の源泉は八幡宮の境内にあるのですが(次の写真)、源泉の湧く場所は兵衛の遺体が埋められた場所だとのこと。

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敵対する有力者を殺害し、その霊を鎮めるために祠を建てるのは歴史上普通に見られることです。
神社の裏?の歴史をひもとくと、地名に”戸”が付いている場所は殺害や虐殺が行われたところで、死者の呪いを恐れるがゆえに、つまり霊を封印させるために神社を建立したという例はたくさんあるのです。
弥彦神社も、確か境内にそういった性質の小さな祠があったかと思います。
今回、鬼塚を調べるに際し、郷土の歴史について大変詳しく書いてあるHPを見つけました。
まさに西宮内に住む佐々木家の方が作ったHPがそれ。
より詳しく知りたい方は要チェックです。

西宮内の桜

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先日、佐々木中学校へ桜の写真を撮りに行った時、7~800m離れたところに桜の巨木があることに気づきました。
そのとき見つけた桜です。
場所は八幡宮の近く。
杉林と桜の木の間に農道があり、近くの西宮内児童公園の広場に車を停め、歩くこと約50m。

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EOS 6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM (16mm)

9日の夜、北簑口の桜を撮りに行き、次に立ち寄ったのがここ。
背後の杉林が自動車学校の照明を防いでくれるため、前方からのみ町明かりが届きます。従って、逆光のような条件での撮影。
こうなると、それこそ月明かりがないと桜を浮き立たせることはできません。
これ以上暗部を持ち上げると不自然になるし、この辺が落としどころ。
桜の木が立っているあたりは古墳のように盛り上がっており、その周囲のくぼみに前日降った雨がたまり、堀のようになっていました。
これはこれで一期一会の自然条件です。
なので、堀を入れてフレーミングしてみました。
まだ8分咲きくらいの感じだったのですが、一帯に磁力のようなものを感じました。
そして、それにはどうやら理由があるようでした。
翌日追加取材をしたので、明日続編をお届けします。

※4月11日、2枚目の画像を、フラットエイドプロを使って恒星をやや大きめにする加工を施したそれに差し替えました。

2018年4月10日 (火)

北簑口の桜

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この桜は、西新発田駅から真南に下った田んぼの中にあります。
イオンからも見えます。
実際、イオン前の道路を走行していて見つけたのです。
3本あり、中央には石碑が。
一番大きな石碑には「湯殿山」と刻まれています。
ひょっとしたら、昔はここに祠でもあったのかもしれません。
素晴らしい桜です。
5日くらい前に見つけたのですが、日参して開花状況をチェックしてきました。
昨日は小雪が降ったにもかかわらず、9日、ほぼ満開になりました。

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EOS 6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM (18mm)

9日は午後からどんどん晴れ間が拡がったので、薄明終了後の20時、再び来てみました。
7~800m離れたところにある自動車学校の超明るい照明がここまで届いており、月明かりのない闇夜でもご覧のように明るく写ります。
前向きに捉えれば、色被りをちょっと補正さえしてあげるといい按配に花の色が浮かび上がるので、星景写真にはもってこいの場所と言えなくもないです。
さて、この日は2週間前にゲットしたシグマの新しい超広角ズームのファーストライト。
いや、素晴らしいです。
ピント合わせの段階からレンズのシャープさは伺い知れました。
キャノンのEF16-35mm F4L ISも併用しましたが、シグマの方がピント合わせがラク、つまりピントの山がわかりやすいのです。
周辺部の星像も、絞り開放で全然OK。
全体のシャープさも、F2.8でキャノンのF4に勝っていると思います。
コマ収差の出方もごくわずかで、もちろん色収差も極小。
もっとも、キャノン用は補正用のプロファイルをレンズに実装しているので、補正をオンにして使った場合の結果です。
周辺光量も自動で補正してくれるので、純正レンズと使い勝手は変わりません。
これがいかに便利なことか。
大絶賛したいと思います。

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こちらはキャノンの広角ズームにプロソフトンAを装着して撮った画像。
右にオリオン座を入れてみました。
拡散系フィルターを使うと、町明かりや外灯が必要以上に肥大してしまうので美しくありません。
地上部を入れない星野写真か、人工光の入らない星景写真なら、時には使ってもいいかなとは思いますが。
隅々まで望遠レンズで撮ったように星がシャープに写る、最近の高性能な広角レンズを使うのだったら、拡散系フィルターを使うのはもったいない気がします。

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こちらは天の川の方向を意識しての構図。
もう少し右から撮らないといけないかもしれませんが、ここから先は低地となっており、地面がふわふわなのです。
なんとかなるとは思いますが・・・

※4月11日、2枚目と4枚目の画像を、フラットエイドプロを使って恒星をやや大きめにする加工を施したそれに差し替えました。

2018年4月 8日 (日)

春の学舎 (4)

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今回載せる写真は、全て小雨が降っている中撮ったものです。
まずは、再掲載になりますが本丸中学校。
グラウンドの一番奥に佇む桜。
野球の試合がある日は、ホームプレートがすぐそこにあるため、父兄がこの木の前に陣取って観戦しています。
ぼくも2日に1回はこの木の前を通るため、顔馴染みの木なのです。

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南浜小学校。
校舎の両脇に桜の大木があります。高台に立つため、また写真の窓は南に面しているため、教室からの眺めはさぞかし乙なものでしょう。

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敬和学園高校。
知り合いに何人もここの卒業生がいるのですが、みんな例外なく美人で性格もいいです。
そんな、憧れの敬和学園のキャンバスへ初めて足を踏み入れました。
残念ながら桜の木はまだ若い木が多く、本数も少なめでした。
しかしながらキャンバス全体の雰囲気はとても良く、気のいい場所に立地しているんだなと感じました。

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松浜中学校。
歴史のある学校はどこも桜の木が多いです。
グラウンドに面して松の防風林があるのですが、これらの松の木の背の高いことといったら。

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このシリーズは取りあえず今回でおしまい。
最後に、加治川分水の桜の写真です。
加治川ではここの桜が一番好き。
とうに日没を過ぎているため薄暗く、雨も降っています。
それだけにお客さんが一人もいないため、ゆっくり桜と対話できました。
この辺の桜はもう一息で満開という感じだったので、来週前半が見頃となるでしょう。
土日の雨で散らないことを祈りつつ。

2018年4月 7日 (土)

春の学舎 (3)

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本丸中学校正門前。
ちなみに、我が家はこの学校のグラウンドの近く。
グラウンドの桜並木は本当に見事です。
目隠し代わりの緑のネットが興ざめですが。

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聖籠町の山倉小。
校舎は新しく、個性はありません。
しかし、桜の木は割と多く、プールの脇やグラウンドで艶やかな花を咲かせていました。

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下越で恐らく建物がもっともハイカラな聖籠中。
桜の木もそこそこ多く、二王子岳の勇姿を遠望する景色は圧巻。
グラウンドも広く、他の場所より空の大きさを感じます。

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紫雲寺中。
ここの建物も近代的で、割とおしゃれ。

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新潟市北区の太田小。
まだ桜はよくて五分咲き程度でした。
右手の林の中にビオトープが作られており、そこでなんとホタルが棲息しているらしいです(案内板あり)。
これはいいですね。
今年の6月が楽しみ。来てみたいと思います。

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同じく北区の木崎中。
満開の桜が咲き誇るグラウンドの気持ちよさが印象的でした。
逆に言えば、一切の樹木がグラウンドにない学校の生徒さんがかわいそう。
教育委員会さん、もっと緑を!

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木崎小。

2018年4月 6日 (金)

春の学舎 (2)

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5日は晴天に恵まれたので、朝から気合いが入りました。
最初に向かった先は母校の外ヶ輪小学校。
建物は建て替えられましたが、桜の木にぐるりと囲まれたグラウンドは昔のまま。
桜並木の美しさは、個人的には新発田城以上だと思います。
幹線道路から見えないのがもったいないです。

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こちらは猿橋中のグラウンド。
桜の木は少ないですが、ここのグラウンドはとても気持ちがいいです。
ここなら運動部の練習も自然と熱が入るでしょうね。

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初めて敬和学園大のキャンパスへ足を踏み入れました。
グラウンドの見事な桜は7号線バイパスから見えるので毎日見ているのですが、正門前の庭にも桜の木が多数ありました。
校舎と絡めようと思ったのですが、地形的に難しく、桜主体の構図で撮りました。

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番外編として、太田川の桜並木。
佐々木中の南、飯島地区を流れる太田川の土手に、竹林と混在する形で桜並木が形成されています。
こちらも初めて訪れたのですが、まだ2~3分咲き程度でした。
電線が多く、どこをどう切り取っても電線が入るのが難点。
でも、満開になったら素敵でしょうね。
また来てみよう。
(※中央高校前の交差点から県道392号線に入り、福島潟方面に進み太田川に架かる橋を過ぎると、すぐ右側に広い駐車場が目に入ります。そこに車を停めるといいでしょう。トイレもあります。集落内はあれこれ探したのですが、車を停められそうなスペースを見つけることはできませんでした。)

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